名言館 10

『イエス・キリストはさ… 笑ったことがあります? 聖書に一度でも出てくる?』
(「…いや…一度も」)
『そうでしょう そしてボクはね
 ボクの精神衛生上“笑わない様な奴とはつきあうな”って考え方になれ親しんでるものですから』
アンジー/三原順「はみだしっ子」シリーズ 「カッコーの鳴く森」

我々にとっての最大の栄光は、
ただの一度も失敗しないということではなく、
倒れるごとに必ず起き上がることだ。
ゴールド・スミス

人生は……しっちゃかめっちゃかなタペストリーみたいだな。神さまはとてもまとまな織り物師じゃない。
けれどそのタペストリーはとても美しい……。
蜘蛛の巣が美しい図形を描くのと同じ理由で。
伸たまき「あるはずのない海」

人間は、ときには、
畑から大根をひき抜くように、
自分の髪をひっつかんで 自分で自分をほうりだすのも、ためになるもんだ
ツルゲーネフ「父と子」

私、世界中に言いたい。でも、アナタにだけ言う。
アナタの別れた元ダンナは、なっかなかのモンよ、たいしたもんだ!
菊枝さん/「はみだし刑事情熱系」13話 『殺人鬼!母の秘密』

悪いこともできる人間として、善いことをすること。
ポール・ヴァレリー「文学論」

完敗っス!
俺が白のカードか黒のカードかで悩んでいるときに
あいつはしゃあしゃあと灰色のカードを出してきやがった…
高見樹/甲斐谷忍「ONE OUTS」

夢は一巻の書物だ。そして、書物はすべて夢なのだ。
ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」

怪獣には味方がいないよね
みんなが考えてる
どうやって倒そうか どうやって去らせようかと
「ここにいてはこまるんだ」と みんなが思っている
み〜ちぇの味方は誰なんだろう
ほんとうの 本当の味方がいてくれれば
怪獣は怪獣をやめるかもしれない
怪獣は怪獣でなくなるかもしれない

そう思ってまだ生きるよ
ほんとうのあなたに会える日のため
岸渡みちえ/永野のりこ「STAND BY み〜ちぇ!」

学者になる学問は容易なるも、無学になる学問は困難なり。
勝海舟

ここでやめたら俺たち何だ…… ただのバカじゃないか。
ここまで造ったものを全部捨てちまうつもりかよ。
今日の今日までやってきたことだぞ。
くだらないなんて悲しい事いうなよ、立派だよ!
みんな歴史の教科書に載るくらい立派だよ!
俺はまだやるぞ、死んでも上がってみせる!
シロツグ・ラーダット/「王立宇宙軍」

人間たちは、彼ら自身に似せて神を作る。
ハックスリー

生に涯はあれど名に涯はなし!!
この一戦こそわれらいくさ人のひのき舞台だぞ!!
奥村助右衛門/隆慶一郎・原哲夫「花の慶次-雲のかなたに-」

今後なんなりと君を悲しみに誘うことがあったら、つぎの信条をよりどころとするのを忘れるな。
曰く「これは不運ではない。しかしこれを気高く耐え忍ぶことは幸運である。」
マルクス・アウレリウス「自省録」

真実とは、問い続ける事にこそ、その意味もあれば価値もある。
黄信/「ジャイアント・ロボ 地球が静止する日」

生涯を通じて、決意した自分に絶望的に賭けるのだ。
変節してはならない。
精神は以後、不変であり、年をとらない。
ひたすら、透明に、みがかれるだけだ。
岡本太郎「原色の呪文」

人間って群れを作ると必ず群れの中の一匹をみんなでつっつき殺そうとする。
どんなにいい奴でも強い男でも、なんかそうしなきゃいられない生き物なんだろうな。
行く先々でそれをやられたら白い歯なんか見せて笑えなくなる。
叶刑事/「特捜最前線」154話 『オルフェの歌った演歌!』

社交の秘訣は、真実を語らないということではない。
真実を語ることによってさえも、相手を怒らせないようにすることの技術である。
萩原朔太郎

いや・・・ただ誰かがさ・・・オレじゃねェぞ誰かがさ・・・
言ってたんだよ
家ってのは
 お前が行くことができ
 人々がお前を受け入れざるをえない所なのだ
」ってな
三原順「はみだしっ子」シリーズより 『クリスマスローズ咲く頃』

出る杭は打たれるが、出すぎた杭は誰も打てない。出ない杭、出ようとしない杭は、居心地は良いが、そのうちに腐る。
堀場雅夫

ジャッカル
「で…っ でも…… でもここでキミを選んでしまったら!選んでしまったら……
 たしかに嬉しい部分もあるかもしれないが
 だが「こっち」でおれを見ている「第2のおれ」が おれを見下すだろう!

ビューナ
「え……? 何? 何を言ってるのかわからないぞ!」
獅子堂
「わからなくっていい!
 おれはわかるぜ……
 そうだジャッカル そういうもんだ!!」
島本和彦「流れ星のジャッカル」

かりに悪事をはたらいても、
人に知られることを恐れているなら、まだ見所がある。
せっかく善行を積んでも、
早く人に知られたいと願うようでは、すでに悪の芽を宿している。
洪自誠「菜根譚」

シンイチ…
「悪魔」というのを本で調べたが…
いちばんそれに近い生物は
やはり人間だと思うぞ…
ミギー/岩明均「寄生獣」

野心は大きな魂よりも小さな魂のほうにとっつきやすい。それはちょうど火が宮殿よりも、わらぶき家につきやすいように。
シャンフォール「格言と省察」

宮中はいつも人でにぎわっているけれど、人はいつも孤独。
広い心で慈しみなさい。
お前のその毅然とした態度が人々を遠ざけてしまうだろう。
簡単ではない、毅然としつつも融通をきかせるのは。
人との関わりは一番難しい。
でも、お前にならできるはず。
チョン最高尚宮/「大長今」

悲しみよ さようなら
悲しみよ こんにちは
天井の筋の中にも お前は刻み込まれている
私の愛する目の中にも お前は刻み込まれている
お前は惨めさとはどこか違う
エリュアール「直接の生命」

いたずらをいたずらでやり返すほど痛快ないたずらはない。
シェイクスピア「恋の骨折り損」

逃げるヤツには(弾が)当たる。
向かうヤツには当たらない。
坂井三郎

私は創造主に会う準備はできている。
主が私に会う準備ができているかどうかは、別問題だが。
チャーチル(「死の恐怖の有無」について問われて)

そこに山があるからじゃない。ここに、おれがいるからだ。
ここにおれがいるから、山に登るんだよ。
夢枕獏「神々の山嶺」

この戦争で死んだ世界中の若いのが、
せめてあと三十年生きとったら……みんな色んな事をやったんやろうなぁ……
せっかく生まれてきたのに……
松本零士「音速雷撃隊」

”知らない”と”忘れた”は根本的にちがう。
忘れなかった僅少なパーセントが、その人にとってはもっとも必要な全部であるかもしれないのである。
寺田寅彦

おれは雲! おれはおれの意思で動く
ざまあみたかラオウ!!おれは最期の最期まで雲のジュウザ!!
ジュウザ/武論尊・原哲夫「北斗の拳」

心が貧しいとは反応の仕方がワンパターンということである。
國分康孝「カウンセリング心理学入門」

下見をしてきた?手口が似てる?そんな事で一人の人間をクロだと断定できるのか?頭から疑ってかからなけりゃならないのか!?
死を悟った人間ってのは、清く死のうとするもんだ。死刑囚もそうだ。私の妻もそうだった。
能力において、頭脳において、議論でも腕力でも 君らには負けるだろう。
だが心では私は負けない。人を信じる心では誰にも決して負けないつもりだ。信じてかからねば救う事にはならんと思う。
君らにとって、私はのろまかもしれん、バカかも知れん、だが だとしたら、私はそのバカになるために特命課に戻って来た。そう思ってくれていい。
船村刑事/「特捜最前線」172話 『乙種蹄状指紋の謎!』

貧乏人けっこう。誰もお前のその貧乏を盗もうとはしないのだから。
シェイクスピア「冬の夜ばなし」