<カ行>

●会社NOW【かいしゃ・なう】(番組名)(#7)
1.急成長の企業を紹介する番組。松本零士風の美人キャスター(ホクロに毛有り・冷徹な口調)が進行する。#7の放送では「ゲントッキー」を紹介していた。
2.テツコのお気に入り番組である。割とゲスな趣味のテツコにしては意外かもしれない。

●カケフ君【かけふ・くん】(人名)(#8)
1.「所さんのただ者ではない!」で活躍した子役。本名調査中。特に本名が「掛布」なわけでも、掛布雅之の血縁な訳でもないが、多分容貌が似ていたのでこう命名されたのであろう。今は大人になってるはずだが・・・
なぜか、クソゲー界でも有名な「カケフ君のジャンプ天国スピード地獄」なるファミコンソフトまで出た。
2.#8のクイズで出題される。
(用例)「カケフ君と掛布さんでは掛布さんの方がハゲである、○か×か!」

●掛布雅之【かけふ・まさゆき】(人名)(#8)
1.千葉県出身。「ミスタータイガース」と呼ばれ、80年代の阪神タイガースに大いに貢献したホームランバッター。バース・真弓といった強打者がいた同球団の中で、4番の座を守り続けた。
2.#8のクイズで出題される。
(用例)「カケフ君と掛布さんでは掛布さんの方がハゲである、○か×か!」

●カズシゲ【かずしげ】(人名)($6)
1.読売ジャイアンツ監督・長島茂雄の息子。元プロ野球選手で、ヤクルトスワローズ→ジャイアンツに所属。現在は引退してタレント業。なんでか格闘技関係のイベントにかり出される。番組的には使いどころが難しげ。
2.ミルクちゃんが見ている「ごきげんよう」風の番組のサイコロトークで、「とんでもない奴の話〜!、略して!」「カズシゲ〜!」と観客が答えている。
3.(用例)「カツノリ以上カズシゲ未満?/きのこバター炒めより」

●合体【がったい】(名詞/サ変動詞)(#8)
1.二つ以上の物体が合わさって、物理的に一つながりのものになること。また、その動作。
2.元ネタ:「釣りバカ日誌」(北見けんいち原作/松竹映画)
 西田敏之演じる主人公・ハマちゃんが妻とセックスする場面になると、突如黒い画面に白い大文字で「合体」と出されるお約束がある。
3.#8での大統領がカンチとの日々を回想するシーンに登場する。ディープすぎて怖い。

●ガッツ石松【がっつ・いしまつ】(人名)(#5)
1.本名・鈴木有二。昭和24年栃木生まれ。43年に新人王・47年に東洋王座を奪取。49年にWBCライト級世界チャンピオンとなる。三度笠に股旅ルックでのリング入りが有名。5度の防衛を経て53年に引退、芸能界入り。俳優・タレントとしても大成功を修める。映画「ブラックレイン」に出演したり、自らの企画&主演映画「カンバック」で、御大・倉本聰の脚本に手を入れたりともうやりたい放題。歌手としても「石松男節」などの作品を残している。
 始終「アホ」のキャラクターで認識されているが、天然か、殴られ過ぎた為かは誰も言わない言ってはいけない謎。若い人の中には、ガッツさんが偉大なるチャンプであったことを知らない連中も増えているので、ここに詳しく記すものである。
2.#5で、ミルクちゃんは「ガッツさんは(ルービックキューブを)3面揃えられる」と言い、2面から進まない大統領がショックを受けていた。

●カツノリ【かつのり】(人名)(#3)
1.ヤクルトスワローズの選手・野村克則の愛称。現・阪神タイガース監督・野村克也氏の息子。投打にわたって今ひとつも二つも使えないため、親の七光り(当時野村氏はヤクルトの監督)と叩かれた。
2.(用例)「カツノリ以上カズシゲ未満?」と「きのこバター炒め」で言われた通り、同じ「使えない二世」でも、カズシゲよりも評価が低いことが明らか。

●カーマは気まぐれ【かーま・は・きまぐれ】(曲名)(#7)
1.1980年代に人気があったイギリスのバンド・カルチャークラブの代表的ヒット曲。原題「カーマ・カメレオン」。同バンドのボーカル、ボーイ・ジョージが女装の麗人(そういう意味では元祖ビジュアル系か?)であったため、日本人にとっては偶然にもダブルミーニングを含む曲名であった。
2.#7で、薔薇蔵が看護婦姿でコンビニ強盗した事件を報じるニュースのテロップに「カマで気まぐれ」と出ていたのは、この曲が元ネタ。

●香山リカ【かやま・りか】(人名)(#7)
1.心理学者・カウンセラー。今時なお嬢様ヘアー・今時なおリボン・妙な黒縁メガネで、見かけのインパクトも十分。テレビゲームを用いた心理療法を用いたり、TVや雑誌に露出。著書・コラムの連載も多数だが、学界での評価がどうなのかは謎。コラムを読むに付け、単なるゲーマー疑念が頭をもたげないでもない。
2.#7でミルクが「香山先生の一番弟子」と騙っている。なお、大統領との「香山リカダテ眼鏡説」の会話は必見。

●空手バカ一代【からて・ばか・いちだい】(#10)
1.原作・梶原一騎/作画・つのだじろう(途中より影丸譲也)の、大ヒット漫画。「ゴッドハンド」こと、極真会館総帥・大山倍達とその弟子達の活躍を、大胆なフィクションを交えて描き、一門のカリスマ性をファンタジーにまで高めた。「片眉剃って山籠もり」「牛殺し」などのエピソードはつとに有名。週刊少年マガジンに連載された。先行作品として、同コンビの「虹をよぶ拳」などがある。現在は、講談社漫画文庫で復刻されている。
2.#10・ウィリー君のプロモーションビデオの格闘シーンは、この作品を元ネタにしたものである。

●ガンガンいこうぜ【がんがん・いこうぜ】(作戦名)(#12)
1.FCゲーム「ドラゴンクエスト4」で登場したAI(人工知能)システムのモード名。戦闘時に、プレイヤーが一つ一つコマンドを入力しなくとも、AIが状況を把握して行動を起こす。
 このモードの場合、攻撃を最優先して武器攻撃・魔法攻撃を行う。強力な魔法を惜しげもなく使うためにMPの消費が激しく、あまり使用しない。
2.#12の宇宙戦闘で、「いのちだいじに」(別項参照)を提案するテツコに対し、ミルクちゃんが命令した。
(用例)テツコ「ミルク〜、『いのちだいじに』で行くわよ〜」
    ミルク「馬鹿っ面〜、『ガンガンいこうぜ』だ〜!!」

●カンチ【かんち】(人名)(#8)
1.ドラマ化もされて人気を博した、柴門ふみ原作「東京ラブストーリー」の主人公。ドラマでは織田雄二が演じた。清楚な元同級生・さとみ(有森也美)と、奔放なリカ(鈴木保奈美)の間で恋に揺れる。「カンチ」は、作中でリカが勝手に付けた愛称。
「カンチ、セックスしよ!」は作中でのリカの名セリフ。
2.#8で登場した、大統領の飼い猫。捨て猫だったのを拾われ、どうやら人とペットの一線を越えた愛され方をされていた模様。もっともカンチ自身は大統領をうざったく思っており、家出を敢行、援助交際を通じて餌を手に入れていたが、ミルク達の説得で大統領のもとに帰る。なぜか戦場にも一緒に行ったらしい。

●カンムリワシ【かんむり・わし】(動物名)(#6)
1.沖縄県西表島に生息するタカ家タカ目の猛禽類。特別天然記念物であり、日本版レッドリスト絶滅危惧1A種。その端正さと闘争本能の激しさから、沖縄出身のボクサー・具志堅用高のニックネームとなった。(「チョッチュネー」の項参照)。
2.#6のクイズで出題。
「『チョッチュネー』とはカンムリワシの鳴き声である。○か×か!」

●危機一髪【きき・いっぱつ】(固有名詞)($2)
1.昭和40年代に登場した玩具。正式名称は「黒ひげ危機一髪」。樽のスリットに剣を差し込んで遊ぶ。一個だけ、差し込むとてっぺんの黒ヒゲ人形が飛び出すスリットがあり、そこに剣を差し込んでしまうと負けになる。
2.ミルクちゃんとテツコが遊んでいた玩具。人形が「痛いな痛いな痛いなもう!皆さん、喜んでいただけましたか〜」と叫びながら飛んでいく。
3.元ネタは「ハングマン」で稲川淳二が演じた『モルモットおじさん』と推測するがどうか。

●ギバちゃん【ぎば・ちゃん】(人名)(#2・#11NG)
1.俳優・柳葉敏郎の愛称。
2.一世風靡セピアの一員として芸能活動開始、「欽ドン!」の「良い先生悪い先生普通の先生」の「良川先生」役で認知される。以降、案外二枚目な役を演じながら今に至る。最近では「踊る大捜査線」での演技が有名。いつまでたっても、秋田訛りが宿命的に抜けない男。
3.いくらなんでも、彼に「3代続いた江戸っ子」の役をやらせるのは無理があったと思うなあ。
4.#2の「お仕置きミサイルシミュレーション」で、家が破壊されていた。また、タイトル「ギバちゃんからダイオキシン」にも名前が使用されている。
(用例)「はいはい、慌てるギバちゃんはおつむが足りないってな〜」(#11NG)

●クイズ王西村【くいず・おう・にしむら】(人名)(#6)
1.フルネーム・西村顕治。その圧倒的な博覧強記さでクイズ大会でダントツの王者となる。実は本職は日経新聞の記者であり、「第9回史上最強のクイズ王決定戦」で優勝後クイズ出場をやめた。現在も日経新聞に記者として勤務。著書に「情報スーパー活用術」などがある。
2.#6でミルクちゃんが騙る「なぞなぞ王西村」の元ネタ。

●KKK【くー・くらっくす・くらん】(団体名)(#2・#11NG・#12)
1.結社名。徹底した白人(WASP)至上主義と過激な行動で、多分世界一有名な団体。目だけをくりぬいたフードとローブの着用も有名。
 アメリカ南北戦争の時、
ネイサン・ベッドフォード・フォレスト将軍を中心に結成。元々は北部の横暴に対する南部の理想を掲げたもの。具体的には白人・キリスト教・アメリカ・憲法・自由主義経済を絶対尊重するというのが理念。1920年代頃辺りから、黒人・黄色人種への差別・テロ行為・暴行・殺人などが行われるようになった。
 なおあのフードとローブは、テロ行為の際に顔を隠すためではなく、「善い行いは、徹底して匿名で行うべし」というキリスト教の理念を体現するものであるという。つまり、黒人や黄色人種を迫害するのは「善行」なのだな。その他詳しくは、簡潔なドメインがお素敵なhttp://www.kkk.com/でどうぞ。
2.#2・#12で登場した、大統領を処刑しようとする秘密結社の元ネタ。「死刑!」の完璧なアクションがステキ。

●腐ったミカン【くさった・みかん】(理論名)(#5)
1.「3年B組金八先生」第二期第5話・「腐ったミカンの方程式」より。
 第二期目のキーパーソン・加藤優(直江喜一)が登場した回。荒谷二中で非行を繰り返した札付きの生徒・加藤が転校してくることになり、その受け入れでもめる桜中学職員室。その時、受け入れ反対の先生の言葉。
 「箱の中に腐ったミカンがあれば、全部のミカンが腐ってしまう。それと同じように、加藤を受け入れれば、桜中学自体が彼の影響で荒れることになる」という旨を表す。
 またその発言から、ドラマ内で加藤本人を暗に表す言葉として用いられた。
2.#5で、金八先生を語って大家を追い払ったミルクちゃんのセリフ。
用例:「ふー、大家が元・腐ったミカンで助かった〜」

●草野仁【くさの・ひとし】(人名)(#9)
1.アナウンサー、司会業。東大を卒業後、NHKに入社。放送記者を志すが、なぜかアナウンス部に配属。スポーツ中継にその人あり、と言われるまでになり、史上最年少でオリンピック中継を担当する。後に退局、フリーとなる。
 現在の主な仕事としては、「世界ふしぎ発見!」「ザ・ワイド」の司会など。
2.#9で、この人を騙ったミルクちゃんに、大家がダマされていた。
用例:「えっ!あの、目が笑っていない草野さん?」(大家)
3.言われてみれば、確かに目が笑っていないかも。特に野々村真の相手してる時とか。

●臭ムーチョ【くさむーちょ】(固有名詞)(#2)
1.テツコが買ってきたコイモヤの新製品。臭い。パッケージでは婆ちゃんが「クサイ!」と顔をしかめている。
2.「コイケヤのカラムーチョ」のパロ。

●クーニーズ【クーニーズ】(固有名詞)($9)
1.80年代中盤、かつて「原宿タレントショップ」華やかなりし頃に山田邦子が開いたタレントショップ。グッズ類、衣類を販売。このあたりから山田邦子の勘違い度は急激に加速した。
2.$9でのミルクちゃんの電話応対のとき名乗っていた。また、お仕置きミサイル攻撃候補地にも入っていた(#2)。

●黒い三連星【くろい・さんれんせい】(ユニット名)(#3)
1.出典:「機動戦士ガンダム」(1979年)
  ジオン軍の歴戦の猛者パイロット、ガイア・マッシュ・オルテガの駆る三機連隊の通称。3機縦隊で突撃、三段連続攻撃を与えて敵を撃沈するという「ジェットストリームアタック」で、名を全軍に馳せた。機体をブラック・パープル・ミディアムシーグレイで塗装したことからそう呼ばれる。新型モビルスーツ・ドムでアムロを苦しめるが、撃破された。
2.#3で大統領の机の上にプラモがある。三機一列縦隊の、「ジェットストリームアタック」の体勢である。

●ゲントッキー【げんとっきー】(企業名)(#7)
1.正しくは「有限会社ゲントッキー」。ヒット商品「豚足バーレル」で急成長を遂げる。言わずと知れた「ケンタッキーフライドチキン」が元ネタである。オートメーション化が進み、「人間のすることは機械の管理とセクハラだけ」らしい。
2.社長はカールサンダースそっくり。田舎者で訛っててセクハラ親爺だが、ブタ一匹の亡命を断固阻止するあたり、厳格な部分も併せ持つ。ホクロには毛が生えている。

●コイモヤ【こいもや】(企業名)(#2・#8)
1.劇中に登場する菓子メーカー。「新製品はいつも強力」(ミルク)らしい。
2.もちろん「コイケヤ」のパロ。
3.#2で「臭ムーチョ」・#8で「鹿ムーチョ」を新発売する。

●ゴルゴ13【ごるご・さーてぃーん】(人名)(#7)
1.さいとう・たかお作の漫画。変わらぬ人気の長寿漫画で、「ビッグコミック」連載中。シンプルな表紙のため、「間違ってダブり買いしてしまう漫画NO1」の呼び声も高い。ラーメン屋・定食屋になぜかよく置いてある。
2.同漫画の主人公。愛銃・M16を手にどんな困難な狙撃でも成功させる超人的スナイパー。ニヒルな性格で、いつも仏頂面でトレンチコート姿が特徴。またの名を「デューク東郷」。しかし本名かどうかは不明。報酬はスイス銀行の口座に振り込ませる。
3.「報酬はスイス銀行の口座に」等のセリフから、#7のブタンガンスナイパーの元ネタであることは明らかである。

●ゴン太君【ごんた・くん】(キャラクター名)(#6)
1.NHK教育テレビで1970〜80年代にかけて放映された、名作工作番組「できるかな」のメインキャラクター。「フゴフゴフゴ」としか喋らないゴン太君、一言も喋らずに全てパントマイムで工作と進行をつとめるノッポさん、シチュエーションを軽妙に説明していくナレーター(故・つかせのりこ)の絶妙なタッグで人気を博し、長寿番組となった。
2.#6に登場するホームレスの造形の元ネタ。
3.当時子供達の間では、「ノッポさんは聾唖者」説まで流れたが、実は演じていたのはパントマイムの鉄人・高見映さん。

●こんなに好きなのに、つれないな〜!【こんなに・すき・なのに・つれない・なー】(連語)(#全話)
1.イモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」で、長江健二が叫ぶセリフ。
2.エンディング「ツッパリハイスクールロックンロール」で大統領が絶叫している。
3.ハイスクールつながりなのか。