TV高札過去ログ<3>
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[59] く〜〜!! 投稿者:大道寺零 投稿日:2000/07/12(Wed) 01:40:21
 プロジェクトXのYS11物語、「翼はよみがえった」見ました。今回は前編で、実物大の完全木製模型(モックアップ)を作り機体をプレゼン、見事予算獲得にこぎつけたところ・・・まででした。来週が楽しみです。
 番組のホームページ見つけました。http://www.nhk.or.jp/projectx/
 です。今ならYS11スクリーンセーバーがダウンロードできますよ!!・・・って、凄く限定した相手に語りかけてないか、自分。

11PM 投稿者:やまい@戦後生まれの戦中派 - 2000/07/12(Wed) 08:17:25
↑タイトルは、ぜんぜん関係なし(爆)。

みましたさ、YS11。一部の航空機関係の雑誌でも番組の
予告/紹介がされておりました。
土井、堀越、木村各先生の「世界相手にもう一度やってやるぜ、
このやろう」な気概が素敵でした。
集められた若手エンジニアが飛行機に魅了されていく様子も
結構でした。
そしてなにより、当時の写真にしっかり写し込まれた彼らの眼が、
生き生きとして素晴しく思えましたので御座います(涙)。
次回は東条@三菱さんの御登場ですなう。
スクリ−ンセイバ−は、帰宅後に窓機でダウンロ−ドしたひと
思ゐまする。
はあ、にっぽんのつばさよ…。
(↑番組途中の敗戦場面、米軍によってゴミのごとく廃棄されていく
零戦や紫電改、隼をみて、ぐっとナニカをこらえたらしい)
修正!! 投稿者:大道寺零 - 2000/07/12(Wed) 13:07:48
 つい最近まで、山形〜大阪間の飛行機はYS11でした。
 小学生の頃始めて乗ったときは、滑走路で光り輝くジャンボに乗れず残念で、機体は小さいし音は大きいしでブーブー言ってしまいました。
 ・・・ああ、今はあの時の私を粛正したい気分でいっぱいです!!
 自分、歯を食いしばるッス!
 やまい少佐!竹刀ごっつあんですっ!!
トヨタカロヲラ 投稿者:バードチーフ - 2000/07/18(Tue) 06:26:52
>YS−11の巻
 すんげー個人的なとこで大笑いしてました
 あの技術者の一人が、「酒に酔うと逆立ちする」てことで逆立ちしてる写真が写されたんすけど、そこにはおそらく胸ポケットから落ちたと思われるライターが落ちてるんすよね
 それがなんだかえらく人間くさい光景に見えちゃいまして
 どんな技術革新にしろ、それを行ったのは「人間」そのものであると自覚させてくれますな

 さあ後編だ〜〜
嗚呼YS11 投稿者:にぼしのすけ - 2000/07/21(Fri) 12:12:48
仕事で大阪、四国、新潟へ行く際、載りましたね。
実感が有るんですよ「あ、飛んでる。」って。
すきだなぁ、ああいう機械。
11人いる! 投稿者:やまい@戦後生まれの北京原人 - 2000/07/21(Fri) 14:40:05
↑またしてもタイトルに意味なし(爆)。

フラップの動きがね、こう、ぐぐぅんと感じられますね。
「空気の上に乗っている」感じでしょうか。<YS。

先日YS-11後編の放送日前日だったか、某A新聞投書欄に
当時計画に携わった方からの投書があって、
「その後国産機が続かないのが云々…、テストパイロットにも
取材して云々…」とありました。慥かにそのとおり。

後編で出てた片発停止離陸だって、命がけですぜ、ありゃ(汗)。

[58] 今にして思えばあれはかなりシュールだったと思う 投稿者:相方 投稿日:2000/07/10(Mon) 23:03:59
 私、高校の教壇にて生徒に対してごたくを並べ散らしておりますが、テーマがフランス絶対主義の時には必ず大デュマ原作の名作を日本アニメ界お得意の「キャラ犬化」攻撃で表現した「わんわん三銃士」を紹介しております。犬畜生が目にも美々しい装束に身を包み、剣まで腰にぶら下げて、あまつさえ馬にまたがりパリの町を闊歩する姿は、あれぞまさしくシュールと言える、なんてな話をすると生徒諸君はそこそこに笑ってくれます。そこに畳みかけるようにNHK教育で放映されていたこれまた名作「ミッフィ」の「ミッフィちゃん動物園に行く」の巻のストーリーを紹介してやると、もう少し間が持ちます。スミマセン、これだけです。

シュールな犬猫。 投稿者:やまい - 2000/07/11(Tue) 09:55:36
犬猫といえば(いや、犬と猫のハ−フではなくってですね…)
ホ−ムズになって霧の倫敦を闊歩したり、はたまた
インディアナならぬモンタナ・ジョ−ンズとなって
お宝探して世界を駆けるといった具合でしょうか。

おっと、ネズミが居ませんねえ。そうか、未来少年コナンも
最初は国営局だったような。ああ、でもネズミは食われる役(笑)。
犬です。 投稿者:狛犬 - 2000/07/19(Wed) 01:05:20
石製ですが。←それだけで出てきたらしい(爆)
ザブングルではトカゲが食われる役でしたよ>たいしょ。
人間犬族化は慥かによく見られる現象ですよね。
かわいいから?(汗)なのかな。
それなら綱吉を犬で表現してみるってのはどうでしょうか。
どっちがどっちだかわからんて。
さすがッス師匠!! 投稿者:大道寺零 - 2000/07/19(Wed) 17:51:28
>狛犬のお師匠
 お犬擬人化による綱吉物語!
 さしずめタイトルは「わんわん犬公方」でしょうか。
 最高ッス!!
わんわん犬公方地獄変(意味不明) 投稿者:水天堂 - 2000/08/21(Mon) 12:24:18
>お犬擬人化による綱吉物語!
 裏バージョンで犬が人間ってのはどうでしょう。
 「野良人間と言えど生き物だ。生けとし生けるもの、全て仏の前では平等である。」
 犬将軍の一声ではじまる生類憐れみの令によって、いい気になった野良人間がお犬様を蹴散らし噛みつき手込めにし、火付け盗賊暴動外道の限りを尽くすが、一声吠えようものなら奉行所に連れられ張り付け獄門。
 『家畜人ヤプー』に負けない背徳と嘆美の世界を…(以下略)

[57] 田宮二郎さんと、言ったら・・ 投稿者:おかぴー 投稿日:2000/07/07(Fri) 21:42:46
なんと言っても、白い巨塔でしょう・・
私も、田宮さんの最初の思い出は、タイムショックなのてすが、
やっぱり、かっこよかったですね。
白い巨塔は、原作もよかったですが、田宮さんもよかったし、
ドラマ自体も、すごくよかったと思いました。
今は、亡き大地喜和子さんも、中村伸介さんも、よかったです。
小沢栄一郎さんも、でてましたね。
田宮さんの演じた財前五郎は、悪い奴なんだけれど、魅力的で、
そして、最後、病に倒れるところ・・なんとも、いえませんでした・・田宮さんが、自殺なさったときの、ニュースは、すごいショックでした。やっぱり・・なぜって、思いました。
その後、田山力哉さんの、市川雷蔵かげろうの死と、いうご本を読みましたときに、田宮二郎いのち純情の死という作品も、のっていまして、いろいろ、読んで、そうだったのと、あらためて、田宮さんの死を悼みました。ちなみに、市川雷蔵さんは、この本で、はじめて興味を覚えまして、その後、映画とか、テレビで見ました。
でも、37歳で、お亡くなりになったのですよね・・
はや、私ときたら、そのお年を越えていますわ・・ためいき・・

37歳。若いっ!!(爆) 投稿者:やまい - 2000/07/11(Tue) 10:01:18
白い巨塔というと、山吹色の菓子折を、
「馬鹿にするなッ!」と払いのける病理学教授が素敵。
(↑なにか特別な感情があるのか)
最近、といっても随分前にテレビで村上弘明さん@財前でも
やりましたね−。田宮二郎さんの方が、影が有って善いような。
猟銃というのがまた、ショックな要素でしたが。
Re: 田宮二郎さんと、言ったら・・ 投稿者:みぶ真也 - 2000/07/12(Wed) 18:49:18
「かげろうの死」では中平康さんの死が痛ましかったです。才能のある人だったのに、人間的に問題あり、だったんですね。

[56] さて「赤ひげ」は御存知だろうか。 投稿者:やまい 投稿日:2000/07/07(Fri) 13:47:05
三船、加山の黒澤@映画版ではなくて、テレビドラマ版。
小林桂樹とあおい輝彦だった様な。
これは原作が抜群ですから、結構なものに仕上がって、
芸術祭にもテレビドラマ部門で出たはず。
オ−プニングが、バックに滝平二郎さんの切り絵で、
これが秀逸でした。小石川養生所の物語。

(いつも古生代の記憶ですみませ〜ん(汗))

Re: さて「赤ひげ」は御存知だろうか。 投稿者:おかぴー - 2000/07/07(Fri) 21:27:27
ちゃーんと、見ましたわ・・・
あれは、もう少しで、藤岡弘さんが、あおい輝彦さんの
やった役をするところだったんですよね・・・
大谷直子さんが、狂女の役をやった話や・・・
たしか、仁科明子さんも、でてらしたような気がします。
仁科さんは、本当に、綺麗で、ドラマの、赤頭巾ちゃん気をつけての時もよかったしなあ・・・
本当に人気もので、ドラマにたくさんでていたのに・・
もちろん、恋をつらぬいて、そして、しあわせでいたらよかったけれど・・・でも、あの時、つらぬかなかったら、やっばり、後悔してらしたでしょうから・・・しょうがないですね。

[55] ふと浮かんだのですが。 投稿者:やまい 投稿日:2000/07/06(Thu) 18:00:06
「夢千代日記」はいかがでしょう。
ふふふふ。
(↑ホントにふと浮かんだだけらしいのだが)

Re: ふと浮かんだのですが。 投稿者:おかぴー - 2000/07/07(Fri) 12:03:15
さゆりさんですね・・見てはいなかったのですが・・・
結構、人気シリーズで、たしか、映画化もされていましたね・・
Re: ふと浮かんだのですが。 投稿者:やまい - 2000/07/07(Fri) 13:43:23
そうそう、さゆりさんです。石川…ではなくて、吉永さん。
芸者さんの役で、母親の胎内で被爆したとかの設定。
その辺が如何にも儚げで。
きりんさんもヅラ被って芸者さんでしたかね。
旅の絵描き役で石坂浩二さんも居た様な。
Re: ふと浮かんだのですが。 投稿者:大道寺零 - 2000/07/07(Fri) 19:33:15
 結構見てたんですけど、あんまり話は覚えてないですね〜。
 温泉芸者さんなんだけど、温泉の雰囲気も、お話の雰囲気もとにかく渋い・・・というよりは沈んだ感じですね。早坂暁らしいといえばらしい(なんでガキのくせに脚本家覚えてるかね〜。)。
 よく温泉につかってたけど、小百合さんはもっぱら肩口程度で、芸者仲間の誰だったかが、結構露出(おとなしいもんでしたが)担当でしたねえ。
Re: ふと浮かんだのですが。 投稿者:むちん - 2000/07/17(Mon) 22:02:13
ここへの最初の書き込みで一応あげておいたのですが、大大大好きです。特に松田優作とのシリーズ。
脇役もストリッパー役の緑魔子、彼女に照明をあてるあがた森魚をはじめ、芸者仲間の希木樹林、秋吉久美子、中村久美、刑事役?の中条静夫(だったかな?)等濃くて良かったです。
でも吉永小百合のはかなげな美しさが最高でしたね。
そして舞台設定から何から皆暗いのが、たまりませんでした(笑)。
♪何の〜因果で貝殻節なーろうた、かわいやのーお、かわいやのー
色は黒ぅなーる〜 身ーは細ーる …「貝殻節」とかいう唄も暗記していました(^^;

[54] ドラマ人間模様の事件知ってらっしやいますか? 投稿者:おかぴー 投稿日:2000/07/05(Wed) 14:00:58
若山富三郎さんが、弁護士の役をやられたこのドラマ・・
最初のお話は、映画化もされたものですが・・殺人をおかした青年・・その青年が、殺したのは、妊娠中の
自分の恋人のおねえさんだった・・
そんなお話だったと思います。恋人が、大竹しのぶで・・
青年は、丹波哲郎さんの、息子さんが、やっていました。
続編も、よくて、続編の犯人の主人公のお医者さんは、松田優作さんが、やっていて、それも、結局相手を、殺してはいなく、
事件は、解決しますが、松田さんの役のお医者さんの昔の悲しい過去が、でてきて、かつ、松田さんが、ガンのために、命が、もうすぐ、なくなると言う役でした。
その後、本当に、松田さんが、ガンでお亡くなりになり、あの時の役と、オーバーラップしたことを、おぼえています。

Re: ドラマ人間模様の事件知ってらっしやいますか? 投稿者:やまい - 2000/07/06(Thu) 07:57:38
うろおぼえですが(ほとんど勘違いかも(汗))。
最初のやつって、岸恵子さんが母親役で、浅茅陽子さんが
カウンセラ−か何か、で、背景に「お月さま」な話が
からんでなかったかしらん。

弁護士モノと云えば「帽子と向日葵」とかの題で、
伴純三郎さんも出てたのがあったような。
Re: ドラマ人間模様の事件知ってらっしやいますか? 投稿者:おかぴー - 2000/07/06(Thu) 17:50:35
えーと、その岸さんの話は、ちよっと違うようなでも、
よく、おぼえていないので、ごめんなさい。
それより、私は、興奮してしまいましたわ・・
帽子と、ひまわり、大好きでした。
林隆三さんと、高橋悦史さんが、弁護士さんで、
ひまわりさんの、バッチをしていて、伴さんが、いつも、帽子を
かぶっていたから・・
私は、あれで、林隆三さんの大ファンになり、でも、お話随分忘れてしまったのですが、緑魔子さんの、でた、お話だけは、大好きで、おぼえています。よかったなあ・・
やまいさん、思い出させてくださって、ありがとうございました。
Re: ドラマ人間模様の事件知ってらっしやいますか? 投稿者:やまい - 2000/07/07(Fri) 13:52:21
↑ちょっとサ−チしてみたら、やはり岸恵子@母親、佐藤浩一@息子の
ドラマが有った様ですが、確実ではありません(涙)。
林隆三さんは、私は「天下御免」で平賀源内@山口崇さんの
相棒、右京之介とかの浪人役で覚えました(笑)。
高橋悦史さんは、新書太閤記@民放の信長役かな。
(これの藤吉郎も山口崇氏。氏はクイズ「タイムショック」で
かなり好記録のチャンピオンだった気がするなあ。司会は
田宮二郎さんでしたね<クイズ)
Re: ドラマ人間模様の事件知ってらっしやいますか? 投稿者:大道寺零 - 2000/07/07(Fri) 19:35:31
 話は逸れますが、私は幼稚園児の時に田宮次郎の大ファンで(なんつー園児だ。)、タイムショックを欠かさず見ていたので、自殺なさったときはショックでした・・・しくしく。
 林隆三さんは、「必殺必中仕事屋稼業」の緒方拳とのコンビも良かったですねー。

[53] みんなで見ませう★ 投稿者:大道寺零 投稿日:2000/07/04(Tue) 22:19:20
 皆さん、火曜9時半からの「プロジェクトX」見てますか?
 ドキュメンタリーなのですが、事実がこんなにも・・・・って位に感動的なのです。
 今日のテーマは、「沖縄高校野球を支えた熱血教師」・首里高校・福原先生という若い教師のお話でした。
 福原先生は社会科の教師。特に野球が上手いわけではなかったけれど、終戦直後の元気のない生徒を力づけようと、へたくそなノックで練習を始めました。最初は覇気のなかった生徒達も、年を重ねて段々上手になっていきます。バットは4本しかなく、グラウンドも爆撃で穴だらけの状態のスタート。
 昭和33年に、甲子園大会は一県一代表の参加となり、福原先生率いる首里高校がパスポートを携えて出場。フェンスがなかったので、外野手は車中ずっとタライに球を当て、クッションボールの研究をしていたといいます。
 記念すべき一戦は、予想を裏切る善戦を見せましたが敗北。
 そして、持ち帰った甲子園の土も、検疫法のため、上陸前に海に捨てなければいけなかったというのです・・・
 数年後、「今年こそ一勝を狙えるチームだ!」と確信した矢先の4月、先生は那覇高校に転勤。予選で首里高校と戦いましたが首里高が勝利、そして首里高校が念願の一勝・・・
 福原先生は、それをラジオで聴き、喜びを噛みしめていたといいます・・・

 もう開始10分くらいで泣きそうでしたが、親の前でしたので我慢しました(笑)。
 次回は「YS11を作った男達」を前後編!チェックですぞ!

日本の翼。 投稿者:やまい - 2000/07/05(Wed) 13:13:00
をを、次はYS11ですかっ。
敗戦で航空機開発を止められた日本で、それまで戦闘機設計の
第一線にいた堀越@三菱@零戦、菊原@川西@紫電改、小山@中島@隼、土井@川崎@飛燕といった方々の
「復活、平和の翼よあの空へ翔べ」物語でしょうか。
(↑異様にテンションが高くはないか?)
故・木村秀政氏も御登場でしょうなあ。

すんません、ヒコ−キ好きなもので。わははは。
Re: みんなで見ませう★ 投稿者:おかぴー - 2000/07/05(Wed) 13:53:18
そうですか、そんなに、よい番組でしたか・・
その話は、聞いたことがありましたが、私の生まれた年のことだったのね。沖縄が、返還になったとき、また、小笠原諸島も、返還になったときのこと、うすら覚えています。
私も、生きてきて、ん十年というわけで、ふだんは、いろいろ忘れていましたが、いろんなことが、あったというわけですねえ・・
私は、ところで、高校野球は、やっぱり、現在住んでいるところの
代表校ではなくて、私が、18まで、暮らしていて、実家のある新潟を、応援しています。今までの最高は、ベスト8かな?
冬、グランドが、つかえないというハンディーとかありますが、
いつか、優勝して欲しいです。

[52] 義経くんは・・ 投稿者:おかぴー 投稿日:2000/07/03(Mon) 23:39:42
昔は、好きだった義経くん。しかし、今は、人間的に、かなりの問題ありということが、みえてきましたね。だって、政治的配慮と言うものが、全然ないし、たとえ、兄弟でも、おにいさんと、自分の立場上のものを、ふまえて、けじめをつけないといけないとか・・・
それでもって、いくさに関しては、天才的ひらめきを、持った人間だったから、危険といえば、危険な奴ですね。
あと、上杉謙信さんも、大好きだったけれど、あの人も、かなりの、変わり者さんだったし・・・
年を経ると、見えなかったものも、見えてくるのですねえ・・
いいんだか、悪いんだか、わからないけれど・・

好評不評。 投稿者:やまい - 2000/07/04(Tue) 11:38:33
いろんな人の評価がかわりますねえ、大河みてると。
株の上がった方々は、平将門、平清盛、足利尊氏、などなどでしょうか。
上杉では景勝&直江組のあたりが好きだったりします。
今の徳川ならぬ津川家康もワリと好き。
ただの狸親父ではなかろうと思ってたので、いまの人物像がかなり納得なのです。

[51] 平家つながり・・ 投稿者:おかぴー 投稿日:2000/07/01(Sat) 13:10:51
平氏が、中心になったドラマといったら、吉屋信子さん原作の女人平家のドラマも、好きでした。
これは、民放ですが・・私は、それまで、平氏の一族と言っても、男の子がぞろぞろいて、あと女の子は、徳子ちゃんだけだと思っていたのです。ところが、どっこい、清盛さんには、女の子も、たくさんいたことが、このドラマで判明しました。
その後、原作の本も買ってしまいましたが。
吉永小百合さんが、主人公の佑子姫の役でした。
田中絹代さんまで、その乳母の役ででちゃって・・
有馬稲子さんが、時子の役でしたね。
私は、そのころは、佑子姫と、悲恋の恋に泣く、大江広元の役の浜畑賢吉さんが、好きで、あのドラマを見たのですが・・
清盛さんの、息子殿や、そのまた息子たちは、源氏との戦いにやぶれとか、殺されたりとかして、次々死んでいきましたが・
清盛の娘さんたちは、みんな、貴族と結婚していったので、徳子さんだけが、かわいそうだったけれど、あとは、みんな、
子どもたちが、続いていったという・・
つまり、源氏は滅んでいったが、清盛さんの子孫を、抹殺することは、できなかったということですね。
ところで、そのときの、佑子姫の佑と言う字、私は、好きだったのですよ。天佑の、佑ですか・・
うちの下の息子には、この佑という字を使った名前にしました。

Re: 平家つながり・・ 投稿者:大道寺零 - 2000/07/03(Mon) 23:35:03
 概して、「平家」の女性キャラは面白みがない・・・と、国文学界でもよく言われるようです。
 武将との別れに泣くばかりだったり、妙に人間が出来ていてすぐに出家したりで、なかなか人間くささを感じさせないのですね。
 でも、逆にそこが、小説として肉付けする醍醐味も産むのでしょう。逆に、「源氏物語」で好き勝手やるのは難しいかも。紫の上とか、朧月夜のイメージなんて、そうそうリストラクションできませんよね。
 私の小説プロット(だから書けよ)でも、妓王・仏御前らの行動を、「実はこういう理由だったのではないか・・・」と好き勝手に肉付けしています。血沸き肉踊る瞬間ですね。
 とはいえ、まだまだ女性が家の従属物で、道具に過ぎなかった時代。結局犠牲になる女性が多いのは悲しいですね。

[50] ここ、最近の大河は見ていないけれど・・ 投稿者:おかぴー 投稿日:2000/07/01(Sat) 12:59:00
新平家物語は、ばっちりみました。たしか、清盛が、実は、白川法皇と、祇園女御の間の秘密の子だったという設定でした。
子どものころの清盛役の人は、私の好きな内田喜郎さんだったので、喜んでみたいのですが、仲代達矢さんは、ちょっちごめんなさいでしたね。あと、新珠三千代さんが、清盛のおかあさんで、
五十嵐淳子さんも、でてたし・・若尾文子さんが、常盤御前でした。源義朝は、木村功さんだったし・・・
田村正和さんが、崇徳上皇だったし・・
と、つぎから、つぎから、俳優さんたちが、頭に浮かぶので、恐ろしいです・・(^_^;)
ところで、実は、私は、大河ドラマの源義経を見たおかげで、大の源氏びいきだったのですが、このドラマで、
あら、平氏のほうがと、いうわけで、見解がかわったのでした。
平清盛は、いやな奴だと思っていたら、清盛の方が、人間的にずっと、暖かいものをたくさん持っていた人だということが、わかったからです。それに、源義経のころは、さすがに、小学校1、2年生だったので、勧善懲悪単純なことしか、理解できなかったけれど、新平家物語のころは、中学生になっていたので、人間って、そんなに、簡単にわりきれるものじゃあないとか、いいとか、悪いとか、いちがいに、言えないとか・
わかってきたので、余計、平氏の方に心ひかれるように、なりました。


Re: ここ、最近の大河は見ていないけれど・・ 投稿者:大道寺零 - 2000/07/03(Mon) 23:27:57
 私も、「新平家」のどこが好きかというと、それまで「悪役」としてしか語られなかった清盛の人間的奥行きなのですよね。
 実は私にも、温めている源平期の小説のプロットがあるのですが、作り込んで行くうちに、清盛が段々と深い人間になってゆくのです。
 それまでの貴族社会から武士の社会へ、力尽くで動かしたのは清盛。きっと自分で得たものよりも、失ったもの、犠牲にせざるを得なかったもの、抑えざるを得なかったものの方が遙かに多かったのではないか・・・そう思えてきたからです。
 これまでのイメージを思いっきり覆すストーリーというものは、嬉しくスキを突かれる瞬間ですね。
 そう考えると、手塚御大の「火の鳥・乱世編」の「血に飢えた義経」「生命の有限に怯える清盛」「小心者の弁慶」なんてのは、実に気持ちのいい裏切りでした。