ランダム日記
2002年7月後半

ルーズな管理人ゆえ、毎日書くとも限らない日記です。
表示サイズは「小」を推奨。
*は購入書籍類、#は購入ソフト類、●は作った食事など。

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7/29(Mon)

▼義弟の「ぼくなつ2」、ついに手を出してみる。こういうピュアハート系のゲームを、しかもリアル田舎にいながらプレーするという二重の照れくささがあるのだが、やってみるとなかなか面白い。あいも変わらず自然豊かな我が家では、ゲームの中で鳴いているヒグラシなのかリアル庭で鳴いているヒグラシなのか分からない環境の中にある。とりあえず昆虫採集と王冠採集に燃える(何のゲームをやっても結局「収集系」に一番ヒートしてしまう性格…)。虫相撲は最初なかなか勝てなかったが、コクワガタを地味に育ててみたらかなり強くなった。高価値の蝶で相手が育てた虫を買い取り、それを主力に勝ちあがったりする姿はまさに「ナベツネ」状態。しかしクワガタやカブトムシ鍛錬に血道をあげる田舎のガキが、自分の行動範囲内で採集できる蝶相手に歴戦の勇者をホイホイ交換するというのもまずありえない話ではあるのだが…まーいいか、便利だしね。
▼むちんさんと電話する。先日ウィルスの影響でパソコンをリカバリする必要に迫られ大変だったとのこと。週末メールチェックしてなくて力になれずスマン。URLなどリクエストのあったものをメールで送る。ここ数日、いつもの夏とは逆転して、仙台が山形よりも暑くなっている模様。それも大変そうだ。
▼対してこちらは暑いながらも風があるので、日中でも窓を開けているだけでしのげるような天気。長らくクーラー無しで育ったので、光熱費節約以外の理由でも窓からの風邪でしのいだ方が心身ともにホッとできる自分がいる。

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7/28(Sun)

▼朝起きてハリケンジャーを見る。シュリケンジャーはなかなか香ばしいキャラ……なのだが、折り悪く昨日シャンゼリオンで「ザ・ブレイダー」の話を見てしまった私には薄味に感じられてしまう。やはりシャンゼリオンは禁断の果実だったのね。
▼ボチボチ起きて来てまったりしている相方に「さあ!今日は一緒に朝シャンだよ!」……勿論朝から一緒に風呂に入って仲良くするわけではなく、「朝からシャンゼリオン」の略であることは言うまでもなく、一気にまとめて最終話まで見てしまう。最後までメタフィクションありシリアス芝居ありで楽しませてもらった。途中なぜか、高松英郎が特別出演している。そしてその前の週あたりで取ってつけたような説明で秘書役が降板…こりゃもしかして「バイオマンに真田広之」同様の「事務所のお詫び」ってヤツか?と思ったのだが、落ち着いて公式を見てみたら交通事故に遭ってたのね…失礼失礼。前から「物議をかもした最終回」とは聞いていたが見てみれば納得。私はアレでいいと思う。ここ2週間ほど、ちびちび楽しんだシャンゼリオンだが、本当にいい出会いをさせてもらった。もしDVDになったら絶対買いだ。
▼先週買った洗濯物干し、組み立てようと思ったら、2本の支柱がどうやら「両方右」のようで、フックの場所があわないので、義弟を連れて外食がてら買った店へ行く。店では受付の中でちょっと商品の点検をしていた。数分後、「これは両方に開くのでこれで大丈夫です」とのこと。バツが悪いやら恥ずかしいやら説明書が不親切だと思うやらで、そのまま退散。内心「これがもしホテルプラトンだったら、藤堂さんの心遣いで『お客様に恥をかかせてはならない』と好感するふりだけでもしてくれるだろうに」などと筋違いな冗談を車内で交わすが、まあ悲しいかなここはプラトンではなくホーマックだし。それより先週5800円で買った本棚が3980円になっていたほうがショックだった。見なければよかった。ジャスコのお茶屋で「ほうじ茶ソフト」を食べたらスッキリしていて美味しかった。試飲した水出しパックの緑茶が美味しかったのでそれも買ってみる。

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7/27(Sat)

▼今日も相方はこの暑いのに試合で出勤。疲れているところに機能の飲み会の酒がこたえたらしくぐったりしている。送り出した後部屋でウダウダしていたら義弟が起きてきたので、「ぼくの夏休み」の続きをしている様子を見ながらまったりする。そうこうしているともう出かけるのが億劫になってくるのだが、医者に行く用事があったので、11時半も回ってから出かけ、用を済ませる。土曜は比較的込んでいるので結構待たされた。軽く買い物をして帰り、義弟と一緒にドライカレーを作って昼食。夕方に義父と義妹、義弟が連れ立って釣りに行く。私もいっても良かったのだが、色々やりたいこともあるので今日は留守番する。とはいえ結局ただゆっくりしただけではあった。
▼この時期は鯖もアジもまだ小さい。予想通り釣果は小鯵と小鯖。小鯵の方は唐揚げにし、鯖ははじめてミンチにしてカレー風味にし、義弟の持ってきたスイートチリソースにつけて食べるとこれが美味い(揚げたてということもあるのだろうが)。満足満足。
▼夜、相方と2人でシャンゼリオンを5話ほど見る。「ヒーローの先生!」も凄かったが、「サバじゃねえ!2」に至っては「これまで人生色々あったが生きてこれが見れてよかった!」と世界の全てに感謝したくなるほどの傑作。やっぱりこの作品、私にとっては最終兵器だ。

●鯖のガラムマサラ風味ミンチスイートチリソース添え/アジの唐揚げ/焼き餃子/ニラ穂のおひたし/揚げ出し豆腐/ナスの八杯汁

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7/26(Fri)

▼今日で講座最終日。インターネットの実習とメール。インターネットでは画像やページの保存(オリジナルのページからは体験用のチャットや掲示板もあり)、メールではその添付など、公式の教本にないことを色々やったので、「自分で自分の首をしめる」方式の忙しさだった。ウィルスの話もしたかったが、ホームページに情報を乗せてみてもらう形にした(時間もなかったし)。まあ私は自分の企画でしんどくなるのだからいいが、アシスタントの方には気の毒だったかもしれない。すみません。ってココで謝ってどうなるものでもないが。数人の方から「楽しかったです」と言ってもらったのが嬉しかった。
▼帰ると早速義弟が「ぼくなつ2」の続きをしていた。このゲームでは、着ていたTシャツを脱ぐことも出来る。この主人公は小学3年生。ところで昭和50年といえばまだ私は就学前なので微妙に年代がずれている。その年代で知っている人といえば…にぼしさんがちょうどそのあたりか。……そう思うとやにわに、この主人公が「上どころか下まで脱いでそこら辺をブランブラン言わせながら走り回りそうなボクちゃん」に見えてくる私だった。
▼このゲームでは様々な魚をいくつかの仕掛けで釣ることができる。そして50cm以上が「大物」と認定され、その日の夕食の食卓にのぼり、おばさんからも褒めてもらえる。釣りも投げ釣りやミャク釣り、餌を付け替えて遊べるし、アタリの振動が手に来るのも結構楽しい。しかし50cm以上って…普通30cmのマコガレイを釣ったらもっと楽しいはずなのに。大体それじゃシロギスなんかまず永久に食卓に出ないじゃないか。20〜30cm位の食べごろのを結構釣っているのに、おばさんは天ぷらにはしてくれない。小鯵が大量でも南蛮漬けにならない。間違ってるぞそれは。というかコレ、子供がこのゲームやってから釣りに行ったら、「釣れなくってつまんない」とか思わないか…等と思ってしまうイイ大人だった。

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7/25(Thu)

▼所用がてら義弟が帰ってきた。美味く仕事の日程調整が出来たらしく、今回は結構ゆっくりできるようだ。彼がいるとなかなか楽しい上に料理上手なので嬉しい。それと多分、ずっと「下の子」で育った私にはきっと、「おとうと」がいる生活というのが新鮮で楽しいのだろうと思う。今日の夕方くらいに着けるかと聞いていたのだが、私が仕事から戻ったら既に家に到着していた。
▼その彼が、実家での暇つぶし用に持って来たのが「ぼくのなつやすみ2(以下、「ぼくなつ2」)」
 こともあろうにこんなリアル田舎で「ゲームで夏休み」。
 お、面白いじゃないか(山口ノボル風に)。
 ヤッテクレル(・∀・)!……という思いを胸にしながら画面を見てみる。
▼OPデモ。あの上田美根子の「キレイキレイ」なキャラが、3Dで一生懸命演技している。それだけでなんか凄い(特に鼻の部分に凄まじい無理がある)。
 そして案の定、ゲームの中の虫の声より、リアル庭のリアル蝉の声の方が強く聞こえてくるという罠。しかし「昭和50年が舞台」という内容と雰囲気はがんばって「当時」していて懐かしい感じ。想像したよりはちゃんと「ガキ」していていい。それにしてもこの子供、いかにもボンボンな見た目の割には危険な飛び込み方で泳いだり素潜りしたり、水中でタコやイシダイを捕まえたりと凄い身体能力だ。義弟と2人で「こいつったらワイルドシング」と笑いながらゲームを続ける。いやしかし、楽しみ方が色々あって、スマッシュヒットになる理由は何となく分かったような気がする。
▼ゲーム内では息が続く限り潜れるのだが、ゲージが切れると「息が切れた」ことになり、主人公のボクくんが「ダメだこりゃ!」と叫んでブラックアウト…するのだが別にゲームオーバーするわけでもなんでもなく、ただ場面が家の仏壇の前に戻って「チーン」と音が入り、おばちゃんとおじちゃんから「無理しちゃダメ」とたしなめられる。それだけ。イヤこれって、ニュースに出るような立派な「水の事故」だし。「ダメだこりゃ」で片付けていいレベルじゃないし。また同様に、数箇所にある蜂の巣をつついても仏壇行き。場所によってはこの技でワープした方が時間を節約できたりする。す、スズメバチはマジで「一刺しで即死」の可能性もあるんだけども…このように、大人が楽しむ分にはいいんだが、リアル子供がプレイするには危険が一杯な香ばしいソフトとも言える。いや、好きなんだが。
▼今日の仕事はExcelの基本実習。もうかなり個人間のレベルに開きが出てきているところに、さらにテンキーのないノートパソコンでの実習というのがなかなか、説明するのもやらせるのもつらいものがある。オートSUMの使い方やグラフの扱い、印刷などを終えて終了。1時間ほど残ったところでインターネットの分野に入る。接続システムの説明と基本操作の後、オリジナルのホームページ(講座のために去年自作したもの)にアクセスして少し遊んでもらい終了。

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7/24(Wed)

▼仕事帰りの車の中、なぜか懐かしい曲が流れてくる。大瀧詠一の「君は天然色」だ。この曲のサビの部分、改めて聞いてみるとどことなくムーンライダーズっぽくなくもない。しかし大瀧詠一は売れてムーンは売れない。ううむ。常々ムーンライダーズの歌う「ふんわかとひねくれたオッサンの恋」が好きだったのだが、最近のアルバムでは「恋」が歌いこまれた歌詞がめっきり減って「ボクが死んだらその後には」みたいな歌詞が増えてゆく一方だ。あの連中もそろそろ還暦の声も近かろう。なんだかヤバイよなあ。せめて誰かが逝っちゃう前に、一曲くらいヒットしないものか。チョイ昔の洋楽やら邦楽がドラマなどで使われて再燃することの多い昨今なのに、ムーンにはお声すらかからないし。遠いところへ逝ってしまう前に一回くらいはいい目を見せてあげたい…そんな心配を余儀なくされるファンってホント、ムーンライダーズファンくらいのもんじゃないんだろうか。
▼今日もかなり暑かったようだが、日中はクーラーのあるコミセンで仕事、帰りには日差しも落ちかけ、その上カーエアコンを効かせながら帰れる現状はラクそのもの。外に出てるとその間の家の光熱費が浮くだけでも助かったりするのだよなあ。とはいえ暑さはかなりのもので、時々エアコンを切りながら運転するのが常なのだが今日は一回切ると10秒でサウナ状態になりつけっぱなしにせざるを得なかった。
▼今日のシャンゼリオンで名言「愛にお金があれば、鬼に金棒」……至言だ。

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7/23(Tue)

▼今日からシルバー後半。今日はWORDのクリップアートやワードアートを入れる実習だったのだが、思いのほか内容が多く、しかも日本語入力に手間取ったため最後は押し押しになってしまった。2、3度教えたことがなかなか通らない上に、そろそろ慣れてきて要らんことをし始める時期でもあるのでかなりのカオス状態に。疲れた。きょうはかなりイライラした気分が顔にでてしまったかもしれない。反省。
▼帰り、三川ジャスコでちょっと化粧水を買うつもりが結局ビーズを見たり服を見たり。仕事に着ていける多少かっちりした感じのブラウスが安ければ買おうかと思ったのだが、着られるサイズではカットソー類やスモックなどの遊び着的なものしかなく困る。かと言ってスーツを買うほどの余裕もないし、選択の手間を考えればやはり断然ブラウスだ。みんな、夏の仕事着ってどうしてるんだろ。こういうイライラしてしまった日はさっさと帰って極力外に出ないに限るのだが、結局ブラブラして帰りが遅くなってしまった。帰って夕食を作ったあと、某女史に長いメールを書く。

●焼き餃子/メンチカツ/枝豆/ほうれん草のおひたし/アボガドの刺身/ブラウンえのきの吸い物

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7/22(Mon)

▼嵐の2日間がすぎて、有り難き休み。施設の休日が月曜日で本当に助かった!午前中ゆっくり休ませてもらい、昼前に義父と一緒にゴミステーションまで溜まった生ゴミ、可燃ごみを持っていく。収集日は明日なのだが、生ゴミがかなりやば目な状態で待てそうにないので…最近新しくなったゴミステーションは、有害な期待を排出せずにビニール類などを償却できるスグレモノ。ゲートをくぐって受付し、倉庫の中に車で入る。流石に匂いがかなりきつく、さっさと作業を済ませて出る。大一袋10円程度の手数料が必要だが、安いものだ。ああいう匂いの中で作業してくれる人がいるから、今年から楽にゴミ分別ができるようになった。感謝。
▼帰り、義父の用事を済ますために市役所に寄ったのだが、駐車場の誘導をしていたシルバー人材センターのオッチャン、誘導がヘタすぎる上に意味不明。四角まで目を配らなかった私も勿論悪かったのだが、入れるつもりでバックしたら、すんでのところで他の車にぶつかるところだった。本当にやばかったし、意味不明の誘導で混乱していたとはいえ悪いと思い、ドライバーには頭をさげて謝った。謝ったんだからさー、「ちゃんと見て運転しろや!」と一方的に怒鳴ってにらみつけるのは勘弁してほしい。反省はしているけれど、一方的に言われるのはやっぱり不快だ。
▼帰ってきてからむちんさんと電話する。むちんさんはここのところWEB不在だった私の分もビーズサイトで獅子奮迅してくださり有り難い限り。有難う友よ。体調の復調を告げ、アレコレと話す。特にココロに引っかかっていた一件を話し、この上なくスッキリする。
▼今日の夕食は基本的に昨日の昼の残り物を片付ける。残っていた蕎麦は、無事私と相方の胃の中へ。みんなとにかくスッキリと食べて胃を癒したい思いは一緒のようだ。
▼ふと009関係の検索をしていたら、リメイクの影響かかなり件数が増えていた。いやそれはいいんだが、「ジェット×ハインリヒ」というネタがあるわあるわ。ネタどころか「002×004同盟」まである始末。んあー。とか言いながらしっかり数編読むんじゃない自分。やおい嫌いなくせに。いやしかし、気持ちはワカランでもない。かなり早い段階からこの2人のセリフのカラミというのは実にいい感じだったし、かてて加えて平成版ではまたジェットの性格が可愛いし(まさか18歳だったとは思わんかったけど)。その後、サンデーコミックス版の短編群や映画、カラー版のエピソードでも実にいいカラミをしていた。多分、古いファンもあんな妄想やこんな妄想を逞しくしていたはずだ。やおいカップルの発生は多く「ヤマト」の「古代と島」「真田さんと古代」あたりじゃないかと言われているが、ひょっとするとこの2人か「ジョーとジェット」だったのかもしれない。だからって別に嬉しくもないが…正直、ベストカップリングをひとつ挙げよと言われたら009と003を差し置いてもこの2人だとは思う。思うが、「4×2」「2×4」だの「2×8もいいかもー」とか数字で書かれると、掛け算だか建築工法だかわからんがとにかくすごい数式に見えてしまう。そういえば原作でも一時期、お互いを「4」とか「9」とか呼び合っていた時期があったが、やめてしまったということはやっぱり石ノ森御大も今ひとつしっくりこなかったのだろうか。やはり私は、彼らは名前で呼び合うのがベストだ。
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7/21(Sun)

▼昨日の法事の後2階に泊まった実家の両親だが、今日の昼前までに山形に帰らなければならないということで、早く起きて朝食を作って出して、しばしお茶など飲んだ後、9時頃見送る。せっかく来てもらったのに私がパタパタしていてゆっくり話も出来ずにちょっと残念。でもそのくらいでいいのかもしれない。じっくり話しているとしまいには喧嘩に発展するケースも珍しくないし。
▼伯母夫妻は昼前頃再訪したので、そのタイミングを見計らって天ぷらを揚げて蕎麦を茹でる。蕎麦は大鍋で2回ほど。少し柔らかめになってしまい不本意ではあったが、それでも兄が品質のいいものをよこしてくれただけあって、食道楽だと言う伯父も喜んでくれたようだった。その他にもずく酢、口細ガレイの焼き物など、庄内的な夏メニューを出す。しばらく歓談した後で、伯母夫婦も東京へ帰り、ようやく一家で「ご苦労様」。小規模な法事でも、やはり「家で主催する」ということはシンドイものだと実感。仏壇のない核家族で育った私には何かと新鮮な体験ではあったが。長男長女ばかりが多い今の世の中で、ことさら「長男の嫁」が大変だという状況ではなくなったかもしれないが、やっぱりビンボウクジはビンボークジやもしれない(って凄い事書いてないか私)。少なくとも田舎にあっては。
▼今回のことで、相方はすっかり変わってしまい、私の知っている彼ではなくなってしまったようだ。
▼「いやあ、やっぱり部屋が広い(=片付けたので本来の床などが見えている、の意)っていいよなあ」「この美しさをキープするぞ」と張り切ってしまい、何かに取り付かれたように整理整頓に励んでいる。しかしいつもそう思いながらも結局は「掃除をするときはいつも大掃除」な状態に陥っているわけだから、多分どこかで妥協して、それがすごい勢いで妥協を呼んでいつもの状況になるわけだ。で私は「そんなに張り切りすぎると、糸が切れるのが早くなるだけだよー?ふんわか行こうよ、ふんわか」とふんわか水を差すやる気のなさ。相方は「懸案の本棚増設、せっかく片付いているうちにやってしまおう」と張り切る(まあ、今日やらないとまた彼は土日の休みがないということも大きいのだが)。張り切る割には昼にビールを飲んでしまっていてハンドルが握れないので、私が車を出して本棚を探しに行くことに。ホームセンターで3尺幅の本棚がリーズナブルだったので2本購入。夕食後さっさと一本組み、私も観念して本棚からの荷物出し、本棚異動や整理を手伝う。正直、パソコン関係や講座テキストなどが増えていたので、それをしまう棚が手元に増えたのは嬉しい。
▼夜も蕎麦(何しろ兄がたくさん持たせてくれたので)。本当は美味しく食べられるのは今日の夜までなのでぜひ食いきれといわれてはいたもののやはり無理だった。というわけで残った3人前はまた明日。結構片付けたがまだ冷蔵庫は残り物で一杯。

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7/17(Wed)

▼昨日よりは体が楽になるはずなのだが、かなり敵もしぶとい。しかし代わりもきかないので(勿論能力的にという意味ではなく、単に即代役になってくれる人が手配できないというそれだけのこと)行かねばならぬ。行ってしまえば環境は快適だ。今日は一日日本語入力の練習。普段既に電子メールなどをやっていてキーボードに慣れている人もいれば、ワープロの経験もない人など熟練度が様々。早く終わって退屈そうにしている人の対処の方が面倒だったりもする。カタカナ言葉やアルファベット入力が苦手なのは、どこのシルバーを担当しても同じのようだ。
▼今日は30分早上がりの日だったので、久々に帰りに鶴岡ブックオフに寄って物色。ブックオフは足繁く通っても棚の内容がなかなか変わってなかったりするので、自分としては数ヶ月に一度くらいがちょうどいい感じ。欠けている部分を集めている「大阪豆ゴハン」と「アップルシード」を100円でゲットできたのでまずまず。鶴岡のほうでは、「MONSTER」はひとつも100円落ちしていなかった。
▼新書のあたりを回る頃にはいつも大概疲れているのだが、ブルーバックス100円コーナーで、「まんがパソコン通信」を発見。「永野者」としては勿論則ゲット。内容は原作付きなのでマッドでナニなアレの人も出て来なくて、はっきり言えば永野のりこでなくてもいいようなヌルい話なのだが、100円だし文句なくコレクションに加える。発行自体はほんの6年前なのだが、改めてこの数年間のインターネットの環境の進歩のもの凄さを実感させる内容。早い話が今となっては実用性0なのだが、パソコンを通じた通信やコミュニケーションがどういう状況を得て今日に至ったのかを知るうえでは面白い。しかし何もかもが懐かしい。「PC-VAN」……か…発行当時、既にインターネット閲覧サービスは開始されていたのだが、それでもASAHIの「テキストWWW」のみだし(それでも「究極の」とか冠がついているし。当時はそうだったんだよね)、巻末には「インターネットがこの先普及してもパソコン通信はその簡便さで不滅だろう。両者は併用するのが望ましい」とかいてあるのがちょっと泣かせる。もっとも、パソコン通信時代のコミュニケーションのノウハウがあって、それをコンテンツとして上手く取り込んできたから、今こうして様々な楽しみ方が出来るというのは確かだろう。
▼相方の帰りがことのほか遅かった。停学中の生徒指導で家庭訪問していたのだが、相手がだんまりを決め込み話がこじれていたらしい。勿論そんな状況だから家に電話ひとつ入れられず連絡が遅くなったのだという。いつも基本的に、他の家族にご飯を出した後に相方を待って食べているので、正直極限の空腹が体調不良とあいまって死にそうになる。だが相方のほうがもっと死にそうだ。電話で報告を受けて思わず「ボランティア的苦難」に憤慨してしまい(私にも経験があるので実感できる)、「教師にも生活ってもんがあるのに何考えてんだ●◎×▼生徒が!」と我が事のように怒ってしまう(というか、半分我が事だし)。いつも思うのだが、学校内以外での盗みなどの犯罪行為は、全面的に警察に任せるべきだ。登下校中に発生した事案だから勿論無関係ではない。だが管理できるエリアではとてもない。まして休日中に起こった事件について、本当に学校がメインになって調べて指導する必要があるのか疑問だ。勿論指導のために事情聴取は必要だが、所詮教師に「取調べ」はできないし、停学以上の措置はとれず、「処罰」もできない。結局ソレが分かっているから繰り返すやつは繰り返す。クッションおかずに警察に引っ張ってもらいわないとコイツらは絶対に懲りないだろうし、自分のしたことが「他人の財産を奪ったこと」だと永遠に気づかないんじゃなかろうか。(いや、警察だって忙しいとは思うのだけれど、領分的にはそうなんじゃないかと。どっちにしろ件数辞退が減らないことには少年課の皆さんだって大変だろうし)ともあれ、娘っ子の強情やわがままに振り回されざるを得ない教員の立場は辛い。これでまた、職員室の中では担任をもってない教師に限って「指導力がないから」とイヤミを言うしか能のないヤツもいるし。正直、憤りのあまり生徒の家に◎◎◎を●●くらい▼×してやったり、宅急便で△△の××を■■ってやったり(妄想とはいえかなり具体的な手口を思いついてしまったので公序良俗にかんがみて伏字)と考え付く限りの嫌がらせをしたろーかと思ってしまうが、勿論そんな格好のニュースになりそうなことはしない(ニュースの前に失職するって)。妄想するだけ(でもかなり問題だろうけど)。
▼帰宅を待ってようやく遅い夕飯。「こんな時にはもう、シャンゼリオン見てふんわかするしかないよ」「そうだな、そーすっか」……で、見たのが大名作「サバじゃねえ!」……素晴らしすぎた。っていうかいきなり出てますセイン・カミュ。おかげさまでノーテンどころかセキズイまでキラキラ状態。そうか、シャンゼリオンは早すぎるヒーリング系ヒーローだったのね。「悩んでいる自分がアホらしくなるほどのバカバカしさ」は本当に究極の癒しだ。
▼週末には法事がある。いい加減部屋の片付けに着手しなければ諸準備にも支障をきたす。それはわかっているけれど、帰宅すると夕食の準備だけで限界。横になるしかなく、ただただもどかしく、気ばかりが焦る。さりとて相方も疲れがピークに達しているので頼めるものではない。2人して飯食って寝るだけの生活。更新も出来ない(シャンゼリオンは見ているのだが)。だが、翌日の仕事に出来る限りベターなコンディションで望むために休むのも仕事のひとつ、と言い聞かせて早めに床に着く。

●「アップルシード」1・2 士郎正宗/「サラディンの日」 青池保子/「まんが パソコン通信入門」 永野のりこ/「大阪豆ゴハン」10 サラ・イイネス/「イヤハヤ南友」4 永井豪

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7/16(Tue)

▼今日から2週間にわたってシルバー講習。体調は最悪だが、自分で因果関係を把握している不調なので耐えられる。いや、耐えねばならないし。いずれ、仕事が始まってしまうと気にならなくなるのは不思議なほど。例によって初心者が多いのだが、最初にマウスの持ち方を指導する際に、「マウスのボタンには指を軽く乗せておき、力を入れて浮かせたり外しておいたりする必要はありませんよー。そうでなくても慣れないうちは肩凝っちゃいますからねー。こう、卵を持つ感じで手をかぶせましょう。ふんわかいきましょう、ふんわか。」……いかん、脳の深部まで末期的に侵されているらしい。アシスタントの先生(今回は珍しく他社の方と組んだのだが)と色々話している中で出身地のことなど話題になり、「山形ですかー。道理でイントネーションが内陸風だと思いました」と言われる。ドキ。訛ってるってことか。まだ言葉が庄内風になってないのは確かだが…というより、喋りが涼村暁風になっている可能性のほうが高いあたりがどうにもこうにも。
▼世の中には「自分に厳しい」人がいる。単なる自称だったり、自分では否定しているけれどもカチッと自制がきいている人、様々に見える。「自分に厳しくする」ことができない(だから他人にも厳しく出来ない)人間としては、その要素があるだけで「スゲエなあ」とは思う。しかし、自分に厳しくしているという自負はしばしば自信を生むのかどうか、私にはわからないのだが、自分で設定している「こうあるべき」「こうしてはいけない」というルールを、当然のように他人の庭で、他人にコンコンと説教する人もいる。書いてて腹が立ってくることもあるだろうに、いろいろな意味で「パワーあるなあ、よくやるよ」と思う。疲れないのかな。自分の身の回りや家族に向けてならまだしも、スタンスも表現も千差万別なWEBの世界で自分の流儀をかざすのは、少なくとも見ていて気持ちのいいものではない。それぞれに経験に裏打ちされているから、その中で得られた哲学にはみんなそれなりに自信があるのだろうけれども。自分が楽しんだり遊んだり失望したり憤ったりするその場は、他の人にとっても遊び場なのだが。こういうことを書くこと自体矛盾してるといえば大矛盾だけど。少なくともこういうアメリカのような処世は私にはとても出来ないので、呆然半分、驚嘆半分といった心境か。

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7/10(Wed)

▼昨日の夜の熱は朝には下がっていたが、相変わらず気分が悪くネットすら出来ない。食欲はあるのだが食べると気持ちが悪くなる。あー、これがツワリだったらどんなにいいか。何だか損した気分。今日は仕事の中休みなのでとりあえず助かった。布団に入ってまどろんだり本を読んだり。本当は少し無理をしても洗濯をしたかったのだが、この雨にかこつけて断念。せめて風を入れたかったが。
▼夕方、台所にたつ頃には少し気分が楽になる。飯と味噌汁の用意をし終わった頃、義父が天ぷら種を買ってきてくれたので揚げる。バチバチはねるイカは義父が手伝ってくれた。義妹も出かけているので二人で食事の準備をして食卓につく。おお、なんか美しい光景だぞ(w。相方はナイターバスケで10時頃に帰宅。明日の仕事もあるので早めに寝る。

●湯豆腐/ナスとイカの天ぷら/玉ねぎとワカメの味噌汁/たくあん

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7/5(Fri)

▼流石に今日は何もせずにはいられない…はずなのに、結局行動を起こしたのは昼下がり。鈍重すぎる自分。役所に行って所得証明を取り、若干時間があったので医者にいく。久しぶりの上にきちんと自己管理をしていなかったので行きづらかったのだが…これからは少し真面目に通って薬飲んで記録もつけようと思う。帰りにストッキングや相方の下着などを買いにしまむらに行くが、ついアレコレ買ってしまう(まあ、安いからいいのだけど)。買い物は相方がしてくれるというので私は一足先に帰り、祖母に夕食を出す。その場にあるもので祖母の好物のオムライスを作る。最近好き嫌いが激しくなっている祖母だが、綺麗に食べてくれて嬉しかった。
▼ビーズ作品をひとつ仕上げる。今作っている作品は、普通のビーズよりももっと小さい「特小ビーズ」を使ったもの。仕上がりはレースのように繊細になるが、小さい分使う個数は多いから、当然通したりする作業が多くなる。これはこれでまずまずか。
▼本当は完了していたはずだったサイトの引越しも気になるところなのだが、まずはビーズサイトの準備を最優先せざるを得ない状況。アレコレと作業をしたりメールを出したり。
▼最近、知り合いのところに例の「テディベアデマウィルス」メールが良く来ているようだ。今日も某女史からその旨のメールが来る。幸い他の人からの指摘がすぐにあったらしく、まずは事なきを得たようでほっとした。デマウィルスの方がある意味、本当のウィルスより恐怖かもしれない。システム内のファイルをヘタに手動で消すと、イッパツでOSが立ち上がらなくなることはザラなのだ。そしてなにしろ、デマウィルスのメールは善意で広がる場合が多い上に、それ自体に対してはワクチンソフトも無力なのだから。

●焼き餃子/カツ丼/レタスと海藻のサラダ/なすの八杯汁

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7/4(Thu)

▼先日から健康上の漠然とした不安を抱えているせいか、単に気候のせいか、気分が沈む。頭が熱くて痛い。何もしたくないしどこにも行きたくない。そんな一日。ここに来てサイトもビーズも何も手にしたくない状態になって我ながら何がなんだか。返事を書きたいメールもたくさんあるんだが…夕食の買い物もとても遅くなってしまい、ひどく適当な食事になってしまった。役所に行く用事も洗濯も全て明日に伸ばしてしまった。既往症の鬱の再発とは思いたくないのだが。まあそれならそれで薬は余っているからいいのだけれど。
▼週末に仙台に行くので、そのホテルを探す。行動が遅いので、格安のツインはもう埋まってしまっていた。とほほ。とりあえず定宿にしているホテルにオンラインで問い合わせてみる。

●ポークソテーとレタスサラダ/ところてん/なめことえのきの佃煮/山くらげとちぎり揚げのピリ辛煮/とろろ昆布汁/たくあん

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7/2(Tue)

▼朝シャワーして、久しぶりに7時30分に家を出る。新庄にて今日だけアシスタントのヘルプに入るので出勤。やや眠い。途中、緩いワインディングの山道を通るのだがここは追い越し禁止。前には遅い軽トラ。前にいたダンプが2台ほど、堂々と追い禁を無視して爆走スルーしていく。この道は秋に結構通ったが、あんまりこういう光景は見なかったような。やっぱ職業ドライバーは肝が据わってるなあ。車高が高いから見晴らしが利いているだけかもしれないが。
▼生徒さんは20人ほど。クーラーをかけていないのでかなり蒸す。文字入力の基本を丁寧にやって一日終了。今日メインの光(仮名)先生とは顔見知りで、以前ちらっと「ゲーマーです」と仰っているのを聞きお話したいと思っていたのだがあまり機会がなかったので、アレコレ話す。URLを聞かれたので「あの、ほんと、バカサイトですから。」と断りを入れた上で教えてみる。あー、次回からはもう話し掛けてもらえないかもしれないな。
▼4時前に終了し、激しい雨の中を帰る。相変わらずカーステがラジオしか効かない状況。しかも山間ではFM入らず、ぬるい時間帯のぬるい民放ラジオを聞くしかない。

「こんにちはー、青空たのしでーーーす!!」



…師匠、今日もお元気そうで何よりです。
この時間帯の番組シフトって妙に磐石で長寿番組ばかり。はっきりいってたのし師匠のこの番組も、10年前のを再放送されても全然気がつかないとは思うのだが。そしてこの手のラジオに出てくるゲスト(たいていよく知らん演歌歌手)は「皆様ご存知の」と紹介されるのだが、別にご存知じゃなかったりする味気なさがたまらない。そんなことを思いながら流しているといつしか番組が終わり、川中美幸がまだ日も高いというのにゲストとそば焼酎雲海を一杯決め込んでいるのだった。ああヌル〜い。、眠気倍増。
▼買い物をして帰宅。すると光先生から早速ゲストブックに書き込みがあって驚く。早っ。ありがとうございます。でも同僚に書き込みをいただくのってなんだかこっ恥ずかしいですな。
▼相方がネットをしている側で「キリスト教シンボル図典」をつらつら読み返していたら、とある項目の参考画像に目がとまる。「アウレオーラ(Aureole)」=「全身から発せられる放射状の光線もしくは光輝体で、黄金の冠の意。神聖と至高の権力の象徴」とある。まあいわゆる「後光」で「オーロラ」と同じ言葉のようだ。が問題はその画像で。

絶対何か狙ってないか、編者。
そんな風に思ってしまうのは私がどうしようもないエリアまで来ちゃってるからですか。

●ボイルイカサラダ/ニラ入り麻婆豆腐/二十日大根の一夜漬け/エリンギとブラウンえのきの吸い物/ほうれん草のおひたし

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7/1(Mon)

▼午前中、むちんさんと電話。話題は主に新しく作るビーズサイトのこと。色々ファイル作成やデザインのことをお願いしている。既存のファイルを利用して作るとはいえ、久々に「新しいものを作る」という感覚に3人とも萌え萌えだ。久々にロゴなどを作るためにカタカナのフリーフォントを入れようとして、アレコレ探してインストール。ついでに新URLを入れたメインロゴも作ってしまった。一応「古びたホーロー看板風」を目指したのだが、果たしてイメージが伝わっただろうか。
▼相方が買ってきた本に軽く目を通す。やっぱりアグネス係長最高っす。ヒラマツ・ミノルは「レジー」の頃から読んでいるがやはり面白い。マーベラス虎嶋みたいな「人知を超えたワケのわからないエラそう感」を書くのが妙に上手いんだよな。絶妙にマスクが表情の一部と化しているあたりがまたたまらない。。
▼昨日の残り物で夕食を作り、明日の仕事のテキストを準備。早く寝ようと思ったのだが、アイコン作りなどに手を出してしまい結局就寝遅れ。

●レバーとイカと野菜の炒め物/和風チャーハン/シシャモとささみのフライ/サラダ/しめじの味噌汁
*「アグネス仮面」2 ヒラマツ・ミノル/「20世紀少年」8 浦沢直樹/「迷宮」 清水義範