【小学生】
小学生低学年頃の冬、今になってみると全然訳の分からない遊びを編み出し、日夜没頭していた。
特別雪の多い年で、裏の田んぼにもしこたま積もった上に、雪捨て場になっていたので雪には事欠かなかった。
その遊びとは、友人と雪中トンネルを掘ってその先に雪洞を作り、中に絵の具を持ち込んで色々混ぜて「黄色と青を混ぜると緑になる」「4色以上混ぜるとたいがい黒になる」などと延々研究するというものだ。なぜわざわざ寒いところでそんな作業をしようと思い立ったのか、全く謎である。
給食で残ったミカンを持ち込んで冷凍ミカンにし、食糧にしていたが、今思うと雪の重みでトンネルが潰れたり、雪洞内の酸欠恐れは充分にあったわけで、地味なクセに危険が一杯の遊びだった。
さらに、雪中トンネルを匍匐前進するときにはなぜか「悟空の大冒険」のエンディング(「♪悟空が好き、好き、好き♪」というアレである)を歌いながら元気に進むという取り決めがあった。理由を聞かれてももう答えられない。。
ちなみに、その雪洞の名前は「色乙女(いろとめ)研究所」。いかに当時私が「ゲッターロボ」を愛していたのかよくわかるが、それにしても頭悪すぎる命名。
それにしても、連日こんな謎の遊びに付き合ってくれたK子ちゃんには惜しみない感謝を贈りたい。
【中学生編】
吹奏楽部に入り、朝から晩まで部活漬けの生活。
その帰り道に、校則で「買い食い禁止」と言われたって、そりゃー無理な話ってもの。(今のようにコンビニなんてものは無かった昔だし)
しかし、不思議なことに、必ずチクる奴ってのはいるもので、その日の夕方に、集まってこっそり物を食っていたのが、翌日にはばれてしまった。
で、全員呼び出されて、説教され、買い食いした物を言わされたのだが・・・
先生「で、大道寺は何食ったんだ?」
大道寺「給食で残した食パン一枚と・・・みかんです・・・」
ああああああッッッッ、かっこ悪〜〜!!!
こんなことなら、何か買ってりゃあ良かった!!!と、非常に恥ずかしい想いをしたのでした。
以上、小ネタ。