空想架空予告編&口上

 

 雪絵です。
 最近暑くなって、ただでさえ塞いでいるうちの主人がいよいよ鬱の虫に取り付かれてしまい、困っています。仕方がないので、お友達と京都に行って来ることにしました。
 さあて来週は、「取材に行ってはみたけれど」「蘊蓄だらけ」「巽彼岸入り」の三本です。
 じゃーんけん、ぽん。うふふふふ。
元ネタ:「サザエさん」

 

 僕の名は、中禅寺秋彦。かの名高き安倍清明の筋だ。事件ごとの警察が(結局)僕に血眼。ところがこれが(誰も、お祓い料を)払わないんだなあ。まあ、自分で言うのも何だけど、読書の邪魔は決して許さない、神出鬼没の古本屋。それがこの僕、中禅寺秋彦だ。
 関口巽、僕の知人(強調)。彼岸入り0.3秒のプロフェッショナル。陰気な小説家。そのうえ話半分で頼りにならない男。
 カストリ記者、鳥口守彦。休刊中の雑誌、「実録犯罪」の記者だ。方向音痴の達人。何でもがつがつ食ってしまう、食事時に来たら怖〜い男。
 木場刑事。ご存じ四角な顔の男。警視庁の肉弾刑事。単独捜査と暴走を生き甲斐とする、女性と榎さんを最も苦手とする旦那だ。
 謎の探偵、榎木津礼二郎。超能力者かただの変人か、この僕にも分からない謎の男。いつも酷い目に会うが、憎めないんだなあ。僕は先輩には弱いからねえ。

元ネタ:「ルパン三世(TV旧版)」

 

 日々の生活を状況に流されるまま過ごす巽に、(新たな)友人が生まれるはずもなかった。
 だが、藤牧の後輩だという事実が、彼を彼岸者にする。 

 次回、「見えない死体」。
 この次も、(京極堂が)サービスしちゃうわよん。

元ネタ:「新世紀エヴァンゲリオン」

 

 京極堂の言質を元に、オロオロと殺人現場で行動する関口。
 必死の行動空しく、彼を参考人として追求する官憲。
 次回、「恐怖の人間豆腐」。

 ・・・さあて、どうお祓い抜くかな?

元ネタ:「無敵超人ザンボット3」

 

 友人が(関口までも)次々と結婚していく中、一人焦りを感じる木場修。
 女優との邂逅は、彼に与えられたラストチャンスなのか。

 次回「嘘と沈黙」。
 この次も、サービスサービスぅ!

元ネタ:「新世紀エヴァンゲリオン」

 

 私の名は中禅寺秋彦、人呼んで笑わない古本屋。ただの古本屋じゃございません。
 私の取り扱うものは憑き物!人間の憑き物でございます。ほーっほっほっほっほっ。

 この世は老いも若きも、男も女も何か憑いてる人ばかり。そんな皆さんの心の憑き物を落として差し上げます。いえいえ、お金はしっかりいただきます。古本屋は半分趣味なので、それが何よりの収入なのです。さて、今回のお客様は・・・(そうそう関口君、玉串料を払わない者は客でも何でもないのです。ほーっほっほっほっ。)

元ネタ:「笑ウせぇるすまん」

 

 「なんだって、長門のおっさん、振り袖の娘?」
 死んだ僧侶が捨てられていたのは旅館の庭先、しかも完全な衆人環視だった。
 犯人は一体どうやって、木の上に死体を・・・
 くそっ!連続僧侶殺人犯め。必ず捕まえてやる。鬼の木場修の名にかけて。
 次回、木場修太郎の事件簿。
 「箱根連続僧侶殺人事件ファイル2」
 君にこの謎が解けるか。

元ネタ:「金田一少年の事件簿」

 

 皆さんおまちかね!
 次回は木場修と榎木津対美馬坂幸四郎、2対1の変則タッグマッチです。
 まだ平常心でない木場修は、はたして陽子を傷つけることなく、美馬坂を逮捕できるのでしょうか?
 そのとき、榎木津の必殺技、爆熱ゴッドアイが、秘められた過去を看破するのです。
 次回、祈祷書肆アキヒコ、「美馬坂博士登場!神奈川の大地に京極堂が立つ!!」に、
 レディィィゴォォォォ!!

元ネタ:「機動武闘伝Gガンダム」

 

 おれ、青木文蔵。警視庁の捜査一課に勤めてる。。
 今日は朝からついてない。
 職場の先輩には殴られるし、古本屋には蘊蓄をたれられる。
 おまけに探偵は名前を覚えない。
 なに?敦子さんが来てくれたの?ラッキー。役得くらいないとね。
 
 と思ったら、久遠寺家で新事実発見!
  次回、こけし刑事ブンゾウ、「潜入、久遠寺医院」
 憑き物落としの修羅場が見れる。

元ネタ:「機動戦士ZZガンダム」

 

のさばる悪を何とする  石井の指図は待ってはおれぬ  京極堂もあてにはならぬ
管轄無視して捜査する ・・・「悪党、御用じゃ」

仕置き… 法によって処刑することを江戸時代、こう呼んだ。
しかし、ここに言う「仕置人」とは、 上司命令を無視してはびこる悪を裁く「独断捜査刑事」のことである。
ただし、この存在を証明する記録・始末書の類は一切残っていない。

元ネタ:「必殺仕置人」

 

其の壱:
「薔薇十字団心得の條
我が命我がものと思わず、捜査活動あくまで陰にて、己の器量伏し、 (神の)ご下命いかにても果たすべし。
なお、死して屍拾うものなし、死して屍拾うものなし死して屍拾うものナシ!!」
其の弐:
「薔薇十字探偵団。それは私立探偵榎木津礼二郎に命を預け、人知れず人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を自らに求めたものたちである。
極悪非道な犯罪に巻き込まれ、中禅寺秋彦の冷たさに泣くレギュラーメンバーの面々を ある時は助け、はげまし、またあるときは影のように支える男たち。
だが、身をやつし、下僕となって敢然と悪に挑む彼らに明日という日はない。」

元ネタ:壱「大江戸捜査網」/弐「大江戸捜査網アンタッチャブル」

 

あんた(京極堂)この事件どう思う どうってことねえか
あんたそれでも儲かってんの この小説家を見てごらんな
汗が流れて言葉が淀む いけねえなあ
面白いかい あんた腰上げないふりはよそうぜ
やっぱり事件は警察で解決したいんだよ
探偵は事務所で寝ててもらいてえんだよ
おいあんた聞いてんの 聞いてんのかよ
あら お茶飲んでやがら
はぁ〜 和菓子ばっかり食ってやがったからなあ

元ネタ:「必殺仕業人」