スケソウ大漁節
作詞 星野 哲郎/作曲 岡 千秋

一キロ四円の スケソウが
今年は百円 超えたぞヨ

おまけに毎日 大漁続き
噴火湾から どっさり どっさり
きたまた きたまた どっさり どっさり どっさり どっさりヨー

漁師に生まれて よかったと
何処かの唄にも あったけど
しみじみ思うぜ なあ駒ケ岳
網を起こせば どっさり どっさり
きたまた きたまた どっさり どっさり どっさり どっさりヨー

父ちゃん母ちゃん 来年は
ハワイで正月 させたるぜ
兄貴も姉ごも いっしょにどうぞ
噴火湾から どっさり どっさり
スケソウ大漁だ どっさり どっさり どっさり どっさりヨー

番屋でメシ食う 暇がない
あの娘とささやく 暇がない
タラコのおやじも にこにこ顔だ
網を刺すたび どっさり どっさり
きたまた きたまた どっさり どっさり どっさり どっさりヨー

鳥羽のアニキのお家芸、猟師演歌。
既に様々な漁法や魚が歌いこまれまくっているのですが、
しょっぱなから卸価格に触れられているのは新鮮です。
この密着っぷりが、漁協の皆さんのハートをがっちり掴んでいるのでしょう。
「スケソウダラ」という着目点も流石です。魚の種類だけ、鳥羽演歌は続きます。


阪神タイガース 片岡篤志 コンバットマーチ

右投げ左打ち
実家はヒノキ風呂
リフォーム
リフォーム

片岡篤史

これほど実家の住宅事情を高らかに歌い上げた応援歌は後にも先にもないでしょう。
「実家はヒノキ風呂」……
普通は選手のガッツや技術を称える筈の応援歌が、風呂を称えてどうする。
さすがに片岡自身、「この歌だけは勘弁してくれ」ということで換えられたそうです。
実は2003年度に新しい応援歌が既に作られていたそうですが、
ヒノキ風呂バージョンがあまりにも根付いてしまって定着しなかったとのこと。
ちなみに片岡の談話によれば、「現在、実家の風呂はヒノキではなくステンレス製」らしい。


新宿野郎

俺は 俺は 俺は 新宿野郎さ
若いんだ
プラス マイナス ゼロなんだ
ネオン ピカピカ 燃える街
イカスあの娘を 見つけたら
エレキのように エレキのように 吸い付けろ

俺は 俺は 俺は 新宿野郎さ
若いんだ
恋はマッハのスピードだ
胸を揺さぶるドラムソロ
好きになったら 思い切り
エレキのように エレキのように 吸い付けろ

俺は 俺は 俺は 新宿野郎さ
若いんだ
一人ぼっちは ダメなんだ
しびれ切らして待つよりも
ウブな あの娘の唇を
エレキのように エレキのように 吸い付けろ

全体から、「エレキ」というよりは高濃度の電波が感知される歌。
「プラスマイナス ゼロなんだ」の部分が妙に怖い。
作詞者は、「エレキ」という言葉に、電磁石しか連想できなかったらしい。
「エレキのように吸い付ける」というフレーズが、「仮面ライダーストロンガー」を連想させなくもない。
そもそも、「新宿野郎」というタイトル自体どうかと思うが。


昭和流行歌
作詞・作曲 三浦 弘

俺は待ってるぜ
別れても好きな人
よせばいいのに
骨まで愛して
アケミという名で十八で
花から花へと 噂の女
帰ってこいよ 北の宿から
ごめんね 与作 ろくでなし
君はこころの妻だから
おまえに 抱擁 おもいやり
愛のふれあい
あ… 俺は待ってるぜ

私は街の子
ひばりのマドロスさん
影を慕いて 今日でお別れ
星はなんでも知っている
小指の想い出
ゆうべの秘密
知りすぎたのね
なみだの操
せんせい サチコ 悲しい酒
夜霧よ今夜もありがとう
あなたまかせの夜だから
命かれても
あ… 私は街の子

俺は淋しいんだ
人生の並木路
ついて来るかい
倖せさがして
酒は涙か溜息か
死ぬまで一緒に
いつでも夢を
二人の世界
おれでよければ
南国土佐を後にして
お嫁においで お富さん
有楽町で逢いましょう
リンゴ追分
あ… 俺は淋しいんだ

我慢できないわ
泣かないで 好きだった
黒い花びら 人生いろいろ
どうせひろった恋いだもの
青い背広で
惚れたって駄目よ
矢切の渡し リンゴ村から
そんな夕子にほれました
酒よ 再会 かえり船
また逢う日まで カスマプゲ
命くれない
あ… ハイそれまでよ

タイトルどおり、昭和歌謡のヒット曲のタイトルをただ繋げた歌詞。
これって「歌詞」なのか、そもそも。
おそらく、20世紀最大のやっつけ仕事作詞なのでは。


わたし歌手になりましたよ

<コーラス+大先生>
るんるんるん るんるんるん 私の心に春風が
るんるんるん るんるんるん 私の胸にときめきが

<コーラスのみ>
まだまだ元気 恋に恋して 小鳥のように歌っているわ
水色の 恋心
愛する人に 届けたい

<コーラス+大先生>
アイドル るるるん アイドル るるるん
「わたし 歌手になりましたよぉぉぉぉぉ〜〜(よぉぉ〜〜 よぉぉ〜〜)」

<コーラス+大先生>
るんるんるん るんるんるん 私の瞳に青空が
るんるんるん るんるんるん 私のハートにときめきが

<コーラスのみ>
まだまだ少女の 恋を夢見て 野に咲く花と揺れていたいの
夢色の 恋心
愛しい人に 届けたい

<コーラス+大先生>
アイドル るるるん アイドル るるるん
「わたし 歌手になりましたよぉぉぉぉぉ〜〜(よぉぉ〜〜 よぉぉ〜〜)」
アイドル るるるん アイドル るるるん
「わたし 歌手になりましたよぉぉぉぉぉ〜〜(よぉぉ〜〜 よぉぉ〜〜)」

<コーラスのみ>
るんるんるん るんるんるん プリティ エイティ アイドル
るんるんるん るんるんるん プリティ エイティ アイドル…(フェードアウト)

この歌詞を書き起こすために何度もリピートしました。
脳髄丸ごと煮えました
浦辺先生の歌うパート、果たして「歌」と呼べるかどうか定かではない、それほど見事な歌手っぷりです。
歌唱力の凄まじさは、あのオマリー様にも引けを取りません。というか、凌いでます。
特に、「わたし 歌手になりましたよ〜〜」の最後に響く、クド過ぎるエコーは、あまりにもアシッドと言えましょう。
しかし一体、当時誰が買ったんでしょう。このレコード。


兄貴
作詞 もず 唱平/作曲 岡 千秋

夢をみるたび 傷ついて
いっそ このまま死のうかと
思った事が あったけど
強くなったわ この頃は
兄ちゃん 安心しておくれ

(セリフ)
「今頃は富士の裾野か鈴鹿の峠か…と言うても、
 夜中に精出すトラック野郎の兄ちゃんには、山も峠も見えんわなあ、
 一般家庭では、一家だんらん ゴールデンタイム。
 うちと兄ちゃんは、かせぎ時や!
 男はんの背中流して何んぼの商売でも…
 うちにも夢がある。」

故郷を出る時 燃やしてた
乙女心を 踏みにじり
テレビで知った 東京の
みんな男は 情なしで
私は 涙のシンデレラ

(セリフ)
「偉い人はうそつきやし、ええ人間には銭がない。
 この世はままにならんなあ。
 しかし人は心や、こころがあったら女は惚れる。
 兄ちゃん、無理せんと安全運転で頑張りや!」

赤いネオンに 教えられ
花の吉原 ふりだしに
東海道を 転々と
今じゃ雄琴の 大スター
兄ちゃん 立派に生きてます

初はタイトルだけを見て「ホモの人の歌か?」と思った。
まさかソープ嬢の歌だとは予想もつかなかった。完全な不意打ち。
それにしても、雄琴に「背中を流す」程度のお風呂屋さんはないんじゃないかと。


上野に5時半

作詞 SEON JUNIOR/作曲 金田一郎

色:男1パート 男2パート 男1・2デュエット

<セリフ>
『何考えてるの
二人で東京でていくの
二人でそんな
やれるわけないでしょ
あんたたち 自分達のこと
わかってないんじゃないの
男同士なのよ!』

1.
人の情が 絵葉書になる
アメ屋横町、屋台の焼酎

北国育ちの 男は熱い

気づくといつも ××××見てた


Ah Ah Ah
上野に五時半 五時半 五時半
もう帰れない 故郷に
上野に五時半 えっ 五時半 五時半
おまえがいれば 燃える黄昏

<セリフ>
『まだわかってないの
本当のこと言うとね
私の育った村にもいたのよ
でも 大変なのよ!』


2.
夢を寄せ合い 雨宿りした
ガード下から 見上げた北国
いつかは二人で 帰ると誓い
あれから二人 ××××したね
Ah Ah Ah
上野に五時半 
(男1)五時半 (男2)五時半
いま故郷に なったのは
上野に五時半
 (男1)えっ 五時半 (男2)五時半
おまえと暮らす 胸のぬくもり

Ah Ah Ah
上野に五時半
 (男1)五時半 (男2)五時半
もう帰れない 故郷に
上野に五時半
 (男1)五時半 (男2)五時半
おまえがいれば 燃える黄昏

<セリフ>
良かったわね
でも一つだけ言っておくわ
二人して故郷に帰るときは
化粧も落として
男らしくガニマタで歩くのよ
バレちゃだめよ!』

実はこっちがホモの歌でした。
千昌夫とコロッケのコラボレーションはまあ分かるとして…
なぜにこの題材……


ポストにマヨネーズ
作詞・作曲 斉藤和義

真夜中4時 電話のベル 眠い目こすり
受話器を取る 何にも言わず ただ黙ってる
用があるなら まず名前を名のれ!

プツリと切れる

どうせまたすぐ かかってくるさ それがあんたの
いつものパターン 今日は何を言ってやろうかなぁ
俺のパンツの色でも聞かそうか?

何とか言えよ!

お前に一言聞きたい事がある
ポストにマヨネーズ流しこんだのテメェだろう!

毎日毎晩ごくろうさん おかげさまで歌が出来ました
ところで明日早いから
モーニングコールを8時に頼むよ

どうせひまだろ?

もしもあんたが女なら 一つお願いしたい事がある
おもいきりエッチでやらしい声
たまにゃ聞かせろよ 減るもんでもねえだろう

好きな方だろ?

お前に一言言いたいことがある
「あんたの人生 楽しそうだな」

実体験に基づく歌だというのは、割と有名な話。
怒りがダイレクトに伝わってきます。


耳たぶ/目ん玉
作詞・作曲 パッパラー河合

<耳たぶ>

耳たぶって ふしぎ
骨もないのに コリコリしてる

耳たぶって ふしぎ
舐めてみたくなる

ペロ〜〜リ ペロリ
奥の方まで ペロリ

ペロ〜〜リ ペロリ
ちょっと 休んで
ペロリ

<目ん玉>

目ん玉って ふしぎ
触りたいのに 触れやしない

目ん玉って ふしぎ
舐めてみたくなる

ペロ〜〜リ ペロリ
裏の方まで ペロリ

ペロ〜〜リ ペロリ
ちょっと 休んで
ペロリ

爆風スランプのヒットアルバム「ハイランダーズ」の最初と最後を飾る、初期テイスト爆裂の小品。
「耳たぶ」はまだライトなんだけど、「目ん玉」の歌詞はかなりゾワゾワくるものがありました。
実際には
「ぺロ〜〜リ ペロ〜リ(ローリ ローリ ローリ)」とエコーが入るあたりがなんとも気色悪かったです。


ウッドボールの歌

作詞:桜玉吉

 ウッボー ウッボー ウボウボウボ ウッボー

*うねる木目であの子も開眼 オヤジも開眼 真夏の海岸
 虹色電波で おチャクラ全開
 最初の一発 ど真ん中

#輝く木目で あの子もニッコリ オヤジもニッコリ JR日暮里
 肌色電波で 島田も揺れる
 ビンゴだ福引 一等賞

ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー
ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー

*繰り返し

ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー
ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー ウッボー ウッボー ウボウボ ウッボー

サマー ウッドボール 夏木マリ

「GO GO!」

サマー ウッドボール 夏木マリ ヤー!!

桜玉吉の「しあわせのかたち」5巻に付属したCDより。
なぜウッドボールかというと、当時「ファミ通」は週刊化したばかりだったのだが、そのときのキャッチフレーズが

「攻略情報はファミ通でウッドボール(決・ま・り)だな」

というものだったので、それに因んでしまった歌。(決まり→木鞠→ウッドボール……バンザーイ!バンザーイ!ってなダジャレなわけですが)
桜玉吉先生の「微妙にいい声」と、フニャラカした餅月あんこのコーラスがたまらん逸品。
最後の「夏木マリ」についてはもう、説明する気も起こらないので割愛。


北緯四十度四十分

作詞 星野哲郎/作曲 杉本真人/編曲 小杉仁三

国際電話に 出てきた女に
ジェラシー感じる 私なの
北緯四十度四十分 フロム 百石 トゥ ニューヨーク
見えない絆で 結ばれてても
あなたのやさしさ 気になって
枕を返す ハマナスの宿

二人を結んだ砂浜祭り
あの日と同じ 花火です
北緯四十度四十分 フロム 百石 トゥ ニューヨーク
離れて知るのね 底なしの愛
浮気はダメよと 砂に書く
私をわらう おしどり鴎

羨ましいのよ 白鳥たちが
私は飛べない 恋の鳥
北緯四十度四十分 フロム 百石 トゥ ニューヨーク
銀杏の落ち葉を 便りに添えて
あなたにあげたい 里心
私はとても 乾いています

歌詞だけを聞くと、普通の演歌です。これが青森県百石町のイメージソングでなければ、の話ですが。
「ジェラシー感じる私なの」「私はとても 乾いています」って…これでいいんでしょうか、百石町の方々…


日本ブレイク工業社歌

ブレイク ブレイク あなたの街の 解体 解体 一役買いたい
耐久年数過ぎてゆく コンクリートが落ちてゆく
地球の平和をはばむやつらさ Break Out !

日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー大地を揺らし!!

家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業

ブレイク ブレイク 欠陥住宅 木造 モルタル ペンシルビルを
杭頭処理などおてのもの 協力サポートいたします
正義のハンマー ユンボをかざせ!! Break Out !

日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!

家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業

日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー Da Da Da
日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!

家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
Break Out !!

「タモリ倶楽部」での放送以来、巷で急速に話題になった「日本ブレイク工業(実在する解体屋さん)」の社歌。
そんじょそこらのアニメソングが霞むほどに、熱い歌詞、熱い歌です。「家を壊すぜ〜」のあたりがたまりません。
文字通りネットを中心にブレイク後、CD化。「社歌」のジャンルでは空前絶後のヒットとなりました。


みつめて☆新撰組

(口上)「歌は世につれ世は歌につれ
     時は幕末京の町
     数多の血煙くぐり抜け
     都を守る少女たち
     士魂ひとつを胸に秘め
     泣いたりしません勝つまでは
     では、張り切って歌って戴きましょう
     『みつめて☆新撰組』です。どうぞ〜!」


あなたを見かけた京の町
あなたは私に気づかない
高鳴る胸を押さえつつ
そっとあなたに近づくの
都(みやこ)の治安を守るため
キンノー浪士をたたき斬れ!
ひとかどの武士になるために
情けは無用の新撰組!

一つ 士道不覚悟、切腹よ
一つ 局を抜けたら切腹よ
一つ 無断の金策、切腹よ
一つ 訴訟(そしょう)を受けても切腹よ
一つ ケンカをしても切腹よ

蛤御門は血に染まり 剣林弾雨の鳥羽伏見
甲斐路の城も砂と消え 夢の後先流山
日本の未来を開くため キンノー浪士を討ち果たせ
やがては名を上げ直参よ 咲いてみせます新選組

一つ 勝手におしゃべり切腹よ
一つ あわてて騒いじゃ切腹よ
一つ 贅沢三昧切腹よ
一つ 準備のおこたり切腹よ
一つ 命令違反は切腹よ

浅葱の段だら翻り 緋色に誠の旗が立つ
たとえ壬生狼と呼ばれても 心は武士新選組

一つ 士道不覚悟、切腹よ
一つ 局を抜けたら切腹よ
一つ 無断の金策、切腹よ
一つ 訴訟(そしょう)を受けても切腹よ
一つ ケンカをしても切腹よ

「ライアーソフト」のゲーム「行殺 新撰組」のメインテーマ。
とにかくちょっとしたことで即切腹させられます。
その切腹度は、ショートバージョンだとさらに高まります。
ショートバージョンでは、
の後に

 一つ 宿題やらないと切腹よ
 一つ 寝る前に歯を磨かないと切腹よ
 一つ 燃えるゴミと燃えないゴミを一緒に捨てても切腹よ
 一つ お風呂で身体を洗うとき髪から洗わないと切腹よ
 一つ 卵のからざを残すと切腹よ
 一つ ブルマー絶滅したら切腹よ
 一つ Xn+Yn=Znはnが2より大きいとき
     自然数解を持たないと切腹よ
 一つ モザイク消したら切腹よ
 一つ 山吹色の円盤に焼いても切腹よ
 一つ パップラドンカルメで切腹よ
 一つ お兄ちゃんって呼んでくれないと切腹よ

と続き、卵のカラザすら残せない有様です。


ステ犬のブルース
(機動武闘伝Gガンダム 挿入歌)

注:青字=ドモン(関智一) 赤字=レイン(天野由梨) 緑字=東方不敗(秋元羊介) 紫字=ドモン・レインのハモリ

俺はここまで ここまで来た
「やっとスタート地点じゃない」
よくぞ勝ち得た この勝利
「誰のおかげよ?」
希望はは高く さらに高く
「アホほど高いところが好き、って言うわね」
奪い取る頂点 優勝
「だからあなたはアホなのよ!」

師匠を超える 俺は超える
「ほざくな バカ弟子が!」
俺はあんたの おもちゃじゃない
「10年早いわ」
俺はあんたが 嫌いなんだ
「そういうことを どの口が言うか!」
カビ臭い理屈 こりごり
「だからお前はアホなのだ!」

戦い続ける 明日も一人
見上げた夜空に 星も見えない


お前は一体何がしたい
「うるさい!ほっといてくれ!」
お父様はどうしたの
「父は寂しく冷凍刑…」
母はどうして亡くなられた
「狂った兄の暴走で……!」

やめてくれ 暗い話は

それでも戦う 愛さえ捨てて
孤独な瞳が 忘れられない
ああ 今でも


傷つくことは慣れてるけど
心の傷は癒せない

一人ぼっちじゃ ダメなあなた
もう一度 夢を 二人で
心が 泣いてる

今時ここまで作品背景を説明した挿入歌もすごいが、この曲のスタイルが最初から最後まで、
昭和30年代あたりの「ムード歌謡」テイストバリバリなのがすごい。サックスなんか泣きまくり。
TAITOのカラオケで歌えるという事実も、尚すごい。