石ノ森章太郎ふるさと記念館レポート

 去る2000年8月12日、宮城県登米郡中田町の石ノ森章太郎ふるさと記念館に行って来ました。その様子は2000年8月の日記にも書いたとおりですが、撮ってきた写真などを含めてレポートしたいと思います。

 車で行きましたので、東北自動車道若柳金成インターを降ります。インターを降りると、要所要所の交差点に案内看板があるので、石森に入るまではまず迷うことはないと思います。
 んが、石森に入ってから、町中にのぼりは立ってるのですが、正確に方向を示す案内板がなく、正直迷いました。

駐車場にあったシャトルバス。
休日などに運行しているようです。
東北新幹線くりこま高原駅←→記念館)
図柄は仮面ライダー。
今度はこれに乗ってみたいものです。
同じく駐車場にあった屋外トイレ。

 前庭には、名キャラ達の壁画が立っています。
 これは、三角柱を組み合わせてできています。片方には図柄A、反対側には図柄Bが描いてあります。つまり、

←このスカルマン
を右から見ると、

→仮面ライダーの
絵になるのです。

他にも壁画はいくつかあるのですが、これから行く方の楽しみを奪わないように、公開しないでおくとしましょう。

 中に入ると、ロビーや展示室に、漫画界のお歴々が寄贈なさった色紙(これは抽選でプレゼントされます)、扇子が展示されています。大御所達が、無理したり楽しみながら石ノ森キャラを描いているのがほとんどなのですが、中にはこのような超レアものも!!

←池上遼一先生
→原哲夫先生

 展示室には、先生の遺品や生原稿、キャラクターグッズが沢山展示されています。
 原稿は、デビュー作の「二級天使」やホームズシリーズ、また「龍神沼」など。二級天使でのタッチの美しさ、とても16歳のものとは思えません。また、色々な作品のカラー原稿もありました。生で見るととても美しいペンタッチです。
 また、幻の肉筆回覧誌「墨汁一滴」がデジタル化。パネルをいじって見ることが出来ます。

 「SHOTAROU World」をはじめとする単行本ライブラリーや、キカイダー、ライダー、ゴレンジャーなどの映像作品を見られるビデオライブラリーは大にぎわいでした。同じ場所には、演出が楽しい生家のからくり模型もあります。

 ビデオシアターでは、オリジナル短編アニメ「小川のメダカ」、そして、2001年にアニメ化される009のパイロットフィルム、「ビジュアルコンセプト」を上映していました。
 絵柄、ストーリーを原作に忠実に行うという初の試み、なかなか期待が持てそうです。
(右の図版はその一部です)

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