十二戦支 爆裂エトレンジャー
BS第2 1995年?

 バイト友達の駒ちゃんがお気に入りで、「タイトルはアホみたいだけど、面白いから絶対見てみろ」と言われて、半信半疑で見てみた。
 時間帯の関係で数話しか見れなかったが、面白かった。
 まあ、タイトルで分かると思うんですが、十二支それぞれのメンバーが、悪に歪められた物語世界を、浄化してもとのストーリーに戻していくという話。なんとなくタイムボカン的でもありますな。
 その、決めての浄化アイテム(鏡みたいなもの)を持ってるのがリーダー(当然ネズミ)です。
 また、敵方のメインキャラが当然のように猫だったりするわけですな。分かりやすいです。
 シリーズに渡って、作画もシリーズ構成もしっかりしていました。
 OPがなかなか格好いいのですが、この曲「まだまだまだ」の作曲者が、SPEEDなどに曲を提供してる伊秩弘将だったりします。
 勿論チームメンバーは12人。アニメ史上「ダイラガーXV」に次ぎます。と言っても、特に誉め言葉には聞こえないわけですが。
 なんせメンバーが多いので、一人二役が基本だったりします。アフレコはなかなか大変だったのではないでしょうかね。

<CAST>

(子)バク丸:坂本千夏
(丑)ホルス:森川智之
(寅)ガオウ:星野充昭
(卯)クリーム:氷上恭子
(辰)ドラゴ:山野井仁
(巳)ニョロリ:納谷六朗
(午)パカラッチ:長(山登)高士
(申)モンク:亀井芳子
(酉)タルト:川村万梨阿
(未)スフレ:宮村優子
(戌)ポチ郎:森川智之
(亥)ウリィ:沢海陽子

オーラ姫:川村万梨阿
キリンダー:納谷六朗

ニャンマー:沢海陽子

エンディングのVTRが残っていたので、分かる分だけ書きました。多分これで合ってると思うけど。

一応ヒロイン格はスフレなのですが、イチオシはタルト(何でか女性メンバーはお菓子の名前なのね。)。
普段はくちばしの付いた姿なのですが、戦闘時になると格好いいおねーちゃんに変身して格闘しまくります。この時のデザインと川村万梨阿のキリリ演技が実に良かったのよ。
そう思ったのは私だけではなかったようで、後半は通常時もずっと変身したまんまでした。
ちなみにその時の姿は、ちょっと「エルガイム」のガウ=ハ=レッシィに似てます。川村万梨阿つながりか。

セル・レンタルビデオの存在は未確認ですが、多分期待薄?
サントラCDの存在はこの目で確認したのですが。

とゆーわけで、「是非見て下さい」と言っても手段がないのが悲しいところです、ハイ。

バイカーマイス
BS第2 1995年
(原題 “BIKERMICE from MARS”)
アメリカ製作

 

これも数話しか見れなかったのですが、好きでした。私の心の中の「かっちょいい洋モノアニメ」ベスト1に輝くかも知れません。


 こんなものをかっちょいいと思うのは山形県に私一人かと思っていたのですが、後に教え子のトヨタカ君(ベーシストにしてデザイナー志望)に賛同を得ることができたのは幸いでした。とりあえず、山形県で2人、絶対的な支持を捧げていることが明らかになったわけです。
 が、どーしたことでしょう。
 データを検索しても、インターネット世界でこの番組自体に関する情報は皆無なのです。せいぜい声優や曲データで出てくる程度。嘆かわしいことです。今度、海外範囲で検索してみます。

<付記>
 アメリカにはあるんじゃないかと思ってたら、やっぱりありました!!
 非公式サイト・「Unofficial Biker Mice from Mars Fan Club」が!もちろんアドレスは「http://www.bikermice.com/」です。

 さて、物語の説明を。
 スロットル(画面右下)・ビニー(画面左下)・モード(画面上)は、パンク魂溢れるバイカー野郎です。タイトル通り(mice=mouceの複数形)ですね。会話がいちいちロックです。パンク野郎なので、ピアス穴だって開けてます。勿論2つ3つは当たり前です。毎回、痛快な活躍で悪を蹴散らします。彼らに協力し、時々捕まったりして適度に足を引っ張ることも忘れないナイスなヒロイン・チャーリーもいます。
 悪もヒロインも人間で、彼らだけがネズミです。だからどうだと言うのでしょう。
 何でバイク乗ってるかとか、そういう野暮な質問は一切受け流します。
 その上、原題から察するに、彼らは火星から来たようですね。
 火星のネズミ。何なんでしょう。
 1話を見逃した私には全てが謎ですが、1話で説明されていた保証も、どこにもありません。でもいいんです。

<付記>↑火星から脱出した彼らが、悪の一味が地球を狙っていることを告げに来てくれた・・・というストーリーらしいです。意外に正統派。デュークフリードやエイジのようです。
 しかし、その悪がマヌケで、幼稚園一つ征服できそうには思えないのですが・・・

 造形的にも、日本人の目から見てさほどスマートとは言えません。
 最もナイスガイなスロットルなんぞ、サングラスに出っ歯です。情け容赦なくネズミです。
 それでも、3人のクールな掛け合い、会話の決まり具合がたまらなく格好いいんですな。不思議なモノです。


ちなみにこれがロゴです!
クー、かっくいい!

 ケーブルTVか何かでかかりませんかね。案外再登場の可能性が高いような気もします。夏休みアニメ劇場の時間埋め草でいいから、復活して欲しいなあ・・・アメリカ経由でビデオ入手とかもできるのかも。

 主題歌「GONE WITH THE WING」を、ブレイク直前のGRAYが歌ってました。(主題歌は他にもTWINZERの「Stay with you tonight」もあり。)

<CAST>

スロットル:関俊彦
ビニー:中原茂
モード:中村大樹
チャーリー:吉田理保子

<関連商品>

 非公式サイトの情報によれば、コナミからゲームが出ていたそうです。
 これ、日本でも発売されたのでしょうか?
 ご存じの方、いらっしゃいましたらフォロー戴けると幸いです。

 マーブル社から、コミックスも出ている(アメリカでは)らしいです。