*ゴワッパー5ゴーダム 主題歌をツッコむ*

昔、「ゴワッパー5ゴーダム」というアニメがありました。
長じてその歌詞を改めて聞いてみると、かなり変で、つっこまずにはいられません。
ということを、以前から主張してきた私です。

行くぞ!ゴーダム
作詞:若林一郎  作曲:小林亜星

  1. 行くぞゴーダム 発進だ
    みんなの町を守るため
    地震のもとを踏みつぶせ 台風の目に体当たり

    びくともしない でかいやつ
    たよりになるやつ いかすやつ

    ※ゴーダム イコール ゴワッパー
     ゴーダム イコール ゴワッパー  5!
  2. 進めゴーダム どこまでも
    みんなの家を救うため
    ネンドロイドをぶっとばし 地底魔人をやっつけろ

    ぼくらの夢ほどでかいやつ
    がっちりしたやつ 強いやつ

    ※くりかえし
  3. 飛べよゴーダム 青空を
    戦うぼくらの メカ乗せて
    コンビナートの火事を消せ 火山の爆発くいとめろ

    ビルにも負けない でかいやつ
    すばらしいやつ すてきなやつ

    ※くりかえし

日頃「ほめ殺しソング」と呼んでいる傑作主題歌です。
「すばらしい」「すてき」「いかす」とか心のこもらぬ褒め言葉。
二言目には「でかい」「がっちしりた」などと、まるで大きさだけしかほめるところがないとでもいいたげです。
誠意が感じられませんね。
そして「そもそも台風の目自身は無風だろ」などなどつっこみどころ満載。

そして「地震のもとを踏みつぶせ」だの「火山の爆発くい止めろ」とか無茶な要求の中に、
さりげなく「コンビナートの火事を消せ」と、本来行政サイドでやるべき仕事まで押しつけています。
この歌詞にあっては、敵の名前が「ネンドロイド」というトホホ加減であることも薄れると言うものです。

しかし。
実に20年近く経った先日、とある方のご好意でオープニングアニメを見ることがかない、
新たに問題点が発覚しました。

画面 歌詞
(省略) ♪進めゴーダム 発進だ
♪みんなの町を守るため

↑昭和時代の人が想像した地震のもと
♪地震のもとを踏み潰せ

↑昭和時代の人が想像した台風の目
♪台風の目に体当たり

「台風の目に」のフレーズで、歌詞では「♪体当たり」と歌っているにもかかわらず、実際の画面ではゴーダムがボカスカ殴っているのもポイント高いです。

…私は常々、「年代を問わず、面白いアニメや特撮というものはすべからく、作り手が『子供向けだから』と手を抜いたり馬鹿にした作りをするのではなく、逆に『子供相手だからこそ手は抜けない』という真摯な態度で臨んでいるからこそ面白い。60〜70年代にはそういったクリエイターが多かったように思う」という持論を述べていたのだが、ここに来て、しかもこの作品から持論をグラグラと崩されるとは思いもしませんでしたよ。どれほどナメられていたのか思い知った次第。

<補足>
この記事を載せたすぐあと、にぼしのすけさんから

あとOP映像で注目するのはゴワッパーのメカ(ヤゴマリンみたいな感じの奴等)が出撃するシーンで、
どうみても一台は海底の岩肌(?)を転がり落ちてる様にしか見えないところです(笑)

という書き込みをいただきましたので検証してみました。
歌詞は2コーラス目です。

(画像省略) ♪ぼーくらーのー 夢ほどー
♪でー
♪かー
♪いー
♪や
♪つー
♪ーーー
↑ちなみにこのメカのカットはこれっきりで切り替わり、落下後のフォローなし。

というわけで、本当にすごい勢いで転がり落ちてるようにしか見えないことが判明しました。
にぼしさん、ありがとうございます。
このOP、私の中で一生忘れられないものになりました。