◆調理器具とか◆

フライパン

 テフロンより、鉄製のものをお勧めします。できるだけ大きめの、中華鍋タイプのものがあれば、一つで大体事足ります。
 テフロンのものは、コーティングがヘタってくると、並みのフライパンより焦げ・こびりつきができやすくなり、二、三年で使いづらくなります。しまいには目玉焼きも十分にできなくなり、捨てるほかなくなります。はっきり言って消耗品。使用する油が少量で済むので、ダイエットしたい人には向きますが、そうでなければ勧められません。
 使用後、洗って水気を飛ばし、油を薄くひいておけば、鉄製のフライパンは半永久的に使えます。空焚きをやりすぎると、さびる元になりますので注意。
 物を焼く前に、十分余熱しておけば、材料がくっつきにくいです。

 大家族用?と訝るほどの大鍋が一つあると、ゆでものに便利です。うちではもっぱら、大鍋で麺類をゆでます。パスタもそばもうどんも、たっぷりのお湯でゆでないと美味しくありませんので、重宝しますよ。アルマイトの安いのでかまいませんので、30cm級のがあるといいですね。

キッチンはさみ

 昆布やスルメを細く切ったり、冷凍食品を切ったり、材料にちょっと切り込みを入れたり、小魚をさばいたりするときに便利。100円ショップのもので結構なので、キッチン専用のものがぜひ一つは欲しい。

うろこ取り

 タイなどを扱うとき、うろこが口に当たるとおいしさも半減です。包丁の背中でもできますが、手早くできるウロコ取りが一個欲しいところ。
 私の使っている物は、プラスチック製で、はがしたウロコを中にホールドできるスグレモノ。飛び散らないし、さびないので使い勝手が良いようです。これは調理器具が充実したお店に行って、いいものを選んで下さい。

骨抜き

 魚を刺身におろしたら、仕上げに残りの骨を抜きましょう。指先ではどうしても折角引いた身が崩れます。
 専用の骨抜き(厚手で大きめ)が使いやすいですが、高いので普通の毛抜きでも十分使えます。大きめのものを。

軍手

 釣ってきた魚は、表面のぬるみが強いものです。塩をまぶして擦り洗いするとぬるみは落ちますが、滑ってやりづらいし、背鰭・腹鰭が手に刺さって痛いです。
 新しい軍手を一つ用意し、料理用にすると便利です。新品を水洗いし、使ったら洗って乾燥させておきます。くたびれたら捨てても、安い物なので懐も痛みません。
 串ものなどを網焼きにするときも、返すときなどに重宝します。

ざる

 これから買うなら、ステンレス製のものがお勧め。
 鍋の口にジャストサイズのものがあると、蒸し物もできます。色々使い方に応用が利くので、熱に強い方がいいかと思います。