おいしい生活


ホームセンターで、目的のもの以外にもつらつら眺めて過ごすのが好きです。別に必要のないもの、一生使いそうにないものでも、「こんなのもあるんだ」と見ているだけで楽しく、何時間でも過ごせます。
中でも最も縁のないペットコーナーの前を通ったとき、目がある一点に吸い込まれました。

ムツゴロウの。

おいしい食事。

 ムツゴロウこと畑正憲さんといえば、「夜は雀士気取り麻雀の腕はプロ級」「かつて映画『子猫物語』で、怪我をして足を引きずる演技をなかなか猫にさせられず困っていたとき、ムツゴロウさんが猫を奥の部屋に連れて行って数分したら、見事に足を引きずる演技を体得していた(婉曲)」「チャトランが死んでも、代わりはいるもの」というような噂よりは、長寿番組だった「ムツゴロウの動物王国」で知られる動物好きの神様のような方です。
 そして、2000年の夏、指をライオンに食われながらも終始笑顔だったという事件もまだ記憶に新しいかと思います。
 この商品を見たとき、「アンタが食事になりかかってたじゃないか」とつっこまずにはいられませんでした。
 このシリーズ、アイリスオーヤマが自社ブランドペットフード&ペット用品のシリーズとして、実際にムツゴロウさんの豊かなノウハウを教えてもらいながら共同開発した商品として人気があり、CMもしているのでご覧になった方も多いと思います。
 しかし、一度「ムツゴロウさん=食事」という観点を身につけてしまうと、どれもこれもとんでもなく思えてしまいます。

ムツゴロウのふりかけ
細かくなりました。

ムツゴロウのビスケット
焼けました。

ムツゴロウの栄養スープ
ダシが出ました。

ムツゴロウのレトルトメニュー
さらに便利になりました。

ムツゴロウのミルキーウォーター
さすがにコレがお笑い物件に見えるのは
私の心が汚れているからだとは思います。