コカ・コーラ スーパーカー王冠


1970年代半ば、スーパーカーブームの中で、コカコーラの王冠の裏にスーパーカー100種が印刷されるというキャンペーンがあった。
「あたり」でキャッシュバックするものもあったのだが、実質の当たりは、ポルシェやカウンタック、ロータスなど、自分のお目当ての車を引き当てる事。今でいうトレーディングも盛んに行われ、自販機や駄菓子屋のくず入れ、路上などにこの王冠が落ちていないか、探し回ったものだ。
当時はまだまだビンが主流で、駄菓子屋や八百屋の店頭のケースから買ったり、ビン自販機(買った後に、自販機付属の栓抜きで王冠を抜く)を利用していた。
集めたのは100種に及ばず、また兄や友人などにあげてしまったものもあるのだが、先日実家の小物入れに入れてあったものを持ち帰り、少し磨いてスキャンしてみた。


フェラーリシリーズ。
左からディノ246GTSフェラーリ365GT4/BBフェラーリ365GTB/4 デイトナフェラーリ365GT4 2+2


ランボルギーニ・エスパーダランボルギーニ・イオタアルファ・ロメオ ジュリアスーパー1600


西ドイツもの。両脇はスーパーカーのカテゴリでもないような気がするが。
フォルクスワーゲン ゴルフGTIメルセデス・ベンツ300SLBMW2002ターボ


ポンティアック アストレSJジャガーXJ−S
そして10円当りの王冠。当時の10円というと結構ガキには嬉しい金額だった。
引替え有効期限はないようだが、今でももらえるんだろうか?

それにしても、王冠一つで相当の販促効果だった。
当時のコドモってのは、さぞかしくみしやすかったんだろうな。