ランダム日記
2003年1月

今月は「スパロボインパクト」の話題ばっか

ルーズな管理人ゆえ、毎日書くとも限らない日記です。
表示サイズは「小」を推奨。
*は購入書籍類、#は購入ソフト類、●は作った食事など。

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1/31(Fri)

▼明日、MOUS試験だの研修だの飲み会だのが色々あるので、昼過ぎのバスで山形へ。寒波はひとまず収まったものの、今回山形市は置賜に匹敵するかそれよりも多い積雪量があったということで、路肩にはまだ大量の雪。積もった分が硬い氷の板になってしまっている部分も多い。ハンパに解けたりしたせいもあるが、路面がガタガタ。山形の除雪はこんなにヘタだったっけ?と思いながらカーラジオを聞いていると、「一般家庭や企業の雪はきのマナーが低下し、適切な場所に雪を処理せず、除雪の終わった路面に次々に捨てていること」も大きな原因だという。困ったもんだ。
▼父が迎えに来るまでの間、夕食の買い物をしておいて、と頼まれたので、ダイエー地下で買い物。しかし久々の実家、冷蔵庫や納戸の食料ストック情報が分からないので今ひとつイメージがわかないままに、鶏だんご&寄せ鍋のチゲ風味にすることにして買い物。車内で「母はあまりキムチ鍋が好きではないようだ」と聞いたので、急遽きりたんぽを買い足して路線変更する。
▼鍋の準備をして、たまに食べたくなったので乾ヒジキを戻して豆や油揚げとコトコト煮ながらテキストを読む。残業の母を待って、軽く一杯引っ掛けながら鍋で夕食。いつも6人分を用意しているクセか、3人しか食べないというのに野菜を切りすぎてしまった。1時頃まで復習をしていたら、飲み会に行っていた兄貴が帰ってきたので、しばしヨタ話をして就寝。

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1/30(Thu)

▼ゲームを始めてしまうと、家事とソレ+αしかしなくなってしまうので、週末に試験だってのにそれはやっぱりマズいだろうということで、今週はわりと自粛。問題集の模擬問題を繰り返し解く。
▼ニュースとして今日話題になっていたこと。以前万引きした中学生を書店が咎め、逃走した中学生が電車に跳ねられて死んだという事件があった。その書店が周囲の非難やイヤがらせに耐えかねて閉店を決めたという話。つまり、少年犯罪を語るときに「人権擁護派」が持ち出す「少年には未来と無限の可能性があったのに」という論点で、「たかが数百円の本のために若者を死なせた」「人殺し」というようなイヤガラセの電話や手紙、落書きなどに苦しめられていたという。あまつさえインタビューでは近所の女性が恥ずかしげもなく、さも当然そうに「人の命には代えられないのに」「本屋だったら万引きくらいしょっちゅうあるでしょう。1件くらい何よ」というコメントをしていて、愕然とした。いい大人がこの認識は一体なんだ?誤った甘やかしがここまで来ているのを見ると、現在文部科学省が「子どもを地域全体で育てよう」とかぶち上げている戯言が、ますます空しいものに思えてならない。
▼私も短期間だが本屋でアルバイトをしていた。店員業務が万引き犯との絶え間ない戦いであるということが骨身にしみていた。いや、本屋に限らず、人件費をきりつめざるを得ない全ての小売業にとって、万引きは深刻な問題となっている。万引きで書店が傾くという話は、この業界では想像以上にリアルなことなのだ。常々思うのだが、「万引き」という言葉がそもそも良くない。ちゃんと「窃盗」と呼んで、軽くない犯罪と認識すべきなのに、そんな言葉を使うから、店内に「万引きは犯罪です!」などというアホな張り紙をしなければならないのだ(こう言わないとわからないアホがいかに多いかという事実を悲しく証明している)。
▼別に「万引きするような奴は死んでくれてよかった」とまで言うつもりはないのだが、万引きを看過されて、盗みが罪という認識をますます薄くして育った人間の「未来」というのが、さて明るいだけのものなのか?とは思う。本人のことなど心配しないが、周りの人間が悲惨な目に合い、関わった人間が多大なストレスに晒されるのだ。窃盗というのはどうも、よっぽど他では得られない面白さがあるらしく、一度きりのつもりが「ハマってしまう」人間が多い。学生や若い時代にアげられてお灸を据えられ、それを機に流石に辞めた人間はまだ幸いである。盗癖とか寸借癖というのはどうやら一生ものらしく、実際大人になって家庭を持ち、人の親になってもそれが抜けない人もいて、例えばもう孫もいるような年の老婦人がスーパーでやらかして、その身柄を引き取りに来る息子や娘の情けなさといったら、他に比べるものもなかなか見つけられない。検挙されなくても、盗癖や寸借癖のある人間と同じ町・集合住宅、まして同じ家に住むというストレス。これがまた毎日のことだけにハンパではないのだよ。
▼前職でも、万引きだの校内での盗難だのという事件に何度も関わってきたが、大人子ども問わず、『盗み』が罪だという認識の軽量化は、本当にトンデモないところまで来ていることに呆れさせられることがしばしばだった。罪と罰・裁きに関してよく引き合いに出されるのが「ハンムラビ法典」の「目には目を、歯には歯を」という有名すぎる一節で、いまだに「酷な刑罰」のモデルと思っている人もいるようだが、これは「目をえぐられたなら目をえぐり返しても良い、ただし憎さ余って鼻まで削いではいけないよ」という、行き過ぎを禁止する意味を含んだフェアさを持つ原則。で、盗みというのはこの同害復讐の原則では処理できない重罪だと、私は思う。3000円の商品の窃盗がその場でばれて問いただされて、「ハイハイ、じゃあ3000円払いますよ、これでチャラでしょ」と犯人がほざいたら、それは明らかに筋が違う話だ(とはいえ、万引きの現場では実によくあるやり取りのようなのだが…)。平気で盗みをする、バレたら開き直る、盗んだ人間の擁護をするような人間も含め、良心の基礎のそのまた基礎の部分がなっちゃいないと思うのだ。
▼学生や子どもの窃盗(「万引き」という言葉は使いたくない)があったら、商店主さんは、親や学校よりまず警察に通報し、処理をやっちゃって欲しい…と、店内の「万引きは犯罪です。警察に通報します」という張り紙を見るたびに思うのだ。親への連絡が先だと、親によっては泣き付いて、手を回されて内々にフォローされてしまう可能性もある。ダイレクトに警察は、そりゃあショックだろうし、犠牲になるものもあるかもしれないが、お灸はキツい方が最終的には本人のためなのだと思うから。「将来のある身」だからこそ、決して「代金払ってもらって手打ち」みたいな安易な方法は取って欲しくない。親はその場で、子どもに対してどんなに激昂しても、嘆いても取り乱しても恥ずかしくない。「お金はいくらでも払うから」と済ませようとする態度は愚の骨頂、「ウチの子だけがやったんじゃないでしょ?」と開き直った日には人間として終了してる見本。自分や自分が他人に迷惑をかけて、頭の一つも下げられない人間というのは本当に最低だと思う。……もっとも、そういう連中にトックリとかまうような人手も暇もないのが現状なのだろうけどね…本当に「子どものためを思う」って、どうすることなんだろう?と考えさせられ、また憤らされた事件ではあった。
▼で、その書店主さんは閉店の意思を撤回したとかしないとか、という話も聞いたのだが、いずれにしろそんな住人のいる町で無理して商売しててもイイことないんじゃないの、河岸変えるのも決して後ろ向きじゃないと思うよ…というのが(無責任ではあるが)偽らざる感想だ。「あそこは万引きには厳しい」「バレたらすぐ警察呼ばれる」となれば、ガキ大人問わず悪さをする連中は来なくなる。結果的には店の雰囲気も客層も良くなる。良客は「買ってくれる(性質上、冷やかし・見の客が多い商売ではコレって重要)」から、長い目で見ればその方がいいと思えるのだが…少なくとも私は行くならそういう店にしたいし、売上に貢献したくもなる。

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1/28(Tue)

▼出張終了の相方を、夕方駅まで迎えに行く。数分間の羽越線の遅れはあったものの、特にダイヤの乱れもなく無事到着。流石に疲れた様子だった。そのまま夕食の買い物に行き、あまり仕込む時間もないので久々に「豚とほうれんそうのしゃぶしゃぶ鍋」にする。この辺では「平田牧場」が近いこともあって豚肉が好まれているという話は前にも書いたが、うちもご多分に漏れず豚肉好き。ことにこのしゃぶしゃぶは家族みんなの大好物のようで、義父も大喜びしてくれた。
▼まだ祖父がご存命だった頃、とあるTVでこの鍋を扱っていて、しかもそのときの紹介者が佐藤蛾次郎だった。「この鍋は私の大好物です」と言って食べていたその印象がよっぽど強かったのだろう。言い出したのが祖父か義父かは知らないが、長いことウチではこの鍋のことを「蛾次郎鍋」と呼んでいたらしい。多分日本でただ一軒。義父は「さすがに最近はもうウチでも言わなくなったけど」と笑いつつ、祖母には「今日は久しぶりに蛾次郎鍋だよ」と語りかけているのだった。この際だから、うちだけのローカル呼称として受け継いでいこうかな。「蛾次郎鍋」を。
▼相方のお土産は一口餃子・吉野葛・葛切り。その他に、出張先の本屋で買った本数冊。あさりよしとおの「るくるく」、悪魔が「地獄はもう定員オーバーだから」「これ以上地獄に人間が落ちてこないように、世の中を平和にし、人の心を善に導く」という発想が成功していると思う。トニーたけざきの「スペースピンチー」は、いつにもまして「馬鹿馬鹿しい話」と「無駄に凄い画力」がオーバースペック気味で楽しい。特に女体のプルプルぶりと、スーツのピチピチぶりの表現が凄い。CGの使いこなし方としては、マンガ界でも最高峰に位置するんではなかろうか。何しろフルカラーなので値段は張る。そして読んでいて重い。
▼あとは、大阪のコンビニで買ったフルタの「レイ・ハリーハウゼンの世界フィギュア」を3つほど。クラーケン・スカルソルジャー・一つ目ケンタウロス。そういう趣味があったとは知らなかった。フルタ製菓のサイトを見てみると、この食玩が東北で発売されるのは三月下旬だそうで、まあ珍しいといえば珍しい。クラーケンは足が6本、これはもともとの映画でもそうなってるんだろうか。「これを美少女フィギュアに絡ませれば、あっという間に北斎漫画だねえ」と相方と話すが、生憎うちには美少女系のソレが極端に少ないので、遊ぼうにも出来ず。
▼「プロジェクトX」、今夜はTV開発の話。昨年末リピートが続いたのはこのためだったのかと思ってしまうほど、年明け以降は大ネタのラッシュだ。TVが家庭に当たり前に普及してから生まれた身としては、「TVが開発されてなかったら」「開発が10年遅れていたら」どんな社会になっていたのだろう、と考えてしまう。私の親たちはは、就職〜家庭を持ったあたりから冷蔵庫だの洗濯機だのの家電品が生まれ、胸をときめかせつつ、さらには家計を切り詰めつつ一つ一つ導入していった世代だ。ラジオドラマや街頭テレビのときめきを知り、家電以前の古さも良さも知り、購入した家電の便利さに感動したその世代は、(もちろん戦中や戦後間もなくの子ども時代の苦労はあろうが)「過去」も「未来」も豊かに味い、多くの体験をした世代と言えるかもしれない。米一つとっても、それこそカマドと羽釜で炊いた飯の味と情緒、ガスや電気で炊いた飯の味と便利さを両方知っているわけだから。

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1/27(Mon)

▼夜、大阪泊の相方から、明日の帰宅時間などについて電話。結局南都銀行でお金はおろせたらしい。先日の「ライディーンスキル大失敗」の話をする。「気の毒で、かける言葉も見つからないよ」と言われる。
▼Wordの上級機能の練習をしているのだが、つくづく「このワープロソフトは、よっぽどブラウザになりたいんだなあ」と思わせる機能がいろいろあるもんだ。便利は便利だが、リンクとかブラウジング機能の充実を見るにつけ、htmlになりたがってる文書、という感じを受ける。もっともバージョンアップするからには新機能を付けなければいけないわけで、ワープロとしての機能は一太郎にしろWORDにしろ、5年前くらいに大体完備してしまった感があるから、結局そういった機能をアピールしていくしかないのだろう。普段あまり使わない索引とか目次の機能はそれなりに便利ではあるが。

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1/26(Sun)

▼ライディーンと久々に合流するマップをプレイ。最初の数ターンをライディーン一機で耐えなければならないシナリオなのだが、どうにも脆すぎる。おかしい、そもそもシールドが付いていたじゃないのさ…とステータス画面を見ると、どういうミスだかもう全然覚えてないが、「援護防御」を消したつもりで「援護」を消して他のスキルで上書きしていた衝撃的な事実が判明し、取り返しのつかないミスを悔やむ。それじゃあシールド防御するはずもないよな。すまんライディーン、今回こそは「念動力」を活かして一軍入りさせようと思っていたのに。二軍落ちはほぼ決定だ。ゴメンな。ダイターンやグレートの陰に隠れて、たまにプスプス矢を撃って、時々ゴッドバードをかましてくれれば、他に何にもいらないから。インパクトをプレイしていて初のマジヘコみ。
▼ヘコみといえば、Amazonから、先日注文した「We are the world(輸入盤)」のCDについて、「八方手を尽くして探したけど入手できなかったのでリセットさせていただきます」というメールあり。残念。他のオンラインショップでも探してみよう。あの手のオムニバスものはとにかく権利関係が難しい。まして当時とは所属している会社が違うアーティストも多々あるだろうし。最近アレコレ出ている80年代洋楽コンピレーションもののCDに、長らく「JUMP」が入らなかったのも、やはりそういう版権上の問題だったらしいし。

●カレイの煮付け/ポテトサラダ/スルメ入りキンピラごぼう/白菜とワカメのポン酢和え/ワカメの味噌汁/赤飯

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1/25(Sat)

▼料理とか、家の事をしてはいるのだけど、相方不在の日が続くと、めっきり「居候」気分が募ってくる今日この頃。今日は義父が「ラーメン作るぞ!」とノリノリでアレコレ先頭に立ってくれた。ので、あえてサポート役に徹する。今日は鶏ガラスープを作り、市販のスープをお湯ではなくてそのスープで伸ばすと、やはりコクがあって美味。しかも今日は具もちょっとゴージャスに、野菜と肉だけでなく、帆立貝も一緒に炒めたので更に旨みが倍増していた。
▼食事中にとあるお医者さんちの話題が出た。そこから義父が「うちにも、孫の代には一人くらい医学系に行くような人間が出てもいいなあ(代々文系志向が強いようなので。義父も英米文学科だったし)」と言い始め、それに義母が「今時、子どもの将来を家のものが決めようとするなんて古臭いわよ」。義父も「夢を語ってるんだからいいじゃないか」と、何だかバトル気味(それもお二人にはコミュニケーションなんだけど)の空気に。あのーお二人とも、まだ成してもいない子どものことでそんなに激論を交わされると、私が一番肩身狭いっスよ。とほほ。もっとも、医学部に入れさせるような経済的体力(かかる経費が1000万単位だし)は、とても私たち夫婦にはないんだけど、夢物語でそこまで言うのは野暮ってもんなので言わず。

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1/24(Fri)

▼相方、今日から教研に行かねばならず、関西に4泊。朝の列車に遅れずに送らなければならないので、気合を入れて起き、起こす。車に乗せて家から5分ほど走ったところで「あ、携帯電話忘れた」「何ですとーー!!」と慌ててUターンし、疾走する。路面がみぞれまじりの濡れ状態だったから良かったようなものの、凍結だったら絶対間に合わなかったところだ。しかも「前日お金おろしてないので、財布にあまりゆとりがない」とも。相方、しっかりしてくれ。幸い、給料日から間もなく、相方からもらった小遣い兼雑費がほぼ手付かずで財布に残っていたので、大2枚ほど持たせて事なきを得る。ここ一番で忘れ物するあたりに、ぬぐえない血筋を感じてしまうのはイケナイことだとは思うけど、やっぱり感じる。
▼天気が荒れるかも、という予報だったが、ダイヤには影響なく、夕方に大阪着の電話をもらう。今日から2階で一人の生活が数日続く。送っていった帰りにコンビニに寄って一息つく。ついカプセルがチャで「ライトン(→オフィシャルサイト「ライトン生活」)」を見かけ、一個買ってしまった。最近キャラものにますます弱くなったな、私。
▼エルシャンクのピンチにロム兄さんが登場するシナリオ。ロム兄さんのボイスが入った瞬間、エルシャンクではすかさず「姫!今ジョウの声(同一声優)がしませんでしたか?」…シリーズ定番の声優ネタがここで出るとは思わず、つい吹いてしまう。

*「ブラックジャックによろしく」4 佐藤秀峰

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1/23(Thu)

▼明日からの出張のために、自習課題だなんだと片付けなければならない仕事が山積みだったらしく、相方の帰宅が10時半に及ぶ。つーか、そういうときは早めに「メシ食ってて」と連絡して欲しいものだとは思うが、本当に忙しいときにはそういうもんだろう。電話を取ったのがもう9時半過ぎだったので、ついでなので待ったが、もう空腹で気分が悪くなるほどだった。明日からしばらくゲームができないので、とりあえず寝る前に1マップやって寝る相方。彼が「資産管理部長」と呼ぶノリス(強運付き)は今日もスーパーガンダムで金稼ぎまくり。スパロボをプレイする相方は正直かなりの金の亡者に変貌するのだが、亡者もこのくらい極めると見ていてかえって小気味よいくらいだ。

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1/22(Wed)

▼私がジョウに付けた「強運(獲得資金が1.5倍になる)」の技能を、相方はノリスに付けた。これがかなりマッチしているので、彼に気が付かなかった自分が情けない。奇襲あるし統率あるし、能力値は高いし、正直「強いバーニィ」だ。ああ口惜しい。彼はノリスをスーパーガンダムに乗せ、「幸運」を使えるファを乗せて、「資金3倍計画」を実行、まさにウハウハ状態の模様。そんな相方はノリスを「資産管理部長」と呼び、恭しく扱っている。「じゃあ、これまでさんざん世話になったバーニィは即お払い箱かい」と嫉妬交じりで呟くと、「何を言う、彼にも時々活躍して金稼いでもらうとも。何しろ資産管理部副部長だからな」。……大人が一時の夢に浸るためのゲームに、そんな「島耕作」みたいな世界観を持ち込むなよアンタもよ。

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1/21(Tue)

▼「マシンロボ」のOPってどんなんだっけ、とデータを引っ張り出して見てみる。作画にはなかなか力が入っているものの、「飛影」同様、やっぱり歌詞がところどころアレ。「目指せLove victory」。書いてて赤面。別にLoveな方々ってあの作品にはいなかった(確かに兄妹はちょっとアヤシゲではあったけど)のに。歌唱力は徹底してナニ。あの頃のタイアップ系ポップス調の曲は、ロボアニメなのに唐突に「恋」とか「ラヴ」とか「ほんとのキッスをお返しに」とか、作品世界はおろか画面にすらマッチしてない歌詞が、今聞くとむしろストロングでさえある。
▼80年代中盤〜後半のアニメのOPとかを見ていると、見事なまでに「当時」していて、何だか気恥ずかしくなってくるほどだ。
・妙にガビガビした透過光が入ったり(透過光の多用自体が流行だった)
・背景に意味なくグリッド線が走って、「当時のCGっぽさ」を演出したり
・人物の影が「L」の字状に付いたり
・キャラやメカが、猫も杓子も腕を水平に広げ、「T」字型になってジャンプしたり
・金田伊功作画じゃないのに妙に金田伊功(しかし10年ぶりくらいに書いたぞこの人の名前)
・金田伊功はもちろん金田調バリバリ
とか。数作品をまとめて見ると、本当にそう思う。もちろん嫌いなわけではなくて、何だかんだ言って懐かしくて見ているのだが。
いつの世も、流行りの手法とか人気のアニメーターとかはいるのだから、現在の手法も20年後には「いかにも当時だよねえ」と語られるのだろう。

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1/20(Mon)

▼相方、職場の近くの本屋で「バラバラくん」の1巻を入手。普段二人とも、絵本のコーナーなどめったに覗かないからなあ…。Amazonに注文する手間が省けて何より。
▼宇宙編、ようやくダンクーガと合流する。大介さんは、後先考えずにはっちゃけまくりな獣戦機隊には何だか終始冷たい態度。やはり「マジメくさっていけすかねえ野郎」と感じた幼い日の私の感性は間違ってはいなかった。このゲームでは、「宇門大介」時の顔グラフィックは、どんな表情でも終始目が笑ってないのだが、原作に忠実で誠に素晴らしい。
▼作品に興味がなく、見ていなかったからかもしれないが、「ナデシコ」の連中がまだどうにも好きになれない(特に艦長)。しばらくはエステバリス隊の経験値も意味がないので、ヒカル以外は徹底して削り役。見てた人なら楽しいのだろうとは思うが。

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1/19(Sun)

▼ようやく地上編をクリアし、宇宙編に突入。ここで頼りのスーパー系ユニットは、最初はグレンダイザーただ一機。しかし地上編で資金をしこたま投入して武器をフル改造していたのが効いている。もう序盤のボス戦が楽なこと楽なこと。まるで屁のような難易度だ。
▼宇宙編の見どころと言えば何と言っても、疾風のように現れて例の口上をフルボイスで喋ってくれるロム兄さん。井上和彦好きにはたまらない演出だ。「お前達に名乗る名前はないっ!」一度言ってみたいセリフだ。一体どこで誰に言えばいいのかさっぱりわからんが。相当後になるまで仲間にならないので、獲得経験値が反映されないこともあり、もっぱら削り役に回ってもらっている。何より辛いのは改造ができないこと。「お兄さんお待ちなせえ、せめてあんたの運動性、2段階でいいからいじらせてくださらんかね」と呼び止めたいのは山々だが、スキルすら付けられずに去っていく彼らだった。
▼で、放送当時を振り返ってみるに、私は「クロノスの大逆襲」はほとんど見ていないのだった。理由は良く覚えていない。裏番組のほうが大事だったのかもしれないし、時期的に受験とか部活とか色々あったような気もする。メカものなのにキャラ萌え(レイナ)がキツいのも理由だったかもしれない。でもシリーズの鬼子(というかむしろ蛭子というか)「ぶっちぎりバトルハッカーズ」はなぜか(しかもそこそこ好きで)見ていた。トランスフォーマーも、「マスターフォース」の方が印象に残っている。我ながらよくわからんチョイスだこと。
▼それにしても「インパクト」では、ジョウとロム、その他脇役も含めると井上和彦がかなり出演している(ジェリドあたりをふくめれば、神谷明より役が多いのでは)のは嬉しい。でも出演者の中で一番楽しそうなのは、ジャック役の井上真樹夫だ。あの「海外ウィークリー」調の喋りが誰よりイキイキしている。「HAHAHA!ユー・アー・ヘータクーソー!アンダスタン?」のセリフが自己ベストかな。
▼声ではマリア役が吉田理保子さんでないのが返す返すも残念(引退しちゃったから仕方ないが)。また、久々に水谷優子の声を聞いて「こんなに白石冬美みたいな声だっけ?」と感じた。

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1/18(Sat)

▼相方に「『飛影』のOP、歌ついてるとこんな感じだよ」とOPを見せる。一通り見て、「もういいです。勘弁してください。曲はそこそこカッコいいですから」とアッサリと頭を下げる相方。
ニヤニヤと、わざと追求する私。「え〜〜〜、何でぇ〜〜?『摩天楼』って書いて『デスバレー』って読んでるから?『オマエ』ってカタカナで書いてるから?加速つけてlove youだから?愛は胸で光るplanetだから?」
「全部っす」
▼80年代後半は、タイアップが主流となり、いわゆる「アニメソング(主人公やメカの名前を歌い入れたり、歌詞内容が作品世界と密にリンクしているという点において伝統的な)」が急速に減り、作品世界と関連のないポップス型の曲が席巻した時代だった。個人的には、雰囲気の乖離といい、歌唱力の欠如といい、「ダンクーガ」が典型例だと思う。勿論その中にも名曲はあるが、ほとんどは「タイアップを狙ってコケた」「そもそも何を狙ったのかすらよくわからん」曲だったので、今聞くと萎えるブツも数多い。「飛影」はまだマシな部類じゃないかとは思うのだが、そこそこカッコいいサビに載っていた歌詞が「loveサバイバー Loveサバイバー」だと知って、やっぱり相方は萎えたようだった。そういう反応を期待して見せたわけだが。

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1/15(Wed)

▼何しろ地上ルートを通ったもので、ビルバインがいない。そんなわけで、思い切ってボチューンを改造する。これまで「オーラバトラー界のジム」みたいな扱いの量産機だったが、今回は改造段階やパーツ装着数の兼ね合いで、攻撃力は最高となる機体。フル改造したら確かに強い。しかし悲しいかな射程がないので、3マス置かれると無力なのがショボーンだが。とほほ。ビルバインはこれまで「当ててかわす」「避ける壁役」として、切り込み隊長に愛用されてきたユニットだが、今回はオーラバトラー事態がとにかく弱体化している。多分「オーラバトラー以外の機体も使って欲しい」、特に「新規ユニット(マシンロボ系とか飛影系)を使わせたい」という製作者の意向を強く感じる。「新規参入ユニットの性能的贔屓」は今に始まったことではないが、今回はかなりロコツに感じる。バーニィが妙に使えたり、Fbやグレンダイザーがかなり使える機体になっているのもその一貫だろう。だからって、主役級をこんなに弱めに設定することはなかろうと思うのだが。ずっとプレイしてきた人間としてはそれはそれで寂しいものがあるのだから。

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1/14(Tue)

▼セブンイレブンで「黒潮コメッコ」3個購入。開けてみるとメカジキとシュモクザメのダブり。落胆しながらもう一箱を開けてみると、見事にシークレットの「ダイバーとマンタ」をゲット。どうも昨年から、食玩を買うと当たり外れが激しい。シークレットは嬉しいけど。
勿論、MIU深海生物と同様のサイズなので、ダイバーのサイズはとてもちっこい。しかし塗りも型抜きもしっかりしてて、海洋堂と中国の人の技術に感嘆させられる。
▼今日の「プロジェクトX」は、「ペルー大使館日本人人質事件」の大ネタ。人質になった数名が実際に出演するという、かなり大胆な企画だった。ネタがネタだけに、最近もはや定番となった國井さんの冒頭コスプレは、今回は流石になかった。

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1/14(Tue)

▼アイナを仲間にするマップで、任意のキャラクターに「強運(資金が1.5倍になる技能)」を付ける事ができるのだが、誰に付けようか、小一時間どころか昨日から悩み続け、終盤飛影に乗り換えることを見越してジョウに付ける。現在ではかなり(単独では)火力に心もとなさを残すユニットだが、これで彼のレギュラー化が決定する。

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1/13(Mon)

▼午前中に工事業者さんが来てくれて、年末にひびが入った水道の修理がようやく終了した。蛇口のみならず、下の排水ユニットのほうもかなり劣化していたということで、予想していたよりも大掛かりな工事になった。おかげで出費も予想の範囲を超えてしまい、家族で分担して出すことに。トホホ。システムキッチンはこういうときに修理とか部品代が高くついて辛いものがある。先日ヤマダ電機で買った相方のノートPCが届いた。予定よりも2,3日早い到着で、休日にセットアップが出来るのは助かる。感謝。
▼連休最後の日、いいかげんに私のタイヤを新品に変えてしまおうということで、昼食前にタイヤ屋に行く。凍結したせいか、ワイパーのゴムも一本逝ってしまったので、これも交換しなければならない。店で聞いてみると、私のタイヤサイズは4駆のため標準的な軽のサイズと微妙に違うこともあり、生憎今年モデルの在庫がなかった。去年モデルでよければ勉強しておきますよ…と言われた価格が4本で14,000円と結構なお買い得だったので即決。バランス調整料混みで16,000でお釣りがきたのは助かった。で、「ワイパーのゴムも換えておきましょうか?」と言われたのでお願いしたのだが、ジャストサイズの純正品がなく、アリモノをはめ込んで長い部分を切る算段だったらしいのだが、これが上手く入らないようで、タイヤ取り付けよりも時間がかかっていた。おじさん達、合うのがないならないと言ってくれ頼むから。かなり腹が減った中待たされ、それでもようやく成功した。ゴム代は1000円。目の前にあるイエローハットでサイズ合うの買ったほうが早かったし安かったが仕方ない。
▼ところで接客してくれたおじさん、値段を聞くと「あー、ちょっと待ってくださいね〜、メガネメガネ、メガネどこかな」とメガネを探しに行って数分戻らず。強烈な既視感に必死に笑いをこらえる私達。というのも義父がまさにしょっちゅう家の中で「メガネメガネ」と騒いで探しまくる人なのだ。ほかの事に関してはむしろ整理整頓が上手なほうだと思うのだが、メガネを定位置に置く・しまうということがどうしてもできない人で、少なくとも2日に一度は「メガネ!メガネ!」と大騒ぎしている。義母の談話によれば、ケースにしまうということすらなかなかしないらしい。特に飲んで帰ってきたあとなどは、酔った勢いで何故かわざわざ車の中など不可解なところにしまったりして、それでまた騒ぐ人だ。忘れたりなくしたこともあるらしい。横山やすしのあの芸がナチュラルに宿っているといって差し支えあるまい。その義父の姿・雰囲気に、そのおじさんはかなりシンクロしていたのだ。
▼その後予定の焼肉屋に向かい、駐車場で助手席からバッグを持ったところ、その下にしっかりとそのおじさんのメガネが。どうやら作業したときに外し、その後置き忘れたらしい。完璧なシンクロ。もはや義父と「魂の双子」とでも呼びたくなるようなありさまに、「脱力」を連続で6回くらい食らった気分に襲われる私と相方。そのままにはしておけないので、さっきもらったレシートにあった電話番号に電話し、あとで届けにでも行こうかと思っていたら、「あー、捨てていいです〜、100円のメガネなんで〜」との答えにさらに脱力。以下想像だが、多分メガネ紛失が日常茶飯事で、どこで無くしても惜しくないようにわざと100円均一のメガネを使ってるのかも…何かもう、脱力しまくった昼下がり。
▼ところで、この焼肉屋には何回か来ているのだが、初めて「アッカンベー」なる肉を頼んでみる。タンかと思ったが肉の感じが違うが、とても美味しくてさらに安い。尋ねてみたところ「タンの奥、つまり喉の奥の部分で、和牛を一頭単位で仕入れている店でないと仕入れられない、量もそれほどない肉」とのこと。またお気に入りのアイテムが増えた。
▼その後は電器屋で、相方のニューパソコンにつけるテンキーやマウス、LANケーブルなどを買い帰宅。セットアップや旧パソコンからのデータ移動(昨日入れた+Lhacaがお役立ちだった模様)、また不必要なプログラムやデスクトップアイテムの削除などをしてそこそこ使いやすくする。このモデルには余計なゲームやアプリケーションのプレインストールが比較的少ないので助かる。
▼本屋で買ってきた「キャラデパ」で、森永乳業の牛乳などに昔から使われているあの太陽のマークの名前が「ホモちゃん」だということを初めて知った。「ホモ牛乳」にちなんでいるとはいえ、凄まじく思い切ったネーミングに圧倒される。このホモちゃん、昔から可愛くて好きだったので、帰宅後にちょっと検索してみた。森永乳業のサイトの中の1コーナーであるかもしれない、くらいに考えていたら、なんとその名も「homochan.com」という独立ドメインで、独自サイトまであることを知った。森永の本気をヒシヒシと感じる。ここではホモちゃんのキャラクターの紹介のほかに、壁紙やアイコン、しおりなどのプリントアウトもののフリー素材などもありなかなか侮れない。また、「レシピ集」を覗いてみたところ、各種フルーツを「森永マミー」に浮かべる「フルーツマミーパンチ」なる男気溢れるメニューがあったりと、何かと意表を突かれる。やるな森永。

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1/12(Sun)

▼第1部の途中で、ストーリー分岐がある。「地上ルート」はスーパー系中心で火力にはまず困らない。後々東方先生を仲間にできる(枠があるかどうかはかなり微妙だが)。グレンダイザーがスポットで出てくる…のがメリット。一方「バイストンウェルルート」はモビルスーツがメインで、何と言っても格段に早くビルバインと妖精2匹が手に入るのがおいしい。どちらに行こうか迷ったが、結局地上編に決める。ビルバインが手に入らない(特に今回はオーラバトラーが弱体化しているので強い機体は欲しいのだが)のは痛いが、ヴァージョンアップパーツが一個多く入手できることにひかれたのだった。大ダメージを与え、自分も(避けられないので)食らう、という久々に大味な戦いを堪能する。数話だけ仲間になるグレンダイザーには、後々のために資金をつぎ込んで、武器をフル改造してまた宇宙に放してやる。

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1/8(水)

▼攻略本を読んでいた相方が突然一言
飛影って、『リアル系』ユニットなんだあ。フーン……」

確かに運動性の高さは、いわゆる(機体傾向分類としての)「リアル系」の頂点だけど、確かに「神出鬼没の謎の忍者」をつかまえて「リアル」って冠がつくのは妙と言えば妙かもしれない。

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1/7(火)

▼相方、冬休みにハワイに行ってきた同僚からのお土産を貰って来る。イルカの形のマカダミアナッツチョコ(美味かった)と、ハワイ版「コアラのマーチ」。腰みのを付け、椰子の木にのぼるコアラのパッケージが、よくよく見ればかなり動物学的に無理があってよろしい。味はと言えば、甘さのきついパインクリームがかなり微妙。コアラのプリントは日本版と変わらないようだ。

▼ところで、こういった菓子の形とか絵とか、年を取るにつれてどうでも良くなるもので、おっとっとが何のカタチだろうが、どんなコアラがプリントされているか、一々見ないで口に入れるようになる。もはや「たべっこどうぶつ」の英語も読まない(というか、そもそもそういう菓子を買うことも少なくなる)。のだが、なぜか食べる前に一個の「コアラのマーチ」に目を落とし、それからちょっと目のやり場に困った。
いやその、手に持っているのはボウリングの球で、そして股間にあるのは、あくまでボウリングのピンですとも。
分かっちゃいる、分かっちゃいるのだが。
でもなあ
ねえ
▼こういった日本の菓子の海外版というのはいろいろあって、バルセロナで買ったグリコポッキーの、あちらでの商品名は(けっこう有名だけど)「MIKADO」。なんでまた、よりによってそんな名前なんだろう…

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1/5(Sun)

▼カミーユが仲間になったので、キャラクター辞典でキャラボイスを聞いてみる。今回は一人につき2種類、辞典上で聞くことができる。
1個目。「大きな星が、一つ、二つ…彗星かなあ…違うなあ、彗星はもっと、バーーーーッて言うもんなあ
2個目。「暑っ苦しいなあ、ここ。おーーーーい 誰か いませんかーーーっ
って、2つとも例の「コワレボイス」なのかよ
▼「インパクト」の最初のほうは「グリプス戦役後」という設定なので、当然カミーユはああなっちゃって病院の中にいることになっている。のだが、お約束どおりに途中で合流してくれる。
当然、「何故抜け出せたのか」「つーかその前に、なんで回復したのか」ということを聞かれるわけだが、それへの答えが

何かに呼ばれたような感じがして目が醒めた」→「とにかくこうしている場合ではないと思った」

全然治ってないのでは。

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1/4(Sat)

▼午前中、先日小論の添削をした従兄の子どもが無事志望校に合格したと言うことで、律儀にも挨拶に来てくれた。気を使っていただき、お酒まで持たされる。ゆっくり話していたかったが、こちらも酒田に帰らなければいけないのでそうも行かず、10時頃に実家を出る。昨日「あそこの狛犬もなかなかだったよ」と母からリサーチしてもらった神社に、(ちょうど帰り道なので)寄って撮影。参拝しているうちにいきなり天気が悪くなって雨が降ってきたので慌てて車を出す。今日の天気も荒れると言われていたが、特に祟られず安堵。
▼帰り道、ヤマダ電機に寄ってみる。狙っていた機種のパソコンがどこよりも安かったので、相方は購入を決意。手元に商品がないので、後日の発送となる。かなり安く上がって何より。009のDVDも一枚買って帰途に付く。何事もなく帰宅。
▼毎年この日は、義母の実家に一族郎党が集まる定例新年会の日なのだが、帰りの車内で嫌な寒気を感じたので、今日はパスさせてもらう(小さな子に伝染してもいけないし)。相方が来るまでは起きていようと思ったのだが、相方は風邪気味のヨメのことなど気にも留めず従兄と意気投合して、家族を先に返して外に飲みに行ってしまい、結局かなり酔っ払って1時過ぎに帰宅。……寝てればよかった。

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1/3(Fri)

▼遅めの朝食の後、初詣とショッピングに出かける。初詣は例によって、詣でるよりも狛犬写真撮影が主眼だったりするわけで、豊烈神社・護国神社・両所宮で、あれこれ舐めるように写真を撮りまくる。特に私のお気に入りである両所宮の写真をたくさん取れて満足。今日は昨日とうって変わって天気が良いので撮影日和でもあるし、なかなか恵まれた。遅い昼食は久しぶりに「修ちゃんらーめん」にて。その後はこれまた久しぶりに七日町に行き、八文字屋で本を見たり、酒田への土産のふうき豆を買ったり、LAOXでパソコンを見たりとゆっくり過ごして夕方に実家に帰る。
▼本屋に数件寄ったり、ゲーム屋も探したのだが、なかなかインパクトの攻略本見つからず。ゲーム屋で整理されずに棚に詰まっている中古攻略本も探したがスカ。しかも棚のすぐ隣は流行の太鼓ゲームのお試しコーナーで、ただでさえやかましい店内なのに、それこそ頭が割れるほどの大音響に耐えたのだが。結局けっこう遠くの本屋でようやく手に入れることが出来た。
▼この本屋での最高の収穫が、唐沢なをき作の絵本「バラバラくん」2巻だ。唐沢弟の作品はとりあえず出れば買っているのだが、絵本のほうはまるっきりノーチェックだった。しかも児童文学の老舗・偕成社からの発行・こりゃたまげた。内容はさすがに子供向けだから、一般人がひき肉になったり、手足や大腸が飛び交ったり、陰部を出したり、ましてや「このツブツブがっツブツブがっ」と法悦によがったりはしないのでちょっとおとなしめだが、それでも唐沢テイストがけっこう出ている。体がすぐにバラバラになって換装できるロボット「バラバラくん」が主人公で、今回はそのライバルロボットとして、すぐ粉々になる「コナゴナくん」が登場して…という、まあ「まんま」な話なのだ。セリフの端々がしっかり唐沢していて、特に「バラバラくんがバラバラにっ」「コナゴナくんもコナゴナにっ」のコマはツボだった。漫画家・唐沢なをきの仕事を知らずに、無邪気に「ああっ、バラバラくんがバラバラにっ」とか子どもに読み聞かせてる親御さんが全国にいるのだと思うと、なんだか含み笑いが止まらないのだった。
▼夜は兄の好物の水炊き鍋をつつきながらまた酒飲み。雑炊で〆て大満足。

*「マンガ Oh!スーパーミルクチャン」/「北原白秋歌集」/「与謝野晶子歌集」/「今見ても新しい古代中国の造形」 杉原たく哉/「バラバラくん」2 唐沢なをき

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1/2(Thu)

▼元旦は家で、2〜4日を山形の実家で過ごすのが段々恒例になってきていて、そんなわけで昼に雑煮をかきこんで出発。だが昨日とうって変わって天気が悪く吹雪混じりで、道路も凍結気味。私の車はスタッドレスの効きにちょっと自信がなくなってきているので今回は相方の車で向かう。しかし合い方の車は車で4駆ではないのでどっちでも痛し痒しの状況。家を出て15分も走っていないスーパー農道の路上でのことだった。うちの車の前に4駆ボックスカーがいて、その前にマーチクラスが一台走っていたのだが、この車が90度ほどスピン、その後コントロールを立て直せずにそのまま回転し、農道と田んぼの脇のくぼみに頭から突っ込んだ。幸い対向車もなく、私たちのすぐ前の車も上手に対処したためぶつからずに済み、多損事故は免れた模様。しかしずいぶんと派手に回ったので正直ビビる。相方と前の車のドライバーが様子をうかがうが、幸いにもドライバーに外傷はなく、すぐに動けたようだった。ドライバーがJAFを呼ぶ手配を終えるのを確認、現在地の場所を伝えたりする手伝いをしている間、大体10分くらい。だがこの間にも雪が酷くなってくる。JAFオペレーターが要領を得なかったらしく説明にてこずったようだが、了解を取り付けたのを確認しまた車を走らせる。新庄周りで行ったのだが、大分道が良くなり、吹雪も少しは緩んできたので、あとはさほど危険な目にもあわずに済む。
▼47号に出る前に給油。とあるスタンドに立ち寄ったのだが、そこのガラス扉の注意書きがあまりにもイカしていたのでついシャッターを押す。
反射で見づらいのだが、赤字でしっかり「開がね」と書いてある。
もちろん、「開かない」の山形訛りだ。
普通なら「〆切」とか書くところだが、この清清しさ。今年のファーストインパクトに決定。


▼途中休憩に寄ったコンビニで、黒潮の魚介類フィギュアにつられて「黒潮コメッコ」を2つ買ってしまう。メカジキとバンドウイルカ。海洋堂の例のシリーズの延長にあるので出来はいいのだが、見慣れた(&食べ慣れた)生物だけに、ちょっと「開けた時のトキメキ興奮度」に欠けるような気がしないでもない。メカジキなんかは「ソテーなどに向く」と料理法が書いてあったりするし。でも菓子本体がコメッコなので、ラムネやらキャンディーよりは有り難い。酒のつまみにもなるし。他には江口寿志フィギュアなんかもあって、結局買いはしなかったのだが、外箱でトーマスが「そッれッだッけッなッらッばッ まッだッいッいッがッ」をやってくれていて、メーカーの偉さを感じた。
▼山形に着き、家に入る前に本屋で「スーパーロボット大戦インパクト」の攻略本を探し本屋へ。結局他のものも買ったりしたのだが、買った攻略本はマップ写真も載っておらずちょっとハズレ。攻略本は数社見比べて買うことが多いので、ビニールをかけられると客としては辛いものがある。山形市内の雪は少なめだったが、道路はかなり凍結していて怖い。とか何とか寄り道しながら久々の実家へ。
▼実家に着くなり兄が用意していてくれたお年玉は、「東映人気ものカレンダー(戦隊・ウルトラマン・ライダーの写真たっぷり)」だった。これ自体は店でも買えるが、ポイントはカレンダーの最下部に、ハリケンジャーふりかけを生産している「ニチフリ」さんのロゴが入っていることだ。兄の会社でニチフリさんの製品の一部を委託生産しているご縁でいただいたものを持ってきてくれたらしい。両親は「いくらなんでも30面下げた女にライダーのカレンダーもないもんだ」と思っていたらしいが、「おお、東映カレンダー!しかもニチフリ!ありがとうアニキ!!」と拳を固める私。「な、喜ぶつっただろ」と兄。力なく溜息の両親。そんな新春一発目のご挨拶だった。
▼あとは宴会。親戚の付き合いで、今年初めてレストラン製のおせち料理を買わされたのだが、私たちが来るまでそれを取っていてくれたとのこと。少しずつだが色々入っていて、高い金取るだけあってゴージャスだし洗練されてるしで、なかなか楽しめた。あしらいや味付け、取り合わせなどなかなか勉強になる。あとは兄貴とっときの大好物、鯨ベーコン。市販されている周りが赤くてペラペラなのでなく、肉の色が自然で、塩味も適度。なかなか食べられるものではないので感動。旨い酒に旨い料理で、幸せな気分で床に着く。

*「大魔法峠」1 大和田秀樹/「殴るぞ」2 吉田戦車/「キッチュワールド案内」 唐沢俊一/「さんだらぼっち」1 石ノ森章太郎/「T・Pぼん」4 藤子・F・不二雄

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1/1(Wed)

▼夜更かししつつも8時半には起き出して餅を焼いて今年初の朝食。じっくり鶏ガラダシを取ったスープで作った実家風雑煮が好評で嬉しい。、11時頃に恒例の獅子舞を迎える。その後珍しく一家で初詣。八幡町の八幡神社に行き、すかさず狛犬写真をゲット。頭や台座に雪がかぶさっていたのがちょっと残念だが。その後はのんびりとゲームをしたり、おせち食べつつお神酒飲んだりと、雪も降らずに比較的暖かな正月を満喫する。
▼インパクトに興じる相方の脇で、PCで「009」のDVDを見る。13〜15話が収録されていた5巻だが、小林靖子氏脚本の13話(「倫敦の霧」)をはじめ、シナリオも作画もまずまずで安心して見れた。回によって出来が違うのは珍しくもないが、この作品はなんだか悲惨なくらいに顕著だなあ。イイ時はいいのだけれど。
▼夜は、昨日卓を囲もうと思っていたのだが、義父が中国酒の飲みすぎで撃沈したため延期になっていた家族麻雀。食いタンなしルールでやっていたのと、親の連荘が続いたために、半荘だけなのに妙に時間がかかった。結局義弟がブッちぎりのトップで、私は振ったり振られたりで無難にマイナス3の2着。久々に小三元をテンパったりしてちょっと胸がときめいた。