妖介さまよりのいただきもの

日頃敬愛してやまない妖介さまから、色々あって(*)ありがたくも「好きなお題でイラストを描いていただける」という、夢のような、というか「3日以内くらいに幸せの代償として死ぬんじゃね?でもそれでも別にいいんじゃね?」というレベルの嬉しすぎるお申し出をいただきましてな。もう自慢ということを隠さずに自慢するわけですよ。
妖介さんのお描きになる絵は、十兵衛さまといい角さん愁さんといい竜馬といい弁慶・武蔵のメタボライザーズといい本当に素敵なので迷ったのですが、やっぱり隼人が一番好き!というわけで

「フロックコート(白以外)の隼人を…お願いしますッ!」

とリクエストさせていただいたのでした。

なぜフロックコートかというと、普通に「スーツの隼人で!」でももちろんよかったわけだけども、こういう感じのクラシックな装いというのが非常に好きでして。
特にフロックコート(昼の男性正装の一つです)は現代日本ではほとんど結婚式の新郎コスチュームぐらいしか見られず、園遊会のような場所ですら稀かというレベルなのだけども、「隼人なら着こなせるはず!」と思ったのでしたよ。

しかしながら、全然ポピュラーじゃない服装、しかもこのクソ暑いさなかに、絵とはいえ色々着込んだものを所望してしまって、妖介さんには並々ならぬお手間をかけさせてしまいました。

その上チェンゲ弁慶父ちゃんまでも付けていただいてもうなんというか、ちょっと血液混じりの脳汁出ちゃいそうですよ!

一緒にいただいた妖介さんのメッセージによれば、以下のようなイメージで描いていただけたとのこと。
フロックコートをネットで調べたら、正装はシルクハット着用、みたいなことが書かれていて、「シルクハットかぁ…何か文明開化の匂いがするね」と思ったことから何かゲッターチーム幕末設定が湧いてきまして。隼人は洋行帰りの西洋かぶれなインテリ幕臣で、弁慶父ちゃんは西洋文化なんざ糞食らえな堅物役人(妻を早くに亡くして、一人娘のケイちゃんを男手一つで育ててる)みたいな勝手設定で(笑)。弁慶は隼人を毛嫌いしてんだけど、隼人は堅物な弁慶をからかうのが楽しくてしょっちゅうちょっかいかけてたりですね。
ギャー!そんな、説明だけで私を萌え殺す気ですかー妖介さん!
隼人は洋行から戻るたびに珍しい食べ物やお菓子を弁慶父ちゃんのところにお土産に持って行って、弁慶父ちゃんも「また変わったものを食わされる」とか言いながらも、「この"びすけ"ってのはちとバタ臭いが渓のおやつによさそうだな」とか喜んでたりするといいと思いましたよ。

というわけで、いつにもまして尋常でないはしゃぎっぷりでございますが、本当にありがとうございました!!!!!

(*)妖介さんの日記にあったアイデアに感服して私がMADを作ったりしたのでした。

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