ランダム日記
2002年4月後半
ルーズな管理人ゆえ、毎日書くとも限らない日記です。
表示サイズは「小」を推奨。
*は購入書籍類、#は購入ソフト類、●は作った食事など。
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4/30(Tue)
▼午前中、むちんさんと電話する。ピアノの話などしていて、やはり強烈に電子ピアノがほしくなる。そういえばデジカメも欲しい。しかし貯金額がもう少し復活するまで伏してガマン…かな。さらに「ディアゴスティーニ」の話になる。「あれってなかなかコンプリートできない」「画集なんかは中途半端だから、かえって消化不良な感じ」という意見に同意。ちなみにあの手のものでうちでコンプリートしたのは「アートギャラリー」「アーティストジャパン」「日本の国宝シリーズ」。これは個人的なコレクションというよりは、相方が授業で文化史などやるときに、クラスの中で回して、少しでも大きなサイズで見てもらうための教材として揃えたもの。「アートギャラリー」のころはまだ大学生だったので、バインダーを含めると結構な出費だったが…
▼で、誰もが一度はしたことがあるだろう「僕が考えたディアゴスティーニ」な話で盛り上がる。何しろ「週刊スターウォーズ」があるのだから何でもありだ。「『週刊モビルスーツ』はどうだろう。初回はガンダム、2回めはシャアザク。1号・2号のみ特別定価280円ということで。」「それなら、『週刊連邦』『週刊ジオン軍』に分けてもいけるかもしれない。初回特典特製バインダーと宇宙世紀年表付き。」「『週刊スーパーロボット名鑑』は」「『週刊特撮ヒーロー』は」などとバカ話に興じるが、案外現実味がない話でもないな。
▼夜「ぷっすま」を見る。ツヨシ&ユースケチームとくりいむしちゅーチームがそれぞれ10枚の水着を選び、銀座で10人のOLに声をかけて、どちらか好みの水着でパーティーに参加してもらうという企画。この番組たまに見るのだが、だんだんタモリ倶楽部みたいなノリになってきてないか。まあそこがいいのだが…で、選んだ水着にそれぞれの趣味というかリビドーがモリモリ。紐ビキニだのメッシュだの、ジッパー付きだの、なんか下着にしか見えないビキニだの。それを見ていて有田やユースケにシンクロしつつ「紐ほどきたいハァハァ」「ジッパーおろしたい!」と思ってしまう自分はやはり変態なのだろうか。
▼前々から思っていたのだが、ちょっと布地が加工されて、場所が海だというだけで、下着と面積が変わらないものを平気で着てしまうわけで、水着というのは不思議なものだ。私は泳ぎが好きなのだが、世間様にさらせるものでないという理由でもう10年も泳いでいない。最近はハーフパンツ型の「人様の目に迷惑をかけない」水着も結構出ているので、そんなのでも買って素潜りでもするか。ええ、好きなんです。潜水が…
●肉じゃが/鉄鍋餃子/ワカメとキュウリ・紫たまねぎの酢の物/シメジと豆腐の吸い物
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4/29(Mon)
▼朝起きて、炊飯器付属のレシピどおりに赤飯を用意する。炊き上がってみると、色のきれいさは申し分ないのだが、小豆がまだ若干堅かったようだ。皮が破れるのを恐れて、茹でが十分でなかったらしい。次は上手くやろう…と思うが、次っていつだ?来年のお祭?米自体はモチモチと炊き上がりまずまず美味でよかった。
▼義父は怪我人なわけだが今日も元気に、「散歩」と称して家の周りを歩いたり、廊下でねじり運動をしては「イテテテ」と叫んでいる。いくら「安静にしている方が早く治る」と言っても聞かないようなので、家人は皆半ば放置モード。彼としては「転んだり重いものを持ったりしたわけでもないのにギックリ腰になった」ことについてどうしても納得がいかないようだ。それほど痛いのに動こうとする気力には感服だが、心配。
▼今日は相方の貴重な貴重な休みなので、朝はゆっくり寝かせ、久々の外食に出かける。中町の「ラ・マンマ」でイタリアン。私は「カルビと白菜キムチのスパゲティ」を恐る恐る注文してみたら、これが美味いのなんの。ハマってしまいそうだ。相方は「シーフードのカニ味噌クリームスパゲティ」前回も頼んだお気に入り。それと一口サイズの「ゴルゴンゾーラピザ」「ジャガイモとたらこのピザ」「さくら肉のイタリア風刺身」をオーダーする。私はブルーチーズ系はあまり得意でなく、いわんやゴルゴンゾーラは強烈過ぎて苦手なのだが、こうして焼いてみると美味しいので驚く。いい気分でワインで昼酒でも決めたいところなのだが、ここは我慢。
▼酒田に来て結構日にちが経つのだが、思えばこの中町をしみじみ歩いたことがなかった。ここはもともと酒田の商業中心地で繁華街…のはずなのだが、ご多分に漏れず今や空洞化の中心地。しかもここは車でのアクセスが今ひとつ面倒な上に気軽に泊められる駐車場もないとあって寂れ放題の印象がある。で、ここの顔、酒田唯一のデパートである「清水屋」にはじめて入る。このデフレのさなかでも高級品を扱う(今や)数少ない店。ただし贈答品などを選ぶときにこういうお店がなければないで困るのだけど。ここの100均ショップが広くてなかなからしいので行って、アレコレと相方と冷やかしたり選んだりする。酒田ではこぴあと並んでなかなかの100均。食料品もあるし。事実中町の人は「清水屋に来る人もここにばかり足を運んで、他の売り場はサッパリ」と嘆くと聞く。一応他のフロアもざっと目を通す。悪くはないのだが、垢抜けない二昔前のデパートというイメージで、買いたくなるものも特になかった。それでも店内にはこぎれいな身なりの「マダーム」な雰囲気のおば様がちらほら。そういうかたがたは未だに「清水屋でないと」な生活らしい。1階の食料品売り場はまずまず美味しそうなお店が多かった。
▼帰りこぴあに行くが、今ひとつメインディッシュとしてそそるものがなく、マルホンへ。中くらいの鮭一匹とかんぱちのアラを見つけて方針決定。しかしアラと煮るための大根がショボいうえに高い。休みのせいか、大根が端境期なのか。結局3件目で少しはマシな大根&値段だったので妥協する。鮭は庭で炭を起こして炙り焼きにし、醤油と大根おろしで食べる。美味。
●赤飯/鮭の炭火焼/かんぱちアラと大根の炊きもの/小松菜と油揚げの煮びたし/大根の味噌汁
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4/28(Sun)
▼午前、階下の義父が何か騒いでいる。もともと地声が大きいので少し大きな声が聞こえたくらいでは気にしないのだが、どうも今日は様子が違うので降りていってみる。浴室で何か物を取ろうとした拍子にぎっくり腰になってしまい、痛さでパニックになっていたのだった。とりあえず義母や義妹と協力してシップを貼り、コルセットを締めて着衣させ、義妹の車で急患のある病院に連れて行ってもらった。生憎形成外科の医師は当直でなかったそうだが、痛み止めの内服薬とシップを貰ってきて、自室で休んでもらった…
▼のだが、夕方になると「痛い痛い」と叫びつつもあちこちを歩いたり、柱に捕まって体操をおっぱじめる義父。とにかくまっすぐ寝てさえいれば一週間くらいで治るのだからこういうときぐらい安静にしていればいいものだが、元気が一番の長所で、少年野球指導などで体を動かしてきた義父のこと、きっと「病気や怪我(しかもぎっくり腰という、加齢を連想させる症状(実際は年齢に関係なくなるときはなるのだが))で日がな寝ているオレ」というのに我慢ができないのかもしれない。家人が口をそろえて「とにかく寝ていろ」といっても全然聞き入れないのだった。じっとしているのが辛い人というのはいるものなのだ。私のように「寝てていいよ」と言われようものなら48時間くらいは軽く部屋から出ない自信のある人間には想像もつかないが…
●きのこオムレツ/身欠きにしんの焼きびたし/ミニサラダ/もやしのおひたし/たまご豆腐/とろろ昆布汁
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4/27(Sat)
▼世間様はGWだが、相方が今日明日と試合で出かける私には関係のない話だ。いぼっちの家などは10連休だそうで…羨ましい。しかし彼がこの業界にいる限り、いちばんいい季節である4月・5月にロクに休みもないのは仕方のないことで、人を僻んでも埒があかない。今回のは別の冠試合だが、この季節は高校総体の地区大会・県大会がある季節。試合でなければ練習試合に練習。どのみち休める日はない。あまり休みがないので、「生徒さんもよく体も壊さず不平も言わずにがんばってるな」と感心させられる。文化部顧問であっても応援監督などに駆り出される。元同業者なので「まあこの季節はねー」で済むのだが、中には随分奥さんや子供の不評を浴びている顧問各位もいることだろう。相方の知人も、奥さんから「どうして合宿なんかするの」「なんで遠征なんかしなきゃいけないの?」と詰問されて困っているとかいないとか。
▼ところで、週休2日制に伴って、少ない日数の中でいかに学校行事と授業時数を獲得するかという悪戦苦闘の中で、今年はいくつか「代休」が廃止されている。例えば総体後の代休などは顧問や選手の疲労回復にはありがたいものだったのだが、一部削られる日程もあるようだ。文部科学省の提唱する「ゆとり」が誰のためのものなのか、ますます分からなくなる。
▼小学校の栄養士である義妹は、休みの日も家に持ち帰って一生懸命パソコンと格闘して「給食だより」を作っている。全学年が読むものなので、漢字の使用やルビふりに気を使ったり、クイズ仕立てにして興味を引いてみたりと、熱心な取り組みに感心させられる。質問されたついでに話し込んだのだが、「でも、こんなにがんばって作っても、教室に掲示してくれない先生もいて、萎えるんだよねー」という彼女の嘆きに、かつて掲示物の管理が全然できなかった私としてはひそかにドキッとする。そういえば図書関連のプリントを作っても担任によって扱いがまちまちで確かに萎えた記憶が。
▼興味深かったのが、彼女が実際の現場で見ている「子供達の食への意識」と家庭のしつけの関係の話だった。ある時パセリを出したら、「ママが、『これ、お庭の雑草だから食べちゃダメ』って言ってた」と生徒に言われて愕然としたそうだ…確かにファミレスのパセリなどは洗って使いまわしているという話も聞くから、私もあまり外食では手を出さないが、給食でわざわざ「雑草」を出すはずがないだろうに…きっとその子の母親自身がパセリを嫌いだったり、食べ物と思っていないせいだろうが、雑草呼ばわりとはあきれた話である。これではいくら栄養士や教師が「●●のこういう栄養が××にいい」と教えてもそれ以前の問題だ。義妹が教えなかったらその子の中では、心をこめた美味しい料理も「雑草がついている皿」でしかなくなってしまう。そんなことを考えなかったのだろうか。料理のプロでない限り、全ての食材について知り尽くすことはとてもムリだし、志向や地域によって知識が偏ることもあるだろう。しかし子供にデタラメ教えちゃいかんよなあ…とあきれてしまった話ではある。そういう状況の中だからこそ、ある子供達に食べ物のことを少しずつ教えていくという彼女の仕事は、苦労が多くて成果が見えにくいかもしれないけれど意義とやりがいがあるのだろう。
▼また、全体的にイナカより都市部の学校の方が偏食が多く、自分の嫌いなものに対して「先生、そんなものよく食べられるね」「納豆なんて人間の食べ物じゃないよ」と小憎らしい口を利く生徒が多いそうな。そうでなくても、「包丁の出番が少ない家庭」が増えている昨今、この分だとまじめに「鮭は切り身で泳いでいる」と思ってる子供とかいそうだなあ。三度三度の食事に手間かけろとは言わないから、一緒に台所に立つ中で「これはもともとこういう形」ということだけでも教えてやって欲しいものだ。その意味では、酒田では釣りが代表的なレジャーなので、知らないうちに学んでいることも多いかもしれない。
▼若い親やその子供の中には、「魚は身だけを食べるのが上品な食べ方で、皮やアラは残すもの。食べるのは貧乏臭い」と認識している人も多いらしい。声を大にして言っておきたい。好みもあるだろうが、魚はとにかくのに。
●キャベツと豚肉の炒め物/ふきのとう味噌/葉わさびの醤油漬け/しめじと豆腐の吸い物
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4/26(Fri)
▼昨日買ってきた「こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』」を読む。実は空想科学読本シリーズは結構買ってしまっているのだが、山本弘氏のファンでもあるので、的確な指摘を面白く読んだ。…というか、こんなに穴だらけ(それでも手加減して見逃した細かい部分が相当あるらしいが)だったのねと汗。空想科学シリーズの著者・柳田理科雄氏への「作品への愛もなければよく作品を見てもいない」という批判はこれまでも「と学会」関連の本で主張してきたわけだが、今回は一つ一つに丁寧な説明を加えながらの反駁本になったということだ。
▼理科は嫌いではないが、所詮塩基配列で挫折してしまったダメ文型人間な者だから、「空想科学シリーズ」の説明を読むと「ヘー」と納得して面白がっていたのだが、それでも「この作者、本当にちゃんとビデオ見たり調べたりしてるのか?」と疑問に思い、白けてしまった部分はあった。
▼この本でも取り上げられているのだが、「電磁戦隊メガレンジャー」について、「女性が2人とはこれまでにないメンバー構成」と書かれていた部分などがその代表だ。それほど詳しくない人でも、女性2人構成は「バイオマン」以来珍しくはない(そういえば最近見なくなったが…)ことをご存知だろうし、また「戦隊といえば『主人公・ニヒル・紅一点・チビ・デブ』と相場が決まっている」という記述も全く無知。それは「ガッチャマン」や「コンバトラーV」などの5身合体ロボット(の世界でも案外そうそう普遍的なわけではなかったりする)の古典的構成だし、正式5人メンバーの中にガキ…と言えるのは「フラッシュマン」のブルーフラッシュ・アキラくらいのものだろう。それでも15歳だから「ガキ」と呼ぶには微妙。正味のガキは「ダイレンジャー」のコウ(キバレンジャー)などだが、これは「6人目メンバー」だし…ともあれこのとき初めて「この人、言うほど番組見てないで書いてないか?」「本当は特撮あんまり好きじゃないんじゃないか」と思い、なんとなく一歩引いてしまったのだった。
▼山本氏がいちばん批判しているのもこの部分で、「作品ビデオにろくすっぽ当たりもせず、愛も敬意も持たず、ただ面白おかしくこき下ろし、しかも自分のこき下ろしにつじつまが合うように本編の説明を捏造しまくっている」という批判が鍵になっている。これに対して柳田氏からの反駁アプローチはあるのだろうか。客観的に見て、内容批判としてはグゥの音も出ないレベルの見事な一冊だと思うのだが…
▼というわけで、以前「空想科学シリーズ」を読んで面白い!と思った人には不快なタイトルかもしれないが、是非一読をおすすめしたい一冊ではある。惜しむらくは、ページによってイマイチな挿絵がいくつかあること。空想科学シリーズの読み物としての面白さをたぶんに支えていた近藤ゆたか氏の域までは求めないが、もうちょっと挿絵が良かったらなー…という点だけがちょっと残念(さすがに近藤氏に頼むわけにもいかないし)。できれば表紙の開田裕治氏に本文イラストもしてもらえればさぞ贅沢な逸品になっただろうな。というのは欲張りか。
●ナス入りポークカレー/きゅうりとスナップえんどうのサラダ/タラの芽と厚揚げの煮物/コゴミの味噌汁
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4/25(Thu)
▼窓を開けると、程よく冷涼な空気。今年はこの春の爽やかさをいきなりすっ飛ばして、「初夏並の陽気」になってしまった感があったので、この涼しさと清清しさがやって来てなんとも嬉しい。
▼いくらなんでもタラの芽の天ぷらが続きすぎな気もするのだが、まだあるんだから仕方がない。ネットでレシピを探しながらアレコレいたずらしてみる。タラの芽には抗ガン作用があるらしいが、「微毒があるので食べすぎには注意」とある。それを言い出すと山菜全般にはアクの分だけ微毒はありそうな気もするけど。それにしても本当に今回の山菜採りは大漁だった。うちの義父は元気さんなので、これから天気が良かったりするととても家の中でじっとしていられない性分。こうして「家族のためにアレコレ取って来てくれる」という、ギャートルズさながらのプリミティブな「頼もしきお父さん」なのだ。こういう父親像と言うのは実家の父にはなかったファクターなので、一緒に暮らしていてとても楽しい。何より元気のしるしだし、正直家計も助かるし。これがもうすぐアジやサバや川ガニになったりするのだ。楽しみ。
▼やまやに行ったついでに、蒸留酒系が切れたので(相方の晩酌量がわりとあるもので…)色々見た。無性にラムが飲みたくなった。先日買ったマルティーニ諸島のホワイトラムがまずかったので、再度ホワイトラムに挑戦しようかと思い棚を見る。ラムと言えば間違いないブランド「マイヤーズ」のホワイトがあったのだが、セールになっていたマイヤーズのダークより400円も高いので結局定番のダークの方を買ってきた。トライアルは次に持ち越しだが、このマイヤーズのダークは大好物なので、夕食後に自室でまったりと楽しむ。至福。この酒は昼間から食らってダメ人間決め込むのにも最適なのだが…流石にそれは…ヒッキーの上にドリンカーじゃ洒落にもならないので自粛(笑)。
▼唐沢俊一先生の「Web現代」の連載「WEB見聞録」の第2巻「怪網倶楽部」を相方に買ってきてもらう。昨年ちょっとだけ当サイトのコーナーを取り上げていただいたので、そこが収録されているはず。「カットされてませんように」と祈っていたのだが切られずに収録されていて嬉しい。画面写真も入っているので…もうちょっとこったデザインにしておけばよかったとかなり後悔。ちなみに19Pにございます。
●タラの芽の天ぷら/タラの芽の味噌マヨネーズ和え/まぐろのめかぶ・山芋和え丼/切り昆布の煮物/ジョンナの味噌汁/フキノトウ味噌
*怪網倶楽部/唐沢俊一 *こんなにヘンだぞ!「空想科学読本」/山本弘 *笑うクスリ箱/唐沢俊一
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4/24(Wed)
▼夕方前、義母をちょっと送っていったついでに買い物を済ませ、八文字屋に足を運んで少し漫画を仕入れる。帰ってくると、友人と山に出かけた義父の今日の戦果がどっさりと。ワラビ・コゴミ・タラの芽・ウド・ミズ・フキノトウ・ジョンナなどさまざま。そんなわけで今日も天ぷらを揚げることに。この家で三歳類をまともに扱えるのは私だけなので、アレコレ一人で調理するのはちょっと大変だったが、それでもうまいものが作れると報われる。たくさん残ってしまったので後は明日。
▼前から気になっていた「プラネテス」を買う。近未来の宇宙作業員の物語だが、宇宙空間のアレコレが細かく設定されているのに説明的にならず、キャラクター描写に妙に地に足がついていて面白い。2巻になると、女性キャラクターの顔の描き方がゆうきまさみっぽいのがちょっと気になるが。
▼バンチでは「男たちの好日」が新章突入。久々登場の健気な久代さんに萌え…前時代的ではあるかもしれないが、ああいう妻ってのはやっぱりいいですな。あとは玲睦の変貌にびっくり。この容貌で通すなら、この漫画はヒゲだらけ。好きな人にはたまらん世界になりそうだ。
お、オマエモナー…
●タラの芽とウドの天ぷら/ウドの皮きんぴら/切り昆布とちくわ・にんじんの煮付け/コゴミの胡麻和え/えのきの吸い物/鳥皮とセロリの炒め煮
*ガンダルヴァ/正木秀尚 *プラネテス 1・2/幸村誠 *かいしゃいんのメロディー 6/大橋ツヨシ
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4/23(Tue)
▼午前中、いぼんぬさんのPHSに電話する。いぼんぬさんがサイトを作られたのでそのお祝い…というか、せんじつむちんさんがいぼんぬさんに電話なさったというのを聞き、「むちんさん、抜け駆け〜」と思ったというのが正直な理由ではあるのだが。まあそんなことで半ば「一度声をお聞きしたいなあ」という衝動だけでつい受話器を取ってしまった。本当は本名で「●●さんですか?」と聞こうと思っていたのだが、いざ電話してみるとつい「あ、いぼんぬさんですか?」と言ってしまい、かなり一瞬凍った空気が流れてきたが、こちらも名乗ったら「あらやだ!」な打ち解けた雰囲気になる。初めて話すはずなのだが、なんだか妙にリラックスして思ったより長話してしまった。この「初手からリラックス」感はむちんさん級かも。色々話をして思ったのは、女性として・母親として自分の生き方を支えるほのかな自信に裏打ちされている方なのだなあということ。「女性業」の先輩として色々参考になる話を聞き、「お姉さま」と仰いでしまいそうだ。
▼今日も今日とてDL三昧。だんだんとこの世界の礼儀や流儀・義理と人情もわかり始めたようなこのごろ。人様の共有ファイルをアレコレ言うのはマナー違反…なのだが、とあるかたのフォルダの中身が見事に「デブ専ゲイ」なのにはかなり眼と脳に衝撃大。文字列だけで胃が重くなるというのもあるのだなあ…
▼以前「怪獣王」で「コンドールマン」の悪役について「とにかくすごく楽しそうで、まじめ腐ったコンドールマンがイヤだった」と唐沢なをき氏が語っていたのでちょっと探してみた。「ウッヒッヒー、ウッヒッヒー、ウッヒッヒーのヒー」と歌いながらみんなで輪になって踊っているその画像、
本当にすごく楽しそうだった…
●筍と身欠きにしん・うるいの煮物/筍ご飯/タラの芽のてんぷら/コーンコロッケ/レタスと紫たまねぎ・キュウリのサラダ/しいたけと豆腐の味噌汁/キャベツの即席漬け
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4/22(Mon)
▼午前中、むちんさんから定期ホットラインが入る。いつものようにネット主婦連中のことや、母の日を控えて「プレゼントどうする?」というような話題など。
▼義父が昨日買ってきた筍を煮たりして、ようやく一段落ついた…と思ったら、ちょうど終わった頃にタラの芽を採ってきた義父。作業終了と思ったら引き続きてんぷらモード突入…。まあ、美味しかったからいいんだけど。育ちすぎてトゲが出ているものがほとんどだったので、軍手をはめて慎重にしごいてトゲを取ったり、慣らしてから揚げる。先日「片栗粉を衣に少し入れるといい」というのを目にしたのでやってみたら、その通りカラッと揚がってそのあともべた付かなかった(極力重ねないようにしたせいもあるが)。ちなみに入れる量は小麦粉一カップに対して小さじ一程度で十分の模様。
●筍とこんにゃく・牛肉の煮物/筍とピーマン・鶏肉の炒め物/春菊のおひたし/金頭の味噌汁/タラの芽のてんぷら
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4/21(Sun)
▼MXをしながら愛用の小ヤットコで、柄にもなく眉毛を抜いたりしていた。私のゲジ眉は、気がつくとすぐに「つながり眉毛」になってしまうのだ。帰宅した相方に「眉毛どう?」と聞いてみたら「ずいぶん抜いたもんだな」と言われ、ドキッとして大きな鏡を見たら「もっとやっていたら明らかに抜きすぎ」の域に達するところだった。昔生徒が「眉抜きってハマるから、気がつくとぬきすぎちゃってるんですよ〜」と言っていたが、まさにその通り。あ、危ないところだった。
▼ところで、顔だの指だのの余計な毛を抜くとなると、なんと言っても敏感な場所なので一瞬息を詰めてしまうほど痛い。そのたびに心臓がビクっとするのが分かるのだが、これ一回で何秒分かの寿命が縮まっているような気がするようなしないような。
▼「ハリケンジャー」を見ていて今更ながら気づいたのだが、フラビージョのデザインと言うのは後ろから見たら蜂っぽくなるように作ってある(頭のボンボンの部分が蜂の目の部分になる)…ということは、「カールビンソン」のチカちゃんと同じ可能性も…
人間の顔に見える部分は本来アゴで義顔
そう考えてもう一度フラビージョを見るとかなり見方が変わります。
とはいえ本編じゃしっかりチュッパチャップス舐めてましたけど…
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4/20(Sat)
▼前から買おうかどうしようか迷っていたのだが、生協の「マイバスケット」を買った。ご存知の方も多いと思うが、買い物袋を持参する代わりに、スーパーのかごと同じサイズのかごを買い、それを持って買い物をすると、レジの店員さんが買ったものをそのかごに入れてくれる。後はそのまま店を出れるというもの。メリットとしては、袋に詰め替えずにそのまま店を出られる点がある。別に環境に優しい主義でもなんでもないのだが、スーパーの袋が余って結局かなりの量のゴミになってしまうのに辟易したため、なんとなく買ってみた。もちろんスタンプを貰うと生活用品に換えてもらえる。特に生協では市指定のゴミ袋にも交換してくれるのが嬉しい。懸賞のシール集め同様、この袋持参スタンプもはまってしまいそうな予感。今更と言えば今更だが。
▼ゴミ袋といえば、今日はスタンドでも貰ったし(土・日に利用すると必ずくれる)、行きつけのクリーニング屋でも、出来上がった衣服をゴミ袋に入れてくれる。クリーニング屋の袋も結構でかくて邪魔になるのでとても助かる。第一指定ゴミ袋高いし。で、実はごく近所に昔ながらのクリーニング屋さんがあったりする(不義理…)のだが、そのご主人は「心をこめて仕上げた服を、清潔とは言えゴミ袋に入れるなんて自分にはできない」と頑として導入しないそうな。気持ちは分からないでもない。
▼たまに主婦らしい話題をしてみたものの、買い物から帰ってPCを覗き、「グリーンマンマーチ」のDLが成功したのを確認してほくそ笑む生活である。
●焼き餃子/蒸し鶏ときゅうりのサラダ/えのき入り鶏スープ/赤こごみの煮物/大根葉と油揚げの煮びたし
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4/19(Fri)
▼食事の買い物以外はほぼヒッキー状態でDL三昧なのでネタすらなくなってしまった。剣呑剣呑。で、手持ちのファイルもかなり増えてくると、自分のファイルを要求してきた人から落とさせてもらうのがかなり確実性が高まる(といって落としすぎるのはもちろん礼儀に反するわけだが)。さながら鮎の友釣り状態。だからそれなりにウケそうなファイルを置いておくとこちらにもメリットがあるということだ。しかし何だ、まさか世の中にこんなに王貞治の「白いボール」を聞きたい人間がいるとは思わなかった。
▼「参照」というコマンドで、人の共有ファイルを見ることができるのだが、まーしょうがないとは言えアダルトファイルの多いこと。朝からそういうファイルの列挙を見るのは、下世話なアバズレの私ですら結構胃に重い。犬とか豚とか馬とかあまつさえ中田氏とか。大体みんな怖いもの見たさというかネタとして落とすのだろうけれども、「その中には、これが『使えて』しまう人間もいるんだろうな」と思ってしまうと、人間の業って深い。手首まで入りそうなくらいに。
●マカロニ入りコールスローサラダ/鶏肉と大根の煮物/カブと葉の味噌汁/肉じゃが
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4/18(Thu)
▼昨日結局、ダウンロード待ちで横になったつもりが何時の間にか本気で寝ていた。顔も洗わずに少し肌荒れ。恐るべしMX。別にMXのせいじゃないような気もするが。とか言いつつ、今日も昼寝もしないで精を出す。まー何と言うかこたえられませんな。
▼お友達のいぼんぬさん、オンライン日記をつけていたことを先日カミングアウトしたのだが、作りたい気持ちを抑えきれずついにサイト作成なさったそうな。おめでとうございます。そういえば私も、そんな風に衝動に近いノリで、最初は公開するつもりもなく、ついでにタグもほとんど知らず、ソフトはフロントページエクスプレスしかない状態でこのサイトを始めたのだった。そんなことをふと思い出した。思えばおかぴーさんもむちんさんも、「もう辛抱たまらん」という感じでサイトを作って立派にご自分の色を出していなさる。仲間が新しいサイトで自分の世界を紡ぎはじめるのを見ていると、私も初心をちょっと思い出して、少しだけ背筋ののびる感じがする。
●いかとホタテのちゃんちゃん焼き/カブと油揚げの味噌汁/三つ葉のおひたし
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4/17(Wed)
▼しこたま「いまさら」な話ではあるのだが、今更WinMXをダウンロードし実行してみる。フォルダに少しMP3やmpegを入れ、ファイル交換開始。覚悟はしていたことだが、何しろ非力なフレッツISDN64K回線…遅いこと遅いこと(泣)。というか、うちからダウンする人も遅くてスマンです。ここで謝ってもどうにもならないが。本来フレッツIごときが手を出すものでもないのだろうが、ADSLが来るまで待ってたらその前に規制されそうなので、ふと手を出してみた次第。しかし色々検索するだけで、噂に聞いてはいたがTV放映番組や映画などがあるわあるわ…とてもこの回線状況ではちょっかい出せないけれど。これじゃ確かにCDやらDVDやらを買う気がしなk
▼本来、ダウンロードを指定しておけば後は放置なのだろうが、ものめずらしさと、途中で切れないか気になるためにほとんど夕方からずっとPCに張り付き状態。TV部屋とPC部屋は別だし、相方は遅く帰ってきて夕飯食べてすぐうたた寝→本気寝のコンボだし、しばらくただでさえ少ない夫婦の会話時間がますます減りそうな予感。
▼とりあえず、帰宅してそうそうMXに張り付いていた私を見た相方の一言は「ほほー。まあ、タイーホされない程度に面白いもの集めてくれ」。
●スパゲティ野菜ミートソース/たまねぎとえのきのスープ/ウドときゅうりの味噌ドレッシングサラダ
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4/16(Tue)
▼午前中にむちんさんと電話。オフの話題など色々総括する
▼今日の「プロジェクトX」はフェアレディZ。いつ見ても本当に美しい車だ。なぜ今の日本車には圧倒的にかっこいいデザインがないんだろうと思う。アメリカの警官のエピソードはできすぎているほどにいい話だった。2シーターの車は憧れるが、現実にはなかなかチョイスできない…
▼ニュースステーションで、犯罪被害者に対する救済がいかに無視されているかを取り上げていた。理不尽な犯罪に巻き込まれたときの治療費がしっかり請求されるとは知らなかった。それに相続税の請求、生命保険に対する高額課税…誰にでも起こりうることだけに、こういう面に配慮がなされていないことに憤りを感じる。番組の中で触れられていた通り、「被害者・遺族から吸い上げた高額の税金で、加害者がぬくぬくと塀の中で飯を食っている」のだ。犯罪者にも人権はあるだろうが、それよりも被害者側に手厚くするのがヒトの治める国家と言うものだろう。
▼で、有事法制の件については、いつでも起こりうるテロや自然災害を差し置いて、「戦争が起こった時にいかに国民に言うことを聞かせるか」という点だけが決まった。この期に及んで小泉がタカ派だったということに気づく国民もまた多いのだろうか。こうしてみると、相次ぐハト派失脚も社民党失速も、すべて小泉恐怖政治のためのシナリオじゃなかったのかとさえ思えてくる。個人情報保護法や児ポ法も控えているし、ここまであからさまに国民を統制しようとする首相も珍しい…政権が変わるごとに政治が悪くなっていくこの国って、一体何なのだろう。
●筍と野菜の煮しめ/若竹汁/筍ご飯/メンチカツ/ゆで卵とサラダ/茄子漬
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