<マ行>

●MOTHERーFUCKER【まざー・ふぁっかー】(罵倒語・英語)(#8)
1.英語で「嫌な奴」「この野郎」を示す罵倒語。直訳すると「自分の母親とセックスした奴」であり、迂闊に使ったら殴られても文句は言えない。
2.#8で、ロボドッグ犬がテツコを罵倒するときに言った言葉。
(用例)「マザーファッカーだワン!」

●マジックマッシュルーム【まじっく・まっしゅるーむ】(名詞・英語)(#12)
1.正式名称は「メキシカン・クベンシス」。幻覚作用を持つキノコで、古くは古代アステカで「テオナナカトル」と呼ばれ、神と交信する手段として用いられていた。現在はナチュラル・トリップを楽しむ合法ドラッグとして知られ、流通している。日本に於いても、シロシン・シロシビンの抽出は禁じられているが、流通・所持・栽培に関する規制はない。
2.#12「マジックしいたけ1号」の元ネタ。
3.予想はしていたが、Gooの検索では505件がヒット、通販を扱うサイトは数知れず。
4.どこに行っても、「本品は観賞用です」との注意書きが。
5.白々しい。

●マンモス西【まんもす・にし】(人名)($9)
1.漫画「あしたのジョー」の登場人物。本名・西貫一。丈が入った少年院の牢名主であったが、リンチをかけた丈に返り討ちに会い、ともに東光高等少年院に移送、奇妙な友情を育む。体格に恵まれ、出所後は丈とともに丹下拳闘倶楽部に所属、ボクサーの道を歩む。
2.文脈との関連に関わりなく、「マンモス」という語と組み合わせて用いられることが多い。
(用例)「いただきマンモス西一〜。」($9)

●水野晴郎【みずの・はるお】(人名)($8・12)
1.「水曜ロードショー」の案内をつとめた映画評論家。「いやー、映画って本当に素晴らしいものですね」の名フレーズで知られる。評論だけでなく実際にメガホンを取ったこともあり、その作品「シベリア超特急」では、エヴァ劇場版を凌ぐ脱力感を観客に与えたと言われる。無類の制服マニアとして、またホモであることも有名。
2.旧シリーズで登場するテツコの彼氏・ハルオ君のモデル。口調だけでなく、「制服って、本当にいいものですね」のセリフまで言わせているのはお見事。

●むじんとうくん【むじんとう・くん】(ローン名)(#1)
1.ミルクちゃんが金を借りている先のローン会社。担当は丸井さん。債権回収ははなはだ不安。
2.アコムの無人キャッシングシステム「むじんくん」が元ネタ。

●メガネ、メガネ【めがね・めがね】(セリフ)(#3)
1.横山やすし師匠(別項参照)の持ちギャグ。メガネを額の上に引っかけておいて、それを忘れてメガネを探すギャグ。この場合、「ガ」にアクセントを置くこと。これ基本。
2.#3で船長帽を被ったエビが、ミルクちゃんにどつかれてこのギャグを言っていた。

●桃太郎侍【ももたろう・ざむらい】(番組名)(#8)
1.1975年に放映され、好評を博した痛快時代劇。高橋英樹(別項参照)主演で、彼の出世作となる。登場時の決めセリフ、「一つ、人の世の生き血をすする、二つ、不埒な悪行三昧、三つ、醜い浮き世の鬼を、退治てくれよう桃太郎!」が余りにも有名。
 用例:「大家が桃太郎侍バカで助かった。」

●森の詩【もり・の・うた】(商品名)(#7)
1.製菓会社「亀屋万年堂」の商品。1970年代当時、同社の看板商品「ナボナ」のCMを、世界のホームラン王・王貞治がつとめた時、「ナボナはお菓子のホームラン王です。森の詩もよろしく。」と宣伝した。
2.#7で「荒川教室」(別項参照)の話のしめくくりとして、1の「森の詩もよろしく」というセリフがあった。