ランダム日記

ずぼらな管理人のやることですので、毎日書くとは限らない日記です。
購入書籍は「*」・購入CDやビデオは「#」で示しています。
(●以下はその日の夕食です。)
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6月後半の日記   TOPへ

13 ▼朝食がてらチラシを見ていると、NTTのに「フレッツ新対応地域」が。いよいよ私の局番が出た!と一瞬喜んだが、下4桁で見ると対応外だった。げっそり。一体わが中継局の対応状況はどーなっとるのか、とメールで問い合わせしてみる。「現在導入するかどうかを検討中」とのこと。まな板の上にも上がってないのね……この対応地域のデジタルディバイドというか差別は一体何なの?どうも年内は無理っぽいようでがっかり。メールには
「今後は人口動態やこれまでの需要実績等をふまえながら、本サービスのご提供エリアの一層の拡大に努める所存」
とあったが、この辺は若年層が少なく正直ネット人口は少ないので、あんまり踏まえられると困る。不利になるから、踏まえなくていいです。くそう、これほどはじかれるほどの田舎とは……
▼ちなみに「Yahoo!BB」でエリア検索(電話番号を入力したら)、「まだ対応の予定はありません」ではなく「その番号は検出できません」と出てきやがった。そーですか、NTTにシカトされるような局番は電話番号にあらずッスか。ケッ。
▼相方は伸ばしていたヒゲを今朝剃った。のだが、夕食を終えるまで気づきませんでした。ごめんなさい相方。

*「新・宇宙戦艦ヤマト」2 松本零士 *「I・餓男」4 小池一夫・池上遼一 *「オタク学講座」 岡田斗士男 *「暗殺者教団」 岩村忍 *「怪獣な日々」 実相寺昭雄 *「災害・事故のニュースがよくわかる本」 池上彰 
●かつお・イカ・アボガドの刺身/かぼちゃの煮物/ワカメの生姜酢の物/イカ肝の酒蒸し/イカゲソのにんにく風味/ぶなしめじの味噌汁
12 ▼昨日録画したメジャーリーグオールスターのビデオを、昨晩に引き続き見る。イチローが愛され、佐々木がかつての「現人神」バースのように信頼されている状況がなんとも嬉しい。毎年メジャーリーグ選手名鑑を買っている相方が、名鑑片手に色々教えてくれる。今更ながら、メジャーのエンターテインメント性と観客(特に子供)へのサービスは絶品だと思う。
▼これまた昔から言われているが、メジャーの選手のフォームに「画一性」の文字はない。まるで「小学校のときは野球のスポ小やってたけど結局補欠で、中学でもやってなくて、今は弓道部なんだけど、人材がいなくてクラスマッチのピッチャーに駆り出されちゃった高校生(な、長くてすまん)」みたいな、どう見ても腰の入ってなさそうな手投げのフォームで150kmの球を投げるピッチャーに、全然体重移動のないようなフォームで軽々とスタンドに叩き込むバッターがいるんだもんなー。だから楽しく野球ができるのかもしれない。
▼某所の情報で、「苦情の坩堝」がメインコンテンツ閉鎖を余儀なくされていることを知る。ここは、マルチやディストリビュータービジネス、通信販売などを中心に、実際に金銭的打撃をこうむった人の体験談や情報などをメインにまとめたところ。業種・業者別にインデックスをつけて整理しているあたり、まさに労作サイトだった。ここで取り上げられた某企業から、「名誉毀損・営業妨害」などのクレームがつき、サーバー側がクレームに従ったためらしい。
▼以前、知人が高い美顔器を購入させられそうになり、WEBで検索したらここにヒット。情報をプリントアウトして実情を知らせ、無事購入前に手を引いたことがあった。有用なサイトだっただけに残念(どこかに移転して再出発になるのだろうが、管理人の疲弊はかなりのもののようだった)。現実の生活では、店子の権利は補強されつつあるが、WEBの店子の立場は本当に弱い。サーバー側も、企業にたてついてまで一店子を守ってくれることはごく稀だ。告発サイト(ピンキリだが)や辛口サイトは、いつもそんなリスクを抱えているのだと改めて思い知る。

●あじの塩焼き/がんもと突きこんにゃく・シメジの煮物/いんげんの胡麻和え/ナスの味噌汁/野沢菜漬け
11 ▼現在既に、トップページが縦に長いわ広告もあって重いわの状態で、そこに更にものを足すつもりは毛頭ないのだが、ちょっと某所の企てで興味があり、いわゆる「WEB同盟」について調べてみた。他のサイトでご覧になった方も多いと思うが、大体トップページに小さいバナーが張ってあり、バナーをつつくとその同盟本部のページに行けるアレである。それなりの人数が集まらないと盛り上がらないWEBリングに較べ、嗜好や主張に賛同する人が貼っておけばいいという違いがある。ゆえにそのカテゴリは非常に細かく、「マニアック」というよりむしろ「フェティッシュ」全開といった趣が強い。
▼WEBリング・同盟のポータルサイト「仲間を探そう!同盟大好き」には、実に数千に及ぶ同盟が集められている。眺めていたらそのあまりのピンポイントさに心底たまげた。ずっと目を向けなかった同盟は、これほどディープな世界だったとは。
▼棺大好きのための「棺同盟」、ゆば好きが集まる「ゆば同盟」、前髪で片目を隠したキャラ萌え萌えの人の「片目連」、黒背景のWEBサイトを作っている人のための「黒背景同盟」、伸びた爪が嫌いな「深爪同盟」、クーピーが好きな「クーピー同盟」、果ては「蚊に刺されたら爪で十字を切ってしまう同盟」に「レイクのイの人は頑張ってると思う同盟」。「血管同盟」には、血液さえ流れていれば加盟できるそうだし、もう何でもありだ。
▼一つの漫画やアニメが好きだと言っても、やおいなら「ヴァッシュ受同盟」だの「ヴィンセント×シド同盟」だのと特定のカップリングに向かい、またはある一人のキャラに嗜好が終結する。食品やジュースも、単なる「スナック菓子同盟」ではなく、「ポリンキー同盟」「ポテチうすしお同盟」「ごはんですよ!同盟」のように、特定の品目・特定の味に収束していく。すさまじいぞ同盟。結局一つも加盟しなかったけど、自分もごくごくピンポイントな同盟を作ってみたくなった私だった。
▼今日も暑かった。一人でソースを作ったり、パスタをゆでているだけでもう汗だくである。相方が遅いので、いつものように義母たちに先に夕飯を食べてもらう。私たちの分は後でゆでるから…と言っておいたのだが、義妹が多くゆですぎてしまった分が一人分あるので、仕方なくそれを食べる。ゆでおきな上に、ゆですぎで柔らかくなっているのが泣ける。相方の分はちゃんとアルデンテで新しくゆでた(こういう時に限って、ほれぼれするような茹で上がりなのだ)。不憫に思った相方、麺を半分半分にしてくれた。ありがとう。

●ナス入りミートソースのパスタ/キャベツとゆで卵のサラダ/あじの塩焼き
10 ▼むちんさんにわくわくしながら電話。ひときわ楽しく、某プロジェクトのことなど色々と語る。至福。
▼昨日の日記で触れたKOI2さんの件、今朝見たら見事な切り返し(ただし期間限定)。この人はこういうときの対応がしなやかでスマートなのが本当にいいと思う。大人だ。
▼今日は相方が所用で早く帰ってきた。一緒に買い物に行き、汗をたらして(玉ねぎを40分も炒める工程があるので)チキンカレーを作る。途中ジンライムなど作って煽りながら作業する。わりと汁っぽくインド風なのだが、思いのほか好評だった。しかし、鯨の刺身には私たち意外箸をつけず。美味しいんだけどなー。わりとうちの人は味覚のキャパシティが狭い(見慣れないものは食べようとしない、自分の往年の味覚にこだわる)んで面倒くさい。
▼オールスター前夜の「ホームラン競争」を見る。
私「こうして見ると、水島新司の描くイチローって、全然似てないよね」
相方「と言うより、誰を描いても似てないじゃないか。」
…………言われてみればそうかもしんない…

*「雪の峠/剣の舞」 岩明均
●チキンカレー/ジャガイモのスープ/大根としそのポン酢和え物/鯨刺身
9 ▼暑い。こうも暑いと麦茶が美味い。麦茶・アイスティーと水で、プライベート冷蔵庫のポケットは一杯。
▼近年、学校の休みに入るととたんに「厨房(荒らし行為や礼儀知らず・常識知らずな言動を取る困ったちゃん。多く中高生などの低年齢層)」が増えてくる(夏厨・冬厨・GW厨などと呼ばれる)のだが、テストが終わったせいか、待ちきれずにあちこちに出てきているようで、行きつけの場所でもあからさまにそれっぽい連中が増えて不愉快なんである。
▼私が愛読するサイト「みんなきてKOIKOI」の管理人、KOI2さんは、最近「侍魂」の「狂信者」とも言えるファンから、連日「侍魂のパクリやめろ」「一日5000HITしか(「しか」って…すごい数字なのだが)ないくせに」などなど心無いメールやイタ電まで受けていると裏日記にあった。「KOIKOI」の「爆裂カップめん」のコーナーでは確かに若干のフォント強調などがなされているが、第一サイトができたのもコーナーが始まったのも、こっちのほうが断然早いのだ。全く的外れな比較であり、KOI2さんが不憫でならない。ついに掲示板荒らしまで出てしまった。
▼なんだか分からないうちにメガサイト(ヒット数は)にのし上がった「侍魂(私はさいきんめっきりつまらないと思うのだが)」のファンはなんだか独特で、「HIT数至上主義(侍魂管理人自身がそうだから当然ともいえるが)」と、「侍魂をけなされると、自分のセンスや存在を否定されたかのごとく怒る」という妙な特色があるようだ。
▼「侍」が「KOI2」のパクリとまでは言わないが、サイト上で信者の荒らし行為をやめさせるのは健さんの当然の義務だと思うのだが、目下アクションはなし。なんか呆れる。

*「ヨーロッパ中世を変えた女たち」 福本秀子 *「日本人とスポーツ」 玉木正之 *「経済学を作った巨人たち」 日本経済新聞社 *「賭博破戒録カイジ」3 福本伸行 *「VOW13」
●野菜入りオムレツ/線キャベツ/ナスのケチャップ炒め煮/えんどうと油揚げの味噌汁/炒りごぼう/ごま入り豆腐あんかけ
8 ▼オデコの線が、知らん間に14cmも後退していた。という夢を見た。親父さんが結構額から行っちゃった人なので妙に納得力があり、焦った。起きてすぐ、思わず額を触って安心する。
▼昼、酒田短期大学の中国人留学生たちが運営・調理する中華料理屋「はるびん」へ行ってみる。素人仕事のイメージが強かったのだが、頼んだちゃんぽん・皿うどん・スープチャーハンともども美味しかった。しかも結構安い。今度はぜひラーメン系にトライしてみたい(本当はチャーシューメンを頼むつもりが、熱さでどうかした相方が「皿うどん」と注文してしまったのだ)。店の性格もあり、灯を消してはいけないと思う店のひとつだ。
▼3時前ころ、船を出してキス釣りに出かける。連日の雨で水かさが増し、濁っている。キスのかかりイマイチ。ようやく小物がきたところで義妹が船酔いし一度接岸、その後キス釣りにアタリなく、アジ釣りに切り替えるも魚信なし。わずかに2匹かかるのみ。途中、会い方のルアーを借りて投げさせてもらう。やはりそれ用のライン・ロッドで投げると飛ぶ飛ぶ。ハマる気持ちもちょっと分かった。結局今日の釣果はさっぱりで、キス2匹とアジ2匹のみ。
▼釣り人の噂では、「今年はキスがいいみたいなので、猟師が網入れて根こそぎ捕っちゃった」とか。ありそうな話ではある。今日は天ぷらを思う様食うはずだったんだけどな。まあ、先日相方から買ってもらった船釣り用のロッドをおろせたからいいとするか。今日のもろきゅうは、家の菜園になったキュウリ。知らない間に太っていて、明日になったらアウトだった。美味しかった。

●アジ・キスの塩焼き/ジンギスカン/冷奴/もろきゅう/ジャガイモの味噌汁
7 ▼先日と今日と、料理の仕方は違うけれども、二日連続で「殺人(or過失致死)の動機=過去のレイプを知られたくなかったため、トラウマに触れたため」というドラマを見てしまった。こうして見ると、実に多くのドラマや小説で、レイプ体験が「説得力ある動機」として用いられていることに気づく。たとえその時の心の傷が癒えても、トラウマのみならず偏見や世間体が長く本人を苦しめる、いわゆる「セカンド・レイプ」の刃をありありと感じる……ってちょっと、当の被害経験者達には、ドラマの「味付け」に便利なアイテムとして安易に「レイプ」というファクターが乱発されることで、古傷に触られまくっているのではないだろうか、と人事ながら心配になった。
▼最近ようやく、女性の捜査官が事情聴取にあたるようにしたりと配慮されてきたが、未だに被害者が「世間体が怖くて泣き寝入り」「裁判での屈辱的な証言が恐ろしくて告訴せず」などの事例は多いと聞く。全女性にとって、ある意味殺されるよりも残酷な被害であるがゆえに、その説得力とアピールの力は絶大だ。そんなことは分かりきっている。サスペンスに限らず、女性キャラクターに対する「極めつけの不幸」としてレイプが用いられることも多い。「告発の行方」のようなメッセージ性のあるものならいざ知らず、大半はインパクトと視聴者の興味を引き付けるだけのスパイスとして使われている。このことはもっと配慮されてもいいはずだと思う。これまた大きなお世話ではあるが…
▼おかぴーさんから、庄内オフ参加の内諾をいただき、とても嬉しく思う。東京オフで、お互いもっと話したかった悔いが残っていたので。時間帯などについてYO7さんに連絡するが、ちょうどバイトで手が離せないときに電話してしまったようで恐縮。

●鮭のちゃんちゃん焼き/春菊のおひたし/スモークチーズ/もろきゅう/ナスの八杯汁
6 ▼昨日に引き続きMIDIの件。結局、「MP3狩り」のついでにMIDIも狩られるという経過を辿ったらしいんである。しかし、MP3配布は最初から違法だと分かっていてやっているわけで、そういったタマの人たちは結局上手くアンダーグラウンドに潜ってしまうだけの話。おかげでMIDI発信サイトだけが規制に真っ向から立ち向かっている状態らしい。いくら頑張っても、サーバー側から勧告を受けるのが一番こたえるわけだし、サーバーを転々とするのも耐えがたいことだとは思う。個人的にはMIDIに対してわりとどうでもいいと思っているのだが、同乗せざるを得ない。
▼ヴァイリオニストで編曲家、JASRACの委員も勤める玉木宏樹氏は、そのサイトで、この問題について割とWEB製作者側に同調的な意見を述べてくださっている。氏が言うには、「JASRACの内部ではいまだデジタルサウンドの基礎知識に乏しく、ダウンロードとストリーミング配信の違いも分かっていない。恐れるに足りずである」とも。ただし、ミュージシャンとして音源の制限と誤った「耳コピ」で生まれた「劣化コピー」たるMIDIがオリジナル曲を評価する基準になることについては苦々しい思いを正直に書かれている。それはそうだと思う。
▼結局JASRACの何が腹立たしいかというと、つまるところ中間搾取と収入使途についての不透明さにあると思う。今でも子飼いの業者・いわゆる「カラオケGメン」があちこちの飲食店からカスリを取るためにまめまめしく働いている。よしんば納得して使用料を納めたとして、その大部分がGメンへの活動資金と、天下り理事(文化庁の偉いさんや、元文教族議員など)の高額な報酬に消えることに納得はできるだろうか?「MIDIGメン」ができないとも限らない。ことにサーバー業者や検索エンジンが協力することになればかなりの「狩り」の成果が見込まれるだろう。
▼カラオケにしたところで、音源を作製する際に、既に許諾使用料は支払われているのである。ここまで普及するとは思わなかったカラオケが、老若男女の楽しみとして広く普及した。そこで、「歌われるごとに銭を取ろう」という浅ましい、分かりやすい考えである。悪質な二重取りとしか言いようがない。
▼片や、わが国でも、「インターネット税」や「メール送信に切手のようなものを必要とする制度」の導入が取り組まれているとかいないとか(ソース不明瞭です。ごめんなさい)。「こんなに多くの人が使うなら、カスリ取らなくちゃ」という発想はもうやめにして欲しい。

★いわしのかば焼き丼/キュウリの漬物/豆腐の味噌汁
5 ▼いっそメーラーを変えてみようかと「電信八号」をダウンロードしてみる。そのすぐ後に掲示板を除くと、水天堂さんから奇しくも同ソフトを推薦する書き込みが。とはいうものの、もはやOEのヌルさに慣れきり、しかもUNIX系の知識が全然ない私にとってはかなり敷居が高い。とりあえず送受信はできるものの、アドレス帳作成や振り分けなどが全然わからない。いろいろ支援パックもあるようだが、ひとつ勉強と思って気長に取り組んでみることにする。
▼既にご存知の向きも多いと思うが、この7月からJASRACの著作権関連監視が強化された。ネットでMP3が規制されるのはわかるが、MIDIまでもかなり執拗に狩られるとの噂。自作自演のMIDIファイル以外はことごとくダメらしい。また、これまでグレーゾーンだった楽譜のコピーや、アレンジ、果てはコピーバンドの活動までも「著作権料払え」ということらしい。著作権放棄・無効化されていない曲をピアノの発表会で弾くのさえ違反となる。以前からこの団体は使途不明金が膨大なことで有名であり、かつ右翼団体などとの癒着も指摘されているから余計に気になるのだが、これって結局、草の根レベルの音楽狩りのような気がしてならない。
▼音源にもよるが、MIDIで原曲に迫る出来のものを作るのは至難の業。MP3と違って、オリジナルの代用にはなりえないものだ。個人的には、MIDIを聴いて(もっともサイト上で強制再生されるのは嫌だけれど)気に入った曲があったなら、むしろ「CD買って原曲を聴いてみたい」というモチベーションになることの方が多い。この流れを受け、既に数ヶ月前から閉鎖、規模縮小するMIDI関連サイトは列挙に暇がない。
▼部活動レベルでもかなり規制がかかることになるだろう。高校時代にマンドリン部に入っていた。定期演奏会の第2部ではポピュラーな曲を演奏するのがお約束の構成だったが、マンドリン曲としてアレンジされているものはあまり多くなく、好きな曲を下手糞なりに必死でアレンジして演奏したりもした(無論、当時でも著作権規定には抵触するが、お咎めのないゾーンだった)。室内楽(特にマイナーな楽器)ではそんなケースも少なくはない。また、吹奏楽や合唱曲などでは今度はパート人数が多い。このコピーもまたグレーゾーンだったが、これも規制がかかるとなると、「予算がたんまりもらえない学校の部では、やりたい曲も演奏できない」という羽目になってしまう。
▼音楽の授業では、「音楽担当教師の担任する授業に限り、人数分の複写が認められる」らしいが、クラス対抗の合唱コンクールなどはどうなるのだろう。「クラス担任のHRで使用」ということでOKは出るのだろうか?キャンプファイヤーでも古い曲しか歌えないのか?知れば知るほど、音楽に関してかなりギスギスした状態になりそうである。
▼部活動や稽古事レベルで演奏や編曲に取り組むことは、音楽への愛着とスキルの上達に直結することだと思う。まして演奏は「聴いてもらってナンボ」のものであり、自作テープのように「個人で楽しむからOK」というわけにはいかないのだ。音楽を学ぶものが育たない(もしくはその機会が限定される)ことは、結局日本から独創的な音楽もミュージシャンも育たないということになりはしないだろうか。何しろ自由に演奏できるのは、JASRAC傘下に入らない音楽家の作品と、作曲者の死後50年以上経った古い音楽ばかりなのだから…
▼「製作者の権利と財産を守る」ことに反対するわけではない。だが同団体からの著作権料が確かに適切な割合で作曲者に入っていると信頼できない状況にあり、かつ「弱いものいじめ」の感が強い現在、どうしても賛同できない心境にある。「CDが売れないと困るから」というのならば、そもそもCD−R(W)ドライブの普及を何としてでも阻止しなければいけなかったのでは(笑)?

●蒸し鶏冷やし中華/あんかけ冷奴/生姜風味キュウリ漬け/鶏皮わさび和え
4 ▼昼前、アイル豚秋さんより物資届く。まずはきっちりバックアップをしてから起動開始。つつがなく成功。実に数日振りのWINDOWS画面。5年付き合ったこのパソコンも、全然私のことを覚えていないのだ。トホホ。少しずついろいろなソフトを入れたり、外付けHDDにバックアップしていたデータを戻したりする。
▼で、実はそのあと(たいした作業はしていなかったが)もう一度セットアップする羽目になった。というのも、初期設定ではIE4.0が入っているのだが、5.01に入れ替えようと思い、一度4.0をアンインストールした。これがよくなかったようで、プロバイダにはつながるもののブラウジングができない。仕方なくもう一度ブートし、アンインストールせずに5.0を入れた。今度は上手くいった。全くもって、WindowsとIEがきっちり癒着、二人で一人バロローム状態な構造にはいらん苦労をさせられるものだ。
▼ブックマークは、4ヶ月前にバックアップしたものがあったのでそれをインポート。BLINKもあわせて少しずつ復旧させていく。OEは一度コンパクトにしてバックアップしたフォルダがあるのだが、戻し方がどうにもわからない。
▼実は1年程前から、レジストリをやってしまったらしくて、ダイヤルアップがすんなり繋がらないようになっていたのだが、必然的に解消された。一発で接続できる嬉しさよ。それにしても、仮にもインストラクターをやっている身としてはかなり恥な事態だったわけだが、これで最悪の場合にも対応できる…と無理やりポジティブシンキングしてみる。似合わないなあ。ともあれ、多くの人にご迷惑をかけ、ご協力やご心配をいただいてしまって恐縮至極、人の情けが身にしみた数日間ではありました。

●鶏モモ蒸し/タコ頭の刺身/レタスサラダ/豆腐の吸い物/えのきのしぐれ煮
3 ▼アイル豚秋さんにおすがりして、助けていただけることになった。あとは腹を据えて救援物資を待つ。念のため、実家の母からWin98関連ディスクを送ってもらう。同社製品なので望みは薄くないと思う。義妹のパソコンにビルダーとメールアカウントを入れさせてもらい、当座のメール送受信や更新などする。とはいえ、更新日時を明日の日付で「未来更新」してしまうあたり、同様の隠せない私。
▼しりあがり寿の「方舟」。先日買った「徘徊老人ドン・キホーテ」にも似た現代悲観ジャンルだが、徹底して救いがないのに愕然とする。「○○ならば救われる」というような落としどころがなく、ただ全人類がなすすべなく、雨がやまないというだけのことで滅んでいくストーリー。因果による救済がないあたり、「方舟」というモチーフとは逆に中国的とも思えて興味深い。でも本当、読んだ直後は「ハァ?」状態だった。
▼「紺野さん」、ようやく入手する。こういう変な女を妙にリアルに描くのは本当に上手い人だ。時々「安田弘之って本当に男か?」とさえ思う。紺野さんも飛びぬけて美少女ではなく、地味系だが確かに可愛い。脇役の、「美人でもブスでもない、しかし妙に味がある」女の子も独特だ。個人的にはやはりコスプレ集がいい。で、デジャブ的に漂う「どこかで見たような感じ」を脳内検索してみたら、そうか、無駄のない線と時にフェティッシュな視点が、ひさうちみちおを思い出させるのだな。スタティックな話の回は特に。

*方舟/しりあがり寿 *紺野さんと遊ぼう/安田弘之 *2002年大学ランキング
●天丼/もやしときゅうりの和えもの/大根の梅しそ漬け/玉ねぎとじゃがいもの味噌汁
2
▼結局再セットアップしてみる。ゲートウェイ用のディスクの文章にしたがって作業を進める。泣きの涙でHDDのフォーマット。さよならデータ達(号泣)。が、いざCDを読み込む段階になって作動せず。いかんともしがたく、パソコンはただの箱。事態は最悪。
▼実家や知人を頼って、色々策を講じてみる。今はただ待つのみ。
▼結局、今回のミスというのは、自分の「中級者気取り」と、普段のメンテ不足(起動ディスク不作製や管理の甘さ)が招いたのだと思うと激しく凹む。きっと本日の「東北一のダメ人間」は文句無く私で決定であろう。生来ちょっとしたことでも凹む性格だから、もう日常生活に支障をきたす凹みっぷり。でも夕飯は作らないといけないんだよなあ。
▼というわけで、これをご覧になっている方々、悪いことは言わないから今すぐ起動ディスクを作成されることを強くお勧めします。また、住所録やパスワードに関しては、やはり走り書き程度でもアナログなメモなどが大いに役に立った。外付けHDDへのバックアップは最近怠ってはいたが、多少は救済できるはず。とりあえずサイト関係データはほとんどサーバー上に上がっているもので問題ないだろう。また、ブックマークも「ブリンク(上記広告参照)」が大いに役に立ちそうである。そんな状況。

●いかとしめじのサラダ/大根と鶏だんご・こんにゃくの煮物/豆腐とねぎの味噌汁
1
▼マウスが調子悪くなったので購入する。Win95では光学マウスは使えず、いと悲し。早速家に帰って繋いでみる。おおむね正常だが、ブラウザでホイールを使おうとすると何度か落ちる。
▼思えばそのままにしておけばよかったのだが、つい「古いドライバはアンインストールしてください」という文言を読み間違い、system内のとあるファイルを削除。どうせごみ箱に残るだろう…と思ったら、いきなり見慣れないブルーエラーが出てフリーズ。再起動したら恐怖のsafeモード。キーボード認識をするがすぐ落ちる。
▼色々いじろうにもDOSコマンドが分からないので、悩んだ結果Q太郎さんに泣きつく。DOS操作で、削除してしまったファイルを入れなおせば治るかもしれない、とのこと。おまけにDOSコマンドリファレンスまでFAXしていただく。色々試しているうちに、大体コマンドを把握できた。できればこんな形でなく学習したかったなあ(遠い目)。
▼しかし、ごみ箱ディレクトリの中に肝心のファイルはもうなかった。ノートンごみ箱のありかも分からないし、これは腹をくくってOS再セットアップか?
▼と思ってディスクケースを探すが、間抜けなことに、結婚したときに持って来たはずの起動ディスクがいくら探しても無い。家捜ししたが見つからない。事態はなんだか絶望的である。
▼義妹のパソコンでネットにつなぎ、「起動ディスク 紛失」で検索をかけてみると、同じような境遇の人がいるわいるわ。でもちっとも安心できない。どうやら有償で買えるようだが…とりあえずゲートウェイのサイトでダウンロードさせてくれたので、それに望みを繋いでみる。

●カルビ焼きレタス包み/ぜんまいと糸こんにゃくの煮物/胡瓜の辛子漬け/豆腐とねぎの味噌汁