2001年8月 
栄帝閣下庄内行幸オフas零魂・YO7の世界合同オフレポート

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8/11
 朝、栄帝さん・ジャンブラーさん・りょうさんを適当に起こし、そばがきなんぞという鄙びた朝食を強制的に食べてもらう。
 サーバーの件のゴタゴタは気になるが、どうしようもないのでそのまま出る。
 11時に、朝日インター手前のファミリーマートで仙台組(Q太郎さん・あんもないとさん・水天堂さん・森茉莉さん・むちんさん)と合流。既にQ太郎さんと水天堂さんの色男ぶりに狂喜する栄帝さん。すでに全開。
 Q太郎さんは、おなじみオバQTシャツ装着。これで自己紹介不要ってもんである。
 そのままYO7さんの家に行き、昼食時間までくつろがせてもらう。
 その間にYO7さんには、鶴岡駅にあかつき・とびさわ達を迎えに行っていただき、その間久々の挨拶やはじめましての挨拶でにぎやか。
 私「むちんさん、はい、『新ヤマト』。」
 むちんさん「大道寺さん、『けっこう仮面』遅くなってごめんなさい」
 ○○さん「×××さん、例の▼▼焼いておきましたよ」
 etc。
 茉莉さんの「Q太郎君、どっちかって言うたら『さぶ』系やなあ。白ふんどし似合いそうや」の一言は妙に説得力があった。
 誰もが「栄帝さんって、美男好きなのは知ってるけど、受なのか攻なのか?」という疑問を胸に抱き、でもさすがに露骨で聞けなくていたのだが、彼が水天堂さんやQ太郎さんを見ての「キャー素敵〜!襲って〜!!!」の嬌声で嫌でも悟る羽目に。
 さて、美少年好き栄帝さんは、去年より私の元教え子・あかつき君に興味津々なのだが(半分私が面白がってけしかけた、とも言う。あのころはまだ半分以上ネタだと思い込んでいたからねえ。)、YO7さんから連れてこられた彼を見て狂喜乱舞。今回の人柱は決定してしまったようだった。南無。
 その手の人物に免疫のないあかつき君、開口一番「栄帝さんって、やっぱりそうなんですか…?」と現実を認識しきれない様子。どうか両日お尻が無事でありますように。
 その後、相方・むちんさんと共におかぴーさんを迎えに行く。むちんさん、長年会いたかったおかぴーさんと会えてうれしそう。私も東京オフであまり語れなかった思いが残っているので嬉しい。お二人、今出会ったばかりとは思えない意気投合っぷりである。
<昼食会>
 おかぴーさんの到着を待って、月山高原牧場に移動。ZUKIさん、HALさん、TAKAさんたちと合流。
 天気もよく、途中で放牧されている牛などの姿が拝めた。水天堂さん夫妻は、「息子さんを連れてきたかった」と一言。
 多少予定より人数が減ったため、一人あたりの肉が多くなった。油ハネをものともせず、猛然と食う。羽黒牛もまた美味い。
 相方、青空の下、美味いジンギスカンをお供に快調にジョッキを重ねる。私はドライバーなので飲めない。ガッデム。
 ジャンブラーさんも「ビールなしでは肉に失礼です」の名言を残しながら美味しそうにビールを飲む。
 Q太郎さん、「栄帝さんは、アギトの北条さんに似てるよね」と一言。
 そうか。
 いままでアギトを見るたびに、誰かに似てると思いつつ思い出せなかったのだが、これでようやく思い出せた。栄帝さんだったのだ。ああスッキリ。
 ビールが飲めない悲しさを、だだちゃ豆アイスで紛らわす。何度食べても美味い。
 会食中、Q太郎さんのテーブルにアブが来た。あんもさんの肩に止まったところですかさずQ太郎さんがアブを捕獲。手持ちの空のピルケースにしまってしまう。そのこともなげな早業、現代に蘇った粋でいなせな宍戸梅軒のよう。なんたる頼もしさ。
 そのあとしきりに、ケースの中のアブを見ながら「ここはおまえのいる場所じゃないの。さあ、森へお帰り」とナウシカごっこなどをする。山の中なのだが。
 相方は、いつも靴下とハイカットのバスケットシューズを履いて屋外で部活をしているので、こんがりとTシャツ・短パン・靴下のパーテーション焼けの姿である。今日は素足にサンダルで参加だったので、「靴下かと思ったら日焼けだったんですな〜」とひとしきり笑いものになる。普段一緒にいるとちっともおかしいと思わなかったが、言われてみれば強烈かも知れぬ。
 その後、有志で買い物などに行ったり、歓談してしばし過ごす。
<花火大会>
 というわけで、メインイベントの赤川大花火大会。
 裏道をとおって、よっちさん宅に車を置かせてもらい、20分ほど会場まで歩く。近くまで車で行ってしまっては、大渋滞に巻き込まれること必至だからである。
 正直、実物を見るまでは「うーん、みんなをこんなに歩かせちゃって悪いかな」と思っていたのだが、高く、広く、惜しみなく打ち上げられる25000発の花火にただただ魅了される。こんなすごい花火は見たことがない。みんなの口からも賞賛の声と、「来てよかった!」という言葉が出るにつけ、YO7さんたちが強く推薦するのもうなずけたし、喜んでもらえたことに何より安堵した。
 美しい花火を見つつ、時にはロマンチックな話や下世話な話に花を咲かす主婦軍団。もうすぐ嫁軍団仲間入りのあんもさんに向かって、「あんもさん、マリッジブルーについて存分に語ってくれていいんですよ」と言いがかりをつけたりもした。そんな中、ひたすら酒を飲む相方。肉が美味いといっては飲み、花火はいいねえと言いながら飲む男。バラクーダライフ。
 ただ、無風状態に近くて煙が流れず、後半の花火のクライマックスの一部が残った煙に隠れて見えなくなってしまったのがなんとも残念だった。
 フィナーレが終わり、はぐれないように注意しながら移動。
 見れば、手をつないでチャーミーグリーン状態の水天堂夫妻。ああ羨ましい。
 社会人になったころから、相方は恥ずかしくて私と手をつないでくれないのだった。(ヨメさんの外見に問題があるのではという意見は却下)相方はどこかと見れば、最後尾で人がはぐれないように、通学副班長の役割をしていた。こんなときでも教師風の仕切り…
 帰りはみんな気分が高揚していたせいか、道のりは往路の半分程度にしか感じなかった。人間って現金だ。
 その後車でYO7さんちに帰り、買った花火を放出しまくる。
 手持ちドラゴンを振り回して、ファイアーダンサー状態の水天堂さん。なかなか普段は見られない代物だ。無邪気なところがまたステキ。そんな中、ジャンブラーさんは両手の指に、軽くはない火傷を負っておられたのであった。
 それが終わってようやく宴会が始まったが、既に10時を回っていた。
<宴会>
 はじまるな否や、ごろりと玉砕する相方。ペース配分を誤って昼間に思い切り満喫してしまい、結果的に何しにきたんだかさっぱりわからない男。
 せっかく水天堂さんから「男は妻の手を握るべし」と説教してもらおうとおもっていたのに。ガッデム。
 腹が立ったので、水天堂さんの靴下からこっそり採取した爪の垢を飲ませておいた。
 ウソです。水天堂さんほどのいい男に爪の垢があったり、トイレに行ったりするはずがないのです。ないったらないのです。
 何しろ現地でもそれなりに飲んだりつまんだりしていたので、みんな余り腹も減っていない。オードブルやお菓子も残りまくってしまった。そして飲み男・相方が撃沈したせいでお酒も余りまくり。
 それぞれ色々と歓談する。
 とびさわ・あかつき達は、栄帝さんから2階へと拉致される。孫河さんという女の子の浴衣を着せかえして遊んでいるようだ。赤い浴衣を着て降りてきたあかつき、可愛すぎて今夜がマジで心配なほど。その辺にいる田舎ギャルよりよっぽどイケている。
 男性陣は一人ずつ沈んでいき、最終的にはジャンブラーさんたちの「ジョジョ組(ゲーム組)」と、主婦連が起き残って、レッドゾーンな話など。合宿的な雰囲気で楽しい。寝るのが勿体無いほど。結局、「おかぴーさん×おかぴーパパの初H話★」は聞けなくて残念だったが。
 明け方近くになって、ガオレンジャーを見るために仮眠する。
8/12
<ガオレンジャー>
 目覚ましをセットしていないせいか、6時半頃から30分おきくらいに一度目を覚ましては、YO7さんから「ガオレンジャーまだですよ」と優しく言われ、「あ、そうですか」と再び眠りにつく。数分前に起してもらう。
 ガオレンジャー見る組として、ジャンブラーさんも起きた。あんもさんと車中に泊まったQ太郎さんを起こしに行こうかと思ったら、7:29にはやってきて着席。さすがQ太郎さん。ぬかりなさの国からぬかりなさを振りまきにやってきた男。
 水天堂さんも起きてきて途中から見る。
 さて、大根役者ガオシルバーが仲間に入って、初期メンバーが雑魚と化したこの番組だが、端的に言うと今日もそんな話だった。が、いつもよりアホテイストが前面に押し出されていた。2分に1度ツッコミどころが用意されていて、ちゆちゃんのご機嫌伺いとしか思えない。
・5人、ガオシルバーと心を通わせようとしてカラオケに誘う。
・シルバー、キザに断るが本当は行きたがってる。
・当然今日はカラオケオルグ。
・カラオケボックスの客が、突如「ニャー」と猫語でしか話せなくなる。
・原因がカラオケボックスだとわかっているのに、新曲の充実っぷりについ歌ってしまうガオレンジャー(バカ?)
・オルグが出るが、当然「ニャオニャクセス!」としか喋れないので返信できないガオレンジャー(バカ確定)
・シルバー、助けに来る。なんの断りもなく、ガオウルフの宝珠がバイクになる。1000年前の人間が、当然のごとく乗りこなす。敵、瞬殺。ガオレンジャーは申し訳程度に変身合体するが、どう見ても「犠牲者市民」レベルの扱い。
 一応ニヒル系のガオシルバーの登場によって一番割を食ったのは、それまで「孤高の荒鷲」で売っていたガオイエローである。
 従来のままではシルバーとキャラがかぶってしまうため、先週あたりからただエキセントリックな行動が目立つだけの、位置付けしづらいキャラとなってしまったのは嘆かわしい。世間話をしていて「オレ、血液型AB型」「オレ、動物占いだとペガサス」と言われたら納得するしかないようなキャラとでも言おうか。
 極め付けが、ラストにシルバーが「風が俺を読んだら云々」の紋次郎チックなセリフを吐き、5人に背を向けて歩き出したところに呼びかけるイエローのセリフ。
 「あんたァァ!あんた、カッコいいよォ!!!」
 なんだコレ。全員で笑い転げさせていただきました。全員起こすべきだったなー。
 ぼちぼちみな起き始める。
 昨夜の料理類がことの他残ってしまい、大量の生ゴミを出すのもYO7さんちに迷惑であるから、かなり無理のある食い合わせではあったが、オードブルを主体にとにかく朝食として食う。
 栄帝さん・あかつき・とびさわが寝ている2階に、恐る恐る起こしに行く。とりあえず泣きはらしたような様子や、特定の異臭はしなかったのでひとまず安心する。
 荷物をまとめ、YO7さんの家の方に挨拶をして、温泉へ向かう。
 ジャンブラーさんはご実家に帰るということでここでお別れ。YO7さんたちの車で、温泉まで先導してもらい、そこで別れる。
<温泉>
 「羽黒やまぶし温泉・ゆぽか」で昨日の汗を流す。山形はこういった地域ごとの温泉センターが多く、値段の割に設備がいいのが自慢だったりするのだ。地元の人間も、来客が多いと自分ちで入るよりこういうところに連れてくることも多く、朝の割には人がいる。一人300円の入浴料で、温泉・露天風呂・サウナを楽しむ。でもけっこうみんな早風呂だったような。あんもさんと、露天でつらつら語る。
 あー、それにしても髪が短いと洗うのも乾かすのも楽だが、なんとなく淋しい。
 脱衣所にて、茉莉さんがひもパンツ着用なのを発見、4人で「おお、勝負パンツ着用!」「しかもしまむらの!」と盛り上がる。
「茉莉さ〜ん、お願いだからその紐ほどかせてくださいよう。片方だけでいいんですから。」
「そうですよ、減るもんじゃなし
「イヤや、やめて!うちのパンツの紐をほどいてええのはお父ちゃんだけや!
「ああ眼福眼福」
と、朝から破廉恥な会話。いい大人が。
波動21 湯上がりは、売店で見つけたドリンクヨーグルト。ただのヨーグルトではない。地元・松山町の佐藤牛乳の目玉商品「波動21」シリーズの「みおん21 のむヨーグルト」である。
 何しろ、「人間の精神と肉体に大きな影響を及ぼす波動を、もっともよい状態に調整して製品に組み込んだ」と堂々と触れ込んでいるすごい代物だ。思わずみんなに見せびらかしてしまう。ちなみに味は、普通に美味しい。

<カラオケへ>
 みんなそろって落ち着いたところで、カラオケするべく酒田市内へ移動。ちなみに酒田である理由は、人数を収納して、なおかつアニメソングが充実しているところを選んだら、消去法でこうなってしまったのだった。仙台勢には遠回りをさせてしまって申し訳ない。
 お土産を買う時間も必要であろうということで、途中南ジャスコに寄ってフリータイムとする。むちんさんたちにお土産の説明などしていると、リベートのために懇意のお土産屋に立ち寄るツアコンのよう。ちょっと時間をオーバーしてしまい、いそいで駅前カラオケ屋に向かう。
 カラオケのみスポット参加のENGさんを待たせてしまっていて申し訳ない限り。とりあえずルームに入って手短に自己紹介など。そのあとは飲んだり食ったり歌ったり。
 あかつき君はやはり栄帝さんの隣に半強制的に座らせられる。でも結構慣れてきている彼。強くなったね(涙)。
 以前掲示板で話題になった「ゆかいなもぐら」の絵本をENGさんから持ってきていただき、狂喜して読む。「もぐらとずぼん」「もぐらとじどうしゃ」の2冊。これは絵本の世界ではロングセラーで、とびさわが「俺、これ大好きでしたよー!!」と懐かしそうにしていた。
 以下、各人の歌のハイライトなど。
<ENGさん>
・「Silent Voice」「風のノー・リプライ」など、あまりに女歌の高音がきれいに出るので感動。
・「激走戦隊カーレンジャー」 勝手に割り込みハモリしてすいませんでした。実は歌いたかったので気持ちよかったです。
あと、ほとんどお話できずにすみませんでした。ゲッターロボTシャツ、カッコよかったッス。
<りょうMC08さん>
・「めぐりあい」 懐かしかった。サビ前の「自分エコー」が芸コマ。
・「HEAT!」 OVAゲッターロボのOP。まさか入っていたとは知らず。次歌おうっと。
・「デリケートに好きして」 なんでだ(笑)。見事な女声とそこはかとない気持ち悪さはセカンドインパクト級。
<あんもないとさん>
・「残酷な天使のテーゼ」 なぜか「零魂オフ会では聞く機会が少ない」と評判の曲。彼女が歌ったのはこれ一曲だけで、入力した
・「ラムのラブソング」 は、Q太郎さんにマイクを奪われ、「豪快な歌声版」に強制コンバートされた。哀れ。
<Q太郎さん>
・「ラムのラブソング 豪快な歌声版」 1コーラス目くらい奥さんに歌わせてあげなされ(笑)。相変わらず「うっふん」の気色悪さが光る。
・「ガオレンジャー吼えろ!」 お見事でございました。この曲を2階聞く日というのも乙なものです。
<おかぴーさん>
・「バラは美しく散る」「My heart will go on」 可愛い歌声でございました。
・「アタックNO.1」 できれば「だって・・・ぴーは、女の子ですもの・・・」と言って欲しかった。
・「タイミング」 デュエットありがとうございました。
<栄帝さん>
*この方の歌は、何を歌ってもすべからく美川憲一になるのである。
・「さそり座の女」 歌詞は「女」→「おかま」にコンバートされ、終始あかつき君を見つめながら歌われた。2丁目気分。
・「魂のルフラン」 怖い。思わず「名曲なのに」と口走ってしまい、「何ですって」と睨まれた。
<あかつき君>
・「硝子の少年」他 曲名忘れてごめん。彼の歌を聞いたのは初めてだったが、歌声まで可愛いので、栄帝さんは以下略。
<とびさわ君>
・「宇宙戦艦ヤマト」 途中で私・むちん・おかぴー三姉妹が打ち合わせもないのにしっかりスキャットを入れてしまって驚かせてしまった。
・「MOTOR MAN」 以前会った時にも聞いたのだが、そのときはほとんど歌詞を見ないで歌っていた。凄い。
<水天堂さん>
・「行け友よライオン丸よ」「白獅子仮面」「失われた伝説を求めて」 もはやアニソン大会定番ではあるが、いつ聞いても声量が凄い。
・「踊るダメ人間」 絶叫部分がこれまでにない凄さ。完全にアングラ芝居モードでした。
・「誰がために」 アニメがバッチリで、一人で狂喜してました。
<森茉莉さん>今日の女王様
・「地上の星」 中島みゆき、似すぎ。
・「風の谷のナウシカ」 微妙な音のはずし方が絶妙。でもサビは中島みゆき。
・「恋の奴隷」 振り付き、情念込めまくりで水天堂さんに捧げた歌。歌詞とあいまって怖い。
・「恋するニワトリ」 普通に可愛く歌う姿は、同一人物とは思えず別次元の脅威をふりまいた。
いつも怖がる息子さんがいないせいか、これまでにない芸達者振りを披露。夫婦そろって、「これ、タダ見してもいいんだろうか?」という気にさせられた。あんた達、カッコいいよ!
<むちんさん>
・「愛を取り戻せ!」 いまやオフ会になくてはならぬナンバーになってしまったねえ(笑)。いつものごとくハモらせてもらいました。
・「劇場版カードキャプターさくら」のOP 隣でさくらファンのとびさわ君がニコニコしていたのが印象的でした。
<相方>
・「気持ちE」「勇者ライディーン」「マクロス」 後で「シラフでカラオケなんて何年ぶりだろう」と言っていたが、そのわりには頑張っていい声が出ていたような。序盤に「気持ちE」が出たので、声が潰れたかと思ったらそうでもなかった。
<私>
・「冒険ガボテン島」 おかぴーさんからのリクエストにより。私、これの画面初めて見ました。古い番組なので、モノクロ静止画でしたが。
・「どろろ」 これが歌えたのは本当に大きな収穫だった。気持ちよかった。でも静止画。
・「アニマル1」 打ち合わせもなく相方がカノンコーラスしてくれて、期せずして「婦唱夫随」。でも静止画。
・「勇者王誕生!」 ビル・ゲイツの替え歌だったのだが、寝不足のため歌詞が抜けてしまい遺憾。
<シメ>
みんなで合唱しよう!ということで、「ゲッターロボ!」に決定。
絵がアニメそのものだとやはり燃える。熱血必中大合唱。もはや他人にどう思われようとかまわない。ああ気持ちいい。
むちんさんは後に「マイク不要の大合唱」と語ったが、マイクどころかカラオケの音がなくても(みんな口ラッパで)立派に合唱できていたような確信が持てるのもまた凄し。このカラオケをやってしまうと普通では満足できなくなってしまうのだよ。
 撤収中にすかさず「蛍の光」を入力するのを忘れないQ太郎さんだった。
 カラオケ屋の駐車場でENGさんとお別れ。ほとんどお話できなくて失礼しました。
 その後車に給油を済ませ、酒田みなとインターにて仙台組・とびさわ・あかつきとお別れ。
 車の中から、「あかつきく〜〜〜ん」と叫び、見えなくなるまで手を振る栄帝さん。彼の脳内は今、アンドロメダ終着駅なのだろう。
 その後羽黒まで栄帝さんを送り届け、我が家で着替えなどしつつ夜のオフに備える。

<12日夜・カイさんとのオフ>

 カイさんという方は、我が家からそう遠くないところに住んでいる方。
 SF作家・バロウズの関係での、おかぴーさんのネットのお友達である。おかぴーさんはこの方と会うのも今回の酒田行きの大きな目的の一つだった。当初は、お二人の会う場所にお送りするだけの予定だったのだが、好意でお誘いいただき、あつかましくもご相伴することになったのだった。
 どうせ帰りも同方向なので、途中で拾っていって会場のお寿司屋さん「すしまる」へ。カイさんの奥様おすすめのお店で、私も一度だけ来た事がある。ここの「宝石ちらし」は絶品だった思い出がある。
 4人とも「自称人見知り」だったのだが(笑)、なぜか初対面なのに話が尽きることなく、美味しい料理とカイさんの武勇伝などで大いに盛り上がる。
 カイさんという方は、ホームページの内容も小説あり、写真ありでマルチなのだが、「何にでも興味がある」だけでなく「何でもやってしまう」バイタリティと技術をお持ちであることにいたく感動。おかぴーさんも、仕事に子育てにネットにバレーにオペラに…と、24時間の使い方が濃いパワフルな方。年齢は一回り違うのだが、このパワーには圧倒されてしまう。うーん、10年後にこんなに輝いていられる自信、まるでない。
 中でも圧巻は、カイさんが作られた自作文庫本。装丁のディテールにこだわって、創元SF文庫チックに仕上げているところがなんとも凄い!自分の小説の文庫本化はアマチュア物書きの夢だが、作っちゃうんだもんなー。凄いよこの方は…
おかぴーさんとの縁で、近所に住んでいるこんなグレートな方と知り合えて、とても嬉しく思う。
 で、カイさんからもまた「いやー、大道寺さんって最初、てっきり男の方だと思ったんですよねー」と言われる。
 ええ、もう慣れましたわ。
 ところで、「すしまる」のある場所は、酒田の飲食店街でも格式の高い土地らしいのだが、3000円のコースとは思えないほどの料理の皿数。メインの「宝石ちらし」が食べきれないほど。今度家族ででも来よう…
 帰りは代行で、途中でカイさんを降ろして家へ。
 おかぴーさんには、この「運転代行サービス」は目新しかったそうな。確かに、電車が細やかな路線で遅くまで走っていて、タクシーも多く、基本的に自家用車はあまり必要でない都会の生活ではあまり見ないのだろう。
 あとは、お茶を飲みつつ、オフのことやネットの内外の人間関係のことなど、のんびりとおかぴーさんと話して夜を更かす。

おわりに
 遠方から来ていただいた方、今回始めてお会いした方、本当にお世話になりました。
 どなた様にも、運営に全面的にご協力いただき、何とかオフ会を遂行することができました。
 特に、HALさん、TAKAさん、ZUKIさんたち地元の方には、並々ならぬご協力をいただきました。中には普段ネットをなさらない方もいらしたのに、終始お付き合いいただきまして楽しかったです。
 また、YO7さんとそのご家族には本当に感謝しております。ありがとうございました。
 オフ会中、何度となく車を出してもらい、何往復も運転していただいたQ太郎さん、YO7さん、相方にも篤く御礼申し上げます。本当にお疲れ様でした。
 せっかく遠くからおこしいただいたのに、気づいてみればあまりお話できなかった方も多く、申し訳なく思っています。
 私の不手際などにご不満をもたれた方も多かったと思いますが、少しでも楽しんでいただけたなら嬉しく思います。正直、これほどの人数の、しかも長時間のオフ会を仕切りきれるか不安もあり、終了後は少々放心してしまいましたが、日が経って思ったのは「またやりたいな」という感想と、ネットを介してまたご縁が広がった嬉しさでした。
 反省点としては、ゆっくり楽しめはしたものの、やはりYO7さん一個人のお宅に全面的に頼り切り、一方的に負担を押し付けてしまったことです。
 もし次回、庄内なり山形なりでオフを開くことがありましたら、早めに安くてよい宿を押さえて、外部宿泊で行いたいと思っています。いずれ遠い話ではありますが…
 これからもオンライン・オフラインでお会いすることが多々あると思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。