2004年1月 

ルーズな管理人ゆえ、毎日書くとも限らない日記です。
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*は購入書籍類、#は購入ソフト類、●は作った食事など。

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1/31(Sat)

▼「蟹頭十郎太」のビジュアルについて、どこかで何度も見たような、えもいわれぬ微妙な既視感に襲われていたのだが、ようやく思い当たった。要するにアレだ、横山光輝の漫画によくああいう髪型の人が出てた。そういうことだと思う。スッキリした。
▼実写「セーラームーン」の主題歌「キラリ☆セーラードリーム(さりげなくいい曲だ)」のサビ前、『♪アイビームで決め技』のところを聞くにつけ、グリーンマンさん(の挑戦状)を思い出し、なんだか不穏な気持ちになってしまう。そんな人間が多分、都道府県ごとに100人くらいいるのではなかろうか?今週はセーラーマーズの出番が比較的多かったので嬉しい。それにしても、実写で「美少女」とタイトルにうたっておいて、本当に美少女にお目にかかれるとは、いい時代になったものだ。そう感じる時もちろん人は、ポワトリン(の中の人)に思いを馳せている。
▼「プラネテス」はターニングポイントとなるハチの入院話。別に原作エピソードだから言うわけではないが、よくまとまっていたと思う。が、このシチュエーションでタナベがギャーギャーと騒いでいる構図には、やはり慣れない。というか、煩く感じてしまう。ノノが再登場したのは、巷の萌え反応をキャッチしてのサービスか?「折り返し地点を過ぎたのに、ペースが遅くないか?(というか、オリジナルのエピソード多すぎないか?)」と思っていたのだが、逆に考えると「まだ10話」あるわけで、今後が楽しみ。ついに不良中年どもも出るし。
▼義妹が使っている階下のパソコンにウィルスセキュリティソフトを入れるため、ショップで物色。これまで何度か注意を促してきたのだが、基本的にオフラインで使うことの方が多い下のパソコンには、プリインストール版以外のセキュリティソフトが導入されていない。先日むちんさんから、不要になったのを譲り受けた無線ルータでLANを構築する(というか、まずは無事に無線できるかどうかをチェックしたい)ので、このままにしておくわけにはいかなくなったからだ(無論ソフトの費用は義妹持ち)。まあワクチンソフトとファイアーウォールさえあればいいのだが、問題はマシンのスペックだ。win98、CPUはK6-2、メモリは96MBあるが、今リリースされているセキュリティソフトを動かすにはギリギリもギリギリのライン。多分ノートン先生なんかは満足に動作するまい。フリーのものを使ってもよいのだが、恐らく義妹ではアップデートや操作は難しいだろう。今年もマカフィーがソースネクスト1980円シリーズで出てくれればよかったのだが、インド製の別の製品になってしまい、マカフィーは一気に倍の値段に。置き換わったソフトの評判がよければそれでもいいのだが、どうも全体的にいい話を聞かない。色々迷って、結局マカフィーのセキュリティスイートにする。早速インストールをしてみたが、これでも予想通り激遅・激重・フリーズが異様に増えてしまい、前途多難。OS、ひいては新機種の買い替えを迫られる一番の要因が、実はセキュリティソフトなんじゃないか?とすら思える。
▼夕食は、冬に一度の贅沢、アラ・白子・切り身に分けてもらった一匹まんまの寒鱈を使っての「鱈づくし」。切り身はこぶ締めにして刺身でいただく。アラは煮込んで庄内名物「どんがら汁」に。この中には仕上げに肝臓(このこってりとした味がご馳走)と一部の白子、そして岩ノリを入れる。4kgものなので、白子も大量。汁に入れるほか、残った半量を三杯酢、もう半量は刺身にする。私は火を通した白子のクリーミーな味の方が好きなので、オーブントースターで7分ほど、乾かす程度に熱を通して醤油で食べる。切り身は薄味で煮付ける。鱈は鮮度の落ちやすい魚だ。正直、庄内で冬の鱈を食べるまでは、一段下に見ていたのだが、こっちに来ると鱈のイメージをまるっきり覆されることになった。刺身に出来る、白子をそのまま美味しく生食できるのも、鮮度がよければこそ。魚屋に勤める義父の船友達さんに頼んでキープしてもらい、大まかに切り分けてもらっているので、鮮度は申し分なし。となれば当然、お酒も美味しいもの(しかも鱈の淡白な味にはやはり日本酒だろう)を!ということで、「麓井 純米本辛『圓』」をセレクト。ぬる燗にすると、淡麗系の味がとたんに華やかになり、「安売りしない色気」を醸し出す。今日は相当お酒が進むのも道理。堪能する。
▼LANについては、2部屋の距離が結構あるので、g規格の無線LANを構築してみたいと思っていた。が、慢性金欠のところに持ってきてDVDでさらに貧乏。コストと確実性を考え、有線で対応しようか?という考えに移行しつつあった。そこにありがたくルータをいただいたので、「電波が通れば御の字!」で、ADSL前に練習的に導入(どうせ半月したらまた設定やり直しになるので)して、少しでも慣れておこうと考えた。
▼騎手は、NEC AtermWB55TL。この機種のありがたいところは、ADSLへの過渡期に出た商品ということで、ISDNとADSL両方に対応している(ISDNのTA機能もあり)ということ。おかげでうちでも、ISDNを使って実験が出来るのだ。数年PC講師をやっていながら、LAN構築に関しては素人。これまでは、先行してボスや同僚がすでに設定を済ませてくれていたり、最初からLANが常時稼動している環境で行ったりしていた。ので、マニュアルを何度も読みながら作業を進める。ファームを入れ、ルータとPCをLANケーブルで接続。ユーティリティソフトからマニュアルどおりに設定するも、なんだか上手くいかず。マニュアルも、「フレッツISDNの場合は」という説明概要に少ないため、設定一つ一つが不安だったりする。で、いくらやってもインターネット接続(親機単独の)まで漕ぎ着けられない。泣き出したくなるような気持ちで、とりあえず寝る。

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1/30(Fri)

▼昨晩深夜にちょうどその「エリア88」の放映があったので、アニメ板のスレッドも予想以上に伸びていた。なんだかんだ言いながらも見ているということは、「それでも次こそはマシなのでは、マシであってくれ」と祈る気持ちを捨てきれないからなのだろう。しかし現実は、またも嘆きの実況が凄まじい勢いで伸びていた。
▼このときの放映の原作は、撃墜されたシンが砂漠の中で生死の淵をさ迷い、衰弱の果てに生きる意思すら放棄しようとした瞬間に、「知らず知らずのうちに、もう戻りたくないと思っていた88基地に帰ってきてしまっていた」という名エピソード。「その日悪魔は『生きろ!』と言った」のモノローグと、シンの救われない思いの咆哮が心に残る話だ。この話の肝は、シンが死を覚悟し、同時に「これで人殺しから開放される」という気分になっていながらも、実は生への執着が体の中に脈打っていたという部分、「戦いへの本能」を描き出すところにある。しかし昨晩のアニメでは、

「シン、撃墜される」→「砂漠をちょっとさ迷うも、88スタッフのヘリが迎えに来る」→「救助されたシン、ヘリの中でほっとした顔

という、「ハァ???」としか言いようのないものに変わり果てていたという。
悲惨なアニメ化は数々あるが、ここまで原作の良いところを殺しまくっている料理って……
他にも「ハリアーと他の飛行機(A10だったか何か)が一緒に出撃するシーンで、滑走開始から離陸までの時間・距離がまったく一緒」という、モノにこだわらないおおらかな動画が、スレの皆さんをめった打ちにしていた模様。多く勧告スタッフに発注した作画のアレさで「コリア88(もしくはコリア日日)」とも呼ばれているようだが、それ以前の問題だ。口々に「原作レイプ」という言葉が飛び出すのもよく分かる。物語のツボ・根っこを破壊しまくっている分、「悪の化石」よりも始末が悪い。
▼夕方、新番組「仮面ライダー剣」見る。予告を見た時点で、ギミックと雰囲気がかなり「龍騎」チックだったので、最初から微妙な気持ちで見ていた。1話なのでとりあえず「状況がよく分からない中での顔見せ」に終始したのはいい。まだ見慣れていないせいもあると思うが、男性キャラクターの背格好や髪型、雰囲気などが妙に似通っていて、これまでの平成ライダーシリーズに比べても差異を感じない。もうちょっとメリハリつけてもいいと思うが。しかし、ブレイドの造形、聞きしに勝る「ぴちょんくん」。
▼夜は、「蟹頭」後編の副音声付き。見れば見るほどリーダーのハイテンションが愛しくなる。何だろうこれは。「Don't think,Feel」な部分に訴えてくる何かがあるな、確かに。言われてみれば、「うむ」といういう相槌を、「ウムー!」と発音して許されるのはこの人ぐらいのもんだろう。そしてラストのダンスのリーダーは、ビックリするほど軽快だったのだが、副音声で「一時期よさこいチームに参加していたことがある」と聞き、納得。
▼その後、先週分の「ふたつのスピカ」をダビングしながら見ていた。最高に泣かせる話ながら、作画がところどころで乱れていた。今ひとつこの作品を評価していない相方が久々に一緒に見ていたのだが、前半の荒れはともかく、アスミとライオンさんの折角のいいシーンで、森の中の線路が「レールとレールの間の幅広すぎる」「線路のめちゃくちゃ近くに大木が生えてる(言われてみればレールから30cmもない所に生えてるカットが結構ある)」「廃線なのに雑草もない」ことが気になってしまい、物語に入ろうとする感情を著しく阻害されてしまった様子。言われてみれば変過ぎる。こういうことに敏感な人間もそうでない人間もいるけれど、世界に普通に気持ちが入り込める程度には作画を整えて欲しいものだと。原作の絵柄がニュアンスにあふれているだけに。

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1/29(Thu)

▼「ドラバラ鈴井の巣」第二作の「マッスルボディは傷つかない」のDVD、店頭発売は北海道のみになり、前作のようなAmazonあたりでの販売はしないとのこと。提携ショップから予約・通販ができるのだが、道外のファンとしては送料が発生する上に、代引き手数料もかかるのが手痛いところ。放映分は視聴しちゃっているので、買うかどうか迷っている部分もある(そうでなくとも「ホワイトストーンズ」よりも高いし)。が、「これで販売数が激減したら、どれほど安顕(「マッスルボディ」の企画者。ちなみに放映時も低視聴率に落ち込んで泣いた)がヘコむことだろう」と思うと、見送るのも気が引けるような。
▼で、ついでにAmazonでCUE関係の商品を一通り見ていた。「この製品を買った人は他にもこんな商品に興味を持っています」のコーナーにクイックジャパンがあったのはまあ当然。Amazonでは通常の販売のほかに、自由に中古品を売買できる「マーケットプレイス」があるのだが、早くもQJも出品されていた。しかも、本来1000円しない定価なのに、マーケットプライス価格は2000円を越えていた。販売終了したものならまだしも、まだ販売中である。どうでしょう特集効果で嘗てないほどの売れっぷりらしいが、どうでしょう公式Webによると、28日と31日に緊急増刷発売するということも発表されている。出回る製品数も多くない上、何より「基本的に地域限定」な皆さんなので、ファンはまだまだ慢性的な飢餓状態にある。それを狙った転バイヤーもあちこちのオークションで見受けられるようだ。もう手に入らないものを、欲しい人が価値を認めて買う分には何も問題ないけれど、「まだ定価で買えるのに、焦って掴まされる人が出そうだなあ」と思うと、あまり気分は良くない。
▼ところで、「QJ」というと、この辺では同名の求人情報誌のほうが先に思い浮かぶ。相方が最初、「クイック・ジャパン」を「QJ」とよぶのは、てっきりそれでふざけているのかと思っていたのだが、違った。普通にそう呼ばれているのだと、買って始めて知る。
▼夜、「蟹頭十郎太」を副音声付で、一幕分見る。本編が相当長いのだが、今回はD二人&大泉さんだけがずっと喋りっぱなし。いつものように「半分でミスターと交代」がなかった分大変だったろうな、と思いつつも、「役者・大泉洋」の顔が伺えて、なかなか良い。舞台に出た子役の娘さん、藤村さんちのお嬢さんだったとは、本編だけでは気づかなかった。いや可愛らしい。副音声で裏事情などを聞くと、笑えるシーンでしんみりしたり、いいシーンで大爆笑だったり、いつものどうでしょうDVDよりもなお「二度美味しい」感が強い。
▼アニマックスで放映している「エリア88」の新作アニメ、相当悲惨な出来との噂。ふとアニメ板に立ち寄ってスレを覗いてみると、エリ8ファンの怨嗟の声がこだましまくっていた。キャラクターの性格はうすっぺらく改悪され、最大の売りであるドッグファイトはしょぼいCGで、しかもミリタリーなこだわり何一つなく、意味不明のオリキャラが出ていてさらに人々を萎えさせていた。何でも監督はじめ制作サイドのやる気のなさがインタビューにも漂っており、「これを全12回にまとめなきゃならない(それは確かに首をかしげる企画だが)ので云々」だの「原作は、企画を知らされて始めて読んだ。思い入れはない」と語っているらしい。私はこの番組、一枚絵すら見たことがないのだが、スレの内容を読んでいるだけで憤ったり萎えたり泣けてきたりする有様。批判が多いのでスレ数も進んでいるようだったが、中でもとあるスレタイで「なぜならスタッフ鉛色…」と入っていたのにひざを打つやら(分かる人だけ打って下さい)笑えないやら。
▼特撮やアニメに関わらず、いまだに「リニューアルもの」は多い。原作や旧作に敬意を払い、その上できちんとクリエイターの仕事をしているスタッフが居る一方、「こんな企画、別に好きでやっているわけではない」「興味がないので原作は見ていなかった」「どこが面白いのか良く理解できない」というようなことを逃げ口上にして、しまいには作品を冒涜し、旧作ファンに喧嘩を売るような発言を繰り返して、嫌がらせすることでストレス発散をしているとしか思えない監督やら脚本書きやらも目に付くようになってきた(種なんかはその典型例かと)。で、挙句、それをつまらないものしか作れなかった言い訳にしたり。そうやって逃げ口上を用意しながら誰も喜ばせることが出来ない連中を見るにつけ、「手塚作品の中でも飛びぬけてつまらなかったから」という理由で「トリトン」をアニメ化した富野監督は、やっぱり気骨があったのだなと思う。
▼平ゼロのDVD、「一話分が高い」とか「内容がチョイト」とかいいながら、結局買い揃えた。エリア88もまた、根強いオールドファンが多い作品だ。リニューアルものは、それなりにきっちり作れば、DVDなどで充分儲けが出るということを分かっているはずなのだがなあ、avexさん。
▼そんなスレを読んで心がすさむ中、ネタスレである「エロゲ的にエリア88」「エロゲ的にエリア88 その2」(いずれもPINKBBS内・エロゲ板のスレッドなので、よい子と淑女は注意)のあまりの出来の良さに腹を抱えながらも心癒され、つい明け方まで読みふけってしまった。エロゲのことなど、ポータルサイトで話題になった有名作のタイトルくらいしか知識のない私でも、妙に楽しめてしまった。2スレ読破のあとは、どのゲームがいつまでたっても発売されないかとか、どのゲームが地雷だとか、インストールに数時間かかるゲームの名前とか学習してしまっていた。恐るべし。
▼しかしまあ、全編ネタにされてないやり取りがないくらいやり尽くされていて感心。みんな読み込んでいるものだ。といいながら読んでいる私自身、セリフだけでコマの絵やストーリーが鮮明に浮かんでくるのは、やはりエリ8が心に残る名作からなのだろう。これほどまでにエロゲおたくと外人傭兵部隊がハマるとは。「俺たちはシャバの平和でぬるい生活では生きられない因業なバカなのさ」と自虐モードに入りやすい部分、自分の用心だけでは防ぎきれない死(地雷)と隣り合わせの部分、何かと金が絡む部分が似通っているのだろう。そして原作の、今読むと時々こっぱずかしくなるポエム的なモノローグがおたく事情にズバッとはまった時に、「カッコいいからカッコ悪い」面白さが生まれるのかもしれない。
▼それにしても「ヘイ!キャンベル ビールがあるぜ!」だの「カラス麦が豊作だよ〜」なんていう端っこのコマまで拾ってあるとは…

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1/28(Wed)

▼昨日付けの日記で「でん六」のことを書いたのだが、「でん六」といえば、キャラクターの「でんちゃん」(なんか熊みたいなの。詳しくは公式サイト参照)だ。このでんちゃん、昔っから変わっていないので、マイナーな存在ながらも昭和テイストあふれるビジュアルがほっとする。まあ、それだけの話だが…
▼昨日のウィルスメール、今日は一通も届かず。まずは一安心だが、昨日1時間に集中して届いたのは本当に何だったのやら。しばらくはこまめに手動アップデートすることにした。
▼「水曜どうでしょう」メンバーとTEAM−NACSが「水曜天幕團」として打った芝居・「蟹頭十郎太」のDVDを受け取り、夕食後見る。芝居本体が2時間半以上にわたる上、特典映像も付いているので、寝たのは1時を回ってしまったが、想像以上に楽しめた。HTBの記念行事のために、会社の駐車場にテント芝居小屋を設置し(そのため、期間中に社員のマイカー通勤が封印されたという)、その時限りの会場で、その時限りのメンバーで、その時限りの芝居を打つ。観劇の醍醐味はなんと言っても、「二度とないその時、その芝居の空間と時間を、役者とスタッフと観客で共有する」ことにあるのは言わずもがなだが、この興行は特にその「一期一会」性が強かった。芝居のビデオとかDVDは、見るたびに「この場にいて、この空気を吸いながら見ていたらどんなに幸せだったことか」と、一種もどかしい思いを駆り立てられるのだが、このDVDほど「ちくしょー、ここに行けた連中が羨ましい!妬ましい!」とまで感じさせられたことはない。が、メイキングや各種映像で、そんな気持ちを少しでも補完すべく、「その時の雰囲気」が伝わるように工夫されているのは嬉しいところ。
▼役者としてのNACSの面々を見るのはこれで二度目(以前、「FOUR」のビデオを見る機会があったので)なのだが、「舞台の上ではみんな引き締まっててカッコよくて、声も腹から出てて迫力あって、魅力ある役者さんだなー」と再確認させられた。いつも見ている「面白い皆さん」とモードが違っていて、惚れ惚れと。大泉さん演じる主役・蟹頭十郎太、聞きしに勝る蟹っぷり(DVDを楽しみに、あえて予告編やダイジェストムービーは見ていなかったので)。冒頭の講談もテンポよく、そして物真似の完成度も素晴らしく(滑ってるのもあったけど)、堂々の主役だった。悪役の眉なし安顕、予想以上に怖かったが、一挙手一動がビシッッと締まっていた。特に黒龍丸登場の槍の演舞。そしてもっとも美味しい役どころだった音尾君、「R-14」の時も思ったのだが、この人って本当に「上手い」なあと。今度こそブレイクしただろうか。
▼メイキングによると、前日にラストの芝居が変わったそうで、カットされたシーンはブックレットに収められていた。「流れを考慮して」のカットだったそうだが、ストーリーのつながりとしてはこのシーンが欲しかったような気もする。そうすると十郎太の父の「誰も恨むでないぞ」という遺言に重みが増すし、またこのシーンが消えたことによって、黒龍丸の「俺を斬るのか?俺を斬ったら、恨むぞ。お前を恨んでやる!」というセリフの落ち着きどころがなくなってしまった。いや単に私が、「悪や暗黒は、特定の存在がそうなのではなく、人の心から生まれるもの」という、「ヨミ編」チックなソレが好きなだけなんだが。盗人侍のセリフも良かったし、このシーンがあって初めて、脚本全体に流れる「人の心を失わずに、人間として生きる」というテーマが完成したように思えてならない。流れを壊さない形で組み込めると良かったのだろうけど、いずれにせよ、解説の一部としてでも見ることが出来たのは良かったと思う。
▼ついでに、ブックレットにあった「補足設定(こういうものを載せることにも賛否がありそうだが)」の黒竜丸のエピソードは、語りとしてでもいいから組み込むべきだったのでは。本編だけだと「黒龍丸って結局何だったのか?」が分かりづらかったので。
▼ストーリーとしては、本当にシンプルで、いわゆる「大衆演劇の芝居小屋の芝居」という感じ(を狙ってもいるのだろう)。「R-14」の時もそうだったが、嬉野Dの書く脚本は、「人の(善き)想い」というものを、この上ない直球で放ってくる。それも「会いたい気持ち」「信じる心」というような感情に関しては、手馴れた脚本家だったら照れとかが入って、とてもこうはできないだろう、というストレートさで、またそれが新鮮に感じられる。「生き別れの兄弟の再会話」「チャンバラと友情と勧善懲悪」と、一つ一つのモチーフはまさに「芝居小屋の芝居」のソレで、この上なく分かりやすい。題材として古いといえば古いし、ベタといえばベタ。だがやっぱり、人間ってけっこうベタなものが好きなんだな。「その時だけの虚構空間に身を任せ、思いっきり泣いたり笑ったりしたい」という、太古から続く「観劇衝動」を存分に満たしてくれる一作だった。全体的な雰囲気としては、自称している通り、芝居小屋の「田舎芝居」というのもそうだが、「八犬伝」の頃の、NHK人形劇に似てる様な気もした。正直、脚本と演出が素人ということで、あまり期待していなかった部分もあったのだが、実に満足。この芝居を、去年買った「藤やん湯飲み」でお茶飲みながら見るのも、会場に行けた組には適うべくもないが、これはこれで至福のひと時。
▼さて、同梱のチラシに、今か今かと待っていた次回作DVDの告知がついに来た。「どうでしょう」第4弾は、3/1予約開始、5/13日受け取りとある。が、公式サイトのコメントによると、受け取りが6月下旬に延期らしい。さらに「3月から5月にかけて僕らが忙しい理由についてはご推察ください」との嬉しいお言葉。やりますか!遂に!というわけで、年貢納入スケジュールに若干の余裕ができた。

●牡蠣とイカとピーマンのフライ盛り合わせ/キャベツときゅうりのサラダ/ワカメとイカげその酢の物/ぶり大根/大根とニンジンの味噌汁

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1/27(Tue)

▼むちんさんから教えていただいたニュースなのだが、「仙台市の小中学校で、『払いたくない』と給食費を納めない保護者が急増」というのを聞き、なんか本当にもう呆れた。給食制度が始まったきっかけを考えると、現代社会においてはある種の遺物であるとか、もはや需要がないとか、貧しさで栄養失調になる子供などもはやいないとか、前向きに検討しなければならない課題は色々あるとは思う。思うが、「食べるけど金は払わない」「そのままゴネてバックレ狙い」というのは、一言で言って「食い逃げ行為」だし、故意に行えば犯罪だし、自分の子供に乞食やらせて悦に入っているわけで…こういう親が増えているのだから、その子供がモラル以前に、普通の集団行動が出来るわけはないわなー。「食べたくない」「不要だ」という意見ならば耳を貸す価値があるが、「食うけど払いたくない」ってなあ。イイ大人が口にして恥ずかしくないんだろうか?
▼給食の出る期間が小学校6年間か、プラス中学の9年間かは自治体によって異なる(山形市では、給食センター一括管理で中学校までどの学校も同一メニューで、それが当たり前だと思っていたので、酒田市の学校ごとに調理・中学校からは弁当というのを聞いて驚いた覚えがある)のだが、前者だとして、6×1/3=2年間(それも成長する盛りの2年間だ)分の体を給食に作ってもらったという恩があるはずなんだが。
▼給食費とはいっても、実費の半分以上は税金からの補助で賄われているわけだから、この連中は「血税を不当にただ食いしてる」ということになる。また、そうした不払いが増えれば資金不足になり、食材費にしわ寄せが来て、きちんと給食費を払っている子供のメニューがショボくならざるを得ない。仙台市民、とりわけ「払ってるご家庭の保護者さん」は(もうこのニュースでずいぶん憤っているに違いないが)、これを機会にガツンと声を挙げてしかるべきだと思う。
▼現在の給食費、自治体によって違いはあっても大体3000円台後半〜4000円台の保護者負担が相場のはず。給食の出る日を、単純に「一ヶ月20日」として考えて、一食175〜250円。いかにデフレの世の中とはいえ、この値段で、主食に副食、汁物に飲み物、デザートまでもつけて、しかも季節メニューを加えたり、変化をつけ、バランスを取った食事…を取るのは、よっぽど良心的な社員食堂でも厳しいだろう。義妹が学校栄養士をしていて(この地域は学校ごとに調理が行われる)、その献立表の作成作業を時々手伝うのだが、今の給食献立は本当に気が効いている。月に一度は選択献立や、リクエストメニューによるバイキングがあったり、食材も地産地消につとめて、地元農家から出来るだけ安全なものを仕入れているし、季節メニューや郷土料理もさまざまに盛り込まれている。たまに業者からもらってくるサンプルを試食したりするが、レトルト食材やデザートなども、実にいろいろな種類があって楽しい。味はどうしても最大公約数になりがちだし、食材費も正直キツキツ(しかも食材購入に際しても、適正な相場から大きく逸脱するような値引きを受けるわけには行かないので、やりくりも大変らしい)なので、ゴージャスで子供受けするようなものばかりではない(逆に地味な煮物や和え物、焼き魚など、若い親御さんがあまり作らなくなったメニューを給食で知ったり、それをきっかけで好きになったりというケースもある)が、現場はけっこう頑張っているのを身近で見ているだけに、腹が立ってくる。
▼「もう給食は今の時代にそぐわない」とか、「アトピーやアレルギーをフォローするため、自作弁当の方が良い」という意見ももっともだと思う。結局、給食補助を打ち切って、全世帯弁当持たせにするのが、この手の乞食の迷惑を受けない一番の手段なのだろう。浮いた補助金は、本当に経済的に厳しい家への助成金に上乗せすればいい。…が、どの自治体でも、「給食を廃止する(特に中学校で、昨今の自治体合併に伴って、各地で議論が起こっている)」となると、保護者からは反発のほうが多い。毎朝弁当を作るという負担は、想像以上に大きい。夕食や朝食の残りだけで済ますのもアレなので、それ用の料理を用意しなければならないし、ご飯も弁当用に新しいのを炊かなければならない。炭水化物だけでなく色々詰めてやりたいし、野菜や果物も食べさせないと…とすれば、どうやりくりしても200円かそこらでペイするのはまず無理だ。しかも、運動部の男子中学生なんぞは、牛馬のごとく食らうものだし。で、結局は、月ごとや週ごとに「給食を食べる・食べない」を前もって申告し、食券などを購入して前払い制で給食を食べるか、手弁当にするかの選択制にするのがもっとも現実的かもしれない。(公費で賄う以上、残滓を出さないようにしなければならないので、その日の気分で選択したり、カフェテリア形式にするのは現実的ではない)食べ盛りで給食では足りない生徒は、自前でパンなどを持参すればよいし。もっとも、給食費をごねるような連中に限って、「貧富の差が強調されて差別・イジメにつながる」と、いかにも当世人権派っぽいことをホザいてゴネるんだろうなー。目に浮かぶ。そうした制度が導入されると、結局はコンビニが儲かるのも、経験上容易に目に浮かぶ。毎日菓子パンだけで体を壊す生徒がいても、それは家が選んでそうした事だから、面倒見切れない。栄養バランスの取れた食事をさせたいならば、納得の上で給食を「購入」するってことでいいんじゃないかと。
▼一番鬱なのは、今のご時世、こういうニュースが報道されると、「じゃあうちも同じようにゴネたろう」と調子に乗るバカが多いから、他の自治体も同様の問題に頭を悩ますんじゃないかな〜、ということで、これまた容易に想像できてしまうってことかもしれん。
▼現在の日本の福祉のもとでは、少なくとも「栄養失調になるほど貧しい」子供の数は相当少ないはずだ。しかし一方で、家事や育児を放棄したり、あまつさえ虐待を行うDQN親の事件が相次ぐ中、「給食が唯一の栄養源」とは言わないまでも、「給食が唯一のまともな食事」という家はけっこうありそうな気がする。ネグレクト虐待で子供を24kgまで痩せさせて放置したバカ番いの件などを見ると特に。
▼午後6時〜6時半の時間に集中し、ウィルスメールが十件近く来る。中には、プロバイダ提供のウィルスチェックサービス管理者から、「アンタ、●●さんに送ったメールにウィルスついてたよ。感染してるかも」メールが2通もあった。夕方に最新パターンに更新をしたばかりだし、ワームと思しきメールや添付ファイルは開いていない。第一、そのアドレスは私のアドレス帳にはなく、行きつけのサイトで見たようなものでもない。他から送られてきた感染メールをチェックすると、きちんと検知・駆除される。返信されてきたメールからヘッダを確認すると、リモートホストも私のものではない。おそらくウィルスの「送信者成りすまし機能」によるものなのだろうが、サービス側から警告が来たのはさすがに初めてなので気味が悪く(Web経路感染するものかもしれないし…という思いもあった)、該当ウィルス「W32.Novarg.A@mm」について、シマンテックのサイトや、2chのネットワークセキュリティ板などで調べつつ、もう一度パターンチェックを確認しつつシステムスキャン。概要を把握してまず一安心するが、システムスキャンを日に2度も行ったのは実に久しぶり。バックドアを仕掛けるという性質の悪さはあるが、感染経路は(分かっている限りでは)添付ファイル開封なので、「感染しちゃったどうしよう」というより、「削除が面倒」とか、システムやネットワークの管理者が手間を取らされる程度の被害で済むのではないだろうか。済めばいいなあ。ただ、成りすまし能力が高いようなので、チェックしても今ひとつ不安感を煽られるという意味ではイヤらしいかと。
▼「プロジェクトX」は、イラン・イラク戦争の時に、日本人の脱出をトルコが助けてくれたという話。Webや他番組などで何度も見た話だけど、語られるたびに深く感動する。「数世代前の恩義に、ためらわずに命をかけて応えて」くれた行為に胸が熱くなるのは、3日前の恩義も仇で返してしまうような事件ばかりが横行する日本の姿に慣れてしまったせいだろうか。
▼間食については、封印するのも精神衛生上良くないので、機能性があってカロリーの低いものを、量を決めて摂るようにしている。毎日食べているドライフルーツスプーン二杯(カリウムと食物繊維)と、今日は炒り大豆(イソフラボンと食物繊維)。節分用に売られている、でん六の「福豆」。ただのシンプルな炒り大豆。イオンで売られている、昆布や小魚入りの炒り大豆もいいんだが、豆の味が圧倒的に違う。やっぱりでん六の豆は安くて美味い。偉いぞ。地元企業だからヨイショしてるわけではないんだが。この季節、でん六といえば「赤塚不二夫の鬼の面プレゼント」。毎年作られるCM、今年は何というか、相当モロに「小林サッカー」もしくは「HERO」なのが笑える。期間限定なので視聴はお早めに。
▼ということで、「でん六」サイトに行ってみたら、思いのほか内容が充実していた。「鬼の歴史館」にて、CF概要(動画ではない)も見られる。歴代の鬼の面も一覧できる。そうか、鬼の面は1971年から始まったか。ほぼ同い年の歴史なんだな、としみじみ。それぞれの年の赤塚先生のデザインワークを味わえるのは貴重。特に1977年の鬼の面は必見。通販も出来るし、思いのほか力の入ったサイト作りが頼もしい。頑張れでん六。
▼夕食のぶり大根、相方の帰りが遅かったので、ストーブの上でコトコトと充分に煮込まれてあめ色大根に。超美味。
▼古賀議員の学歴詐称疑惑。山拓がとにかく嫌いなので、多少粘ってみて欲しかったのだが、ことここに至っては誰にもフォロー不可能とゆーことで、今後の身の振り方などどうなろうといいんだが。ニュースなどでしょっちゅう山拓のことも一緒に語られ、語られるたびに出てくる映像のうち、小泉が応援に来た時の選挙活動のものが非常に多い。時間が夜なもので照明が当たってるのだが、これがまた真下からライトアップされているものだから、元々気持ちの悪いあの顔がさらにおどろおどろしくなって、出来の悪い中ボスみたいになっちゃってる。なぜか私が見る時はいつもこの映像。そんなにインパクトなくていいから。

●焼き餃子/ぶり大根/切干大根とじゃがいも・ニンジンの煮物/豆腐とワカメの味噌汁/大根のべったら漬け

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1/26(Mon)

▼むちんさんと電話。先週書いた「井上和彦の噂話」を早速語る。彼女の中の井上和彦イメージが相当ガラガラ崩壊したようだった。そりゃそーだが。しかし実際、あの声で口説かれて抵抗できる女性もあんまりいないかもしれない。ともあれ、「いや、あくまで噂だからね、噂」と逃げ道を作っておくのも忘れない私。
▼安田弘之の「先生がいっぱい」。相変わらず変な美人を描くのが上手いお方だ。フェロモンを撒き散らしながらも他人を寄せ付けない桐生先生の、端々に漂う「理科大好き」な部分が何ともいえず可愛らしく感じてしまう。先生ものという事で、以前「鉄魂道!」に出てきた堀川先生や養護教諭のアンドレ先生も出して欲しいが、無理かなー。
▼どうしても食べたくなって、先日作った「173式チキンソテー(1/12の日記参照)」をまた作る。寝かせる時間などけっこうかかるのだが、やはり美味。次からは、コンソメや唐揚げ粉の部分を、手持ちの食材(ウーシャンフェンやハーブなど)で工夫してみようかと思う。今回は肉を軽く観音開きし、火の通りを均等にしてみたのだが、噛み応えも肉汁も申し分なし。せっかく鳥胸肉の美味しい食べ方を色々勉強したのだから、なんとか鳥インフルエンザ騒動が治まってくれないものかと切望。食後、ソテーしなかった鶏肉(2kgパックで全部で9枚入っていたので、残り4枚)は鳥はむ用に仕込む。
▼昨日実家から持たされてきた、水戸部酒造の新酒、「木槽(きぶね)あらばしり」を晩酌で。週末実家で飲んだときには、鼻から脳にスコーンと抜けるアルコールの一撃があったのだが、今日飲んでみたらもうその「スコーン」感が柔らぎ、全体的にまったりなボリューム感が増していた。1/20に絞った酒なのだが、未開封なのにこんなにも一日一日で味が変わっていくとは。えらく贅沢な楽しみ方をした気がする。酔い心地も爽やかにして、気持ちよく腰が砕けてくる感じがたまらない。ここの酒は真面目な中に色気があって、本当に好きだ。
▼先日、相方が書店に注文した「クイックジャパン」、増刷分が届いたので、取りに行ってもらい、読む。水曜どうでしょうの特集で、4人(+安顕・小松のおやびん・土井P)のインタビューや全放送リスト、全企画解説など、なかなかの内容。これまで手に取ることのない雑誌だったのだが、初めて読んでみる。全体的に、「昔の宝島」にどこか似ている印象。嗜好的には読むところ少ないのだが、漫★画太郎先生の「左翼ボクサー のぼる」は最高にツボった。タイトルマッチに臨んだボクサー・朝日のぼる(もうこの名前が)が、試合前の国歌斉唱を拒否したために反則負けを宣告されるという第一話がもう素晴らしくて素晴らしくて。
▼相方ともう一度「プラネテス」を見る。ここ数回ラブコメ路線がきついので、最近ではもう「プラネテスの」とまで呼んでいる。相方はこういうラブコメ、コメ抜きでもラブものへの耐性が非常に低い人で、プラネテスでも「ラブコメパート」に突入すると、それまで普通に寝転がって見ていたのにいきなり起き上がって座ったり、変な振り子運動を始めたりと、本編よりもこっちを見ている方がよっぽど面白いという有様。恐らく、「キックオフ」全巻などを読ませた日には、全身の血が沸騰して死んでしまうに違いない。
▼顔痩せ&表情筋のたるみをとめるエクササイズとして、「口を大きく動かしながら『アー・イー・ウー・エー・オー』と発声する」というのが以前からあるのだが、美容板のスレによると「『ポー・リー・バー・ケー・ツー』の方が効く」というので、ここ数日間試してみたのが、確かに効いている気がする。最初は「アイウエオとポリバケツでそんなに差が出るのか?」と思っていたのだが、両方発声してみると一目瞭然。感じる負荷が全然違う。おそらく、有声音が組み込まれているのが大きな違いになっているのでは。しかし風呂やPCの前で一人、斜め上を向きながら「ポーリーバーケーツー」と繰り返す姿は誰にも見られたくないものだ…
▼入浴前、体重計に乗る。1kgくらいは誤差のうちとは分かっていても、初めて1.5kg減を達成した目盛りを見るとやはり嬉しい。頑張るっす。

●チキンソテー/キャベツとゆで卵のサラダ/ほうれん草の胡麻和え/豆腐の味噌汁

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1/25(Sun)

▼朝、定時に起き、クライマックスの「アバレンジャー」。実に惜しげもないアバレキラーの使い方だったが、これほど遅く仲間になって、これほどすぐに死んじゃうというのも、下手にヘタレ化するよりはアリなのかもしれず。ここに来てようやく、メイン三人の雄叫び方がずいぶん良くなったような気がする。その後、「とりあえずナージャ見とくか、最終回だし」ということでTV付けっぱなしに。いつもの経済同友会の番組で、時折メディアに登場する、フェラーリで活躍する日本人インダストリアルデザイナー・奥山氏が山形出身(しかも母校出身)ということを知り、驚く。
▼その時間帯に流れていた、「おせわだいすきメルちゃん(着せ替え抱き人形)」シリーズの「メルちゃんのびょういん」のCM。基本の人形を病院に入れて、医療アイテムを付けて看護婦さんごっこが出来るという、まあ昔からあるものなんだが、CMの「メルちゃん、お風邪?」という子供のセリフが、「メルちゃん、お金?」に聞こえてしまって、「ナヌ?」と画面を凝視してしまった。お金のために看護婦ごっこしたり、お金のために手術台に乗ったりってのはチョイト…とか一瞬でも思ってしまった私の頭の方がよっぽどチョイトだよ。
▼遅い昼食を済ませ、バスに乗る前にちょっと買い物。母と一緒にスカートを見て、サイズが合っていい感じのがあった。自分で払うつもりが、母に買ってもらってしまった。助かるっす。てっきりoff後の値段かと思っていたら、さらにレジで半額になり、3000円で変えてしまったのは驚いた。単にお得なセールなのか、店員さんが間違えたのかは知らないが。
▼バスで爆睡し、ターミナルまで相方に迎えに来てもらう。雪は収まりかけていたので、定時からはあまりズレず。夕食の買い物をしたのだが、義父から「今日は肉は食べたくない。塩ニシンが食いたい」とリクエストがあったと聞き、「今日は持ってきた新酒に合わせて、美味しい物を作ろう」と下手に意気込んでいて、その上塩ニシンはこの前食べたばっかりだったので、妙にガックリしてしまい気が抜けて、結局サイドディッシュを考える気力もなくなってしまった。何であんなにイライラした気分になって不機嫌になって、相方に迷惑をかけてしまったのか、一夜開けたらさっぱり分からない。すまん。別に「今日は絶対に肉!」な気分でもなかったのに、「肉やだ」と言われたせいなんだろうか。結局なんか意地になってしまい、魚系にはサッパリ手をつけず、野菜と大根おろしだけで済ませてしまう。そりゃ腹も減るので、豆乳でタンパク質補充。なにやってるやら。
▼「新撰組!」思いのほか面白くなってきたので、新撰組の組織自体は嫌いなんだが、続けて見るつもり。番組後のミニコーナーで、久しぶりに土方歳三の写真を見たのだが、こうして見ると、土方役の山本耕史の顔とことのほか似てたんだなー、と発見。山本耕史といえば、「一つ屋根の下で」のまったり系の印象が強かったのだが、ギラギラしつつも涼しげな雰囲気の土方を、本当に上手くこなしていて(一番プレッシャーのある役だと思う)、いい役者さんなんだなと再確認。
▼機嫌の優れないまま、夜はずっと2ch美容板などを眺める。ダイエットを効果的に進めるための情報収集先として、最近見始めた。主にエクササイズとサプリ関連のスレッドで、正しいやり方などをチェック、なかなか勉強になる(「運動せず、●●を食べ、××を抜いて痩せる」系のは、これまでのリバウンド歴で心底懲りた)。同志も多いので勇気付けられる。その反面、こういう板に常駐するのはもともと肌やスタイルにやたらとコンシャスな人が多いわけなので、「161cm43kgのデブです。あと5kgは削らなきゃ」「180cmで65kgは普通にデブでしょう」などとバチ当たりなことを抜かすうつけ者も数多い。連中の自分語りにうっかり耳を貸した日には、「生きていてすいません」と窓から飛び降りたくなる衝動に駆られるか、鬱のどん底に落ち込むかのどっちかなので、適当にスルーしないと精神衛生に誠によろしくない場所でもある。
▼「Moonlight Mile」の7巻が出ていたことにようやく気づき購入。やっぱり最高。原作無しでこれだけの話を書けるというのは凄いことだ。アリのロケットの話に涙。各人を取り巻く厳しい現実がこれでもかというほどシビアに描かれているのが、「大人の宇宙漫画だよな」という気にさせる。宇宙開発におけるアメリカの圧倒的な貢献度と優位さはまぎれもなく真実、有色人種が直面せざるを得ない様々な問題もまた現実だが、アリにのしかかるそれは誰よりも重い。それを考えると、ハチやタナベ、フィーやチェンシンやクレアが第一線で活躍している「プラネテス(特にアニメオリジナルのキャラは有色人種が多いのは、意図的なものなのかどうかは知らないのだが)」を見ると、「こうなって欲しいよな」とちょっと救われたような気分(エルタニカのような現実は厳然としてあるにせよ)になる。反面、宇宙への思いを吾郎と同じくして、「夢のためなら色々振り捨てて突き進むけど、基本的にはいい奴」なロストマンも、「生き方の根幹がどこまでもアメリカ人」なのを貫いているのが、この作品ならではだと思う。特にロストマンの場合、「こういう事件を経て現時点のロストマンになった」というのが明確で、一つ一つのエピソードの意味が大きく生きている。
▼ストーリーだけでなく、それぞれの人種を絵の面で完全に書き分けている点にも、作者の力量を感じる。綺麗でかっこいい白人を描ける(多くの漫画家は、日本人を書く場合も美の基準ラインは白人チックだ)漫画は多いが、東南アジアやアフリカ系の顔を、その骨格として特徴つけて描き、しかもそのうえで「美人」「カッコいい」と感じさせられる作家はそうそういないだろう。(3巻に登場したマレーシアのマッチョ美人、ルーシー・ウーなんかはその典型例かと。)白人でも、アメリカ美人とロシア美人を描き分けてるし。線はよくよく見ると鉛筆取り込みで、たまに「ペンの線だったらどれほど凄いんだろうか」と思うことはあるけれど、画面として破綻していないし、迫力の演出に一役買ってる部分もあり、本当に魂込めて漫画描いているのを感じさせられる数少ない作家だ。

*「Moonlight Mile」7 太田垣康夫/「先生がいっぱい」1 安田弘之/「吼えよペン」10 島本和彦/「無限の住人」15 沙村弘明

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1/24(Sat)

▼昨日、strutsとSQL文に関するリファラのまとまったサイトを見つけたので、参考のために朝早く起きてプリントアウト。結構な量になる。
▼数ヶ月に渡ったJava〜サーブレット講座もこれで一区切り。仕上げの内容だったのだが、Eclipseを動かすには限界なマシンのスペックのため、簡単な作業にも時間がかかるかかる。キーを10個くらい打つと2分固まり、また10個打つと固まり…というありさま。プラグインの再起動もやたらと重く、挙句ハングしてマシン再起動。しまいには、プロジェクトの中身を再ビルドして入れ替えても、古いファイルのほうしか認識しないというありさまで、最後の仕上げの動作確認が出来ずに残念。いつもよりは早く終わって時間を持て余してしまった。その間に、2月の講座で使用するテキストをいただいたり、アプリに目を通したり。
▼帰りは、水中ウォーキング帰りの母と待ち合わせて、買い物して帰る。炊いてあるご飯が少ないので、たまには出来合いのお寿司で手っ取り早く。あとは適当なおかずと湯豆腐で、昨日残った「あらばしり」を飲む。至福。
▼食後、そこそこ新鮮な生イカを買ってきていたので、父の好物の塩辛を仕込む。小さい頃は、朝から塩辛だの、しょっちゅう身欠き鰊だの何だのと生臭いものばっかり食ってる父が好きではなかったが、結局私が実家で一二を争う魚食いに(嫁ぎ先の影響もあるのだが)なってしまったのは本当に以外だ。母と兄は、青魚やアラ系の味はあまり好きではないらしく、「ブリ大根を食べたいのだが、二人の嗜好に合わないのでなかなか食べれない」と父がぼやいていた。言ってくれれば作ったのに。
▼朝録画しておいたBSアニメ劇場、夜に母と見る。雪のため、酒田では相当メダカノイズが出てしまうだろうことを考え、山形にテープを持ってきて正解だった。問題ない画質で録画できた。朝、BSにしたままで出かけたら、母が「スピカ」を見ていて、けっこう引き込まれた様子。「女の子がねー、可哀想だったのよー」とコメント。実にアバウトだが、一言で言えばそういう回だった。アスミに負けないくらいライオンさんも可哀想なのだが。ここで「見上げてごらん夜の星が」で来ましたか。そう来たか。というわけで、親に「そもそもライオンさんとは誰なのか」とか、キャラクターの説明をしながら、気を緩めると落涙しそうになってしまった。
▼「ベルサイユのばら」今週で終わり。次回放映作に期待していたのだが、「うる星やつら」でちょっと外される。もっと、なかなか見る機会のないものをやって欲しかったという意味で。個人的には「星の子チョビン」とかがよかったっす(無理か?)。
▼それはともかくプラネテス。ここ数回のラブコメ路線には、どーにも痒くて痒くて仕方がないのだが、そういうシリーズ構成意図なのだと強引に納得するとして。女房気取りのタナベ、高校生のようにがっついたハチ、木星行きの話にちっともギラギラしないハチ、「心境の変化」で検診受けるハチ、どれをとっても、どうしても辛い。原作とはバージョン違い、というかOSまでもが違ってるキャラになってるのは分かってはいるが、何かもうあまりにも別人過ぎて辛い。例えて言うなら、1巻の海原雄山と80巻の海原雄山ぐらい違うもの。エーデルの話は良かったし(土曜日朝の一応お子様枠にしてはきわどい単語が多くてたまげたが)、「彼女」というのがタナベでありエーデルでありクレアであるのもなかなか効いてたし、複線も色々あって楽しめたのだが。肝心の二人が辛すぎて。まだ「プラネテスを見るぞ!」という気持ちが捨てられない私がいけないんだろうか。「これから始まるのはあだち充の作品」だと思えば、何も辛くないのかもしれないが。
▼ところで今回のプラネテスで「ホテルスピカ」が登場し、しかも事件の起こる部屋が「035号室」だったり、スピカでは、宇宙学校の呼び出し掲示板に「大河原三郎」の名前があった。あまつさえ、「クレヨンしんちゃん」にハチ役の田中一成氏がスキーインストラクター役で出演して、「you copy?」「I copy」の掛け合いまでやったそうで(これは後から知ったのだが)、やたらにサービスサービスな週だったようで。
▼夜のBSドラマアーカイブ枠、2話連続の「新・事件」、やはり母と見る。今回で「事件」シリーズは終わりだったので、次の番組告知にワクワク。すると画面には髪の長い金山一彦、そして若山富三郎と小林薫。

やったーーーー!
「イキのいい奴」キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

と、母と手を取り合って狂喜する。長かった。待ってて良かったこの時を。ありがとうNHK。忘れずにカレンダーに書き込んで録画するっす。

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1/23(Fri)

▼最後のJava講座があるので、またも2泊3日帰省コース。午前中に久々に日記更新し、軽く予習して荷物をまとめ、今日最終回となる「仮面ライダー555」をしっかり録画予約……したのに。家を出るほんの2分前、吹雪の影響か、いきなり停電(この辺は冬の風雪時には落雷と停電がやたらと多い)。経験上、5分もすれば電源復活することが分かっているのに、復活を待たずして家を出なければならなかった。私のビデオデッキの時計は、停電になるたびにリセットされてあわせ直さなければいけないタイプ。つまり、予約録画がパーになったのを分かっていながら、みすみす家を後にする。断腸の思いとはこのことだ。とはいえ、義母と義父は録画に慣れておらず、予約録画は得意ではない様子。下手に頼めば間違いなく、「録り逃しのないように、番組を見ながら録画」してくれるに違いない。そこで出てくるのが「仮面ライダー」ではちょっとならずヤバいものがある。嗚呼、こんな時に男の子でもいれば、いくらでもダシにできるものを。
▼仕方がないので、実家の父に頼もうと思ったが、公民館に出かけていて、あいにく家電も形態も留守電モードにしておらず、つながらない。発車前だけでなく、時々車内トイレからも連絡したのだがダメで、諦めるほかなかった。後で聞いたところ、昼間もう一度停電があったらしく、その時出るのを遅らせてもどの道録画できない運命にあったようだ。
▼それはともかく、大寒波に見舞われ、鶴岡に着くまでに相当遅れ、しかも事故のために高速が一部通行止めになっていたので迂回する羽目になったりと、ゆうに1時間は到着が遅れた。迎えに来てくれた父には、あらかじめ「雪がひどいので、予定の30分後に来て」と余裕を持たせたつもりだったのだが、てんで見通しが足りてなかった。山形市内も相当の積雪で、路面はガタガタ。一緒に買い物をして、夜は久々に牛しゃぶなど。というか、牛肉食うこと自体が久しぶり。酒は、3日前に絞りたての、「木槽 あらばしり」(水戸部酒造)。新酒も新酒である。底には少しだけ織があって、ほんのり濁っているが、濁り酒のようなくどさはなく、アルコールが鼻からスコーンと脳に走っていく刺激が独特。度数が高く、普通の日本酒の倍以上来るので、明日のことも考えてほどほどに。
▼母は職場で何か急場トラブルを処理せねばならなかったらしく、実に9時過ぎまで残業だったので、私と父で先に夕食。60半ばのおばはんをそんなに働かせないでやってくれ。
▼食後少し落ち着いてから、最近日課に定着したストレッチ&ダンベル。実家で以前買ったダンベルが2kgのもので、負荷が高いので、回数はやや控えめ。水中ウォーキングに通って一年以上になる母は、教室の準備体操として色々教わっているストレッチについて、あれこれと説明・実演してくれる。なかなか気持ちいいものが多い。
▼寝ようと二階に上がると、兄がベランダに出て、BS&CSアンテナに積もった雪を払い落としていた。雪の影響で、スカパーが映らなくなってしまったらしい。除雪したら問題なく映るようになった。これで明日の朝録画も安心。

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1/22(Thu)

▼「009コンプリートブック」を読み返して、井上和彦氏のプロフィールに首をかしげる。同書には「65年生まれ」とあるのだが、絶対にありえない生年だ。これでは放映時に14歳。古谷徹や塩谷翼みたいな例はあるが、「キャンディキャンディ」放映時に結婚してるんだし…とネットで調べなおしてみたら、やはり「54年生まれ」だった。「65年」はもしかして、声を当ててるチャーリー・シーンと混同したか?
▼それはいいとして、以前、今となっては悪名高きいがらしゆみこ氏と結婚していた(アンソニー役のオーディションで、原作者様から一目ぼれされたとか何とか)のだが、いつの間にか離婚してたらしいという話を思い出し、ついでに検索してみた。すると、「現在まで四回(入籍したのは三回という説もあり)結婚した」とか「現在の奥さんは越智静香(元アイドル)」とか、業界では相当常識らしいが、一般人にはたまげる話題が出るわ出るわ。どーも、私生活についても、経営している声優教室についても、あんまりいい話は聞こえてこない模様。もっとも、こっちはただの「聞く側」だから、声と演技で満足させてもらえれば気にしないのだが、ストイックヒーロー役で名をあげただけに、ギャップは凄い。所詮はネットの噂、として話1/6くらいに聞いておくにしても、それにしたって、「暴れん棒が過ぎるばかりに、師匠のN氏に諭されて○○プ○ッ○」なんて話まで流布してるとはビックリですよ。
▼年賀状のお年玉くじの番号を調べていた。今年は例年より打率がよく、私と相方に来た分だけで、5等切手シート6枚、3等ふるさと小包1個だった。3等なんて当たったことがないので、ささやかな幸運ではあるが嬉しい。本当は4等のレターセットが欲しかったのだが。ここ数年、「当選を確認するが、結局郵便局行くの忘れてそのまま」なパターンが大半だったので、今年こそはさっさと引替えに行こうと思う。
▼昨夜からの雪が勢いを増し、積もる系のべたっとした雪のまま、吹雪きまくる。気温もあがらず、窓は凍りまくり。この雪は残りそうだ。
▼「どっちの料理ショー」は、焼きほっけVSサーモンバター焼きで、ほっけの勝ち。幻の国産キングサーモンも美味そうだったが、鮭は基本的にあまりいじらない味付けで食べたい(焼いて醤油、もしくはムニエルにレモンソースとか)方なので、脂たっぷりのキングサーモンにバター、その上タルタルソースというのはあまりにも「脂の重ねすぎ」な気がして、見てるだけで胸焼けした。
▼今週もCM中に勇気を出して「エースをねらえ!」にチャンネルを合わせてみたのだが、いきなり「シューズに画鋲」のシーン。やはり秒速でチャンネルを戻してしまった。嗚呼。
▼「どうでしょう」の大特集が組まれている「クイック・ジャパン」52号、ここ数日探しているのだが見つからず。相方が帰り際に取り寄せ予約してくれた。増刷がかかるらしく、確実に入手できるのはとても嬉しいことだ。

●肉詰めピーマン煮/ゆでキャベツとイカのサラダ/桜海老入りだし巻き卵/塩鱈汁/青菜漬

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1/21(Wed)

▼先週末に注文した通販類が一気に届いた。
▼一番の大物は、長瀬産業のDIVX再生可能DVDプレーヤー、「TRANSGEAR DVX-500」。これまで散々迷っていた(先代のDVX-200の頃から)のだが、ethernet対応だし送料無料だし、ということで思い切って購入。LAN構築は後回しにして、とりあえずいそいそとセットアップして、手持ちの焼きDVDやCD-Rからmpegやらaviやらを再生し、TV画面で、寝っ転がってリモコン操作できる喜びにしみじみと浸る。aviファイルの再生については、試した限りでは7勝3敗といったところか。エンコード時の条件や、音声形式によって、再生できなかったり、音声が鳴らなかったりするファイルが、やはりある。それらのファイルはPCで見るか、再エンコするかということになるのだが、現時点ではまあまあ納得できる範囲か。
▼現在の不満な点は、ダメモトでファームアップデートに期待するとして、初日感じた不満点は、マニュアルの中に「よくある質問」とか「こんな時は」などというFAQ・トラブルシュートガイドのページがなかったこと。ことに、このプレーヤーをわざわざ買うという人間の目的はaviファイル視聴であり、その時にもっとも「ダメですメッセージ」に直面したり、「こんなCODEC知らん」と言われたり、音声が鳴らなかったり、音がずれたりするわけだから、せめて「こーゆー症状が出るのは、エンコ形式やらビットレートがこういう時ですよ」くらいの簡単な一覧表があっても良かったはず。まあそれなりに色々調べて、最終的には2chのAV機器板に立ってたスレを大いに参考にしているのだが。直販サイトのFAQコーナーにでもいいから、諸症状をまとめてくれないものか。
▼amazonから、「サイボーグ009(昭和のカラー版、通称「新ゼロ」)」DVDの1巻(20%OFFにて購入)。全五本で、ファン待望の(昔ビデオになった時には、全話収録ではなかった。特に「カジノ攻防戦」が入ってなかったのが許せん)全話収録。注文が遅めになったので、初回版が入手できるか微妙だったが、無事に収納ボックスと当時の番宣ポスターゲット。ちょっとだけのつもりが、結局一気に10話見切ってしまった。当時としては「すごくカッコいいアニメ」だったのだが、今見るとそりゃあ話といい作画といい辛い部分もあるさ。色パカだって平気であるさ。特に印象に残った色パカは、「ピュンマの肌と唇の色が逆」というワンカット。しかしそれはそれで別に不自然でないあたりがさすがピュンマ。
▼再放送と違って、セリフのカットがないのも嬉しい。以前ジョーの故郷話を見た時は、「混血児」「あいのこ」という言葉が根こそぎ無音にされていたために、「何でジョーがぐれちゃったのかさっぱり分からない」という事態にまでなっていたので。だから今回は、「インディアン」とか「奴隷」とかそのまま言い放題。特に、「村人たちが奴隷のように働かされているのです」という言葉を聞き、「なにい!奴隷だと!絶対に許せない!!」といきなりエキサイトするピュンマが素敵。さすが原作冒頭で、奴隷商人に売り渡されそうになっただけのことはある。「平ゼロ」では、「ジェロニモ」という名前さえも封印されるという、「過度の配慮」に基づく腰の引けっぷりに歯がゆい思いをしただけに、「気持ちいい」とまではいかないが、「そのままでやってくれた」ということへの気分よさはある。
▼メモリアルビデオパッケージや平ゼロの「機々械々」を見ても感じたのだが、今の芦田豊雄氏の絵で009を描かれるのは、正直生理的に辛い。しかし002だけは妙にかっこいい。芦田氏の、新ゼロの絵は、今見ても「原作テイストを生かしつつ、作画しやすいスマートさ」があって絶品だと思う。特に、当時ムック類で何度も掲載された設定資料の絵はいい。動きがあって線がシャープで、本編のどのカットがスチールになるよりも、メンバーそれぞれのかっこよさをダイレクトに伝えている(特に002と004)。数あるアニメの設定資料の中でも相当傑作の部類に入るのではないだろうか。この設定の絵や、カットによっては、「原作に忠実だが、なんかちょっと『番長惑星』的に(&山田ゴロ的に)口ひん曲げ過ぎ」な紺野絵よりも好感度大だったりする。
▼「コンプリートブック」などでの井上和彦氏のインタビューでは、「あの頃は本当にヘタクソで、今見ると赤面もの」と繰り返しているので、「そんなにひどかったっけ?」と思って視聴していた。特典映像で、番組開始予告CMなんか入っていて、そのナレーションが井上氏なんだが、なるほど妙に力んじゃってて、上手い下手で言えば下手だ。今でこそ「世界まるみえ」などでナレーション業の多い井上氏だが、人に歴史ありということか。で、本編が始まってみると、野田さんのナレーションはやっぱり安心して聞けると再確認。1話なんかも、そういう目で見ると009はやっぱりちょっと下手だ。でもそれが、ジョーが生まれ持った「青臭さ」とか、「キャリアは一番浅いんだが、それなりにリーダーたらんとして一所懸命頑張ってる」という点で共通してたりして、総じて悪くはない。
▼新ゼロといえば、とにかくキャストが豪華ということで知られているが、予算が抱負でないにもかかわらず、青二プロが破格のギャラで引き受けてくれたんだとか。メイン9人+ギルモア博士、その他ゲストキャラや準レギュラーの悪役などなど…の人数を結構使うせいなのか?今聞いてみるとモブやガヤの中に野田さんとか山田さんとかはせさんとか、色々混じってて、そんなのを探すのも一つの楽しみ。
▼イソフラボン摂取のため、最近欠かさず飲んでいる豆乳。人によって好き嫌いの出るアイテムだが、私はもともと豆類大好きなので、無調整豆乳も難なく香ばしさを楽しんでいる。のだが、今日始めて試してみためいらくの「豆乳+おから のむ大豆」はこれまでにないストロングな喉ごし。この製品、もちろん単に豆乳とおからを混ぜたとか、大豆をすり潰しただけのものではないのだが、このドロッとした感じは、まさに「呉」。予想外のボリュームに一瞬ひるむも、味わってみると豆の味が素直に出ていて、変に粉っぽかったりもせず、飲みやすい。250ccを飲んでまた明日。

●ポークソテー/キャベツのたまねぎドレッシングサラダ/芋がらのごま酢味噌和え/すき昆布と野菜の煮物/大根の味噌汁/いかの塩辛
#「サイボーグ009」DVD 1/5

1/19(Mon)

▼先日、むちんさんから不要になった無線LANルーターと子機一つを譲っていただけるというありがたい話をいただいた。現物が宅配便で今日届く。b形式の無線LANで階下のPCに届くかどうかは試してみなければ分からないが、入ればラッキーだ。その前に階下PCのウィルスチェックなどもせねばならず、とりあえず今はマニュアルに目を通す。
▼先週決まった直木賞&芥川賞で、芥川賞の最年少受賞者のインパクトで、京極先生受賞がなんだか霞んでしまった(ということを、イドさんからも掲示板に書き込んでいただいた。)ねえ、などという話をむちんさんとする。で、「直木賞の『直木三十五』って人について、名前は知ってるけど作品もそんなに一般に知られてないし、どういう功績があった人なんだろう」と質問され、青空文庫で見たり、検索してみた。私も確かに「娯楽小説の部門で活躍した人」というイメージがあるのみだ。調べてみると

・直木賞は、直木三十五の友人であった菊池寛がその死を悼み、名前を後世に残す意味合いで音頭をとった(直木三十五の没年は1932年、賞の設立は1935年)。同時に、純文学の賞も設けることにし、そちらには芥川龍之介の名を冠した。

ということで、設立の経緯としては、芥川賞が「ついで」であったらしい。
作品は「巌流島」「鍵屋の辻」などの時代物がメインだったようだ(参考:青空文庫の「直木三十五」の項)。

ペンネームについては、三十代に入ったあたりから、年を一つとるごとに「直木三十一」「直木三十二」と一つずつ増やしていったのだが、三十六歳になったときに「三十六」と書いたところ、事情がわかってない編集者に勝手に「三十五」に直されてしまい、臍を曲げて「じゃあもう三十五でいいよ、一生」ということで三十五でカウンターストップしたとか、「四」は縁起が悪いので「三十四」は飛ばした、などの説があるらしい。

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1/18(Sun)

▼今日も相方は早朝出勤。終わるのが早かったのが救いだが。
▼義父のご友人から、大量のブリコをおすそ分けしていただく。ブリコといってもブリの卵ではなく、ハタハタの卵のことだ。ハタハタは、海藻などに卵をボール状に産み付けるのだが、荒波などで海藻が切れたり、もがれたりして、浜に打ち上げられることがある。これを拾って煮付け、昔はおやつ代わりに食べたりしたらしい。10年位前から、沢山取れていたハタハタが日本海に来なくなり、高級魚並みの高値が続いたのだが、ここ数年戻ってきて、ことに今年は豊漁だった。で、このところの寒波でブリコも大量に打ち上げられ、それをご友人が拾いまくったのだそうな。で、「季節のものだから」ということで、知人宅におすそ分けして回っているらしい。



←直径26cmのボールいっぱいのブリコ(掃除前)。中央やや左に一個だけ色が違うのはシイタケ。サイズの参照のために置いてみた。所々白く見えるのは、既に稚魚が巣立った後の、カラの卵。

▼おすそ分け、と言っても、大鍋にいっぱいになる量(一体ナンボほど拾われたのだろうか…)。これを煮付けるのだそうだが、その前に卵ボールの中にあるゴミ・海藻・砂などを丹念に除かなければならず、流水を流しつつ作業。手の感覚がなくなる。あまつさえ、よく見ると卵の一つ一つは孵化しかかっており、稚魚の目玉ができていて、時々動いたり、目が合ったりする。見ないふりをする。いくら打ち上げられてしまっているとはいえ、こんなに卵を持ってきてしまっては、せっかく帰ってきたのにまた姿が見えなくなるのでは?という心配をしてしまう。そのくらい大量だった。醤油・酒・砂糖で煮付けてみるが、正直、私にとっては食うどころか見るのも初めてなので、もうすべてが適当。味見をしてみたが、まあ率直に言って美味しいものではない。珍しさと歯ごたえを楽しむものだそうな。

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1/17(Sat)

▼昨日から寒波。相方に言わせれば「センター試験の時にはいつも寒波。これ常識」。毎年これを聞いてる気がする。生徒さんへの激励その他のため、8時には会場に着くよう、6時半には出勤。お疲れ様です。
▼「なんか変わった?」の範疇に収まらないほど口調が変わってしまったユーリさん。考えてみればTVオリジナルの丁寧口調から、原作の口調に戻っただけなのだが、妙な違和感があるのは不思議な気もする。今回は新トイボックスのお披露目的ストーリー。アナザーハチマキ先輩とアナザータナベさんには、もう突っ込まない。
▼夕飯は、昨日作った豚はむのスープを使って、豚肉と水菜のしゃぶしゃぶ。くぐらせただけの水菜が美味しく、いくらでも食べられそうだ。というか食べた。

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1/16(Fri)

▼朝起きて、豚はむを切ってみる。下半分はいい感じだが、上のほうがやや生っぽい。食べられそうなところを少しだけ切り取り、軽く焼いて朝食に。残りはラップで巻き(味が抜けすぎないようにするため)、天地を逆にしてもう2分加熱、もう一度6時間ほどスープの中で冷まし、取り出して冷蔵庫で休ませる。今度はいい感じ。食べてみた印象は、美味いのだがやや豚のアクを感じる。また、これは以前から過去ログでも何回か言われていたことだが、「食感が妙にローストビーフっぽい」というのは真実だった。不思議だ。ボイルが二回に渡ったせいか、味がちょっと薄まった。その分スープには期待できそう。鳥はむのそれより、相当黄金色が濃い。朝と夜に二回火を入れて、アクを丹念に取る。
▼豚はむ、美味いには美味い。が、漬け込み開始から食べるまで一週間近くかかることを思うと(冷蔵庫で寝かせているだけではあるのだが)、3日で食べられる鳥はむの適度な待ち時間とドキドキ感とはちょっと違う部分も感じる。2,3本まとめて作った方が満足できるのかもしれない。ボイル時のお湯の量は、加熱ムラができやすいので、ヒタヒタよりかなり多めにするのがポイントかと。
▼以前みつばち姐さんから、「今日からのアウトレットセールでシソの実サプリが特価ですよ」というありがたい情報をいただいていたので、DHCに電話オーダー。9時からのセール開始で、9時10分頃に電話をかけたのだが、既に混雑してなかなか繋がらず。20回目くらいでようやく繋がる。安いのに調子をよくして、10パック(5か月分)をオーダー。その他シトラスアランチウムとマリアアザミ(これは相方の肝臓保護策)で、3000円以上になったので送料フリー。以前試した化粧品が合わなかったり、2chとのいざこざが色々あって、DHCへの感情はあまり良くなかったのだが、サプリ博士姐さんのお墨付きだし、同サプリの内容には納得しているので注文してみたのだが、電話応対も思いのほか丁寧で安心できた。このアウトレットセールは、コンビニからの返品もので、パッケージに若干の汚れがあることによるらしいのだが、どうせケースに入れて携帯するのだから無問題。
▼これまでDVDは、Amazonのセール時(10〜15%)や、ヤマダ電機の20%還元を利用していたのだが、2chの買い物板で色々とショップを知り、覗いてみる。楽天内のショップで、商品によって23%セールしているところもあるのだが、送料がかかる。とか色々考えて、会員登録すれば全品均一20%オフ、送料は5000円以上で無料になるムラウチドットコムが一番良さげかな?と判断し、新ゼロDVDの2巻を予約してみる。ここの唯一の難点は、無料とはいえ会員登録をしないと値引率が表示されないところだろうか。明確に買いたい商品があれば別だが、そうでないときはなんとなく躊躇してしまうかもしれない。新ゼロ5巻全部でおよそ50000円になるので、20%引きは大きいく、ありがたい存在。
▼金曜ロードショーで「ナウシカ」。何度も見て、セリフも覚えてるくらいなのに、やっぱり見てしまう。宮崎アニメのヒロインの中で、ナウシカが一番綺麗で、ニュアンス豊かで、魅力的だと改めて思った。怒るとアールジェダン様並みに怖いが。

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1/15(Thu)

▼「どっちの料理ショー」の合間に、「ものはためし」と、ちょっとだけ「エースをねらえ!」を覗いてみる……すまん、2分と耐えられなかった私は根性なし。辛すぎる。何もかもが。お蝶夫人の松本梨緒、「ガラスの仮面」の時と同じく、「美人でプライド高くて近寄りがたそうな役」にははまっているが、亜弓役同様、「凄みがちっとも伝わってこない」のはもはやお家芸か。まあ、命じられたキャラクターがあまりにも「人間できすぎ」だったから無理もないかもしれないが。そして内野聖陽。この人、仕事選んだりしないんだろうか。いつだって全力投球で、逆に辛い。きっとこの人、江田島平八役を命じられても全身全霊でやりとげるんじゃないだろうか、そんな気がする。
▼でも一番辛いのは、あの名曲「エースをねらえ!」が上戸彩のヘタレた声で歌われているのが何よりも…今さら大杉久美子さんを連れて来いとは言わないが、あの曲だけは「鈴を振ったような声」の人に歌ってもらわんと。
▼漬け込みが終わったので、豚はむを作る。5日漬け込んだので、塩抜きはやや長めの80分。たこ糸で成型。沸騰した湯に入れる時間も、豚なのである程度長く取らなければいけないのだが、ゆで豚になるのを危惧した相方の判断で、2分程度で火を止める。私は逆に生状態を心配したのだが、生ならば再加熱すればいいということで、あとは一晩休ませる。

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1/13(Tue)

▼TVも新聞も、昨日から鳥インフルエンザのニュースがやはり多い。見比べてみると、TV局や新聞社によって、微妙に扱い方が違うような気がする。「何が大丈夫で、どのような危険が具体的にあるのか」を冷静に報道するところもあれば、やたらと危機感と不安感を煽り立てるようなところもある。どうも朝日は必要以上に煽って扱っているように感じられてならないのだが…

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1/12(Mon)

▼起きて早速、鳥はむ・スライスピーマン・バジルを挟んでホットサンド。安物メーカーでも問題なく焼けてウマー。これのおかげでしばらくは不精せずに朝食作りが楽しくなりそうかも。
▼成人の日式典で、今年もやっぱり各地にバカ続出。イヤもう本当に、自治体主催の成人式はやめた方がいいと思う。どうせ綺麗な着物着て同窓会したいだけなんだから、卒業生同志で企画して騒げばいいでしょー、と。あと、一々TVが入って報道するのもかえってDQN行為を煽っていると思う。「TVに映る」「注目されてる」という状況が、バカをいい気にさせて愚行に走らせているのは明らかだし、そうでなくてもヤンキーというのは妙に季節行事には律儀だから、「初日の出暴走」と同様の状況になっちゃってるのだ。ここは一つメディアも徹底無視をして、「取り上げる価値もない人間の屑」として、「透明アボーン」が一番かと思うんだが。
▼2ちゃんレシピ板の「鶏ムネ肉のおいしいレシピ」スレッドで大好評を博しているチキンソテーがある。あまりにも評判がいいので、「それほど美味いなら試してみよう」ということで、夕食のメニューに決定。173の人が紹介したので、「173レシピ」と呼ばれている。以下にまとめつつコピペ。
材料:鶏胸肉、レモン、サラダ油、バター
     粗塩、胡椒、昆布ポン酢、コンソメの素、小麦粉、唐揚げ粉)
(所要時間:30分程度)
 <下準備:寝かせ>
 特にカットする必要はなく、あまり脂が多いのは好まない人だけ皮を取る。
 粗塩(なければ調理塩と味の素でOK)を表面に手で揉みこむ。
 十分揉みこんだら、俎板の上で、包丁の背で十分叩く。
 塩・胡椒・昆布ぽん酢・砕いたコンソメの素ごく少量をまぶして、10分ほど冷蔵庫で寝かす。
 その間にフライパンを温めておく。油は少なめ(重要)
 <焼き>
 市販のから揚げ粉1と小麦粉5を混ぜたものを胸肉の表面に丁寧に被う。
 投入前によく余分な粉を払って(必要以上に払う必要はありません)、投入。
 投入後2分程度までは強火。片面に色がついたら(こげ色ではごく薄い段階)ひっくり返す。
 同時に火を中火にして、さらに4分。
 <休ませ>
 火を止める。油きり、もしくは油吸い紙を敷いた皿の上に胸肉を退避、休ませる(重要)
 その間に超速攻でフライパンをざっと洗う。面倒なら、紙でふき取るのでもかまいません。
 6〜8分ほど休ませたら、フライパンを温め始める。中火でOK。
 <仕上げ焼き>
 十分温まったら、胸肉を再度投入。投入と同時に強火にして、片面90秒ずつ焼く。
 火を止めて、バターを投入。溶けたバターがかるくまぶされたら、ソテーは皿へ盛り付ける。
 バターが溶けきったら、レモン汁30ccを入れて、ソースにする。絡んだら即盛り付け。

コンソメの素、唐揚げ粉など、出来合いの味が強いのにちょっと抵抗も感じたが、とりあえずは指定の通りに作ってみる。
火力が強めなコンロなので最初の焼きで危うく焦げかけたが、多少調節しつつ焼き上げた。

美味い!こりゃ確かにみんなが褒めるわけだと納得。
今回はあえて観音開きしなかったので、厚いところが不安だったが、ばっちり絶妙な火の通り具合で、柔らかくどこまでもジューシー。家族にも好評だった。
唐揚げをする時には、中に休みを入れつつ二度揚げしていたが、ソテーでも「休ませ」がこんなに有効だとは目から鱗。
▼が、これを作っている最中、テレビからは国内で発見された鶏インフルエンザのニュースが。もちろん今日使った鶏の産地は該当地域から離れていたし、第一しっかり火を通しているのでいいのだが、さすがに累々と横たわるブロイラーさんを眺めつつでは食うに食えないので、TVはOFF。それにしても、狂牛病だし鯉ヘルペスだし鶏インフルエンザだし、(ちょっと前にはヨーロッパで豚コレラも発生していた)どうなってるんだろう…

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1/11(Sun)

▼連日、料理板やらレシピ板を眺めていて、ふと立ち寄った「ホットサンドスレ」に心を奪われる。このスレからは「おすすめホットサンド教えて!」というナイスなまとめサイトが生まれているのだが、ここを見ていたらもう、矢も楯もたまらずに、ホットサンドが作りたい!そして食いたい!という衝動が日に日に強まり、ついにホットサンドメーカーを買ってしまった。
▼ホットサンドメーカーは、直接コンロで焼く「直火式」と、電化製品の「電気式」の二系統がある。スレやまとめサイトでは、もっともスタンダードに愛用されているのが直火式の老舗メーカー、ブラジルの「バウルー」のもの。(ユーザーが多く、スレではホットサンドを作ることを『バウる』という動詞で呼ぶこともあるほどだ)微妙に値が張るのだが、まあこのメーカーでなくとも、直火焼きの方が楽しそう…ということであちこち探したが、田舎の悲しさ、そう簡単には直火式が売られていない。ジャスコの家電売り場に、二つ分(つまりパンを2×2で4枚使用する)作れて980円という激安のものがあったので、とりあえずの入門機として購入。8枚切りのパンも買って、明日の朝、鳥はむを挟んで作るホットサンドへの期待に胸が膨らむ。
▼夜は鏡開き。餅つき機でついた手製の小さめお供えは、カビを切り取って割り、揚げてかきもち。兄から送られてきた一升お供えは、パックから出してのし餅状に切って焼き、山形風雑煮とずんだ餅に。昨年の餅つき時に試して、フードプロセッサでまずまずのずんだが作れることが分かったので、これからたびたび食いたくなったら作ることだろう。
▼大河「新撰組!」の一話を見る。相方がドラマ好きじゃないのもあって、大河にチャンネルを合わせるのは本当に何年ぶりだろう。脚本が三谷幸喜ということで、「猫が好き」のように、みんなひたすら詰所でダベるような、さぞかしインドアなドラマをお見舞いしてくれるのかと期待していたんだが、案外普通だった。しかし久々に、「この先しばらく見続けようかな」と思わせてもらった。第一回は主要キャストの顔見せ要素が濃かったが、顔つきは一見「ナイフみたいに尖ってる」わけではないが、凄みと色男っぷりを漂わせる歳さんとか、「人斬り大好き」総司くん(数シーンしかなかったが、「火の鳥乱世編」の義経を思い出した)とか、これからどう活躍していくのか楽しみなところ。坂本龍馬あたりは敢えてキテレツなキャラにしてくるのかと予想したのだが、けっこう普通の龍馬だった。史実を考えてみれば、新撰組結成時の近藤勇の年齢って、ちょうど今の香取慎吾くらいなのだから、キャストの年齢的にはなかなかいいところに落としたのかもしれない。香取慎吾は予想以上に凛とした感じで意外。時折画面が「スマスマのコントドラマの一コマ」に感じられるとは相方の談だが、まあそのうちに慣れるだろう。

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1/10(Sat)

▼新年初のBSアニメ劇場。ハチの里帰り話だが、どうせタナベも一緒に帰省するんだろうと思ってたらやっぱりそうだった。そして、予想よりはるかに痒いラブコメ展開に新年早々頭を抱える。もー好きにすればいいさあ。ユーリとキュータのエピソードはほぼ原作どおりだったが、ユーリの口調とか一人称がいきなり変わっちゃう(というか、原作調に戻っただけなんだが)のが、ちょいと唐突だったような。そして「母ちゃんのトンカツ」についてはもっとクローズアップさせて欲しかった。あのシーンはやはり、「母ちゃんがハチに『いい宇宙飛行士(ついでにここは「ふなのり」と読んで欲しかったところだが、流石にアニメではルビを生かすのが辛い)ってのはね』とシンプルに語る」ところがいいんであって、ここだけは「タナベ邪魔だなー」と思ってしまった。
▼鳥はむの肉を豚肉に換えて実験。豚肩ブロック肉に、塩・胡椒と、鳥よりも多目のハーブ類を刷り込んで寝かせに入る。過去スレでは、鶏よりも相当眺めの塩漬けが必要ということで、とりあえず5日漬け込む予定。今回は試作品なので一本分しか作っていないが、成功したらまた楽しいことになりそうだ。

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1/9(Fri)

▼先日相方が買ってきた西原理恵子の「できるかなV3」。以前から「なんだかなー」と思っていた脱税話がメインで、あまり読む気が起こらなかったのだが、ようやくページを開いてみた。何だろうなあ。デビュー間もない「まあじゃんほうろうき」の、まだ周囲に甘えまくってた時期も読んでて不愉快だったが、サイバラの本を読んでこんなにムカムカしたのは初めてだ。相方的には「アリ」らしいが、私はダメだ。もとより、サイバラ世界にモラルとか良識とか求めるつもりはない。野犬みたいにバカスカ噛み付くのも、以前は大好きだった。だけどやっぱり、バカスカ稼いで儲けて、払うべき金を踏み倒し、その話を書いてまた儲けようっていうのはどうも読んでて座りが悪いことおびただしい。請求額に納得がいかないならそれこそ不服申し立てして争うとか、「この金があればタイでは云々」とか言うのであれば、タイなりベトナムなりにズバッと移住しちゃうとかだったら納得できるんだが。
▼有形無形の行政サービスを受けておいてガッポリ脱税というのはまごうことなき犯罪だし、泥棒なわけで。普段、絵の上でも役割でも「かあさんキャラ」でやってるのに、「払いたくないから払いません」じゃなあ。「子供に恥ずかしい」とは思わないかもしれないが、将来「子供自身が恥ずかしい」と思うときは来るかもしれんのに。確定申告還付金が出る時以外、税務署が好きな奴なんていない。稼ぎが少なかろうが多かろうが、「俺の稼いだ金に何すんじゃ」と思うのは誰でも一緒なんだがなあ。「怖いもの無し」と「DQNの泥棒自慢」を混同されたら、引く人間も少なくはない。まあ、その「ドッ引き」も、サイバラにとってはネタなんだろうし、望むところなんだろけども。
▼「できるかな」シリーズは、「できっこないようなことに挑戦」「身のほど知らずなこともやっちゃう」のが面白さだったのだが、今回のホステス編は今ひとつ。そりゃ年齢その他を考えれば、高級クラブのホステスというのは「無理め」(多少二の腕は太ましやかだが、容貌については通用すると思う。もともと顔立ちの可愛らしい人だし、バックに高須先生がついてるせいか肌も綺麗だし)かもしれない。が、最初に「年収8000万」とか語られて、豪快すぎる脱税話を見た後では、そして今や「大家」になっちゃった今となっては、ホステスさんの世界に「降りてった」感が強くて、ホステス編の最後にあった水商売のお姉ちゃんの話も、いかにもあざとく感じてしまう。そろそろあの人の世界から「一抜け」な気分になってしまったのは間違いない。これを読むまでは、「脱税編でも笑わせてくれるに違いない」という期待もあったんだが、ダメだった。それだけのことだ。でも相方はまた新刊が出たら買ってきちゃうんだろうけど、それはそれ。

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1/5(Mon)

▼今日から世間様は新年出勤。今月仕事にあぶれた私はいまだに正月気分の真っ只中にある。帰省していた義弟君も帰り、ほの寂しくもあり。夕刻、晩飯を作るために下の台所に降りる。「今日は天ぷらが食いたい!」とやる気満々な義父殿。食べたい天ぷらネタの野菜郡をすでに切っていてくれるというサービスっぷり。しかし、玉ねぎは牛丼かなんか作る時のように普通に切ってあるのでバラバラ状態→かき揚げにするほかない、牛蒡も切っていてくれたのだが、ほとんど外側が現れておらず、切られたものを一つ一つ皮をこそげ落とす手間発生。その上めちゃくちゃ大量に切っていてくださったので、揚げた量もめちゃくちゃ大量。いくら6人家族だからって、バット4枚分の天ぷらはとても食えねえっす。野菜の他にイカなどもあったので、凄い量を凄い時間をかけて揚げ、凄い油酔いでダウン。明日の昼は天丼確定か。

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1/4(Sun)

▼新年だから放送ないだろうと寝過ごし、「アバレンジャー」見逃す。正月なので越天楽など演奏し、どこぞの雅楽戦隊さんみたいな絵面だったそうだが。まあいいや。
▼昨日、新年会に向う折、送迎バスに乗って親類を拾いながら会場に移動した。その折、生石の道沿いの神社でちょっと変わった狛犬を見つけたので早速撮影がてら食事に。まず昼食。以前から立ち寄りたかったそば屋「大松屋」に行く。ここは古民家の風情を生かし、そばと炭火焼が楽しめる店。以前漠然と探していたが見つからなかったので、今回は地図をチェックして出発。迷わずに着く。立派な土間やメイン囲炉裏・神棚や庭・各所のしつらいなどが思った以上にいい感じ。部屋にいくつも囲炉裏が切ってあり、テーブルごとにその場で炭火焼が楽しめる。そばと炭火焼セットを一人前ずつ、それに季節ものの猪串焼きを注文し、ゆっくり焼いてちょっとずつつまみながら楽しむ。猪肉は700円で小さな串が二つ。量的には少ないが、初めて食べる味に感激。雰囲気がたまらなく良いので、今度は実家の家族や友人と立ち寄りたい。そばも美味しかったが、量少なし。弁慶めし(要するにシソ葉と味噌の焼きおにぎり)を追加した。総じて味と雰囲気はOK(特に古民家好きの人にはお奨め)、量は蕎麦っ食いにはちょっと不足気味、といったところだろうか。
▼食べ終わって神社へ。昨日チェックした神社の、入り口の狛犬を撮る。本殿まではけっこう階段があり、しかも階段の石も所々崩れていたり、苔が付いていて足元が良くないのだが、ダメ元で登ってみる。この程度で息が切れてしまう自分の重さと運動不足に改めてトホホ。雪も降ってきた中、拝殿前にもう一組の狛犬があったので、足元の疲れも報われる。帰途、もう一つの神社に寄るが、ここもけっこう狭くて急な階段を登らなければならなかった。こちらは狛犬無し。
▼満腹度が全然足りない相方、ドライブがてら八幡の町の中に回り、「以前よく来た」というラーメン屋さんに。まさかまだラーメンすすれるほど腹に余裕があったとは。流石に私はノーサンキューだったので、ただ横に座って、一口だけ啜らせてもらった。その駐車場の片隅に、もうフキノトウが顔を出していた。正月にフキノトウが見られるほどの暖冬は、本当に珍しい。

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1/3(Sat)

▼いつもは4日に行われる親族新年会、今年は一日繰り上がって本日、しかも会場を借りて行われた。というのは、北海道に就職した従妹が、やはり北海道で知り合った方と昨年結婚し、式は内輪で挙げたので、こちらの親類にお披露目するという趣向だったから。で、二人とも学校勤めなので5日は休めず、4日では都合が悪いためにこうなったというわけだ。最初は「親族新年会の昼食会にちょっとオプションついたもの」という話だったが、平服ながらちょっと高砂席を設けたり、親族紹介や質問コーナーの時間があったり、家族ごとに余興をやったり、最後はキャンドルサービスでシメ…と、「お手製披露宴」な感じだった。一人アウェイで高砂に座った新郎はすごくいい人っぽく、誠実そうな感じがにじみ出ていて、くだらない質問にもものすごく真面目に答えていた。お疲れ様。
▼この恒例新年会があるため、お年玉該当者分を「漏れなく」用意しなければならないのは、懐に辛い。うちでは貰えないだけにとても辛い。また、この義母方の親類は異様に教職従事者が多いため、普通に近況報告をしていても、いつの間にか「誰それが異動した」「退職した」「あそこの学校も学級減で」と、業界情報交換会になっちゃってるのが独特だ。もう関係ないので気楽なもんだが。
▼終わったあとは、叔母の家(義母の実家)に行って、寿司とワインなどつまみつつ、従兄弟の方と話をしたり、お子ちゃまが遊んでいるのを見守ったりする。女の子たちがレジスターのオモチャで遊んでいたのだが、今のおもちゃの性能ってつくづく凄いことになっている。バーコードにPOPシステムで値段を読み取ったりできるのは勿論、「タイムサービス設定」まで出来るようになっているし、クレジットカードまで使えてしまうとは。昔叔父に買ってもらった「リカちゃんスーパー」を思い出した。
▼ワインのほかにしこたまウィスキーをいただいて、相方が結構酔っ払ってきた雰囲気だったので、義妹と三人で帰宅。

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1/2(Fri)

▼明日の朝帰るか、今日の夕方帰るか迷ったところなのだが、明日の午前中はかなり忙しそうなので、結局夕方前に帰ることに。午前中は箱根駅伝を見ながらのんびり食って語って過ごし、父にパソコン指導したりして(WORDで宛名出力できるように一晩かけてマニュアルを作ったのだが、既存のファイルを活用するのではなく、これから住所録を作るということで、結局手持ちの「筆まめ」で管理した方が楽そうだったので、そっちで教える。マニュアル無駄になってしまった。トホホ)のんびり過ごし、出前の寿司などつまんで出発。
▼帰途、鶴岡のヤマダ電機に寄り、現状に耐え切れずPS2を買ってしまう。「新品ソフトを一緒に買うと¥4000引き」に釣られて、「フロントミッション4th」も購入。DVDとPS2ソフトがスムーズに動くありがたさが身にしみる。「フロントミッション4th」、少しプレイしてみたのだが、ステータスの文字類のフォントが小さく、色が若干淡目なのも手伝って、非常に見づらい。TVの推奨サイズを明記して欲しかったかも(ちなみに19型TV使用)。
▼最近無意識に、「富士サファリパークのテーマ」By串田アキラを口ずさんでいることがあるのだが、どこかで歌詞がメモリーミスされていることに気づいた。

♪ホントにホントにホントにホントに ライオンだー♪
♪近すぎちゃってどうしよう♪
苦しくって どうしよう 富士サファリパーク♪

………いつの間にか松島トモ子さんの体験を語る歌に。

*「サイボーグ009 地上より永遠に」6

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1/1(Thu)

▼例年のごとく、獅子舞が来るもんだから朝寝も出来ず、遅めの朝食でおせちを開ける。いつもは朝からお屠蘇なのだが、今日は車を出す用事があるので雰囲気だけ。年末に仕込み、昨日茹でて放置していた鳥はむ(2ch料理板から発展した、安い鳥胸肉で、しかも簡単に作れる自家製ハム。シンプルだが、色々試行錯誤の余地があり、肉や鍋・コンロの状況により出来上がりが微妙に違うため、その奥深さにはまる人多し。詳しくは料理板の「鳥はむスレッド」か、まとめサイトガイシュツリストなどをごらんあれ)を、祈るような思いで「ハムになっててくれ!」と恐る恐る包丁を入れてみる。結果、見事、茹ですぎて蒸し鶏状態にもならず、生煮えでもなく、きれいな薄ピンク色で、試食するときちんとハム。塩味のほうもまあまあの具合で、「やったー!ハムだ!」「ハムハムだー!」と相方と喜び合う。早速切り分けておせちメンバーの中に加える。家族にも好評。特に、あえて根こそぎ流さなかった黒胡椒の風味が効いており、「あっさりパストラミ風」なのが受けた模様。副産物の茹で汁(絶妙のうまみが出ているので、「ゴールデンスープ」と呼ばれている)も一度沸かしてアクを取り、すぐ使えるようにしておく。

▼昼過ぎ、先ほどのゴールデンスープに味を調え、ご飯の上にかけてネギを散らし、クッパ風にして軽い昼食をとり、山形の実家へ。実家へは通常2日に行くのだが、今年は3日に酒田で親族新年会があるので、日程を繰上げて行くことに。せっかくの元旦なのにのんびり朝酒を封じることになってしまい、相方には申し訳ない。買っておいたカヴァと、父親のために自作したテキスト、義父からご年始を持たされた他に、せっかく美味しく出来たので実家の家族にも食べてもらおうと、先ほどの鳥はむも二本ほど包む。ガラ空きの高速に、「やっぱり元旦にはみんな家でゆっくりしてるんだよなー」と思う。いつになく天気がよく穏やかな元旦なので、移動がすこぶる楽なのは助かった。途中のSAで、父の好物・いかの一夜干しを買う。山形市内に入り、神明神社で初詣。ちょっと珍しげな狛犬写真もゲットし、なかなかの年明け。
▼夕方に実家入り。実家では、親戚の義理で今年も買うことになってしまった某式場レストランのおせち料理と、母がいつものように作った定番アイテムが両方並ぶ。このお節は、そうとうなお値段(といっても、高級料亭ほどではないが、核家族のお節料理費用の二回分くらいにはなるんじゃないだろうか)なので、「お前ら夫婦にご馳走するのでなければとても気持ちに納得がいかない」というのもなんかうなずける話だ。で、アレコレと舌鼓を打ちつつ、ワインだ白海山だ、どこぞの大吟醸だ、と美食ラッシュ。早速切った鳥はむも好評。ココのところ毎月帰っているとはいえ、やっぱり実家はいい。もっとゆっくりしたいのだが。

*「ピューと吹く!ジャガー」 うすた京介/「20世紀少年」 浦沢直樹