<3日目 2003年6月23日(月)>
既に場所は仙台なのだが、あんもさんの名言「おうちに帰るまでがオフ会」を受けて、オフ3日目としてレポートを続行。
Q太郎さんのおうちの布団は寝心地が良くて、ふと目を覚ますともう8時だった。ちょうど出勤するところのあんもさんをお見送りして、朝食をいただく。
今日はむちんさんとランチの後、少し遊んで帰るつもりだったので、食後しばし、Q太郎さんお勧めのDVDを見てくつろぐ。
「水曜どうでしょう」に出ている方々がやっている、北海道HTBの「ドラバラ 鈴井の巣」企画のドラマ「雅楽戦隊 ホワイトストーンズ」である。車の中で、「このシリーズがいかに面白いか」を力説されていたし、そもそも「水曜どうでしょう」は好きなので、期待して見た。予想以上の出来に大笑い。
札幌市白石区の、伝説の雅楽師の子孫達3人が、色々あって、雅楽を奏でることによって、「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」に変身するという、パロディ戦隊ドラマだが、妙に出来がいい。白石区と中央区の間にはフィールドがあり、そこを越えるとホワイトストーンズとしては戦えない、基本的に「白石区だけを守る」と言い切っちゃってるヒーロー。しかし、そのために各人それぞれ雅楽三管を練習したり、バク宙や瓦割りを体得したり、冬の川に落ちたり、流れたり、と、妙に真剣に取り組んでいるところもポイント高し。三人のキャラをあえて分けずに、みんなそろって藤岡弘風(というか、「仮面ノリダー」の木梨風と言ったほうが近いか)なのも笑える。
本編が80分、メイキングが120分の二枚組なのだが、その奮闘ぶり、メチャクチャぶりが明かされるメイキングディスクが本編を凌ぐ面白さ。
Q太郎さんは「本編見て、メイキング見て、本編をもう一度見るのが正しい見方です」と仰っていたが、なるほどその通りだと実感。
二枚入って2600円ちょっとはお買い得。ということで後日購入した。
こういう番組があって、こういう面白い連中がいて、北海道民っていいなあ…と羨ましくなってしまった。
あんもさんに連絡し、11時半頃迎えに行き、その後286沿線のシダックスへ。
オフ会で久々にカラオケをし、もっとたくさん歌いたくなったというのが一つ。
酒田にはシダックスがない(山形にはあるけど)ので、一度シダックスのメシを食べてみたかったというのが一つ。
そしてもっとも大きな一つは、先日仙台勢が広瀬通シダックスで行った「定例モヤシオフ」の二次会で、「サイバーDAM」の画面に出てきた「寿仮面」のムービーにいかに大爆笑したか、ということを車中で聞かされて、「絶対見たい!」と思ったからである。
(サイトを見ると、寿仮面は色々なイベントに出張してくれるようだが、いくらくらいで呼べるのか、妙に興味が湧く。)
フリータイムで入り、それぞれにランチを注文し、食いつつ歌う。
相方は「ラムチョップのフォー」、量が少なめで、器の関係ですこぶる食いにくかったが、味は良し。私はタイ風グリーンカレーで、これまた美味しかった。
Q太郎さんが見たところによると、「オリジナルの絵とかが入ってない、適度に新しくてマニアックな特撮の歌のときとかに出てきたんですが…」と、色々入力して歌ってくださるが、なかなか出ず。
「店が違うからだろうか」「時間帯が悪いのだろうか」「『笑いすぎて歌えないからヤメレ』とクレームでも入ったのだろうか」と色々理由を邪推するが、ついに最後まで寿仮面の絵は出てくれなかったのは残念。今度は広瀬通店でリベンジしようと思う。
いつもカラオケだと大体ハイパーJOYなので、サイバーDAMは初めてなのだが、ここはここで妙にマニアックな曲が揃っていて、まさか「めざせ天下一!」が歌えるとは思わず。むちんさんは先日のモヤシオフで悔いが残ったという「レオの歌」を、イントロからカンペキに歌いこなして満足そうだった。Q太郎さんが入れた曲、イントロが妙に荘厳で、何かと思ったら「アバレンジャー」のノーテンキなEDだった。羽田健太郎、思いっきり「羽田健太郎の無駄遣い」をしまくってるようだ。
結局、3時間も歌いまくって一人1200円(昼食・ドリンクバー代込み)。平日昼間とはいえ、この安さはなかなか。
三日間ずっとお世話になったQ太郎さんとは駐車場でお別れし、むちんさんをおうちまでお送りして、私たちも途中休憩をとりつつ高速で酒田へ。家に帰ってオフも終了。相方と一緒に盛りだくさんのオフ日程を楽しむことが出来て満足だった。
帰宅すると、家を空けているうちに「シャンゼリオンDVD-BOX」が到着しており、楽しみがオフから持続しているようで、なんだか嬉しく思うのだった。
お付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。