ランダム日記
2003年4月前半

ルーズな管理人ゆえ、毎日書くとも限らない日記です。
表示サイズは「小」を推奨。
*は購入書籍類、#は購入ソフト類、●は作った食事など。

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4/30(Wed)

▼昨日、義妹が一生懸命Excelで作っていた献立表、今日学校に行ってFDから開いてみたら、FDが物理的に損傷したらしく、開くことができなかったそうで、一度家に帰ってきて質問され、修復コンバータをかませたり、バックアップデータフォルダを見てみたがサルベージできず、結局作成しなおしということになった。プリントアウトも、サイズ調整をせずに途中で切れたものしかなかったようだが、明日には必ず配布しなければいけないデータだし、義妹も今日も一日忙しそうなので、昼の間に読めるところだけ入力しておいてやることにした。内容は多少面倒くさいが、30分もせずに書式設定含めて入力完了。入力しながら献立を見るに、全体的に「ええもん食ってるなあ」という印象。私たちの小学生時代に米飯給食が始まり、そのころは週に2回だったが、今は3回になっている。現在は給食の回数は週5回だから、パンよりもごはんの日のほうが多いわけだ。しかも、パンの日にしても、以前のような単なる食パンやコッペパンは数えるほどで、野菜やドライフルーツ、ナッツやチーズなどを混ぜて焼いた、小洒落たものが多い。また、月に何回かバイキングや選択制の献立もあり、郷土料理なども盛り込んである。「地産地消」の流れもあり、地元の魚や良心的農法の野菜・果物なども積極的に取り入れており、栄養だけでなく味覚も健全化される方向にあるのは良い事だ。特に核家族では外食率の高い現在、かえって、給食で地元の料理を知る子供も少なくないという。
▼叔父の葬式の話を義父にすると、「それは行かないと」と快諾してくれた。勝手に私だけが煮詰まって取り越し苦労していたようで。
▼相方に、「帰りに本屋に寄るなら、スペイン語講座のテキストが残ってないか見て来て」と頼む。結果、TVのはあったがラジオのが品切れだったそうで、こりゃ困った。やはりマイナー語学講座は定期購読しないとこの先辛そうだ。
▼ほりのぶゆきの「いちびりの園」、「これ持ってなかったっけ?」と一瞬思ったが、思えば数年前から竹書房で出す出すと言って置いてついに出なかった幻の単行本だったのだ。主な掲載誌は「まんがくらぶ」。ほりのぶゆきお得意のパロディネタがほとんどだが、タイトルの切れ味が本編のソレをはるかに凌いでるのは相変わらず。例えば「ど根性山椒魚」とか「俺達の荼毘」とか「王さんと私」とか「島」とか。個人的に一番ツボにはまったのは(連載当時もそうだったが)「ロミオ対ジュリエット」。一字変えるだけでとんでもないことに。
▼ちくま文庫の杉浦茂シリーズの続刊。「少年児雷也」はこの2巻で完結だが、終盤、父の仇の更科入道を児雷也が許してやるくだりがいかにも杉浦マンガ(何しろ古きよき時代のよい子雑誌のマンガなもので、さんざん悪いことをした奴もあっさり改心して、「心をあらためました 家来にしてください」とか言って大団円になるのである。ゴジラでさえ。)。で、そのシーン。



児雷也「よってじゃ きょうから まくらをたかくして安心してねるがいい」
更科入道「ありがとう すまん サンキュー」



『その夜から 入道はまくらをたかくして ねたそうです』
▼ここで「実際に枕を高くして寝るコマ」が入る(しかも尋常でない高さ)あたりが、杉浦茂大先生のイイ仕事だと思うのであります。
▼「マンガ夜話」のリクエスト再放送特集。今日は「Dr.スランプ」。何度見てもこの作品はポップでセンスがいい。デフォルメされながらもちゃんとメカしてるメカ類が大好きだった。で、そういう話題にもなったのだが、岡田斗志夫の「この人の造形センスは、絵描きのソレというよりもモデラーの目ですね。この絵の通りにスクラッチしていくとちゃんとした形になる」という言葉には納得。そういえば私が初めて作ったプラモが、「Dr.スランプ」のプラモ(車に登場人物がゴチャッと乗り込んでいるもの)だった。この出来についても岡田氏は絶賛していて、確かに細かくてよく出来ていたが、あまりに細かすぎて、プラモ初心者には、パーツの多さ細かさは何とか対応できても、とてもキャラの顔の細かいところは塗装できなかった思い出が。おかげさんで、次に作った300円ジムの塗装が楽なこと楽なこと。鳥山明と言えば、当時のお絵描き少年少女の多くが真似したであろう、「パレットで水性マーカーの色を薄めて筆で塗る」カラーの技法(単行本に載っていたもの)。アレは本当にやりまくった記憶がある(カラーインクどころか、透明水彩絵の具さえ当時の小学生には高値の買い物だったから)。今や小学生でさえコピックを使うご時世には考えられないことかもしれないが、普段ぺんてる絵具やギターペイントしか知らなかった当時の小学生には、あの透明感は感動ものだったのだ。
▼それにしても、この回の本放送は1997年なのだが、現在のスタジオと違って、L字型にあわせたソファーで、ゲスト同士が膝つき合わせて座り、時々いしかわじゅんや夏目房之介がスケッチブックに色々と描きながら説明する形式で、今よりもずっと地味なのだが、それだけに「夜話」っぽくてイイ感じに思えた。当時は視聴者FAXも、レギュラーやゲストが変わりばんこで読み上げたりしていた。そして放送中なのに、始終後ろでFAXの音がピーガー五月蝿いのも当時をしのばせる。

●豚肉とチンゲン菜のオイスターソース炒め/大根とツナのサラダ/折菜のおひたし/秋刀魚と厚揚げの甘露煮/えのきだけとミツバの吸い物
*「少年 西遊記」2 杉浦茂/「少年 児雷也」2 杉浦茂/「いちびりの園」 ほりのぶゆき/「バカの壁」 養老猛志/「野望の王国」9

4/29(Tue)

▼色々と家の事情があったり、介護の問題があったりして、多少ならずヨメの仕事の割合が4月から(物理的に)重くなってきていた。これまで義母と分担していた夕飯のしたくと祖母への配膳を、実質一人で引き受けることになり、夕方必ず拘束されることになった。土日もそれが続くので、気がつけば私だけが日々6人分の飯を作っていることになる。それは別に特別なことでも何でもないのだが、今度はこちらが気兼ねしてしまい、土日含めて遠くに出かけづらくなってしまった。前もって言えばどうにかなることなのだろうし、私が勝手に萎縮してるだけという気もするのだが、義父や義妹がけっこう気ままに出かけたりしてるので、時々「私だけ出かけられない」という被害妄想にかられてしまう。こういう、陰に陰に篭ってしまうのは私の悪い癖だし、相方も「もっとやりたいことや言いたいことは主張していっていいんだ」と言ってくれるのだが、3年や4年ではいきなりそうも行かない気がする。
▼そんな中、義理の叔父の訃報。葬式が連休前になることだし、葬式に顔を出さないかと実家から知らせを受けたのだが、精神的にかなりにつまっていた状態だったのでつい、「何だか出辛い…」と、保留の返事をしてしまう。なんだかなー。冷静に考えれば、そんな仕事量でもないのだけど。例年この時期は、世間は行楽連休なのに相方の仕事上、部活の試合関係でどこにも行けないもので憂鬱になってしまっているせいだろうか。GWがまるまる潰れるのはこれから10年20年続くのだから慣れなければいかんのだけど。

4/28(Mon)

▼朝起きてバードチーフさんのサイト(煮沸)を覗いたら、紹介されていたのが「メカ沢百景」。朝っぱらから爆笑してしまった。特に鉄郎。
▼昨日義父がサンマを沢山買ってきたので、今日は手早く蒲焼にしようと思っていたのだが、義父から「あんかけ食いたい」との希望が出たので、急遽変更してワラワラと野菜を刻み、サンマを揚げて野菜餡をかける。内心「あーん、面倒くさいよー」と思っていたのだが、まあ出来てみれば相変わらず美味しいし、サンマが生のように見えて実は一塩ものだったので塩気もちょうどだったりで、結果オーライではあったのだが。何より、サンマを開く作業までやってくれる義父って、世の中そうそういるもんじゃないと思うし。

●サンマの野菜あんかけ/冷やしトマトのサラダ/じゃがいもの味噌汁/サンマの骨せんべい

4/27(Sun)

▼朝早く実家の兄から電話があって調べものをし、折り返し実家に電話したついでに、母と久々に話す。選挙の話になり、「うちの前がすぐ街道で、交通量もそこそこに多いものだから、連日選挙カーがうるさくて仕方がない。いっそ、やかましい選挙活動でなく、もっとスマートな形でアピールする候補がいれば好感度大なのに」と言ったら、それはどーやらある程度若い世代の感覚らしい。聞けば、70より上くらいのじさまばさまの世代は、けっこうあのけたたましい選挙カーを楽しみにしているのだそうだ。あまつさえ、行脚の回数が少ないと「なぜうちのところには来ないのか」という電話が選挙事務所にかかってくることも多いという。なかなか理解し難い感覚なのだが、「遠くまで本人が来て、手を振ったり、一生懸命語りかける」熱意と真剣さに、一種の感動が生まれるのだとか。
▼さて、一ヶ月何とか続きそうなので、5月分のスペイン語講座テキストを探しに本屋へ行く。しかし、英語以外のマイナー語学テキストは、4月号こそそれなりの部数を仕入れるが、その後は激減するもの。その状況をちょっと甘く見ていたもので、ブックバーンには英会話関係は平積みだが、多分1冊か2冊しか入れていないスペイン語講座のテキストはラジオ・TV共に売り切れていて大誤算。今週中に大きめの本屋で入手しないことには。
▼今日の「新日曜美術館」のテーマは「画人としての武蔵を語る」。ということで、武蔵を語るゲストが立松和平と藤岡弘、隊長。しかしなんだか、キャラ的にもビジュアル的にも凄い取り合わせだ。武蔵の描いた水墨画は、全てあわせても十数点にしかならないそうだが、どれも高い評価を受けている。代表作「枯木鳴鵙図」を観賞すると共に、描線のどういった部分、どのような筆使いが武蔵独特のものなのかを検証するため、水墨画家の方に実際に模写してもらいながら解説してもらう、という趣向がなかなか面白かった。で、「この枯木の直線を曲げずに、一気呵成で描けるのは武蔵ならでは」「線を引いた後に筆を返すような処理をするのも武蔵独特で、剣の使い方に共通しているのだろう。剣術家にしか引けない線だ」など、説得力のある言葉が色々と語られた。後半は美術館での観賞だったが、いずれもロケ地に赴いたのが立松和平だけだったのがちょっと残念。で、藤岡、氏はもっぱらスタジオでのコメント役で、「武道家として」の意見を色々と語っていた。
▼氏は主に、「作品から感じる緊迫感と武蔵の気・死生観」や「筆使いと剣閃」などについてコメント。
曰く、
『とにかく、凝縮された凄まじい「気」のパワーを感じます。獲物をねらうモズだけでなく、懸命に枯れ木を登る虫もまた、武蔵の生き様そのものなのでしょう』
『真剣を扱う時は、終始ガッチリ握り締めているわけではなく、通常は卵を持つように軽く支え、斬るる時に気を練って握りこみ、刀を振り下ろしたらまた力を緩和させる。そういった緊張と緩和のせめぎ合いを感じますね』等々。
藤岡、氏にはやっぱり、イジり目的のヘンなバラエティより、「マジメにお聞きしてマジメに答える」こういう番組のほうが合っていると実感。何よりこのほうが見るほうも疲れないし、変な焦燥感や痛さを感じずにすむ。この人は本当に根っからマジメ、というよりも『真剣』なのだ。
で、画面を見て思ったのは、やはり藤岡、氏は引き締まった表情、広い肩幅、そして何より武道の達人らしいピンとした背中・姿勢のよさが文句なしにカッコいい!ということ。この姿勢のよさは武道に真剣に取り組んでいる人のそれだ(そういえば、先日結婚した剣道有段者のU先輩も、いつも姿勢のいい人だった)。立松和平氏と並んでいたから余計そう感じたのかもしれないんが…
▼また相方が紹介してくれたのが、「すいか割り(というか、「斬り」)ゲーム」。先日紹介した「ザンキ」と同じところで製作したゲームだけに、相変わらずのシビアさ、そして「ミス=一発ゲームオーバー、コンティニューもなければ残機もない」情け容赦のなさがなんとも。
▼NHKのドキュメンタリーで、ブラジルの先住民族の一つ・タラオ族を扱った番組を放送していた。地味そうだったので他のチャンネルに替えようかと思ったのだが、つい見入ってしまった。
▼その村の一日は、男女区別なく、100kgの丸太を担いでリレーしながら全力で走ることから始まる。先祖への敬意を表す儀式なのだという。この村は女性も上半身裸で腰巻だけというのがスタンダードな格好で、若い娘もみなヘチマのような乳房をブルンブルンと揺さぶりながら走る絵面がまず凄い。重力の強さと、ブラジャーの大切さを思わず実感してしまう。さて、この村の生活は、かつては男が狩猟・採集し、女が家事と栽培に従事するというスタイルだったのだが、伐採で森が死にかかっているため、ほとんど狩猟が出来ない状態にある。といって、男達が他の仕事に従事するでもなく、ただ村で一日ダラダラ生活しているだけ。そんな男達に苛立ちを覚える女性たちと、民族の誇りを何とか取り戻そうという村長の発案で、ブラジル先住民の体育大会に参加し、奮闘する…という場面がこの番組のメインである。
▼参加種目は、得意の丸太担ぎレースのほかに、サッカー。男子だけでなく女子の部もあり、ここでも女性陣が活躍する。ユニフォームを揃え、初めてスパイクを履いて練習に励むのだが、女性たちはみな一様に、初めての上半身への着衣(Tシャツ)に、「なんだか恥ずかしいわ」と照れ、恥じらいまくっているのである。これはなかなか衝撃的だった。脱いで恥ずかしいというのは珍しくもないが、服を着て恥ずかしがる人の姿と言うのはそうそう見れるものではない。
▼そして、女性陣を引っ張るトップアスリートへ、サッカー初挑戦の心意気を尋ねたところ、帰ってきた答えは
「きっと、強い相手チームから、たくさん引き倒されたり、転ばされたり、蹴っ飛ばされたりするでしょうね
…………そんなのはサッカーじゃありません、お姐さん……
「でも、気持ちだけは負けないで、相手にどんどん体当たりしてぶつかって倒してやるわ。
…………だから、やる気満々でそんなことしたら反則ですって、お姐さん……
ちなみに試合のほうは、男性チームはボロ負けだったが、女性チームはそこそこに善戦し、得点も決めた。姐さんのコメントだけを聞くと「土佐丸全員サッカー」な雰囲気だが、プレイ自体は至って普通だった。番組のクライマックスは、最後に丸太担ぎレースで男達もいいところ見せました、で幕なのだが、やはり私はこの女性陣のパワフルさ、特にハーフタイムに赤ちゃんに母乳を含ませてまたフィールドに出る、というシーンのインパクトが頭から離れないのである。タフにも程がある…
▼そういえば買っていない「ドギばぐ2」を今更買ったのだが、以前ほど楽しめなかったのは、やはり私が最近ほとんどゲームを買ってないしやってないせいだろうか。しかし作中の柴田亜美もまた、ほとんどゲームをしていないのだが…「吼えろペン」、相変わらずパワーが今一つ足りない。やはりストーリーを弟子が動かし、弟子が解決(あんまりしてないけど)するというスタイルのせいだろうか。同作から一つ、印象に残った言葉。

『大哲……!!お金はな、おもちゃを買うだけのためにあるんじゃないんだぞ!』(炎尾燃)

これ、大人が大人に言ってるセリフだから凄いよな。

●焼きビーフン/うどのごま味噌マヨネーズサラダ/うど皮のきんぴら/えのきだけのかきたま汁
*「HEAVENイレブン」1 大和田秀樹/「警死庁24時」4 大和田秀樹/「吼えろペン」7 島本和彦/「どきバグ」2 柴田亜美

4/26(Sat)

▼「ガリレオ」にて、相方のメッセージの中に、私を探すシドの情報がはじめて入っていたので、早速赴き、あっさりと三匹目の羊を入手。ながいこと探して手に入らなかったのに、来る時は2匹続けてこんなに簡単に寄って来るものなのか。
▼最近、2chでやたらに見かけるあるフレーズが今更ながらに気になって、ガイドライン板あたりをちょいと検索してみたら、元ネタはすぐに見つかった。(ご存知の方にはものすごく今更なネタなのだが)「薔薇族」に1987年に連載された「く●み●テクニック」というホモマンガ(ノーぼかし、ノー婉曲)である。で、その本編も読むことが出来たのだが、予想以上にクラクラくる内容で、なるほどテンプレ化もされるわけだと納得。何しろ、「起」と「承」の転がり具合のすごさと言ったら、およそ余人の考え付くレベルではないのである。もっとも、「転」も「結」もものすごいことになってるけど。それにしても、「薔薇族」にボカシという概念は必要ないのか、それともこの作品がそうなのか。しかし、ナニがちっともぼかされずにキッパリと描いてあることなど、このストーリーの壮絶さを見てしまうと枝葉にしか過ぎないわけだが。

●鴨と野菜と高野豆腐の冶部煮/にら入り卵焼き/折菜のおひたし/茄子としめじの吸い物

4/25(Fri)

▼先日「キングゲイナー」を見ての感想等をQ太郎さんに送った。その際に「ザッキが生きてて嬉しかった」と書いた所、Q太郎さんからは「ザッキは2chを中心に、ファンの間で妙な人気があり、一説にはそれを反映させての再登場だったらしい」というお返事が。で、さっそくシャア板のザッキスレを探してみたところ、細く長く熱く思いを語っているスレがすぐに見つかった。
ザッキにおかえりを言うスレ」(ただし現在はシャア板全体が2chビューアでないと閲覧できない状態)
(前スレ:「ザッキにさよならを言うスレッド」)

で、そこでも確かに(正確にはキングゲイナー本スレでのレスらしいが)

407 名前:最後のネタバレです。[sage] 投稿日:03/03/26 12:32 ID:???
ザッキとヤッサバに関して
あのシーンは、デザイナーの西村キヌ女史が御大にどうしても、と頼んで入れてもらったシーンなのです。
御大曰く、ザッキのいる場所はバイカル湖ではなく、インダスよりの川岸らしいです。
セント・レーガンのコートには救命パックのような機能があり、ザッキはそれを使用して脱出。
(だから、#14では制服なのに#26ではコート姿なのです。)その後、シベ鉄の目を盗んで(見つかったら殺害、
もしくは捕縛されると思ったため)ロンドンへ戻ろうとしていたところ、レール伝いに放たれたオーバーフリーズによって
フリーズされてしまったのです。後はのんびり旅をしていたヤッサバたちに見つけられたということです。
ちなみに#5でヤッサバを撃ったのはザッキのゴレームです。ヤッサバは超人的なテクで銃撃を避けて逃げ切りました。
ザッキも#6の集結地に急ぐため執拗にはヤッサバを追わなかったようです。


という、Q太郎さんから教えてもらったとおりの情報があった。ウソかまことか分からないが、ありそうな話ではある。
しかしこのスレ、最初はまさに「ザッキキターー」状態だったのに、段々みんなが我に帰っていくにつれて、「ザッキはあそこで沈んで行ったからこそ伝説的な存在になったのに」だの、しまいには「ザッキは死んでた方が光ってた」だのと言われて、死んだら死んだ、生きてたら生きてたで何だかんだ言われるあたりは、いかにもザッキっぽいような。

ちなみに、スレの雰囲気はおおむねこんな感じ。

110 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:03/03/23 23:17 ???
そういえば14話では帽子かぶってなかったけど、最終回では被ってたな。

111 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:03/03/23 23:21 ???
  ∧_∧ エエ〜 ∧_∧
 (    )∧_∧     )
 (    ( ;ω; )    )
 | | (つ>110つ | |
 (_)_ (⌒)(⌒) _)_)
         ズルズル

            / ̄ ̄)
           /""""jヽ|§
           (´<_`∫/ §  アッハッハッハッハ!
         /⌒'   ~ `)   野暮なことを言う者には
         (  く ノ | イ   消えてもらう。大尉ぃーーー!!
         ヽ,_'ァ   , .|
           ノヽ ._λ_ )
     .     /   ノ|  ノ
          ( -く  |ー(
          \ └,.| .)
           ,┘/ (__)

▼義母が生ホッケを買ってきて、「これで何か作って」と言われる。義母はいつもは筒切りにして醤油味で煮るのだが、ちょっとそれだけでは面白くない。とはいえ、ホッケと言えば内陸にいた頃はいわゆる「ほっけ干し」一本やりで、あまり生ホッケが売られていなかったものだから、メニュー自体をよく知らないのである。で、多分、北海道あたりの人は色々レパートリーがあるのでは、と思って検索したら、フライ・ムニエルなど色々出てきた。その他に件数が多かったものとして、ちゃんちゃん焼きがあった。これならばしょっちゅうやっているし、野菜も色々あるし…ということで、鮭をホッケに換えて二枚おろしにして作ってみる。皮の部分の風味に若干クセがあるが、作りたては柔らかく、とろける食感がなかなか美味しく、味噌にも合う。家人にも好評だったので、今後も色々試してみようと思う。検索している中でみつけたレシピサイトが、「COOKPAD」。登録件数も多いし、分類の仕方も検索システムも使いやすい。今後もメニューの目先を変えたいときなどに活用できそうだ。

●ほっけのちゃんちゃん焼き/もやしときゅうりのナムル/かぶと油揚げの味噌汁

4/24(Thu)

▼先日、イラクからの略奪文化遺産が、アメリカで足が付いたというニュースが流れたが、別件で、FOXの社員が美術品密輸という報道も。(ソース:http://www.cnn.co.jp/top/K2003042400074.html)もっともこの社員が持ち出したのは、博物館からの文物ではなく、大統領宮殿に飾られていた絵画ということだが…押収されたのがワシントンのダレス空港ということで、「米軍のお目こぼしがなければ、もっと前の段階で見つかっていたはず。少なからぬ米兵が略奪と密輸に関わっているのではないか」という疑惑もささやかれているようだが…それにしてもなあ。
▼東京の叔母の所から、7月に行われる従兄の結婚式の招待状が来る。この叔母と言うのは義父の妹に当たる人だが、岐阜のただ一人の兄弟ということもあり、一家総出で行くことになりそう。私たちの結婚式にも一家で来ていただいたので、当然私も行くことになる。土曜日の早い時間からの挙式、しかも場所が群馬なもので、朝出て行く作戦ではとても間に合いそうにない。ゆえに前泊は勿論、義父が飲まないわけにも行かないので、その日も泊まることになる。相方は、学校祭があるのでやむなく不参加。宿泊費・交通費などを考えるとかなり大規模な寿ビンボーになりそうだ。いっそ式が終わったら私一人離脱して、東京オフでもしようか、と不埒な考えも。
▼今日は義母が煮てくれたタケノコの煮しめ。ここの家流の煮しめは、肉やニシンなどを入れず、昆布と野菜・厚揚げを入れてコトコトに含めるシンプルなものだが、タケノコそのものの味わいと甘さを素直に楽しむことが出来る。それに小松菜のおひたしと、親子丼を作った。多少高くても、やはりモモ肉を使うと美味しい。
▼シンプルこの上ない形の人間が凄いアクションをするのでお馴染みの「小小作品」のガンアクションゲーム。作りはシンプルだが、流石によくできている。OPなども一々凝っていて心憎いばかりだ。

4/23(Wed)

▼相方、色々本を買ってくる。しかしまさか、「あつし渡辺の探訪びより」を買ってくるとは思ってもいなかった。先日新刊チェックした時に、「『探訪びより』が出るけどどうするよ?」と言われ、「アレは確かに後半尻上がりに面白くなったけど、買うほどでもないや」と話がついていたはずなのだが。というより二人とも、最初は読み飛ばしていたし、どちらかというと相方の方が絵柄の拒絶間を示していたので、とても意外だった。すると相方、「いや、この渡辺篤史が帯に写真と推薦文を書いてるのにひかれて、つい」。で、早速中を見てみると、作者と渡辺篤史が建物探訪しつつ対談などしていた。なんて度量が広い人だ。
▼もう一つは、メカ沢兄弟ストラップ付きの「クロマティ高校入学案内」。この手の、連載中に出た解説本みたいなモノは、中身が薄いことが多いのであまり私は買わないのだが、単行本未収録作品や、予想通り熱意に欠ける作者のロングインタビューなど、そこそこ価値があった。クロ高だけでなく、デス高・バース高などの学校案内も付いていて、そっちの方が面白かったり。また巻末の「連載時アオリ文コレクション」も資料価値あり。たまたま手元が滑ってカバーが落ち、カバーを取った状態でまた一つ仕掛けがあることが判明した。同書をお持ちの方は、是非一度カバーを剥いてみていただきたい。
▼吉田戦車の「武侠 さるかに合戦」、吉田戦車の世界観によく合っていて面白かった。「象の怒り」の数十倍好み。
▼サスケのマスクは、結局県知事からOKが出たらしい。まあ、大きな揉め事にならずに何となく安心。登庁用のマスクはメッシュ地で、横に岩手県のマークを入れたらしい。何はともあれ、当選したからには頑張って欲しい。対談なんかを読む限り、サスケ社長は結構なスケベさんという印象が強いので(そのイメージの源のほとんどが、私の場合「紙のプロレス」バックナンバーだったりするので、これまた偏りすぎではあるが)、その辺のつまらぬ話題で足元をすくわれないように、と下世話な心配をしたりしなかったり。こう書くと全然してないや。

*「武侠 さるかに合戦」天の巻 吉田戦車/「クロマティ高校入学案内」/「あつし渡辺の探訪びより」 風間やんわり/「科学史年表」/「論争・学力崩壊2003」/「裸の王様」 ビートたけし

4/22(Tue)

▼田村亮子が週刊現代で自称セクシーショットを公開したそうで、朝の芸能ニュースなどでも、コメンテーターが皆、困惑しまくった顔でレポートしていた。よせばいいのに、写真集まで出す予定だという。朝からなんてショッパい話だ。田村亮子は確かに、不世出の柔道家だと思うが、ダメなものはダメ、と誰か止めてやれなかったのだろうか。持ち合わせた「華」の成分については、イーグル沢井にすら負けているというのに。ああ、ナンシー関が生きていたなら、ここで小気味よい一言をぶちかましてくれただろうに……
▼で、そういったショッパい話題に、いちいち引き合いに出される谷も不憫だ。名選手なのに。タダでさえ石毛監督が降ろされるという話なのに、これ以上オリックスに塩味を加えるのもなー。
▼今日はカレー。豚の固まり肉は大きくカットし、圧力鍋を使って煮込む。ヨーグルトで仕上げると我ながら大満足の味。やっぱり圧力鍋はエラいよ。最近、好物の肉も、少し固いと食べなくなった祖母も、綺麗に平らげてくれて良かった。

4/21(Mon)

▼例によって例のごとく、むちんさんと電話。先日の「はじめの一歩スペシャル」について、むちんさんも私とほぼ同様の感想だったらしく、「全体的に力作だったけど、鷹村さんと鴨川会長の声は違うと思う」→「なら、誰だといいんだろう?」と熱く話し合う。結局「納屋悟郎さんあたりはどうか」という線で落ち着いたが、もっとベストな方がいるような気がしないでもない。また、「へっぽこなルパンスペシャルよりこっちの方がいいよね」という考えも同じだったのだが、そうすると、「2時間まるまる木村VS間芝」「2時間まるまる青木タイトルマッチ」という年もあるわけで、それはどうなんだろう、私たちはOKだけど…とも話し合った。
▼「鉄腕アトム」の話にもなり、「最近、『健気に頑張る機械』みたいなシチュエーションでグッと来て、不覚にも『アトム』で泣きそうになってさ」と私。最近、思いもかけないところで涙が滲むようになり、やはり涙腺とは年とともに緩むものなのかな、と話すと、むちんさん「そうそう、やっぱ人間、次第に涙腺って緩くなるのよ〜。30超えると、違ってくるのよ」。おっしゃる通りでゲスよ、姐さん。
▼イラクでは、混乱から我に帰った市民が、略奪品を返すというケースが少しずつ増えているという。「良心が咎める」というよりは「盗みはアラーの怒りを買う」という言葉が彼らの口から出ているようだが、心にはそういう作用もあるのだと考えたいところ。でも、海外流出してしまった遺物は、そう簡単には戻らないのだろうな。
▼「キングゲイナー」を最後まで見ることができた。数日に分けて見るつもりが、結局20〜26話まで一気に見てしまった。正直、20〜24話は同じような展開が延々続いた感じだったが、25・26話の凄さに大満足。結局すっ飛ばされた伏線や謎はテンコ盛りだったが、もう何やっても許せる作品、許せるラストだった。「キンゲだもん、何でもアリだよ」と思わせてしまうパワー勝ち。特に25話の「女教師忍法!」は、以前バードチーフさんが日記で大絶賛していて、楽しみにして見たのだが、なるほど納得。最後にはヤッサバとザッキ(半解凍)まで出てくるし。相方はずっと「ザッキってどうなったんだ」と気にしていて、私は「多分この作品では死なないと思うよ」と答えていたのだが、やっぱり死んでなかった。ヤッサバ隊長には、できればラストあたりで訳も分からず大暴れして欲しかったが。
▼ラストに向けて、段々とアナ姫が精神的に成長して、凄く(多分あの世界の誰よりも)立派におなりになって、なかなかイイなあ。「ダンバイン」のシーラやエレもそうだったが、「高貴な生まれの女性が、(その使命を自覚したり、戦いの中で現実を知って)立派な成長を遂げる」というドラマを書くのが、御大は妙に上手いような気もする(このシチュエーション設定が御大なのか、ライターやシリーズ構成の方のアイデアなのかは知らないけれど)。
▼ミイヤはもっとストーリーに絡むんじゃないかと思っていて、最終決戦のバックに「ミイヤ祭り」でも流れるような展開になるのかと思っていたが、そんな誰でもするような予想は見事に肩透かし。怒涛のラストバトルで、EDの歌詞や1話のシーンが生かされ、またOPが流れるタイミングも鳥肌モノだった。いやー、いいものを見せていただいた、というのが正直な感想。まだまだこのくらいのパワーのあるアニメが、その気になれば作れるんだということが何だか無性に嬉しい。

4/20(Sun)

▼きちんと起きてアバレンジャー。今日はまた浦沢脚本炸裂の回。笑える怪人は数々いるが、今回の怪人の目的は、「歴代・ヘンな作戦目的」の中でも上位にランクされるだろう。「人類をみなマッシュルームカットにする」。書き出しただけで大脱力だ。しかも何の説明も無く「マッシュルームカットにされた人間は、みな金で動く人間になってしまうのだ!」と宣言する怪人と、何の疑問も抱かずに「くそっ、なんてことしやがる!」と憤るアバレンジャー。巨大な金貨を飛ばす攻撃に苦しみ、「そうだ、お金の攻撃には貯金箱だ!」と、適切な対応策がひらめくアバレブルー、そして「そう言うと思って持ってきましたよー!」と、巨大な貯金箱を持って駆けつけるアバレブラック。いやー、これこそ天才のイイ仕事。エエもん見せてもらいました。浦沢氏が書くと、どの戦隊でも「浦沢戦隊」になってしまうのだが、アバレンジャーとはまた妙に水が合うのかな?合ってるように見えるぞ。隣室でPCしていた相方(休日にしては早起き)は、すごく距離をおいた態度で失笑していたが。
▼しかも諸田監督がいつにも増してワルノリしまくりで、フラッシュどころか「GIFアニメ?」と見まごう程の思い切ったエフェクトが全編を覆う。夕方あたり、たまたま普通のファンサイトの掲示板を覗いたら、「今日のアバレンジャーの脚本はふざけすぎ!意味ワカラン!」「エフェクトも悲惨!スタッフやる気あるの?」「CGにすらなってないよ!最悪!」という、マジメに激怒したピュアボーイの書き込みが乱発されていて、「あー、この人たちは、脚本クレジットに彼の名前が出たら、即刻『浦沢アイ』に切り替えて観賞する」という術を知らないのだなあ、」と、新鮮な気持ちで生ぬるく見守ってみる。しかし、「ふざけすぎ!」と怒るような視点の人が、なぜ休日の朝から「アバレンジャー」などというふざけた名前の番組を見ているのかという疑問は残るのだが。
▼30分大いに笑い、その後に少しWEB巡回。そしてぽちさんのサイトの日記で、加藤大治郎氏の訃報を知る。ぽちさんは先日の事故以来、ずっと毎日加藤氏の容態をチェックし、日記に書いていた。ぽちさんの記述があまりに悲痛で、失った才能の大きさを改めて知らされる。加藤氏公式サイトにも訃報。氏の日記は、レース前で止まっていた。ご長女が生まれたばかりだと知り、目頭が熱くなる。この世を去る前に娘さんの顔を見れたことをわずかな救いにするしかないのだろうが…それにしても26歳とは、まさに「夭折」。レースの事故というのは、傍目には不思議で、派手な大クラッシュでも本人はかすり傷ということもあれば、さほどの事故には見えなくてもあっさりドライバーの命を奪うこともある。セナの最期もそんな感じだった。加藤氏の事故は、見るからにヤバそうだったけれど、何とか復活してくれるのでは、と淡い望みを持っていたのだが…本当に惜しい才能を失ってしまった。最近は、他に替えられぬ才能とパーソナリティを持った人の訃報ばかり舞い込んでいるような気がする。
▼昼、「鳳花苑」に初めて行き、「季節のラーメン」を食べる。ホタテ・イカなどの海鮮類と、タケノコがたっぷり入っており、いかにも季節感重視といった感じ。味は塩味のあんかけ風で、食材一つ一つにしっかりした仕事がしてある感じだったが、ちょっとしょっぱかったかも。といって、食後喉が渇くような感覚も無かったが。
▼スーパーで買い物するついでに、遅ればせながら「小学六年生」を買う。勿論ながいのりあき先生の連載を読む、それだけの為に。今回は大化の改新が題材で、牧玲睦(中大兄皇子)と岩源の親戚みたいな人(蘇我入鹿)のバトル。この事件のテロル感がよく出ていたような。同誌では、斎藤むねおがドッジボール漫画(地味に続いているジャンルだが)を描いているのだが、ながい先生がドッジボール漫画を描いたら、さぞや大技と鼻血が乱れ飛ぶ、バイオレンスな展開になるに違いないと勝手に妄想。
▼「サンダーバード」は1話の後編。いよいよ国際救助隊メカが活躍する後半で、前回に引き続きメカのギミックなどなど十分に楽しめた。しかし今見ると、ペネロープさんって別に必要ないような。ペネロープ号とパーカーさえいれば十分に任務が果たせるように思うのは私だけだろうか。
▼録っておいた「スペイン語講座」のビデオを見る。出演者のラテンノリが最初から爆発しているが、永澤奈央嬢のテンションも負けずに元気一杯。「去年は、『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンブルーとして、地球を守って戦っていました!スペイン語は初めてだけど、正義の力で頑張ってマスターするぞー!」って、のっけからトバしまくり。歴代出演者の中でも、「正義の力で語学習得」を宣言したのは彼女一人ではないだろうか。男性はともかく、女性タレントはまだまだ「特撮番組出演は無かったことに」する人が多い中、この位シッカリと出演歴を引きずってくれる奈央嬢はなんかアッパレで、応援したくもなってくる。そんでまた、出演者がみんな濃厚。男性進行役のジン・タイラ氏は、巷の人が描く「ラテン系」そのものの濃い顔ナイスガイ。テストのコーナーでは、毎回一々「怪傑ゾロ」なコスプレで奈央嬢を攫ってお仕置き部屋に拉致してテストを行うなど、始終ノリノリだが、職業は建築家。また、メインを張る柳沼先生は、いきなり、魔界転生かバテレン大名を思わせるコスチュームで登場し、「わしがスペイン語の極意を教えてしんぜよう」「スペイン語の表記はこのようになっとるんじゃ」と、やはりノリノリ。コスプレ状態では絶対に素に戻らず、後半になってようやく普通の格好で登場するとは恐れ入ったプロ根性。しかしそれは何のプロ根性なのだろう。女性進行役のカルラさんはかなり普通で、和める存在。。他にはディアマンテスのアルベルト、ミュージシャンのゴウ・ヤザワなど。サグラダファミリアで働く石工師の女性へのインタビューなど、ビジュアル的にも楽しめる。何しろ出演者が濃厚なので、とても2回分続けて見る事はできない(こっちのパワーが続かん)が、内容は会話表現や発音などの基礎に徹していてわかりやすい。また、ラジオでは分からない口の開け方、舌の位置なども把握できるので参考になる。TVとラジオを平行して正解だったかも。
▼いわゆる「元気ちゃん」タレントというのは、花についたり、ただやかましかったりということが多いのだが、奈央嬢はすごく一生懸命で、積極的に楽しもうとしているのが伝わってきて、思った以上にいい感じ。ハリケンブルー歴を差し引いても好感度大。語学講座は色々あるが、やっぱり彼女にはスペイン語だろうな、と納得させられる。
▼数日ぶりに「ガリレオ」にログイン。「XXXX」なんて場所では何も起こらないだろうと思っていたら、いきなりシドが現れた。どうせ誰かを待っているのだろうとコピペの用意をしたが、彼は私を待っててくれていた。そして念願の2匹目の羊を入手。手に入るときはこんなにアッサリと手に入るものか。そして、この前まで40日余り来なかった「青ひよげ」が、これまたアッサリと入手。欲しいほしいと思う時には出会えず、執着が薄れてきたら拍子抜けするほど簡単に、あちらからやって来る。ガリレオは人生の縮図のようでもあり、単なる偶然のようでもあり。

4/19(Sat)

▼「鉄腕アトム」第2話。今日のもなかなかオーソドックスに面白かった。前回活躍はしたものの、まだまだアトムは人間世界に好意的に受け入れられておらず、「ロボットと人間」「ロボットと心」というテーマにガチンコで取り組む姿勢が感じられて、私としては好感触。作画も第1話に続いて良かったと思う。
▼ところで、今回のアトムの主題歌について、なぜ初代の「♪空をこえて〜」ではないのか!という抗議がフジテレビに殺到したという。私も「リメイクするならあの歌を使うんだろうな」と思っていた口だったが、ZONEのあの曲は、タイアップ曲としてはそこそこイメージに合っていて(申し訳程度に「空 こえて」という歌詞が入ってはいる)、まあ許容範囲かなと感じている。「またAVEXかよ」とは思ったが。一方「あの歌詞やメロディは古臭くて、今となっては『未来感』を感じることが出来ない」という意見も。アトムはともかくとして、たまには昔ながらの「少年少女合唱隊によるヒーローソング(長調・マーチ風)」を敢えて今のアニメにぶつけてみるというのも新鮮で面白いかもしれない。
▼相方が「こんなのもあるが」と紹介してくれたのが、一応シューティング系のゲーム「ザンキ(斬機)」。けっこう面白いシステムなのだが、いかんせん難しすぎてなかなか続かない。残機がないので死ねばすぐゲームオーバー。狭い画面に、でっかい弾がばら撒かれすぎ。この弾、当たり判定は中央の1ドットだけとはいえ、多すぎ。弾幕系シューティングが好きな人だったら余すところなく楽しめるかもしれない。

4/18(Fri)

▼朝、今日飲み会のある相方を駅まで送る。帰りにコンビニを覗くと、名作劇場ボトルキャップつきの「みかん晴れ」の販売が始まっていた。パッケージを取り除いて、キャップがボトルにくっついた状態で売られていたものが数本あったので(これって、店員がすでに開けまくってシークレットをゲットした跡ということなんだろうか、でもダブリが出ない分助かるともいえる)、パトラッシュ・ラスカル二種・アメデオを購入。
▼昨日分の日記に書いた「卓球」ゲームだが、3、4試合したら、あっさり勝てるようになり、終いにはやってもやってもストレート勝ちであっけないほどになってしまった。強打(ラケットが画面下から見えなくなるくらいに大きくバックストロークを取って振り切る)の打ち方を覚え、あとはクロスに振ってやるとまず負けない。対戦相手は三人いるのだが、全部楽勝。一人を負かすと「○○○(対戦者の名前)は歯ごたえがなさ過ぎると感じたら、有料版・登録制対戦版にどうぞ」と誘導される仕組みになっていて、要するにコレは体験版・デモ版のようだ。対戦というのも面白そうだが、流石に金払うまでではないので、たまに気分転換に無料版を遊ぶことにする。10分もあれば1マッチできて手軽だし。
▼先日当選したザ・グレート・サスケだが、以前からささやかれていた通り、議員連中から「マスクを取れ」と不評を買っているらしい。田舎のジサマたちに、ルチャドールにとってマスクは皮膚よりも存在に密着しているもの…と説いたところで分かるまいが。みちプロの根っこは、単なるプロレスではなく、あくまでルチャリブレである。ルチャドールは単なるマスクマンではない。簡単に「お前、平田だろ」ってわけにはいかないのだが、さてどう収拾が付けられるやら。
▼先日「ピアノ教室の先生というのは一見優雅な仕事に見えるかもしれないが、月謝の大部分をヤマハなりカワイなりの本部に持っていかれるのでアガリは薄い。それだけで食べていける人は少ない。だから教室同士の生徒の取り合いがえげつないほど熾烈。」という内幕話を聞いた。で、現在の相場は、3歳児あたりのエントリークラスでも月に8000円近いと聞いて、思わず「ごえッ」と声が出てしまった。そりゃ、自分が習っていた25年前あたりと比べるのも愚かだが、そのころはまだ週一回レッスンで、月3000円程度だった記憶がある。そんな話をむちんさんとしていたら、「そーだよ、今、ヤマハって高くて大変なのよ〜」と彼女。小学生高学年で週二回レッスンコースだと、実に諭吉二人分位の月謝とのことで、驚いてしまった。今時の親御さんも、本当に大変なのだな。世の中には塾や他の習い事と掛け持ちしたり、兄弟で習わせてるところもあるのだから…と、他人事のように感心する子無しの私。そりゃ私も小学生時代は掛け持ちしていたが、珠算も書道も、月謝安かったしなあ。
▼夜、飲み会の相方が見れないので、一応「はじめの一歩スペシャル」を録画しつつ見る。アニメが放送されていたのは知っていたが、深夜帯だったので一度も見ていなかった。物語は一歩の初防衛戦、VS真田戦。全体的に絵も綺麗で力の入った作りだったが、一歩や真田の顔つきがどこか違っていて違和感。さらなる違和感はキャスティングで、一歩ももうちょっと少年っぽくてもいいし、特に鷹村さんと鴨川会長は、かなりイメージからかけ離れていた。私の中の鴨川会長っはもっと枯れてて、全体的にもっとジジイ声で、しかしここぞという時にガツッとカッコ良く熱血できるイメージ。内海さんの声だと、まだ「ジジイ風味」が足りないし、ちょっとコッテリしすぎと言う感じ。だからといって誰がいいのか?となると、正直なかなか思いつかない。その点、猫ちゃん役の永井一郎は、これ以上無いマッチングだった。多分作中で一番だろう。また、いざアニメになってみると、デンプシーロールが今一つカッコよろしくないのが意外だったかも。
▼でも、毎年悲惨なルパンスペシャルを見せられるくらいなら、一年に一試合「一歩スペシャル」を製作してもらった方がいいよな、とも思うのだ。
▼相方を迎えに行き、また帰りにコンビニに寄る。相方、「焼きそばUFO ボブ・カップスペシャル」を買う。手に取るとずっしり重い。ボブ・サップは、カップメンだの菓子だのコンビニ弁当だののCMに出て、「野獣」のパブリックイメージそのままに食って食って食いまくっているのだが、本当は専属チームの栄養班の手によって、カンペキな栄養コントロールがなされており、カロリーとバランスを考え抜いた食事を、日に数回に分けてゆっくりと摂取し、肉体を管理しているのだ。この手のジャンクフードを貪り食うようなライフスタイルとは正反対のライフスタイルなわけだが、「牛馬のごとく食らう野獣」のイメージも売り物なわけだし、まあいいか。で、家に帰ってきて相方が開けてみたところ、通常の2倍の深さのカップ容器の中に、通常のカップやきそばが2つ重ねて入っているという、極めて単純なつくりであることが判明した。こうしないと、3分で中の麺まで戻りきらないかもしれないな。私もちょっとだけお相伴したが、たまにこういうものを食べると妙に美味く感じたりする。

*「ワンナウツ」9 甲斐谷忍

4/17(Thu)

▼今日のFlashゲームは、「卓球」。けっこう卓球感にあふれていて、シンプルな作りだが気持ちよく遊べる。ラケット面積が大きいので、そんなに空振りはしないが、面の使い方とボールの強さの内訳には数回対戦経験が必要かも。とりあえずクロスに打てるようになったら、大分打ち負けしないようになった。
▼「スペイン語講座」、休まずに2週間続けた。朝8時にラジオをつける生活のお陰で、朝の二度寝がなくなったのは我ながらいいことだと思うし、何とか自分のリズムの中に組み込めている。基礎編の二週目が終わったところで、発音記号の基本を一通り済ませたことになる。スペイン語の「R」は巻舌音で、これは大学時代にロシア語をやっていた時にわりと得意だったのだが、何しろずっと使っていなかったのでちょっと下手になっている。その上、これはロシア語でもそうなのだが、単語の途中で出てくるなら発音しやすいのだが、単語の頭に「R」が来ると、この巻舌音は格段に発音しにくくなるのだが、その辺をマジメにスキット聞きながら練習。部屋には一人だから恥ずかしくもないし。まあ、いつ使うというあてもないのだが。
▼「釣りキチ三平」平成版の4巻目が出た。この書き下ろし増刊は不定期なので、忘れた頃に出るのだが、今回の巻末には「クイズ!次回の刊行が何月になるか予想してください。見事当てた方の中から抽選で○○名にプレゼント!!」
………ひ、開き直ってないですか講談社の人。つーか、矢口先生。

4/16(Wed)

▼ZDnetメルマガの朝刊に「ウィルスにもスパムにも強くなる新Windows」という記事があったので、少なからず興味を抱き記事を読んでみると、

http://cgi4.zdnet.co.jp/g/01_1004031410_/enterprise/0304/15/epn20.html
「将来版Windowsでは、アンチウイルスソフトの開発を容易にする新しいアーキテクチャが採用される。
 これにより複数のアンチウイルスソフトを走らせることも可能になる。」

そういう方向性かい……大多数のユーザーが求めているベクトルはもっと違うような気もするが。
▼先日、nightflyさんと約束したお花見の日。いそいそと出かけた割には時間がギリギリで、せめて車くらい洗っていこうかと思ったのだがジャスコのコイン洗車場は待ちが出るほど塞がっていたので観念し、待ち合わせの場所に向かう。彼女は大学卒業後坂田の実家に帰ってきているそうで、花見はしたいが地元に同性友人がいないこんな10も年上のオバハンに付き合ってくれる心優しきお嬢さんだ。ちなみに初対面なのでちょっと緊張する私。それ以前に朝からいきなり花粉症が酷くなって、頼みの綱のグァバ茶も効かないわ肌は荒れてるわ頭は朦朧とするわ、PipelinePanicやりすぎの肩こりが酷いので肩にはサロンパス貼ってるわで、状態がよろしくないのが申し訳ない。とりあえず「ナーランダ」でランチをしたあと、日和山公園へ。平日なのでそんなに人がいないだろうと思っていたら大甘で、駐車場になかなか入れずに難儀。しかも案内整理員もいないのでなかなか渋滞して大変だったが、何とかもぐりこむ。時間的には1時半頃で、お花見ランチしに来た人たちがまだ引いていない頃だった。桜はちょうど満開でいい感じ、市民の俳句同好会の人が書いたらしい俳句や和歌の短冊が所々に下がっていて風流。平日昼間なのに結構な人出だった。若い人もいれば主婦グループや老夫婦、それに介護スタッフに車椅子を押してもらっての、老人ホームのバスで来たご老人達もいた。なぜかこんな時間なのに高校生も結構いた。
▼この公園にはウサギやら鶏やら孔雀やらポニーなどが飼育されていて、nightflyさんが目を細めていた。シマリスのペットがいるだけあって動物好きなのだそうな。下はそこにいたポニーの写真。妙に可愛い表情が撮れた。
 
サクラ同士ということで、「馬に桜」というのも似合うかもしれない…
▼公園内をほぼ一周したところで、恐る恐る「あのー、ちょっとだけそこの神社を覗いてもいいでしょうか…」と尋ねてみる。するとnifhtflyさんてば察しが良い方で、「ああ、狛犬撮影ですか?そうじゃないかと思ってました!」と付き合ってくださる。恐縮しながらも、デジカメ持って来てる時点で撮る気満々な私。「いやー、つき合わせちゃってすいませんねー」と言いつつも、数少ない江戸時代の狛犬に興奮して「いやあ、これはたまりませんなあ」とかフェティッシュなことを言いながら撮りまくる私。この公園の周りには、日枝神社をはじめとして色々な神社が並んでいるのだが、流石にそちらの方はまた日を改めて来るつもりだった。しかしnightflyさんが「私、歩くのは好きだし、面白そうなので行ってみましょう!」と嬉しいことを言ってくださったのにまたまた甘えてしまい探索続行。結構な密度で神社があり、しかも狛犬率も高く、装飾彫刻なども傑作ぞろい。結局、光丘神社まで行ったところで引き返す。紅白の、花びらが小さくて可愛らしい梅も一緒に咲いていていい香りだったので、その梅林を通って帰った。

↑日枝神社の、もはや「木鼻」のスケールを超えた見事な龍の彫刻。詳しくは後日「狛犬放浪記」にて。
▼駐車場から車を出し、しばしGASTOでお茶しつつ、あれこれと語る。nightflyさんもサイトを運営しているので、サイトの運営のこととか、ミルクチャンのこととか、様々に話が弾む。というより、彼女が私にあわせてくれた部分が大きいのだと思う。感謝。おなかも減っていないので、ドリンクバーで粘っていたのだが、コールドドリンクの中に、コカコーラの「Qoo(オレンジ味)」もあった。nightflyさんがそれを取ってきたのを見て「Qoo」の話になり、「キャラは可愛いんですけど、肝心のジュースが薄くて美味しく思えないんですよ、なんか貧乏な家のカルピスみたいで」と言ったら、「あっ大道寺さん、でもこれ、普通のQooよりずっと濃くて美味しいですよ!まるでQooじゃないみたいです」と彼女。私も持って来て試したところ、「うっ、本当に濃くて美味しい!Qooなのに!」「でしょ?」と、妙な方向で盛り上がる。あの手のジュースサーバーは、濃縮されたジュースなり爽健美茶なりの「モト」があり、それを規定の量の水で希釈して出しているわけだが、たまたまその配合を間違えたのか、攪拌が足りなくて濃い方が下にあったのかは知らないが、「GASTOのQooはお勧めと言うことですね!」と意見が一致する。まあ多分、あの店のあの時だけなのだろうとは思うのだが。その後、お宅の近くまで車でお送りし、スーパーで買物をして夕食の支度、いきなり現実に戻る。
▼相方が買ってきた、サイバラの「人生一年生」2。「人生二年生」になるのかと思ったが「一年生」2。とりあえずサイバラ関係の本は、旦那さん関係のものまで「出たらとりあえず買う」相方。その姿勢が確実にあの夫婦を増長させているような気もするが、私も嫌いではないので、そこにあれば読む。今回ちょっとイイと思ったのは、「ぼくんち」安野モヨコバージョンと、サイバラVSしりあがり寿のお絵描き対決。そして巻末の恒例・高須クリニックの広告。「克弥が夜来てむくよ」って……どの作品より一番笑ってしまった。

*「人生一年生」2 西原理恵子