ビーズで作るかじめモチーフ(作り方)

1.まずワイヤーを中心から折り、ビーズを一個通します。
これが編み初めになります。
2.左右のワイヤーに、ビーズを一個ずつ通します。
3.次に片方のワイヤーにビーズを2個通します。
もう片方のワイヤーを交差させるように差し込み、そのまま引き締めて編みます。

こんな感じになります。
これと同じことを6回繰り返して編んでいくと、茎の部分が出来上がります。
4.次に、葉の部分に移ります。
片方のワイヤー一本に、13個ビーズを通します。
同じワイヤーの先を12個目のビーズに刺して、ゆっくり引き締めます。
(ここで1個飛ばして入れるのがポイント)
このとき、ワイヤーが余りがちになるので、形を見ながら慎重にやりましょう。

引き締めたら、今度は同じワイヤーに11個のビーズを通して、
先に13個通した分の1個目にワイヤーを差し入れて引き締めると、葉の形が出来ます。
今編まなかった方のワイヤーでも同じようにして葉を編みます。
するとこんな風になります。
茎の部分と同じように、2個ずつビーズを通してワイヤーを交差させること×2回します。
5.二段目の葉を編みます。
先ほどと同じ要領で、ビーズの数をそれぞれ2個減らします。

つまり、
最初に11個入れる
10個目のビーズにワイヤーを入れて引き締める
・さらに9個入れる
・11個入れたビーズの1個目にワイヤーを刺して引き締める
を両方やります。

こんな感じになります。
6.てっぺんの葉を作ります。
ワイヤーそれぞれに7個ビーズを通し、
さらにもう一つビーズを入れて、ワイヤーを交差させ引き締めます。

さらにもう1個ビーズを入れてワイヤーを交差させます。
モチーフだけ作る場合はこのままワイヤーをねじリ合わせて切り、見えないように倒してしまえば出来上がりですが、
さまざまな金具に通せるような始末の仕方を書いておきます。
7.ボールチップという金具を用意し、ワイヤーを二本ともチップの穴に通します。
中で片方のワイヤーにビーズを通し、もう片方をそのビーズで交差させ、さらにかた結びします。
接着剤か、透明マニキュアを薄く塗って結び目を補強します。
ワイヤーはもう一度ボールチップの穴に通してかじめ側に戻し、引き締めます。
ワイヤーを頂点のビーズにまた通して、あとはワイヤーを切ります。
ボールチップを平ヤットコなどで閉じるとこんな風になります。
8.これで完成です。
葉や茎の形は、ワイヤーなので手で自由に調整することが出来ます。
葉をくっつけ気味にして、上向き加減にするとかじめらしくなるのではないでしょうか。
ビーズの数を自分なりに調整して、理想のかじめ形を追求してみましょう。

ボールチップを「フックつき」にすると、さまざまなものに付けられます。
ネックレス・イヤリング・ピアス金具・ストラップ金具などは手芸店で売っていますし、
ホームセンターではキーホルダー金具が充実しています。

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