ランダム日記
2002年1月

ルーズな管理人ゆえ、毎日書くとも限らない日記です。
*は購入書籍類、#は購入ソフト類、●は作った食事など。

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1/31(Thu)

▼昨日の雪が凍って路面状況がよくない。そんなわけでいつもより早く家を出たのだが、橋を越えるまで実に1時間を要した。ここがボトルネックなのはいつものことなのだが、ちょっと雪が降っただけで詰まり具合が最悪になる。それほどの凍り具合とも思えないのだが、どいつもこいつも必要以上の車間距離とそろそろ運転。凍結路面に慣れてないわけではないだろうに、このチキン具合は何なんだろう?おかげで遅刻するかと焦り、高速使用も考えたが、橋を越えたらそこそこ流れ出したのでなんとか間に合った。
▼帰宅してから夕食時に色々話したのだが、相方は「チキンなことも否めないが、それ以前に脇からの車を入れてやりすぎ」と言う。なるほど言われてみれば、幹線道路を走っているとき、横から入ってくる車をずいぶんと入れてやる人が多い。以前暮らした場所ではいずれもこの雰囲気はなかった。それも一度に二台も三台も入れてやるので、入れてやらないと自分が鬼畜のように思えてくるほどだ。一見優しいように見えるが、実は道路全体の流れを考えてないとも言える。別に私も「絶対入れるまいぞ」と目を吊り上げているわけではなく、せいぜい「自分が入れてもらったら、一台くらいは入れてやる。一台入れたら自分が進む」程度を実践しているだけである。
▼中には「何が何でも人を入れないというのは田舎根性丸出し。人を思いやるのが都会の流儀」と主張する人もいるようだが、田舎でそんな主張されても悪いけれど笑ってしまう。田舎都会に関わらず、朝の国道である。たとえ自分に時間と気持ちの余裕があったとしても、急ぐ人間、遅れられない人間がいるということも考えて当然だと思う。他にもこの街の運転者は慨して、右折のときに車間を空けすぎたりと、どーも『ギスギスしてはいないが自分本位な運転』が目立つのだ。
▼帰りには幾分緩むが、その分今度は除雪が下手糞な鶴岡方面の道がガタガタだったり。どの道、冬の運転というのは本当に消耗するものだ。

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1/30(Wed)

▼そんなわけで、車で出勤できる幸せを噛みしめる。ありがとうmy車(ふと、名前を付けていなかったことに今更気づく)。
▼普通に出勤したのだが、近くのコンビニでバンチを読み(関係者がコイン話で盛り上がっていたり、「コンコロ持ち」を連発しているわけがようやく分かった。)つつ朝食を取っていたら開始時間ぎりぎりになってしまった。トイレで化粧しようと思ったら、ポーチがない。どうやら家に置いて来てしまったようだ。コンビニに戻って安化粧品を買っている時間もないので、髪だけ結びなおしてノーメイクで授業。精神的に辛い。
▼男性にはわからないかもしれないが、30も過ぎて人前でメイクせずに仕事をするというのはなんというか、パンツはかずにズボンはいちゃった時を遥かにしのぐ落ち着かなさなんである。例えるなら、女房のパンツを間違って履いてきた上に、ズボンじゃなくて半ズボンだったようなコンコロ持ち(喩えが非日常すぎて余計実感できないような気もするが)。そんな状態で午前中の講習を終え、片付けようと脇の机を見たら…化粧ポーチが床に落ちていた。家じゃなくて、昨日教室に落としたまんまだったのだ。早く来ていれば気づいていたかもしれないわけだ。赤っ恥。
▼昨年からのダイエット続行で、間食は原則豆類とドライフルーツを少量を基本としている。で、元々豆類が好きなので、バターピーナツの小袋を時々食べているのだが、ふと裏面を見ていて原料記載に気づく。

『原料:落花生、植物性油脂』

 …植物性油脂〜〜〜〜?!
 長年バターの風味と思っていたのは実はマーガリン=植物油だったのか!ガビーン。
 っていうかそもそも、それは全然「バタピー」じゃないじゃないか!
 四半世紀にわたるバタピー好きとしては大いに裏切られた思いである。酸化とかの問題があるんだろうけど…
「ピューと吹く!ジャガー」2 うすた京介/ *「サトラレ」2 佐藤マコト

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1/29(Tue)

▼昨日のような事情で車がないため、相方と同伴出勤。楽といえば楽。しかし流石に学校勤務は朝が早く、時間を持て余してしまうため、コンビニで買った「日経PC21」を読みつつミスドでコーヒーをすすって時間を潰し、適当な頃合に出る。しかし外は雪。思えばクルマ生活が板についた今では、コートを着て町を歩くこと自体久しぶり。そして「雪が降ってる時に歩くには傘が必要」という雪国の初歩すら忘れていたようだ。テキストをちょいとぬらしてしまい後悔。
▼朝に車を引き取ってもらい、講習の終わった昼に電話し、状況と見積もりを聞く。案の定ブレーキ関係だった。ブレーキのピストンが出っ放しになり、「常時ブレーキがかかったまま走っている状態」だったそうな。道理でここ数日妙に燃費が悪かったわけだ。で、ピストン周りの部品を交換することになったが、この手の部品は左だけの交換はできないので、左右両方の交換とのこと。Fキャリパー交換で18000円+消費税。まあそのくらいで済んで御の字と思うべきだろう。早期発見ができて何よりだ。クルマとの付き合い方は短スパンで新車を乗り換えていくスタイルも、とことん付き合う流儀も人それぞれだが、とりあえず10年くらいはこのヴィヴィオと一緒に走っていきたいものだ。ECVTも気に入っているし。本当はインプレッサやヴィッツクラスも乗ってみたいのだけれど、軽自動車の諸経費の美味しさを知るとやはりまた軽自動車を買いそうな気がする。
▼片づけを済ませ、午後は総務のほうへ。それはよいのだが、例のデータベース作業が遅々として進んでいない。ここ数日の間にS主任はまた訳のわからないクエリーを組んでいるし。どう見ても結合できそうにないデータをひとつのテーブルにまとめてくれと無茶言うし。複雑なクエリーを今ひとつ使いこなせない私も悪いけれど、ヘッポコテーブルとヘッポコなテーブルを元にデータベースを作る苦しさ。あーもう、これだったら「1から全部やってくれ」と言われたほうがどんなに楽だったか(嘆息)。
▼嬉しいことに車は今日中に帰してくれるそうなので、それまで(大体7時頃)には帰らなければならない。あれこれ思案したが、路線バスで坂田に戻る。しかしこれがあちこち回るので結局1時間以上もかかった。820円は少なからず高いかと。帰宅したら義妹が既に夕飯の支度に取り掛かっていてくれたので助かる。義妹と義父と力を合わせて夕飯を作り、3人で和気藹々と食べた。食後車到着。8時頃になったのに届けてもらえてありがたい。料金を払って車を引き取る。ちょうど義母を迎えに行く用事ができたので、試運転がてら出掛ける。おおむね好調だと思う。
▼ところで、かじめ関連で、なんと海洋学を専攻する方(バンチ読者でもあるらしい)からのメールが。内容は本サイトのかじめコンテンツを評価していただけると共に、調べきれていなかった様々な情報について分かりやすくご提供いただいたもの。嬉しいことこの上ない。早速ドーヨ大全の中に追加情報として掲載させていただく。かじめで繋ぐ人の和に感謝。

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1/28(Mon)

▼今日は午後のみの講義だったので午前中ゆっくり過ごし、昼過ぎに出発。出勤前にヤマザキデイリーでパンを買い、銀行で税金を払い込む。呼ばれるまでの間と思って無料のコーヒーを飲み始めたのだが、すぐに呼ばれてしまった。用もないのにその場で飲んでるのも何だか間抜けなので、そのまま車まで持っていってしまい、車中で美味しくパンとコーヒーをいただいた。…別にコーヒー目当てに銀行に行ったわけじゃないんだけど我ながらセコい。
▼デイリーヤマザキのレジ側に、例のフルタの漫画家フィギュアシリーズで「松本零士シリーズ」が出ていたので2つほど買ってみる(置く場所が苦しいのだが)。「ハーロックが出るまで」と思ったのだがしょっぱなからハーロックとニーベルングの指環&コスモドラグーンが出た。しかしこのハーロック、プロポーションやポージングはまあまあいいのだが、肝心の顔の塗装がイマイチで眠そうな顔。というか、あさりよしとおの描く謎の先住民や原生生物のようでもあり、もっと言えばR・田中一郎(とは相方の指摘)のようでもあり。相方がそんなことに気づくものだから、つい「ラム戦の真っ最中に炊飯器抱えて飯を食い始めるハーロック」などという図式が浮かんできたではないか。
▼今日の授業はWORD初級のシメ。最後に「Wordからwebページを作成」という単元があり、本来そんなことは扱いたくないのだが、まあ単元で出ていることだし(というか、MOUS検定に出る内容なので。マイクロソフトとしてはwebとの連携を強くアピールしたいらしい)仕方がない。軽くhtml形式について説明し、「決して勧められるものではないのですが」と強調して一応こなした。初めてWORDで作ったHTMLのソースを見てみたが、その不細工さ&あまりのムダさ加減には卒倒しそうになった。
▼さて、わが愛車の具合が先週末よりイマイチよろしくない。アクセルを踏んでも加速が重く、スピードが乗らない。横風や向かい風が激しいせいかと思っていたのだが、買い物を済ませて家の駐車場に帰ってきたところ、ハンドルを切ってアクセルを踏むと勤続の共鳴音のようなノイズ。しかもそれが段々大きくなり、一度ハンドルを切りなおすと止まる、よろしくない状態。だましだまし走らせることもできなくはないが、冬道でけむりを吹かれてもたまったものではないし、異変は少しでも早いうちに対処するべきだと思い、早速車検を頼んだ業者に連絡、明日取りに来てもらえるように手配を済ませた。後はプロの診断に任せるほかはない。多分ベルト系かブレーキ回りだと思うのだが…嗚呼、どうか軽症&軽負担ですみますように。一ヶ月のバイト代が吹っ飛びませんようにと祈るのみ。
▼それにしても、今週は平日ずっと出ずっぱりになるので、足がなくなるのはきつい。多少早く着くことになるが、朝は相方に同乗して行けるのでいいとして、問題は帰り。学生さんと一緒に列車に乗るのも、高いバスに乗るのも気が進まない。そして思いついたのが、鶴岡-三川ジャスコ、三川ジャスコ-酒田のシャトルバスを利用すること。これならタダで済ませられる。ただしあちこち経由するので、所要時間は実に90分(路線バスでは50分程度)。悩むところだ。
▼ちゆ効果で、昨日今日とかじめ連合賛同者からのメールが来る。嬉しい。そろそろ新ネタも描きたい所だが、ここにきて合併号が続いているのが恨めしいような。

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1/27(Sun)

▼ガオレンジャーも終盤なのだが、ずっと「これでラストバトルだぜ!」→「でも実は」な展開が続いているのでダレることダレること。
▼夕方、ようやく「ティアリングサーガ」をクリア。キャラを鍛えぬいたおかげで、終盤は割と楽にクリアできた。スタッフロールの後、様々な土地を巡ってメンバーを送り届けながら、「キャラのその後」を紹介していくお決まりの展開なのだが、人数もイベントも色々あるので長いこと長いこと。さらにその後、ユニット別及びシナリオのクリアターン数などのデータも一つ一つ出てくるので、エンディングが終わるまで実に1時間強を要した。
▼夕方、Webを見ていた相方が、日計カウンターが200を越えていることに驚く。アクセス解析では圧倒的にかじめ連合からのリンクが多い。で、巡回中に見た「ちゆ12歳」がバンチの話題で、ついに「男たちの好日」を大特集してくれていた。そしてページの末尾になんと「かじめ連合」バナーがあったのには、嬉しさと驚きでまさに腰を抜かしてしまった。しかしこれで、2巻発売を前に単行本も売れるだろうし、一気に「センター越え」の芽も出てきた。メジャーの影響力に勝る者はなし。素直に喜ぼうか。ちなみにこの日の終日アクセスは435…守護ロボ様最盛期にもなかった数字である。もう二度とこんな数は拝めまい。それにしても、どーせ親ページである「零魂」がメジャーになることもあるまい。

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1/25(Sat)

▼まったりとPCをいじっていたら、午前中に義母から電話。「毎月の保険料は払うから保険一本入ってくれ」と哀願だった。今月中に一本取らないと、雇用の条件が一気に悪化し、取ればワンステップアップするそうな。よくある話だ。まーーーーた保険の話かよと呆れ、「商品も見ないうちに契約なんてできません」とピシャッと言っては見たものの、まあこっちの懐が傷むわけじゃないし、先日のように勝手に契約されるよりは100倍ましだということでとりあえず仮承諾してみる。ヤレヤレ。それにしたって、「仕事の首を繋ぐために自腹を切る」保険業界って奇妙なモンですなあ。
▼今日は義父の大奮発で寒鱈に舌鼓。通常はオス一匹6000円くらいなのだが、「刺身で食べられるのを」と条件付けたため、何とご立派なオス鱈・12800円!その半身を買ってきてもらった。流石に値段を聞いてビビった。後から考えてみればこの日は酒田市の「寒鱈まつり」だったので、鱈の立派さもさることながら鱈の相場が最高に上がる日だったのだ。来年からは一週間くらいずらそうと心に決める我が家の住人だった。
▼しかし立派な鱈だけあってこれまで食べた鱈とは次元の違う美味しさだった。刺身は昆布〆、身は煮付け、そしてアラと肝臓(アブラワタ)、キクワタの半量は味噌仕立ての「どんがら汁」に。ちょい薄目の相方の味付けが絶妙。そしてキクワタの残り半量はキュウリと共に酢の物にする。どれもこれも最高。考えてみればこれだけの膳が一人前1000円で食べられたのだから安いものだ。

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1/24(Fri)

▼相方がゲームするのを眺めつつ、ぼんやり「ダ・ヴィンチ」の新刊一覧を眺め、買い忘れがないかどうかチェックする。するととんでもない一冊を発見。

1/18 「 フリテンくん」 1巻 植田まさし(竹書房)
 …………「新」て、アータ。
 いや、別に「新」とついたからって何が変わったわけでもないことは見当はつくけれど。
 何も1巻から出直す必要性も全く見受けられないけれど。(「コータローまかりとおる」に「L」が付いたようなもんだろうし)
 もしかしてこれは、今月のコミック市場でもっとも看過できない事態なのか。それとももっともどーでもいい情報なのか。混乱のあまり判断がつかなくなっている自分がここにいる。教えてくれコボちゃん。

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1/23(Thu)

▼今週のバンチが見つからない!とコンビニを4軒も巡る。そして4軒目で見つけた売れ残りの前号を「もしや!」と手にとって見ると、やはり次号も合併号だったのだな。気づかない私も相当間抜けだが、1月も終わろうというのにまだ合併号だとは思いも寄らなかったのだ。
▼そんな中で、とあるコンビニで、以前少し話題になった「ゴルゴ13コンドーム」を見つける。「失敗は許されない」とのPOPが笑わせる。一瞬ネタのために購入しようかとも思ったのだが、考えてみればうちには最も必要のないものだし、流石にレジに持っていくのも恥ずかしいのでやめた。常連さんの独身男性にあげるという手もなくはないが、悪趣味というか意味不明というか、冷静になってみるとむしろセクハラに近いかもしれないので断念。

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1/22(Wed)

▼まる一日の空き。平日にゆっくりできることを謳歌。流石にここ数日は一日6時間喋りとおしなので舌の筋肉と目が疲れているので、ゆっくり休んだ。昼過ぎ、むちんさんと電話。久々に「話」をしたなあという感じでホッとする。あれこれまた長いこと喋ってしまった。彼女も色々と悩みが絶えないようで…現場畑にいたせいで職員室の事情もわかるだけに、わりと赤裸々なアドバイスもしてしまったが。保護者の大変さというのはまた別のところにあるものだと実感。

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1/20(Sun)

▼今日は相方の部活が休みなので、何か外食しようということになり、鶴岡の金太郎寿司に足を伸ばす。休日はいつものことだが、なかなかの混み様。それなりに回転もするので、おとなしく待っていたら20分ほどでありついた。こういう混む店では、必ず「何十分待つんだよう」とゴネるオヤジがいるもんだ。不思議。休日なので家族連れが多く、満腹なくせに、流れてくるスイカやメロン、プリンなどにひっかかって滞在時間を延ばすお子様を見るとちょいとだけ殺意がよぎる。
▼お子様といえば、最近の子供は舌が肥えまくっているので、「大トロ一枚、サビ抜きで」などとイヤに的確にオーダーしている。中学に上がるまでは、子供には「マグロ=赤身」の認識だけで十分だと思うが。いや、自分が子供時代にそんなものを食えなかった僻みもあるけれど、小さいときから「脂=美味」という味覚に慣れちゃうと、淡白な旨みが感じられない舌になってしまうよ…ともっともらしい言い草で正当化してみる。
*「豪快!絶品!漁師ごはん」/「包丁テクニック図解」/「梁塵秘抄のうたと絵」 五味文彦/「歴代天皇総覧」 笠原英彦/「自動車産業進化論」 徳大寺有恒/「傭兵の二千年史」 菊池良生

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1/19(Sat)

▼ここ数日、私のプレイを見ていて相方も血が騒いだらしく、「ティアリングサーガ」を始めている。それを見ていたら昨晩寝るのが遅くなり、ここ数日の疲れもあって昼過ぎまで寝て寝て寝倒した。更新するつもりだったのだが、他の作業をしていて日記書けず。明日こそ。

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1/18(Fri)

▼出勤中にコンビニに寄らなかったので、朝に会場に着くのが早く、まだ鍵が開いていなかった。ので、この時間を利用してむちんさんに電話してみる。「も〜〜、ずっと天の岩戸から出てこないから、おかぴーさんたちが心配して私にメールして来てたんだから〜」とのこと。どうもスミマセン(汗)。
▼1コース4日で設定してあるので、初級講座は今日でワンセット終了。とはいえ、複数選択可なので、メンバーのほとんどとはまた後日の講座で顔を合わせることになるのだけれど。今回の講座で思ったのは、パソコンは各家庭にかなり普及しただろうけれど、個人個人(特に中年層以上)の「パソコン識字率」はまだまだだということ。この仕事の需要も早々続かないだろうと思っているのだけれど、あと数年は困らずに済みそうかも。全体に、シルバー講習受講者のほうがモチベーションの高さを感じたのだが、考えてみればシルバーでパソコンに挑戦してみようと思うくらいの人は、基本的にアクティブなのだから当然か。超高齢者に「100歳なのにお元気ですねえ」と言うのがアホなのと同じだろう。基本的に丈夫で元気だから100歳まで生きるのであって。
▼データベースの手直し、なかなかリレーションのもつれを処理できず進まず。うーむ。やはり人の作ったデータベースに手を入れるのは難しい…帰り道には途中で雪が降り出し、農道を走っているときに吹雪いて怖かった。雪の量よりも、まだ庄内特有の「横から吹き付ける風」に慣れていないので、距離感がつかめなくなるのが怖い。路面も所々しっかり凍っていて、さっそく追突起こしている車が2台ほど。
▼昨日買った豚モツを義父に昼間ストーブにかけていてもらい、それをベースにもつ鍋にする。一日ストーブで煮たモツはとろけるほど柔らかくなっており、ニラやニンニクを使った味付けも家人に好評で何より。今日のご飯は義父が炊いてくれた。柔らかかったけれど、してくれること事態が有難い。その他、モツの油やアクも取っておいてもらったし、義父の理解と協力には感謝しきりだ。

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1/17(Thu)

▼昨日仕入れたデフレ服を早速装備してみる。一日着ていたのだが思いのほか皺にもならず、色さえ除けばまあいい買い物だったと言えるのではないだろうか。今日も仕事後にスーパーを覗く。流石に昨日買ったデフレ服のハンガーの前に同じ服で立つのは恥ずかしいものがあり、早々に買い物を済ませて立ち去る。
▼ところで、私がフルタイム仕事が始まった現在、義母は仕事のあとに自動車学校、義妹も仕事と言うことで、夕方に腰を据えて夕食を作れる女衆がいない。みんな大人なので、夕飯が遅くなったところで文句を言う者もいないのだが、足の悪い祖母がいるので、大体7時頃には夕食を出してしまいたいところ(寝るのが早いので)。私も通勤の時間が40分はかかってしまうので、義妹と連携して夕食の準備をする日々が続くことになる。で今日帰ってみたら、義妹は女友達と急な用事が出来たそうで、義父から「ご飯炊いてくれ」という段階から言われて痺れる。炊いている時間はないので、残りご飯でソーセージケチャップライスを作り、大急ぎでいろいろ作って仕上げる。義父、「女衆が遅くなったときに手助けできるように」と、炊飯器の使い方を尋ねてくれたので、レクチャーする。

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1/16(Wed)

▼講習2日目。ワードもエクセルも両方とも2日目なので大体同じような説明をする場面が多いのだが、まあそんなのは前職で慣れている。大体各個人の操作レベルも把握できてきた。人数が少ないので個別にあたれるのが救い。
▼データベースを少し見る。空き時間と言っても、午前の講座が終わるのが12:30、午後の始まりが2:15で、実際には受講者の質問があったりプロジェクターの準備があったりで、1時間休めないのが現状なのだが。そんなわけで作業時間の正味は少ない。今日は大体の構成を眺めていたら終わってしまった。人が既に作ったデータベースは、リレーションのイメージを共有するまで時間がかかるので、ある意味自分で1から作るよりも大変だったりする。
▼冷蔵庫の中に特に何もないので、帰りにスーパーに寄る。衣料コーナーもあるのでちょっと覗いてみる。何しろ長丁場の仕事だと、手持ちワードローブの乏しさがばれてしまうのが悲しい(それでも昨年から体重を減らしたので、数枚ジャケットやスカートが復活はしたのだけれど)。しかもそれなりのイメージの服装で仕事しなければならないので、ブレザーやブラウスは何枚でも欲しいところ。そんなわけでつらつら眺めていると、ハンガーに処分品コーナーが。1300円で吊るしのブレザー。色はダサめの濃いサーモンピンクで、地方銀行や気の効かない会社の事務服といったところだが、素材はウールで季節も汎用性有りそうだし、プレーンなブレザータイプなのがポイント高し。同じデザインでベージュもあり、断然着易そうだったのだが、いくらなんでも19号じゃ着れません。てなわけで、どーせ1300円だしと言うことで購入してみる。身ごろも絞りが少なく、板書やポイントがしやすそうである。他にも処分品のブラウスを500円×2枚ゲット。まさにデフレ服バンザイ。思えばここ数年、デフレ服しか買ってない気がする。9号時代は貧乏でもそれなりの服を買っていたのだが。まー、時代も変わったし、数千円でそこそこの服が買えるというのは有難いことではある。

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1/15(Tue)

▼今日からしばらく平日の仕事が続く。午前と午後に、WordとExcel初級講座を一つずつ(各3時間)。今回はほとんど使ったことのない人が相手のIT講習会。キーボード字体に触ったことのない人のほうが多く、これより前に「初めてのパソコン」を受講してもらったほうがいいような錬度状況である。最初に入力を少しやるのだが、いわゆる「雨だれタッチ」状態なので、無理にテキストの中身を最後まで終わらせるよりは、基本操作の定着を目指したほうが良さそう。そこに持ってきてマシンがPC98の小さめモニタなので、年齢の高い方には見づらいのが気の毒。
▼この仕事、3月まで続きそうなのだが、大体各コースの初級とインターネット・メール入門なので、やってもやっても初心者がトコロテン式にやってくる数ヶ月になりそう。自分の教え方が雑にならないように意識をもちつづけることが一つの目標になりそうではある。
▼で、午前と午後の講座の間、昼休みを考慮しても1時間の空き時間がある。その間ネットでもしようと自分のパソコンを持ち込んだのだが、いつも世話していただいている総務のほうから、「受講者データベースのクエリやフォームの調整と作成、それに社内ホームページの編集を手伝って欲しい」とのこと。それに伴って、工場に出入りできるように配慮してもらい、仮の社員バッジと社員食堂の利用許可もいただいた。これまでコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチをペットのお茶で流し込む昼食だったので、品数のある日替わり定食が400円以下、麺類が200円台で食べられるのはありがたい。しかし正直、Accessはせいぜい住所録管理にしか使っておらず、あまり高度な機能を使いこなしているとは言いがたいので、「大道寺さんなら簡単に作れると思いますけど」と言われるとちょいと怖い。ついでに事務分の収入も加算されてしまうので別の意味でも怖い。

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1/14(Mon)

▼昨日買ってきた大豆を一晩水に付けたもので、はじめて「呉汁」を作ってみる。給水させた大豆をミキサーでペースト状にし、沸かした味噌汁に入れて、熱で凝固した大豆(簡単に言えば、絞ってない豆乳で作った簡易豆腐のようなもの。これが「呉」)を食べる料理。大豆の量が多かったためか、鍋から吹き零れそうになったり、最初は味が青臭かったが、ちょっと煮たらいい感じになった。ふわっとしていてなかなか美味しい。何しろ簡単なので、今度は量を少なくしてまた作ってみようと思う。

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1/13(Sun)

▼平田町の産直施設「めんたま畑」に行ってみる。野菜がなかなか安いので、白菜(一玉100円)、大豆(3合くらい?100円)と柿アイスを買う。柿アイスは、味がまさに「熟しきった柿」で、触感はみぞれアイス。わりとベタッとした甘さに感じられ、イマイチかも。素直にだだちゃ豆orむらさき芋アイスにしておけばよかったかも。
▼昨日の今日で、相変わらず「やってられっか」な気分。しばらく触っていなかったゲームをしたくなり、とりあえず放置していた「ティアリングサーガ」などやり始める。

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1/12(Sat)

▼相方宛に、義母が勤める某生命保険から「保険証券在中」と書かれた封筒が送付され、限りなくイヤな予感。だが勝手に開封するのも悪いだろうと思い、彼が帰るまで待ち、話をしてみる。開けてみると案の定、申し込んだ覚えのない死亡給付型生命保険の証券だった。契約者は相方、受取人は私。印鑑も押してあるし、答えてもいない健康問診表の写しも入っている。
そこでまたブチギレですよ(激怒)。家族とはいえ、他人の名前で生命保険に虚偽の申し込みをするのは立派な犯罪。まさに小一時間問い詰めても飽き足らないシチュエーション。しかし相方が「これはどういうことか」と言った所、すっげえアッサリしたお顔で「アラ、もうこの証券着いたんだ」と。呆れてバカかアホかと罵倒する気にもならない。「成績にどうしても足りなかったから。もう点数はもらったから、すぐ解約する」と、まるで「今日はお豆腐が安かったから買ってきたのよ」と言うのと同じテンションでのたまう始末。相方ももっと怒るべきだとは思うのだが、「こう言うことは今後やめてくれ、気分悪いから」と言って終了。小一時間のはずが、話、3分で済む。その間「ごめんなさい」と謝意や反省を表す言葉も顔色もまるでなし。いやー、大したタマですなあ。あらゆる意味で呆れてしまう。それとも保険業界に慣れてしまうと、こんなことは「悪いこと」のうちに入らないかのように感覚が麻痺してしまうのだろうか?90%以上、個人のパーソナリティの問題だとは思うけれど。
▼いずれにせよ、生保レディと言うのは中年以降の女性にも門戸が広く、収入もそれなりの貴重な職種だとは思うのだが、結局契約のために友人や親類中の鼻つまみになるリスクもあり、私個人としてはオススメできないと思う。
▼てなわけで、浮上しかかった気分、鬱まっしぐらですよ。ハァ…何なのよこの人は…

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1/11(Fri)

▼ネット引きこもり状態続く。もはやメールチェックすら滞る有様。気分が浮揚しないというのが第一の理由。一度落ち込むとなかなか浮上できないのはもはや体質といっていい状態になってしまった。本当はレスしなければいけない書き込みや、処理しなければいけないことも沢山あるのだが、キーボードに触る気すらしなくなってきたのだから何だか重症。しかし、「しばらく更新やめた」と割り切ってしまうと妙に気が楽になるのも確かではある。それならそれで、どこかで告知しなければいけないのだろうが…

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1/10(Thu)

▼「TV高札」が開けない状態になっていた。あの掲示板は30日間書き込まないと存在が抹消されてしまう。その線もあるのだけれど、抹消されたときの画面と違い、アクセスしても全く開かない。このままでは書き込みがなかったということで遅かれ早かれ消されてしまう。googleで同じJP-NETのwww8にある掲示板を探してアクセスしてみたが、無料レンタルのはどこものきなみダメだった。で、障害情報を見に行ったが、いまだに10月の情報しか書いていない怠慢っぷり。ログを全て保存していたわけではないのだが、とりあえずgoogleのキャッシュから最近の1ページ分だけを保管する。
▼別件で借りている無料レンタル板も繋がらず、サービス元サイトすらアクセスできない状態。「予告なくサービス停止する場合があり、サポートも原則ナシ」という規約に同意している以上どうしようもないのだが、昨年末のあざらし逝去からこんなことが続いている。Web広告を取り巻く状態も苦しくなってきている以上、今後無料&低価格サービスというのはますます減っていくことが予想される。自分で金を払っているサーバーで全てを運用するのが一番安心なのだが、レンタルサービスには「メインサーバーが落ちているときでも使ってもらえる」というメリットもあり、混ぜて使っている状況。いろいろ考慮して運用してもなかなか難しい。

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1/8(Tue)

▼昨日の件で、なかなか気分的に浮上できず、何もしたくない、どこにも出たくない。ネットを覗く気すらしないというのもこれまでになかったこと。
▼ところで現在のインストラクションの報酬については、エクセルで作られた所定の計算様式に勤務時間などを記入して計算したものを報告して振り込んでもらっている。これが給与明細を兼ねていて、源泉徴収はされていないため明細などをもらっていない。相方の職場の事務方へは振り込まれた通帳をコピーして報告しているのだが、これって正式な給与と言えるのかどうか。(多分所得証明には出て来ない数字のはず)少なくとも最初に申告しなければこんなに悩むことはなかったのでは。たまたま別件でかかってきた実家との電話で話してみたところ、給与計算に長年携わっていた母は「公務員事務の世界はよく分からないが、必ずしも申告義務のあるケースではないのでは」との意見だった。まあ、「後で収入規定を越えていたと分かった場合の追徴のほうが怖い」ということで申告しているが、必ずしもそんなにバカ正直になることなかったんじゃないの?などと今度は感情の矛先が相方に向いてしまったり。そりゃ正論なのだけど。

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1/7(mon)

▼私は今、相方の扶養家族になっている。で、手当の他に年金や健康保険の面などで恩恵を受けているわけだが、当然その受給を受けるための制限がある。一般に「年間130万まで」という所得税上の制限が有名だが、公務員関係の保険や年金の規定はもっと面倒くさい。年間130万円を12ヶ月で割って108333円。そして毎月「その月を含む最近3ヶ月の収入の平均がこの108333円を越えないように」という制限がある。私のような不定期収入の場合、その計算の中には交通費なども入って計算されてしまうため、先日の新庄勤めの月はこの額を越えてしまっていた。これがあまりオーバーした場合、相方に支給された分の手当や、私が扶養家族であることを前提に受け取ったものについて、後日返還しなければならなくなる。実に面倒くさい。
▼で、面倒くさいだけでなく、月によっては多大なダメージとなってしまう。年末に支給された「寒冷地手当」と「年末手当」のうち、実に70000円も返還したと聞いて、大いに凹む。70000円といったら実に233ガンプラ(1ガンプラ=300円のレートで計算するあたりが俗に言うファースト世代の証)。ほんのちょっとオーバーしただけでこの仕打ちはきつすぎることこの上なし。
▼前前から言われていることだが、扶養家族に対するこの制限(実際に苦しむのは主に主婦層だが)のきつさというのは理不尽だ。「働くな」と言われているに等しい。制限を大きく越えることができれば良いけれど、実際はそのぎりぎりで越えるか越えないかの瀬戸際であることが多く、気持ちよく働けず、結果低い時給でいいように使われているのが現状。70000円の損害の上にそんなことを考えていたらヘコんでヘコんで、途中だった掲示板のレスも手が止まってしまい、もう何もしたくないほどに落ち込む。1月中旬からまた仕事が続くので、それ自体はいいのだけれど所得の調整を考えると頭が痛い。

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1/6(Sun)

▼一応「ガオレンジャー」の時間には起きたものの、なんか内容がヌルいので途中でまた寝てしまった。その後TVをつけっぱなしでうたた寝していたら、「アメリカで小型飛行機ビルに激突」のニュース速報が入る。すわ新春テロかとあちこちチャンネルを回したがどこでもやっていない。数時間後ようやくニュースの映像が出て来た。どうやらテロとの関連は薄そう。それより何より、絵面を見て相方と開口一番「しょぼっ!」と口をついて出てしまった。初不謹慎。
ところで私の今年の抱負は「今年こそ『むにゃむにゃ、もう食べられないよう』という寝言を言うこと(そんなんでいいのか)」なのだが、これが「ちょっとだけ『むにゃむにゃ、もう飲めないよう』になると、とんでもない違いだよな」と相方。確かに緊急度が全然違うよ(笑)。というか、救急車呼ばないと。
▼相方は午後から部活なのだが、その前にラーメンでも食いに行こうと「龍鳳」へ。開店とほぼ同時くらいで一番客だったが、妙に手際が悪くてなかなかオーダーした品がこない。しかも最初に単品で頼んだ「牛肉角煮」が来てしまい、しばらく麺類が来ないのですきっ腹にそれを食っていたら、あまりのこってり具合に帰宅後気分が悪くなってしまい不覚。ここ数日の飲みで確実に胃腸がへばっているようだ。でも美味かったのでよし。他には今日も今日とてほとんど何もせずにホゲタラポンと過ごす。

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1/5(sat)

▼朝から相方二日酔い気味。さすがに数日の飲みに疲れ、ゆっくり朝寝する。その間にサーバー移転メンテナンス無事終了。よかったよかった。それにしても、元旦の浦霞からはじまり、美味い酒ばかり飲んだ正月だった。昼に起き、仲人様への正月挨拶へ。途中、「すき屋」でブランチ。相方オススメの「ハーブチーズ牛丼」をだまされたつもりで食う。本当に、ヘンにうまい。チーズで牛丼というといかにもゲテな雰囲気があるが、さにあらず。食いながら確かにチーズであり牛丼なのに、奇妙に融和している。ただ、大盛りだと口飽きするのかもしれない。相方はチキンカレー。牛丼屋がチキンカレーというのも、アイデンティティとしてどうかと思うが、これも辛めでなかなか美味しかった。
▼挨拶を済ませて帰宅。今日はおせちの残ったアイテムを少しずつつまんで軽い夕食。正直、疲れた胃にはありがたい。なんだか全身が正月ボケで、結局更新もせずに寝てしまった。
▼恋のから騒ぎスペシャル、少しだけチャンネルを合わせたら藤岡弘が出ていた。しかしあからさまにこの番組にはあってない人選。完全に女性群に呆れかえり、すごく不快で居心地が悪そう。説教が通用する相手でも企画でもないので、コメントもかみ合わないし、なんか不憫なものを感じた。チューボーの海老カレーは簡単な上に美味しそうなので、今度是非試したい。

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1/4(Fri)

▼実家ではみな今日から出勤なので、朝6時半頃起きたついでに見送る。その後ゆっくり朝食をとり、戸締りをして出発。色々お土産なども買いたいので、「霞城セントラル」で地元のワインを購入。隣のエスニック系雑貨屋に色々ヘンなアイテムが売られていたので、77,777HITの景品用に買ってみる。メトロプラザにて仲人さんへの年始、家への土産の菓子など買う。
▼二日酔い気味の相方、ちょっと低血糖気味になったので早めの昼食。セントラル一階のトンカツ屋で相方がカツ丼注文。私はそれほど腹が減っていなかったので何も頼まず、少しだけ豚汁をご相伴する。その後となりのクレープ屋の「豚キムチクレープ」に好奇心が刺激され、「バナナチョコスペシャル」とともに半分ずつ食す。
▼帰途は湯殿山まで高速を使わず一般道で。途中で買ったバンチを読む。杉井社長サイコー。今年も「好日」が一番面白い。しかし80年代ジャンプなこの表紙は一体なんなんだ、バンチ。作者の年賀コメントは、坂本さんが群を抜いて面白かった。雪はちらついていたが問題なく通行、ほぼ予定通りに到着する。その後夕方から、義母実家で恒例の親族新年会。義母実家は一族本家にあたるのだが、そこの息子さん(相方から見れば年上のいとこにあたる人)の誕生日が今日ということで、誕生会兼新年会を催していたのが恒例行事になったものらしい。いとこやその子供が集合するのでなかなか賑やかで壮観。そしてそれだけのお年玉所得世代が集まるということは、こっちも用意しなければならないということだ(泣)。これはなかなか辛い。相方とその兄弟は小さい頃大きな収入源にしていたのだから、順番としてはまあ仕方がないのだが(ちなみに受給資格は大学生まで。高校で打ち止めだった身としては羨ましい)。ポチ袋に「オバちゃんがこれだけ稼ぐのには3時間かかるんだよう(泣)」とイヤに具体的な恨み言を言いながらピン札を詰めていく。何しろうちでは支給するのみで受給がないのでサヨナラ感もひとしおだ。
▼叔父夫婦は近年ワインに凝っているという事なので、セントラルで買ったタケダワイナリーの16年ヴィンテージ赤(以前試飲して美味しかったので)と白のヌーボーを持参し、それ中心に飲んでいた。甘口なのだが適度な重みがあって美味い。
▼ところで盆正月は、いとこやその子供の成長がうかがえたり近況が見れたりするのが一つの楽しみなのだが、子供ナシの身としては、義父母(または父母)と一緒に孫軍団とご対面するのがなかなかヘビーだったりする。それで大体みんな悪気は全くなくて「まだ?」とか「子供可愛いよー」とか「孫はいいねえ」とか言ってきたりする。そんでもって、コトがコトだけに「一応努力はしてるんですが」と露骨にも言えず「いやー、なかなか孫見せてあげられなくてねえ」とか「●●くんに先越されちゃったねえ(年下、もしくは自分よりもあとに結婚したいとこの場合。特に辛い)」とか、生ぬるく笑って答えはするが、これがまたよく手首が返ったフックのように毎年ジワジワ効いてくる。「目元がパパそっくりになってきたねえ」とか合わせてるけど、辛いのよ実際(でも子供好きの相方は何も考えずに遊んで満足しているけれど)。しかも義父母と一緒だと、普段そのことについては直接何も言われていない(言わないようにしてくれているんだろう)のだが、実際は色々思うところあったり、不安になったり、「ウチのヨメはそういう機能が付いてないんだろうか」と思われたりしているんだろうなと、それはそれで痺れる思いをさせられる。かといって妙に気を使われて話題をそらされても、かえって「体の不自由な人」扱いされているようでアレだし。要するに、こういう場に出てくればそういった気分にさせられるのは仕方がないということ。
▼同様に微妙に困るのが、いまや定番になった「赤ちゃんor子供の写真年賀状」。最近はデジカメの解像度やフォトレタッチの性能も上がったので、どの年賀状も可愛さ全開で攻めてくる。同年代で「非婚ではない独身者」も似たようなものかもしれないが、社会的には「いつできてもおかしくない」身のほうが辛いものである。私たちも三十路突入世代だから必然的に二世のいる同世代の友人が増えてきて、赤ちゃんの写真があるわあるわ。いつの間にかイラストものより多くなっていた。
▼誤解を受ける前に断っておくと、別に「迷惑」とかアレだとか言いたいのではない。特にネット関係の方からいただいたものは、普段なかなか顔が見えないお付き合いをしているだけに、「話題に時々上るお子さんは、こんな感じなんだ」とか「●●さんの娘さん、可愛くなったなあ」などと純粋に楽しんで拝見してますです、ハイ。
▼微妙に困るのは、「自分よりも年下or後輩」「自分よりもあとに結婚した」人の赤ちゃん写真。困る理由は、前述の盆正月と同じく、「まだ」感と焦りを再確認させられるから。かといって、目を三角にして「何が何でも」とシャカリキになる気分にはいまだになれず。「今日あたり排卵日だからホラホラ」とあい方を引っ張るような心境にもなれない。やはり「作業」にしたくないというかなんというか。
▼ところで、数年前は「親+子供」のファミリーほのぼの系写真が多かったような気がするのだが、ここのところ「お子さんだけ」写真のが急増している。これは何故なのだろう。別に喧嘩売ってるとか親バカ呼ばわりしているのではなく、子供がいない夫婦の純粋な疑問。見るほうとしては、遠方の友人や親類などについては、現在の風貌なども見てみたかったりするのだが、何でみんな揃って「ウチの子、こんなに大きく(可愛く)なりました」「現在●●kgです」なのかなー。不思議。個人的に好きなのは、一家のイラスト&短い近況報告がついてくる相方の元同僚の方の年賀状。
▼写真撮られるのが嫌いで、まして何かに載せたりするのは大嫌いなのだが、ここに至って「ベタ甘気味の二人の写真」も悪くないかもしれないと思い始める昨今。皆が子供写真で攻めてくるなら、こっちも「子宝はまだですが、二人水入らず(入らないわけでもないが)の生活もすげえ気軽で身軽で楽しいっす」とアピールしたくなってくるのも一つの人情だ(実際二人暮しの既婚友人が、ちょっとバカ入った程度の二人のスナップを年賀状にしてくるのだが、いっそ清清しいほどだし。正月そうそう中指立ててたりする身軽っぷりだが(笑))。とはいえ、私たちに実際そんなことができるはずもない。何しろ新婚の年の「結婚しました賀状」すら、自分たちではなく新婚旅行先の「ドンキホーテとサンチョパンサの像(マドリードのスペイン広場)」の写真にしてしまうくらいの照れ屋(っていうのかそれ)だから。

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1/3(Thu)

▼終日、予報どおりけっこうな雪。朝、ゆっくり起きて、さらに箱根見ながらゴロゴロする。初めての寝正月。ゴロゴロしていたらあっという間に昼だった。本来、夕方でかける前に山形の初売りでも冷やかすつもりで商品券も持参してきたのだが、今年は断念。というのも、こんなことしていたからであって。こんなのが一年を象徴する出来事だったらどうしよう。
▼途中で酒を買い、父・兄・相方とともに父の実家へ行く。例年のように色々ご馳走になる。従兄の子供(とはいえもう20代後半の社会人)のところに赤ちゃんが生まれていたので、お祝いがてらいろいろ触らせてもらう。父、甥にすら孫先越されるの巻。ある意味生きた心地のしない私と兄。珍しく自分が抱いても泣かない赤ちゃんに気をよくして抱っこしまくる相方は、多分あまり色々考えていない様子(笑)。
▼持参した久保田・紅寿を早速開ける。…やはり紅寿、言葉にならない美味さでみな杯が進む進む。気が付けばあっという間に一升を空け、出羽桜吟醸の一升も空け、もはや銘柄を覚えていない4合瓶に突入。なぜかあまり顔を合わすことのない従兄(とはいえ50代)とヘンに意気投合し、肩を組みながら「マブダチモード」になっている相方。これまた不思議。

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1/2(Wed)

▼今日から実家で過ごす。雪は気になるが、高速のほうが除雪もいいし、新庄周りもけっこう骨なので、素直に高速へ。ほぼ順調。寒河江の「福屋」でワンタンメンをすすり、新しい店など少し冷やかしてから実家へ向かう。今来た高速の途中で事故のため通行止めとの道路情報がラジオで入る。タッチの差だったようだ。
▼夕方からおせちやら何やら、いろいろ作ってもらったものをアテに、ゆっくり新年の酒を飲み交わす。内陸では正月料理定番の「鯉の甘露煮」は、私がどうしても食べられないものの一つなのだが、今回いただきものの阿部鯉屋の製品にトライしてみたら、鯉が良いせいか、ゆっくり煮られているせいか、いつも気になる土臭さがなく、卵と内蔵、身と皮まで食べられた。自分でもビックリだ。これは収穫。
▼ビールやら久保田百寿を終了したあと、いとこからいただいたという「美味いから、オンザロックで飲んでくれ」という焼酎を開ける。九州の米焼酎で「鳥飼」という銘柄だった。ところで相方は数年前に友人と飲んだ「すごく美味い九州の米焼酎」の味が忘れられず、しかししこたま飲んだので肝心の銘柄は忘れてしまい、その記憶を取り戻すために色々九州の焼酎を日々試していたのだが、味といい香りといい、まずこの「鳥飼」に間違いないようだ。良かった良かった。そしてこれがまた、焼酎のイメージを払拭する美味。焼酎が余り得意でない私にもスイスイいけてしまった。
▼酒を飲みながらずっと「かくし芸大会」を見ていたのだが、どーもつまらないというか、それより演目の順番や事務所の力関係などで得点が納得いかないのが多すぎ。しかしいつの間にか「ポストマチャアキ」の座をものにしていたヒデちゃんのフラフープ熱演はなかなかだった。それを見ながら、何度も「ABブラザーズの相方はいつ出て来るんだ?」としつこく突っ込む相方。いい加減に忘れてやればよいと思う。

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1/1(Tue)

▼ムトゥ見てて眠いのだが、寝正月できないのがうちの地域(みんな「ムラ」って言ってるけど、絶対に言わないぞ。悲しくなるから)のさだめ。毎年書いているけれど、午前中に獅子舞が各家庭を練り歩くので、その前に朝食を済ませて、獅子舞が踊れるように居間のコタツやらテーブルやらをすっかり片付けなければいけないからなのだ。というわけでおせちと雑煮を食べた後居間を片付ける。結局、年賀状も届いた11時過ぎに来て、舞って帰っていった。踊るのもお囃子もすべて地域の人なのだが、本当に大変だと思う。
▼爆笑ヒットパレードの最初1時間分を見逃して痛恨。ところで、昭和のいる・こいるの漫才を見ていて思ったのだが、どっちがのいる師匠でどっちがこいる師匠なんだろう
▼お屠蘇として、先日Q太郎さんからいただいた「浦霞禅」をいただく。感涙の美味さ(ありがとうございますQ太郎さん。でも「大道寺零&相方様」名義で年賀状が届いたのでちょっと焦りました。)。最近酒に弱くなってきているので、もしかしたら酒の美味さを感じられない体になっているんじゃないかと思っていたけれど、全然そんなことはなくて安心。
▼いただいた年賀状を、早速受け取りチェック。していたら、きちんと入力したはずが、一番失礼な「名前ミス」があったことに今更気づきショック。えーと、そんなわけで、誤字宛名で届いた方、誠に申し訳ありませんでした。直しました。
▼「筋肉番付」、結局室伏が優勝。投擲系のアスリートの身体能力って、こんなに高いとは驚き。そしてハーフの顔立ちにあのマッスル。2chで「アニキ」といえば室伏を指すのもうなずけるアニキっぷり。「マッチョ系ゲイの皆さんは、この番組見てるだけで先っぽがどうにかなってるんじゃないか」とか、すごく失礼なことを言いながら見る。大畑や川口が好きなのだが、今回はおとなしくて残念。その分美味しいコメントは全てローズ行きだった。ところで古館が照英のことをコールするたびにいちいち「モデルの照英」と「モデルの」を付けて呼ぶのはやはり、見た目がモデルっぽくないせいだと思っていいのだろうか。
▼ところで、自分では「はっきりした寝言など言わないほう」だと思っていたのだが、相方の口から「実はそうでもない。オレは時々君の寝言で夜中起こされる」と衝撃の事実を聞かされる。付き合って10年、結婚して3年目にして初めて知らされた。でも内容は特に覚えていないそうだ。今更恥ずかしがってどうなることでもないが、そうだったんだ。初発覚。