かじめ基礎知識

かじめ(かぢめ・かちめとも)/搗布
学名 Ecklonia cava Kjellman
分類 褐藻類 コンブ目 コンブ科
分布 太平洋沿岸中部、九州、朝鮮半島。
日本では主に三陸以南
生活域 低潮線から漸深帯の岩の上。
5−10mの深いところで良く繁茂し、海中林を構成することが多い。
この海中林は、魚や貝類の良いすみかになる。
生:褐色/加熱後:緑色
特徴 1年目はササの葉状だが、2年目以降は茎の上部に羽上の葉状部をもつ。
高さ1−2m。
葉は左右に多数の小葉を羽状に分岐し、縁には鋸歯がある。
特徴 1年目はササの葉状だが、2年目以降は茎の上部に羽上の葉状部をもつ。
高さ1−2m。
主な成分 ヨード(ヨウ素)・アルギン酸
備考 地方によってアラメ・クロメと混同されて呼ばれることもある。

かじめの用途

・ヨード抽出のための海藻灰として(用途に関してはヨードの項参照)
・アルギン酸抽出のため(1970年代まではさかんだったらしい)
・肥料、土壌改良剤として(後述)
・醤油の代用品
 安房地区では、戦後まもなくの食糧難の時代、かじめのゆで汁を醤油代わりにしたことがあるらしい。
・弾薬の材料
 戦時中、済州島の海女が海藻・貝類は缶詰工場で食料品に加工されただけではなく、「貝類は貝ボタンの生産や、搗布は燃やして灰(沃度)にしたのち弾薬に使用されていた。」という記述がありました。
 最初、火薬に欠かせない硝酸カリウムのためかと思ったのですが、硝酸アンモニウムを利用した「硝安爆薬(基本的には工業用)」の製造に海藻灰を使用できることがわかりました。硝安爆薬は、陸軍爆薬1・2・5・6・7号に用いられました。弾丸に使用された可能性があるのは1号ですが、いずれも砲弾などに使用されています。ここでいう「弾薬」がどこまでの範囲を指すのかはわかりませんので特定はできません。
 詳細はわからないのですが、1943年に作られた「戦争と海藻」という国策映画(軍部の命令で作られた戦意高揚映画。全国での上映が義務付けられていた)が存在したことが確認できました。非常に興味深い映像であり、もし内容が明らかになればまた意外な軍事利用の実態が明らかになると思われます。
 硝安爆薬は比較的入手が困難でない材料で作れますので、あえてここでは紹介いたしません。

・食用(後述)
・天然着色料
  *コンニャク用
    粉末にしたものが、こんにゃくの色付けに用いられている
  *ヒジキ用
    なんと現在、国産・韓国産ものを問わず、高級品を除いてほとんどのヒジキがかじめ粉末を加えて炊き上げられている。これは黒々と見せるもので、そういったヒジキは水で戻すとつけておいた水がやたらと黒くなるという。
    かじめが入手しづらい地方の方にとっては朗報か?
・入浴剤
・海中林(後述)


肥料としてのかじめ

 調べたところ、現在も昔ながらのやり方で、「腐らせたかじめを肥料にしている」記述はちょっと探せませんでした。
 しかし、「海藻と肥料」について調べてみたところ、海藻由来の肥料は時代遅れどころか、環境問題を抱えた現代において大いに注目されていることがわかりました。
 スタイルとしては「海藻灰」「海藻抽出エキスを加工したもの」「生ゴミなどとともに発酵させ、ボカシとして」が主なもののようでした。

 まず、海藻を肥料として用いることのメリットをまとめてみましょう。

*ヨード分の浄化能力により、害虫がつきにくくなる
*クロロフィルを大量に含んでいるので、葉が青々とし、色がよくなる
*土自体の性質を改善し、物理的性質(通気性、排水性、保水性)を改善する。
*根の発達を助け、収穫率を上げる
*芝等の定着をよくする
*作物の味をよくし、果物などは糖度が上がる
*土の粘土が高まるので、保水力が上がり、種や苗を風から守り定着させる

 最後の一点は馬鹿にできません。
 かじめではありませんが、日本でもこんな例があります。
 2001年3月6日にNHK総合で放送された「プロジェクトX」の「えりも岬に春を呼べ」では、森林伐採により土砂が流出し、砂漠化と昆布死滅の危機に瀕した地元の漁民達が一丸となり、長い時間をかけて再び森を根付かせる試みが紹介されました。
 その中で、「砂漠をまず牧草地に」と種を植えましたが、覆いをかけても種が強風で一夜にして飛ばされてしまい、根付かなかったというエピソードがありました。これを解決したのが、かじめではありませんが海藻です。これをかぶせることにより風から種を守ったのです。さらに調べてみたら、そのままいい肥料となったそうです。

 これほどのメリットがあり、しかも自然のものですから、有機農法の世界ではメジャーな肥料となっているようです。
 ゴルフ場の芝を育てるための化学肥料を含む排水が、生態系を大きく乱す点で問題になっています。海藻肥料は芝の育成と定着にも威力を発揮するので、一石二鳥です。既に採用しているゴルフ場もあります。
 園芸の世界でも、液肥がポインセチアの栽培などに使われています。

 自然肥料であることは
*農業廃水による川・海の汚染を防ぐ(「環境」の項参照)
*残留化学肥料による作物の危険性や食味の低下を抑える
*吸引、皮膚付着による農作業従事者への健康被害がない
 という大きな利点をもたらします。

 ただし、ただ腐らせただけでは、表面に吸着した塩分が塩害をもたらしてしまいますので、十分な洗浄が必要になります。
 では、昔はどうしていたのかと調べたところ、引き上げてすぐ使うのでなく、しばらく浜に広げて干す間に雨に打たれることにより塩分を洗い流したそうです。

 調査の途中よく出てきたのは、北欧の「アルギット」と呼ばれる海藻で、かなりメジャーな存在のようです。
 では、かじめ由来の肥料はないのか?と調べたところ、一件だけヒットしました。
 日本ではありません。なんと南アフリカでした。
 南アフリカからナミビアにかけての海岸には豊富なかじめが生息しているのだそうです。
 以下、http://www.f5.dion.ne.jp/~jsa/newletter.htmにあった内容を要約してみます。

*カジメは、南アフリカ国で年間350トン、ナミビアで年間100トン(いずれも乾燥重量)収穫されている
*南アフリカではKelp Product Ltd.がカジメの茎の部分からの搾り汁を、ビン詰めの液肥(Kelpakという商品名)で販売している。
*Taurus Product Ltd.は、主にカジメを乾燥させて、粉末肥料として販売している。
*南アフリカ沿岸から採取されるカジメ藻体からの収入は、年間約200万US$、日本円で3億円である。
*液肥の栄養的効果は,植物ホルモン(オーキシン:搾り液1リットル当たり11mg/サイトカイニン:1リットル当たり0.03mg)の効果によるもので、生産量で50%〜70%の増大が確認されている。
*粉末は土壌改良剤としての効能がある
*液肥の製造法
1.潜水によりカジメを茎から切り取る
2.カジメの茎だけを切り取り、良い部分をよく洗う
3.押しつぶす方法で搾り、その汁は添加物を全く入れずに瓶詰めしている(それで腐らないらしい)。

*肥料として使うのは刈り取ったものだけで、打ち上げられたものは使わない。

 まさか南アフリカでかじめが有効活用されているとは思いませんでした。
 しかも刈り取り法といい、「好日」のシーンを思わせます。プリミティブな方法ではありますが、用途と効能はまさに今日的と言えるのではないでしょうか。

 なお、海藻を肥料として用いるのは、欧米の沿岸国でも古くより用いられていた方法です。海藻を食べる習慣がないので、昆布やワカメなども用いられていたようです。


<以下は海洋生物を学んでいらっしゃるNさんからいただいたメールの内容です。
 素人の私にもわかるように、かじめパワーを解説していただきました。
 Nさん、本当にありがとうございました。>

 まず、かじめが肥料として使われている事例の話です。
 その中に海藻を肥料として使うことに対するメリットを分かりやすくまとめてくれましたが、実はそれ以外にも一点、得に今になって物凄く注目されてきているメリットがあります。
それは
 *土地の微量ミネラルを補給する効能がある
ということです。(一言でうまく説明できず申し訳ありません。順を追って説明します。)

 微量ミネラルとは、人間が日常生活するにあたって必要なミネラルの中で、主用ミネラル、(酸素、炭素、水素、窒素の4つ)準主用ミネラル(カルシウム、リン、硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウムの7つ)以外のミネラルの総称であり、現在9種類見つかっていますが、(鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレニウム、マグネシウム、モリブデン、クロム、コバルト)そもそも微量元素とは、本当にその名のとおり、微量しか人体に含まれていない為、発見や、その効能の発表が難しく、まだまだわかっていないところもあるため、まだまだ増える可能性があります。
 これらの微量元素は本当に微量しか必要とされないのですが、確かに体内で重要な働きを行っており、少なくなると体に諸所の問題を引き起こします。ですから、微量でも必要とされる元素類です。
 で、そのように大事な微量元素類ですが、最近、現代人にその微量元素が不足してきていることがわかってきました。
 それらの原因を挙げていくと、いくつか挙げられるのですが、ここで取り上げられるべき事例は一つ、
 *食料品に含まれる微量元素が減少してきた
ということです。
 肉類、野菜類などに含まれる微量元素が不足し始めているのです。

 何故このようなことになってしまったのでしょうか?
 その土地を耕作し、そこに作物を育てると、その土地のミネラルを吸収し、その作物は育ちます。そしてミネラルを沢山含んだ健康的な野菜や家畜の飼料が育ち、その健康的な飼料を食べた人間や家畜は健康的に育ちます。そしてそのミネラルをたっぷりと含んだ健康的な野菜と家畜の肉を食べた人間が健康に育つと言う寸法です。
 そして植物に使われた分だけその土地からはミネラルが流出していきます
 そこで肥料をその土地に投入し、土地のミネラルを補給させる必要がでてくるわけです。
 昔は自然肥料、いわゆる「堆肥」を肥料として利用していたので、主用ミネラル、準主用ミネラル、微量ミネラル共に十分土地に供給させることができました。
 しかし現在肥料の主流が堆肥から人工肥料に変わってきました。上記したように、現在においても微量ミネラルのことは十分解明されておらず、主用ミネラル、準主用ミネラルまで注目した人工肥料も、さすがに微量ミネラルまでは手が回らず、土地に微量ミネラルが供給できないという事例が増えています。
 その結果、野菜、飼料共に微量ミネラルが不足し、家畜の微量ミネラルが減少し、結果、それを食べる人間の微量ミネラルも減少し健康を損ねてしまうという事例が増えてきているのです。

 では、我らがかじめパワー、海藻肥料はどうなのでしょうか?
 かじめの育つ沿岸域は、川から流れてくる豊富な栄養やミネラルなどにより、ひじょうに豊かです。そしてそれらのミネラルや栄養をせいいっぱい吸収しかじめは育ちます。
 そう、農地の微量ミネラルが少なくなってしまった現在、いままでと変わらないだけの微量ミネラルを含有するのは海洋資源のみなのです。(余談ですが、現在の肉食偏向、水産離れも現代人の微量ミネラル不足の一助を担ってます。)それらのかじめ類を肥料として使うとどのような効能があるでしょうか。おそらくその結果は言わずもがなでしょう。
 土地は微量ミネラルを取り戻し、そこで育つ野菜や飼料、家畜などはいきいきと育ち、人間にとっても健康にいいものとなるでしょう。
現在「健康にいい食品」が市場でひじょうに注目を浴びていますが、私は、海藻肥料は間違い無くその一助を担うものだと信じています。
(以上引用。改行・強調等は管理人が任意で行いました。)

かじめは環境を救う

 前項の続きで、かじめ(をはじめとする海藻)を肥料とするメリットの続きを、環境面から考えてみます。

 まずはその安全性です。
 川や海の水を汚染するのは工業用水や生活用水だけではなく、農業排水も大きなウェイトを占めています。
 化学肥料の残留した水が川に入れば、周囲の生態系に影響を与え、水辺の植物や魚介類の生息場所を汚染してしまいます。またそれが海に流れれば、プランクトンの発生状況を異常にし、海藻や魚の生活の場を脅かします。それにより海藻が枯れ、小さな海洋生物の数が減り、それを餌とする魚も減って、漁業にも影響を与えるのは、諫早湾の例を引き合いに出すまでもありません。
 加えて、捕食の過程で濃縮された残留有害物質は、魚介類を食べる人間に回ってきます。
 また海藻は水中で光合成を行っていますが、これが死に絶えれば固定されるCO2が少なくなり、温暖化現象が一層進行するのです。

 また、化学肥料は土本来が持っている力を奪ってゆきます。
 やせてゆく土地は作物の味をまずくするだけでなく、収穫率にも影響を及ぼします。
 また、力のない土地に実らせるために肥料を追加することにより、残留した農薬が人体にも害を与えます。
 やせた土地はまた、保水力も弱まっています。
 農地の保水能力と言うのはバカにできないもので、大雨の時には洪水被害を防ぎ、水分をプールすることによって旱魃時の損害を最小限に抑える力もあるのです。
 保水力のない土は、雨風にあえば簡単に流れてゆきます。先にあげたえりも岬もこれに泣き、土が流れたあとは砂漠化に苦しんだのです。
 人の生活に影響を与えるだけでなく、流れた土は海や川の栄養状況を変え、プランクトンの異常発生を呼び起こし、同時に海藻類の呼吸を妨げ、死滅に至らせることも少なくはありません。
 ノリやコンブ、ワカメといった商品価値のあるものだけの被害ではおさまりません。アワビなどはかじめを大好物としていますし、また海藻は魚の絶好の産卵地です。海洋資源全体に関わる問題なのです。

 天然海藻肥料は、これらの悪循環を断ち切る海の恵みといえるでしょう。
 海藻肥料を利用して農業排水を浄化することで、当の海藻がより元気に発育することが出来ます。海と陸を結ぶ、壮大でクリーンなリサイクルと言えるでしょう。

 日本では今、肥料とは別の視点からかじめが注目されています。
 それは先ほども少し触れた、海洋資源保護、そして地球環境保護という二つの柱です。

<海洋資源保護>
 かじめはアワビ・トコブシなどの大好物です。ですからアワビの養殖には欠かせません。
 また様々な海洋生物が身を隠し、産卵できる場所でもあります。こういった場所を守るのは、海・川を問わず大変重要なのです。
 産卵を果たせばその種の個体数が増えます。そしてその稚魚を餌とする魚が寄ってきて、漁業資源が豊かになるのです。
 砂浜の地域ではこれまでアワビなどの養殖が難しかったのですが、かじめを根付かせることによって養殖漁業の幅が大きく広がるようになりました。

 また近年、環境悪化や海況変化による「磯焼け」の被害が各地で拡大しています。その切り札として、ブロックに根付かせたかじめを、磯やけに苦しむ海域に移植するという計画が立案され、実際に成果を上げています。
 同様の観点による、かじめ群生の磯焼けからの保護についても既に多くの地域で提唱されています。

<地球環境保護〜温暖化阻止>
 森林の光合成活動が大気中の二酸化炭素を酸素に変えてくれることは皆さんご存知でしょう。
 海の中で同じ活動を行うのが海藻類です。海藻の群生は、まさに海の森林と言えます。
 そこで現在、かじめの群生が「かじめ海中林」として大いに脚光を浴びています。
 ご存知の通り、温暖化の原因はCO2の排出です。
 排出量を減らす努力は勿論必要ですが、炭酸同化作用によって吸収する方法をあわせればさらに効果的です。

 そんなわけで、かじめ海中林を繁茂させて、CO2の固定をはかる事業が現実に各地の沿岸で行われています。
 (たとえば、中部電力では、火力発電所より発生するCO2を、近海の大型藻類の海中林で吸収固定させるため、バイオ技術による種苗の周年・大量生産技術や人工着生基盤ユニットの製造技術および海域への海中林造成技術の開発に関する研究を行っています。)
 一説では、北海道沿岸の2〜3割にコンブの海中林を根付かせれば、日本の排出する二酸化炭素の半分が固定されるとも言われています。
 二酸化炭素排出量を減らし、温暖化の進行を食い止めることは、各国に科せられた課題です。
 かじめは2年も育てば、2m程度の、葉を大きく広げたあの形に成長します。広範囲で日光を受け、体一杯で光合成を行い、しかも広範囲の海域で生育できるかじめの海中林は、温暖化から地球を救う切り札となる期待を集めていると言えましょう。

*ただし、かじめさえ沢山生えていればいいというものでは勿論ありません。他の生物との兼ね合いを十分考慮することが前提となります。
 たとえば、近年はかじめ漁がほとんど行われなくなったため、一部の漁場ではかじめが繁殖しまくり、天草の生育を阻んでいるという事実もあります。


<以下は、上の記事と同じくNさんによる「磯焼け」のメカニズムの説明です。>

 磯焼けというものは、定義づけて呼ぶと
 *有用海藻類が減少し、石灰藻が増加すること
となりますけど、だいたい「かじめが全滅すること」という定義で間違いはないでしょう。

 暖流がいつになくその勢力が強い時、分かりやすく駿河湾に例えると伊豆半島に黒潮が上陸するなどといった現象によって引き起こされます。これは実は古くは江戸時代からその記録が残っており、近年になってはじまった環境激変ではないということをここに明記させてもらいます。
 なぜこのようなことがおこるかといいますと、暖流はその性質として、高温、透明、貧栄養です。そしてそれらの影響が強いとかじめの住む水域もそれらの影響を受けることになります。
 そうすると、かじめは暖流の高温、透明な(つまり光をよく通す)その性質から、栄養を良く使って活発に活動しますが、その貧栄養から即座にその水域の栄養をすべて使い果たし、やせていきます。そうすると「アイゴ」などの食植性の魚が普段はかじめの先端だけ食べているのですが、生きるために根こそぎ食い荒らしてしまい、結果的にかじめは全滅してしまうというメカニズムです。

 暖流の上陸、伊豆半島では黒潮の上陸は、今までも周期的に行われていたことであり、黒潮の上陸が終われば今までは環境が回復していたのですが、一昔前におこった磯焼けはいままでになく本格的なものであり、その地域のかじめを含む海藻を全滅、文字どおり子孫を残す為のわずかな数のかじめも残さず全滅させてしまったため、磯焼けからまったく復活せず、特産物であったアワビはやせ細り、漁業者をおおいに苦しめました。
そこで、アイゴ駆除や、HPの本文にも出てくる母藻投入が行われたのです。

<以上引用。強調・改行は管理人によります。
 磯焼けの現象については、正直よく理解できないところが多かったのでとても助かりました。ありがとうございます。>

 (工事中)